妻が座っていた~浮気?とバレた僕と彼女の奇妙な18週間

サイケ ミカ

文字の大きさ
37 / 55
34week

カ、ガ、リ、ちゃん?

しおりを挟む
 ベッドに横たわる妻カレンと、横に佇む後ろ姿のカレンを見てからに。

「ちこっと行ってくっからっ。」

 と、カレンからの返事ば期待せん言葉をかけて僕んは、車んキーがジャケットにあるのを確認すっと、V.I.P.ルームを出て、車をマンションに走らせたわけな。

 でもって着いた、自分達のマンションの無駄にゴージャスなエントランス。

 見れば、電話をくれたワンコ可愛いイケメンのコンシェルジュ君が、僕んがお願いしたとーりーに、白っぽいワンピースん女を相手していた。

 エントランス飾る花に隠れてまだ、僕んに気が付かない女。

 すーーーーっと胸に息吸って、、この名前ば、

 あ、え、て、呼ぶ。

 かつて、

 夜ん街の、あのビルん箱で呼んだみたくな。

「カガリちゃん、、↗️。」


 僕ん言葉に、


 肩ば驚かせた彼女は、エントランスのクリスタル照明の下、ゆっくりと振りかえるんよ。

 したら、人ってこんな目ぇ見開けるんか、、て、顔を向けられてた。

 そんで、

「、              」

 何か彼女は、言うた気はする。


 今日昼間。

 営業1課の会長婿の僕んに、オフィスランチで纏わり付くいていた、企業腰掛け受付嬢な彼女。

 それが間違いなく、

 エントランスのモダンなソファーから立ち上がって
目の前で固まってん女、ヤシロ・スズネ女史だ。

 なんを、今、僕んは、

『カガリちゃん↗️』て、昔みたく呼んだ。

 そう、ホストん時と、おんなし塩梅に。

 しっかし、こうやって目ん前で見ても ローテーブルんガラスに映る目元も口元も全然違う形になってるんに、

 あの時みたく呼ぶと、、

 金無い、、田舎出えの ただんヘルプんホストと、
 
 タモツ担当の短大『姫』ん空気に変わるから奇妙やよな。カガリちゃん?

「                」


 そんな、僕ん顔を真正面にして、彼女は驚愕の表情をだんだん眉ひそめらしていくんよな。

「カガリちゃん↗️、どしたん↗️。モエシャン煽りすぎたんかい。」

 苦しいそうにする眉と、かつてホクロがあった口元を歪めるヤシロ女史。

 それでも気にせず話かけるん。

 こーしてっと、ヤシロ女史の表面の下、自然とカガリちゃん頃ん顔が皮の奥にあるみたいに、僕には感じる。

 もちっとちゃんと見れば、もっと早く気が付いたか?すまんな。

「カガリちゃんは↗️、タモツん姫やっから、僕んとこくっとシバかれるんよな↗️。」

 いや、無理やったな。僕ん担姫なら別やけど。

「それにさ、掲示板に上げるみたいな写真とか、撮るんは、カガリちゃん↗️さすがにアウト~。」
 
 毎日何人もの姫んヘルプに入って、担当ん代わりに酒を煽るんが、あの頃ん僕やん?
  
  「 そない僕んカレンさんの事、嫌いなんなあ。参ったなあ。」

 タモツや内勤さえするキヨと違ごって、掃除やらんなならん程度ん奴がって?

 毎日飯無し、ぶっ飛ぶぐれー酔って、ヤッテんよ?
気力と体力勝負でリアルにハイ状態よ?

「もう1度タモツに会いたいとかゆーんならナシつけっよ↗️?」

 ホストになりゃあ、稼げるって世の中思うけど、ほんまは、稼げんホストが大半でさ。

「違、う。」

「なら、やっぱしカレンさんに。」

 しかも何度目かの荒波ってやつ?

 放射能とかで世界一の夜街からホストが、客なる風俗お嬢が、地方に流れて消えた時やった。

「あ、アマネ、く、ん。」

「何↗️カガリちゃん?」

 島から出たんに、戻れんし。

 保障日給と寮あってもね、、、今更、西に下る金も無しの僕ん。そん時もう、無理かーってなった。

「は、 枕、してたよ、ね。」

 そのタイミングで昼職ん声をかけられたんけど、

 何?僕ん枕?

「え?僕んー、まあ。」

「初じめて、は、、」

 何故かにヤシロ女史は青ざめたまんま、真剣な顔で聞くんよ。

「19でかな?」

 ????????は?

「相手は、、」

「僕んの?まあ、50前の人やけど、え、なんで?タモツとかも確かに、おんなじ感じやけど。」

 これも、ホストあるあるよ?

「それ、カツコ、、」

「へ?かっこわりい?って?」

「カレンの母親なの?アマネくんと、したの。違う?だから、」

 げっ?!マジ?!それ勘弁して!シャレならんや?母娘で竿〇〇ならん!!って、ヤシロ女史?妄想が、、

「水揚げさせたのじゃないの?!キヨくんと一緒に!!信じられない!その上、娘と結婚式させるって、そんなの反則よ。カレンにだって、そんな棚ぼたでアマネくんを手に入れられるなんて絶対、」

 が?!さっきまで固まってたんが嘘みたく、ここ勢い切り込んで攻め攻めくる?!

「あたしの方が先にアマネくんを見つけたの!!アマネくんのリアタイホスト知ってるのよ?」

 確かに、はい。ダメヘルプでしたが?なにか?!

 ヤバい!!よー分からんがヤンどる!!しかもタモツやなくて、、

「えっと、それは、」

「あたしでしょ?!」

 今でしょ?か?って、ヤシロ女史が僕ん手を掴んで顔寄きた?!まっ! これ<<<

「’ー?!’」

「はい、ストップですよ。身体接触はセキュリティによるガード対象とみなします。今すぐ!はい離れてー!!」

 突然!ワンコ可愛いコンシェルジェが、僕と彼女ん間に割って入る。助かった。

「な‼貴方何様よ!さっきから! 主に会わせるってカレンじゃなくて、アマネくんに会わせてくれるなら、言いなさいよ!   ちゃんと会たかったのに!」

 今度はワンコ可愛いイケメンの胸倉を掴んで、ヤシロ女史が訳ハテナなセリフを吐いてるから、もう1度前に出て僕んは彼女に詰める。

「いや、そもそも、会社でヤシロ女史として会いに来とるよねぇ?そっれにさあ、ちゃんとも何も、カガリちゃん。君のお母さん、    リンコも僕とヤル気でしょ?それこそ、母娘で同担竿とかあり得ナイっしょ?」

 そう、きっとリンコとタッグで、代理復讐をしてきてる。
 僕んには細かいのは分からんけど。って、思ったけど、、

「母が、アマネくんと?ーーーーー」

 意外にヤシロ女史は、この言葉に狼狽えてた?

「やから、ホテル前で写真撮らせたんよね?あの日、ガチムチマッチョマン2人に羽交い絞めされて下手したら5Pでさ?」

 もう体裁いうてられん!!下手したら5P写真撮られて、リンコと彼女が、カツコさんとカレンを脅したかもしれん!!

「アマネ様?何の話ですか?それって、もはや強姦罪でしょう?どうして届ないのですか!せめて会長に相談だけでもしてください!」

 あ、忘れてた。

 背中に押し除けたワンココンシェルジェが、慌てた顔しとん。

「出来るわきゃないっしょ!!僕んにも、なけなしプライドってありまっす?!」

 って、ワンコに言い訳するんがっつ!!  
  
『ガッアッシャアアアアーン”””』

 !!!!

 もっ凄いガラス破壊音が足元んして、ソファー前んガラスローテーブルんが、エントランス飾る壺ぶっ込こまれ大破しとる?!!ですけど??!!

「なによ!怒”””” 誰もかれも!”どうしてっ皆んなアマネくんと   ヤッるのよ?!あたしは、ずっと、もうずーーーーと前からアマネくんを知ってるの!それがなんで、担当じゃないのよ?!あたしの方が先にアマネくんの売れないとことか、酔って吐いてるのとか、お金借りてるのとか、吊り目フェチなのとか、全部、ぜえーーんぶ知ってて好きなのに!!やめろってのよ!!あん婆アも!竿に群がるウジが調子のんじゃないわ!!””””」 

 しかも、も1個ん壺を掴んで、そいつも床んに叩き割って喚くヤシロ女史。

 隠れていたセキュリティが飛び出すっての!!

「ヤッたんですか?」

 ワンコ?!そこ?!みんないるよ?

「してない!未遂!」

 でも即答!

「婆あーーーーーーーー”””””””””」

 僕んがワンコ可愛いと遣り取りしてる間んに、セキュリティを振り切ってエントランス装飾を破壊した彼女は、

「ころしてやる________…

 闇夜に消えてった。



  
   
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる

まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」 父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。 清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。 なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。 学校では誰もが憧れる高嶺の花。 家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。 しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。 「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」 秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。 彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。 「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」 これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。 完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。 『著者より』 もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。 https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858

処理中です...