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第六部 異世界建築士とよろこびのうた
第687話:山道を往く
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俺が流されてきたという谷川に沿って、俺たちは「水竜平」と呼ばれる、山と山の間に挟まれたところにある池に向かう。
「そこは不思議なほど丸い形をした池でさ。昔々、水竜がそこに住んでいたという伝説があるそうだ」
「水竜?」
「ああ。バカでかいヘビみたいな、長い体をしたドラゴンだったそうだぞ」
人間の何倍も大きい「魔狼」なんて生き物が実在するんだから、ドラゴンもいるのかもしれない。思わず身がすくむ。
だがあくまでも昔話であり、少なくとも現在はただの池なのだそうだ。バーシット山を越えて向こう側に至るための数少ない道の一つだが、もう少し起伏の少ないルートが開拓され整備された今となっては、この道を使う人もいないらしい。
「実はな、オレたちの家は、古い方の街道沿いにあったんだ。随分変なところにあると思ってただろう? オレたちがガキの頃は、まだ多少は通行人もいたんだよ」
「お父さまに鎌や鍬を頼むために、この道を通ってこられるかたもいらっしゃいましたね」
先頭を歩くリトリィが、山刀で道を切り払いながら、懐かしそうに言った。
「え? こっちの道を使ってくる人がいたってことか?」
道と言っても、今リトリィが山刀で、蔓草を切り払いながら歩いているここが、現役の道だとは到底思えない。
「このさきに、ちいさな集落があるんです。ただ、道が険しいものですから、みなさん、あたらしい道をお使いになるようになったみたいで……」
こんな山奥のさらに奥に、人が住んでいるなんて!
驚くより他にない。
「人間、どんなところだって住もうと思えば住めるんだよ。オレたちだって、あの家に住んでるんだからな」
「……メイレンさんから聞いたぞ? フラフィーがメイレンさんを連れて行くまで、およそ人間らしい飯を食ってなかったってな」
畑仕事から家事の一切を担っていたリトリィが、俺の妻となるために山を出てからのこと。山の野郎たちは手軽に食べられる保存食をあっという間に食い尽くしたのだという。
「……どうやって暮らしていた、というか、生きていたんだ?」
「畑があるじゃねえか。適当にその辺の芋だか蕪だかを引っこ抜いてかじってりゃ、問題なんかねえよ」
「原始人かよ!」
平然と答えたアイネに、即座にツッコミを入れざるを得なかった。
メイレンさんがフラフィーの妻として山の館に来なかったら、きっと大変なことになっていただろう、というのがリトリィの見立てだが、今の話を鑑みれば、ものすごく想像がつく。
なにせ親方もフラフィーもアイネも、話を聞く限り、料理以前に全く家事ができないのだ。俺ですら、簡単な料理を含め、とりあえずひとり暮らしができる程度の家事ができるというのにだ。
アイネはリトリィのことを「天使だ」というが、鉄を打つこと以外には、畑に種を蒔くことと水をやることしか知らない連中にしてみたら、確かに天使以外の何者でもなかっただろう。
いや、俺にとってもリトリィは天使、いや女神以外の何者でもないです。
「見えますか? 山の斜面に沿って、道の跡がありますよね?」
「……ああ、全然分からない」
鬱蒼と茂る木々の向こうに道が続いているらしいが、本当に、全く、全然わからない。
あと何年もすれば崩壊して自然に還ってゆくのだろうと思わせる、朽ちた丸木橋が、そこに道があるのだとかすかに主張するようにたたずんでいる。
「ここを登ってからしばらくゆるゆると下り坂を降りていくと、小さな集落があります。さっきおはなししていたところです」
リトリィが、山刀で指し示す先には、かろうじてなんとか、筋のような跡が見える。橋もそうだが、道はもう、すっかり自然に飲み込まれているようだ。
「近ごろは、若い連中の多くが山からおりて、ふもとの開拓村で暮らしてるみたいだぜ」
フラフィーの言葉に、アイネが続ける。
「今となっちゃあよ、爺さん婆さんのほうが多くなってきてるって話だぜ。元々旅人も少なけりゃ便利でもねえ場所、ただどうしても通る場所だから成り立っていただけの集落だ。それが、新しく別の道ができて、そっちの方が通りやすいとなりゃあ、旅人もそっちを通るようになっちまう。しょうがねえよ」
「……ん? その通りやすい道ってのは、その集落に通ってないのか?」
「その新しい街道に向けて、集落の連中、なんとか道を伸ばしたんだけどな。どうしてもその集落を通らなきゃならねえわけじゃねえ。道も、細い獣道みたいなモンだ。だったら通らねえ。それだけのことだ」
確かに、言われても道とは思えない道の先にある集落だ。いわゆる限界集落というやつなんだろう。若者が便利な暮らしを夢見て外に出て行ってしまうのも仕方がない。
「じゃあ、今はもう使われていない道ってことだし、俺たちは川沿いにまっすぐ行くのか?」
「いえ、この橋を渡って、集落の方に向かいます。そちらで一泊して、そこから水竜《すいりゅう》平に向かいます。水竜《すいりゅう》平が、タキイさんが以前、暮らしていた場所だそうですから」
「え……。渡るのか? この橋を? この崩れそうな、腐った丸木橋を?」
「はい」
リトリィが、何故か妙にうれしそうだった。
丸木橋から数メートル下の川を見下ろす。
恐ろしく透明度の高い川だ。さらさらと流れる水面が、傾いてきた太陽の光を受けて、キラキラと輝いている。
──落ちたら、ものすごく、嫌な事になりそうな、腐った丸木橋。
リトリィのふかふかのしっぽが、ぱたぱたと揺れる。
俺の左腕を抱きしめるように、彼女は微笑んだ。
「さあ、だんなさま。まいりましょう。わたしのしっぽをつかんで、わたしの歩いた通りに歩いてくださいね」
日が沈む頃、かろうじて俺たちは、その集落にたどり着いた。
「宿なんて、しばらくやっていなかったからねえ」
「まあ、自分の家だと思って、ゆっくりしていきな」
老夫婦が経営する──というか、していた宿に、俺たちは世話になる事になった。他にも宿はあったらしいが、人が通らなくなってから、辞めてしまったそうだ。この家も本当は宿をやめて久しかったらしいのだが、看板だけは、当時の思い出にとぶら下げたままだったという。
で、俺たちは宿だと勘違いして宿泊を頼もうとしたら「何年も前に辞めていた」と聞かされ、仕方なく別の宿を、と思ったら、引き留められたというわけだ。
新街道側の方になら、まだ宿はいくつかあるのだという。だが、俺たちがやってきたのは旧街道側。すでに廃業した宿ばかりだという。まあ、少ない客を取り合うとするなら、新街道に近い方の宿が、客を総取りしちゃうよな。
「なんと、水竜《すいりゅう》平に行きなさるのか」
俺たちの目的地を聞いて、老夫婦は驚いた。
確かに、普通は山を越えたその先が目的地になるだろう。山の中の池が目的地なんて、何かの信仰によるものか観光登山でもない限り、ありえないはずだ。そして、そんな観光登山ができるほど、この世界の人々の暮らしは豊かではないはずだ。
だから、当然のように聞かれた。
「水竜さまをお祀りにいくのかね?」
「水竜さまを、お祀りにいく……ですか?」
「違うのですか? わざわざ水竜平に行くのだから、あたしはてっきりそうなのかと思ってしまいましたよ」
老婆が、夕食のスープを並べながら微笑んだ。
「あそこは最近、物騒になってきましたからねえ。水竜さまをもう一度お祀りして、水竜さまのご加護をいただいて──というお話が、何年か前から出ていたんですよ」
「神ではないのですか?」
この世界の住人は、色々な神を、自身が欲する加護に応じて選び、その教えを守って生きようとしている。だから、てっきり神頼みをするのだと思ったのだが。
「神さまは人の世を守ってくださいます。ですがあの地は、『古きもの』の棲まう地ですから」
リトリィたちは神妙な顔をして頷いている。なるほど、分からん。
それでも、神とはまた別の摂理にすがりたい、ということだけは分かる。
魔狼だって、ただの大型のケモノ扱いではなく、神秘性ある存在として一目置かれているのだ。今はいなくなったそうだが、巨大な蛇のような水竜、となれば、色々と崇めたくなるものなのかもしれない。
それにしても、物騒ってなんだ?
「色々と噂はありますが……時々、水竜《すいりゅう》平付近で、足取りの絶えた人がいる、という話ですよ」
……また、奴隷商人か何かが暗躍しているのだろうか。
俺は思わず、壁に立てかけた銃に目をやった。
できれば、こんなもの、使いたくない。
だが、俺は、俺ひとりではなく、俺を信じて一緒についてきてくれた、愛する女性がいるのだ。
瀧井さんに指導され、最後に数発だけ撃たせてもらった、九九式小銃。あの肩を襲う衝撃の先で、命中すれば人が死ぬ。俺が殺す事になるかもしれないのだ。
だが、それでも、守る必要があるなら、俺はためらっちゃならないのだ。
守るために戦う──それは実に耳あたりのいい言葉だが、その言葉はその裏で、人殺しになる覚悟を強いている。
今も、俺の隣で、俺のために、木の実の殻を割ってくれているリトリィ。
彼女を守るために、俺は、引き金を引くことができるのだろうか。
──いや、引かねばならないのだ。その時が来たならば。
「そこは不思議なほど丸い形をした池でさ。昔々、水竜がそこに住んでいたという伝説があるそうだ」
「水竜?」
「ああ。バカでかいヘビみたいな、長い体をしたドラゴンだったそうだぞ」
人間の何倍も大きい「魔狼」なんて生き物が実在するんだから、ドラゴンもいるのかもしれない。思わず身がすくむ。
だがあくまでも昔話であり、少なくとも現在はただの池なのだそうだ。バーシット山を越えて向こう側に至るための数少ない道の一つだが、もう少し起伏の少ないルートが開拓され整備された今となっては、この道を使う人もいないらしい。
「実はな、オレたちの家は、古い方の街道沿いにあったんだ。随分変なところにあると思ってただろう? オレたちがガキの頃は、まだ多少は通行人もいたんだよ」
「お父さまに鎌や鍬を頼むために、この道を通ってこられるかたもいらっしゃいましたね」
先頭を歩くリトリィが、山刀で道を切り払いながら、懐かしそうに言った。
「え? こっちの道を使ってくる人がいたってことか?」
道と言っても、今リトリィが山刀で、蔓草を切り払いながら歩いているここが、現役の道だとは到底思えない。
「このさきに、ちいさな集落があるんです。ただ、道が険しいものですから、みなさん、あたらしい道をお使いになるようになったみたいで……」
こんな山奥のさらに奥に、人が住んでいるなんて!
驚くより他にない。
「人間、どんなところだって住もうと思えば住めるんだよ。オレたちだって、あの家に住んでるんだからな」
「……メイレンさんから聞いたぞ? フラフィーがメイレンさんを連れて行くまで、およそ人間らしい飯を食ってなかったってな」
畑仕事から家事の一切を担っていたリトリィが、俺の妻となるために山を出てからのこと。山の野郎たちは手軽に食べられる保存食をあっという間に食い尽くしたのだという。
「……どうやって暮らしていた、というか、生きていたんだ?」
「畑があるじゃねえか。適当にその辺の芋だか蕪だかを引っこ抜いてかじってりゃ、問題なんかねえよ」
「原始人かよ!」
平然と答えたアイネに、即座にツッコミを入れざるを得なかった。
メイレンさんがフラフィーの妻として山の館に来なかったら、きっと大変なことになっていただろう、というのがリトリィの見立てだが、今の話を鑑みれば、ものすごく想像がつく。
なにせ親方もフラフィーもアイネも、話を聞く限り、料理以前に全く家事ができないのだ。俺ですら、簡単な料理を含め、とりあえずひとり暮らしができる程度の家事ができるというのにだ。
アイネはリトリィのことを「天使だ」というが、鉄を打つこと以外には、畑に種を蒔くことと水をやることしか知らない連中にしてみたら、確かに天使以外の何者でもなかっただろう。
いや、俺にとってもリトリィは天使、いや女神以外の何者でもないです。
「見えますか? 山の斜面に沿って、道の跡がありますよね?」
「……ああ、全然分からない」
鬱蒼と茂る木々の向こうに道が続いているらしいが、本当に、全く、全然わからない。
あと何年もすれば崩壊して自然に還ってゆくのだろうと思わせる、朽ちた丸木橋が、そこに道があるのだとかすかに主張するようにたたずんでいる。
「ここを登ってからしばらくゆるゆると下り坂を降りていくと、小さな集落があります。さっきおはなししていたところです」
リトリィが、山刀で指し示す先には、かろうじてなんとか、筋のような跡が見える。橋もそうだが、道はもう、すっかり自然に飲み込まれているようだ。
「近ごろは、若い連中の多くが山からおりて、ふもとの開拓村で暮らしてるみたいだぜ」
フラフィーの言葉に、アイネが続ける。
「今となっちゃあよ、爺さん婆さんのほうが多くなってきてるって話だぜ。元々旅人も少なけりゃ便利でもねえ場所、ただどうしても通る場所だから成り立っていただけの集落だ。それが、新しく別の道ができて、そっちの方が通りやすいとなりゃあ、旅人もそっちを通るようになっちまう。しょうがねえよ」
「……ん? その通りやすい道ってのは、その集落に通ってないのか?」
「その新しい街道に向けて、集落の連中、なんとか道を伸ばしたんだけどな。どうしてもその集落を通らなきゃならねえわけじゃねえ。道も、細い獣道みたいなモンだ。だったら通らねえ。それだけのことだ」
確かに、言われても道とは思えない道の先にある集落だ。いわゆる限界集落というやつなんだろう。若者が便利な暮らしを夢見て外に出て行ってしまうのも仕方がない。
「じゃあ、今はもう使われていない道ってことだし、俺たちは川沿いにまっすぐ行くのか?」
「いえ、この橋を渡って、集落の方に向かいます。そちらで一泊して、そこから水竜《すいりゅう》平に向かいます。水竜《すいりゅう》平が、タキイさんが以前、暮らしていた場所だそうですから」
「え……。渡るのか? この橋を? この崩れそうな、腐った丸木橋を?」
「はい」
リトリィが、何故か妙にうれしそうだった。
丸木橋から数メートル下の川を見下ろす。
恐ろしく透明度の高い川だ。さらさらと流れる水面が、傾いてきた太陽の光を受けて、キラキラと輝いている。
──落ちたら、ものすごく、嫌な事になりそうな、腐った丸木橋。
リトリィのふかふかのしっぽが、ぱたぱたと揺れる。
俺の左腕を抱きしめるように、彼女は微笑んだ。
「さあ、だんなさま。まいりましょう。わたしのしっぽをつかんで、わたしの歩いた通りに歩いてくださいね」
日が沈む頃、かろうじて俺たちは、その集落にたどり着いた。
「宿なんて、しばらくやっていなかったからねえ」
「まあ、自分の家だと思って、ゆっくりしていきな」
老夫婦が経営する──というか、していた宿に、俺たちは世話になる事になった。他にも宿はあったらしいが、人が通らなくなってから、辞めてしまったそうだ。この家も本当は宿をやめて久しかったらしいのだが、看板だけは、当時の思い出にとぶら下げたままだったという。
で、俺たちは宿だと勘違いして宿泊を頼もうとしたら「何年も前に辞めていた」と聞かされ、仕方なく別の宿を、と思ったら、引き留められたというわけだ。
新街道側の方になら、まだ宿はいくつかあるのだという。だが、俺たちがやってきたのは旧街道側。すでに廃業した宿ばかりだという。まあ、少ない客を取り合うとするなら、新街道に近い方の宿が、客を総取りしちゃうよな。
「なんと、水竜《すいりゅう》平に行きなさるのか」
俺たちの目的地を聞いて、老夫婦は驚いた。
確かに、普通は山を越えたその先が目的地になるだろう。山の中の池が目的地なんて、何かの信仰によるものか観光登山でもない限り、ありえないはずだ。そして、そんな観光登山ができるほど、この世界の人々の暮らしは豊かではないはずだ。
だから、当然のように聞かれた。
「水竜さまをお祀りにいくのかね?」
「水竜さまを、お祀りにいく……ですか?」
「違うのですか? わざわざ水竜平に行くのだから、あたしはてっきりそうなのかと思ってしまいましたよ」
老婆が、夕食のスープを並べながら微笑んだ。
「あそこは最近、物騒になってきましたからねえ。水竜さまをもう一度お祀りして、水竜さまのご加護をいただいて──というお話が、何年か前から出ていたんですよ」
「神ではないのですか?」
この世界の住人は、色々な神を、自身が欲する加護に応じて選び、その教えを守って生きようとしている。だから、てっきり神頼みをするのだと思ったのだが。
「神さまは人の世を守ってくださいます。ですがあの地は、『古きもの』の棲まう地ですから」
リトリィたちは神妙な顔をして頷いている。なるほど、分からん。
それでも、神とはまた別の摂理にすがりたい、ということだけは分かる。
魔狼だって、ただの大型のケモノ扱いではなく、神秘性ある存在として一目置かれているのだ。今はいなくなったそうだが、巨大な蛇のような水竜、となれば、色々と崇めたくなるものなのかもしれない。
それにしても、物騒ってなんだ?
「色々と噂はありますが……時々、水竜《すいりゅう》平付近で、足取りの絶えた人がいる、という話ですよ」
……また、奴隷商人か何かが暗躍しているのだろうか。
俺は思わず、壁に立てかけた銃に目をやった。
できれば、こんなもの、使いたくない。
だが、俺は、俺ひとりではなく、俺を信じて一緒についてきてくれた、愛する女性がいるのだ。
瀧井さんに指導され、最後に数発だけ撃たせてもらった、九九式小銃。あの肩を襲う衝撃の先で、命中すれば人が死ぬ。俺が殺す事になるかもしれないのだ。
だが、それでも、守る必要があるなら、俺はためらっちゃならないのだ。
守るために戦う──それは実に耳あたりのいい言葉だが、その言葉はその裏で、人殺しになる覚悟を強いている。
今も、俺の隣で、俺のために、木の実の殻を割ってくれているリトリィ。
彼女を守るために、俺は、引き金を引くことができるのだろうか。
──いや、引かねばならないのだ。その時が来たならば。
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