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第二部 異世界建築士と大工の娘
第115話:子犬のような
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「ムラタさん、ほんとにその、……すごいって、思ってくれるんですか?」
……さっきのような、真剣な目だ。
なにか、俺、気に障るようなことを言ったのだろうか?
「もちろんだよ。あれだけ街の歴史や建築について知識を持っていて、ちゃんと自分の考えをもっている。すごいじゃないか」
「……女の子が、大工さんのような話をしているのに?」
マイセルは、上目遣いのまま、不思議なことを聞く。
まるで、女性が建築の話をするのはおかしいのではないか、と問うように。
「それがどうしたんだ? 女の子だって職人になりたければなるだろうし、好きなものは好きだと言えばいいだろう?」
なにせ、リトリィが鍛冶師――職人なのだ。大工の娘が大工を志す、そこには何も問題などないだろうに。
俺が首をかしげると、マイセルはすこしうつむいて、そして、やや駆け足にこちらにやってくると、また隣に並んだ。
「……ムラタさんって、変わっていますね?」
「……自覚は無いけど、マイセルから見ると、変わってるのか?」
少し傷ついた俺の言葉に、マイセルは、はにかみながら、しかし少し、嬉しそうな声で答えた。
「はい。――とっても」
なんだかすこし、嬉しそうな声で俺の言葉を肯定してみせたマイセル。……人を変人扱いしてくれるなよ。
俺の周りをちょこちょこと小さく飛び跳ねるように歩く。何かの小動物がじゃれるように。
……正直、歩きづらい。
こうしてぴょこぴょこと元気な様子を見せる彼女は、一見、ただの可愛らしい女の子に見える。
だが、兄貴の方はなんだか妙に突っかかるやつだったし、マイセルも、おとなしく見えるだけで、本当は結構、大人を挑発するタイプだったりするのだろうか。
「どうだい、キレイなもんだろ」
案内してくれた少年は、切りそろえられた材木を前に胸を張る。
話によると、この材木、少年も一部製材に関わっているらしい。実に誇らしげだ。
「家のどこに使うのか知らないけど、注文通り、ちゃんと厚み一寸幅三寸のものと、厚み一寸幅五寸のもの、そろえといたぜ!」
何に使うか――それぞれ壁の柱と床を支える材なんだが、ただ、ここに来るまでに見た木骨造建築の家に使うような太さではないから、柱という発想は浮かばないのかもしれない。ただ、実は今困っているのが、壁材なのだ。
「ところで聞きたいんだが、合板、とか、集成材、とかいうのは、この製材屋では作れるのか?」
「合板? もちろん作ってるぜ?」
…………!?
こともなげに言い放つ少年に、驚きのあまり息が詰まる。
「ええと、……見せてもらえるか?」
「いいぜ、こっちに来なよ」
おもわず隣のマイセルの手を取り、「これで心配がなくなった!」と小躍りしてしまい、顔を真っ赤にしたマイセルに「い、いたいです」と言われて慌てて手を離す。
しかし、合板の技術がちゃんと存在していたとは!
――小屋の心配がなくなった、そう小躍りした自分を殴り倒してやりたい。
そりゃそうだ、合板の技術だけなら、元の世界にだってずいぶん昔からあったんだ。なにせ古代エジプト人だって合板を作ってたんだから。
「これが、ウチが誇る合板さ。家具でも楽器でも、どっちでも使える。こいつは、家具の表面に張り付ける突板だ。どう、この薄さ! ウチだからできるんだぜ!」
実に得意げに、合板の山を見せる。
「……ええと、水濡れに関しては――」
「なに言ってんだおっさん! 家具も楽器も、濡らすなんてとんでもないに決まってんだろ! 台無しになっちまうじゃないか」
――だよなあ。
案内され、見せられた合板は、にかわで薄い板を貼り合わせたものだった。
機械の方も、水車の回転力を活かした、大規模な木のかつらむき機があるのかと思ってワクワクしていたら、それはそれは小さなもので、幅二尺――およそ六十センチメートルほどのものだった。
……うん、まあ、たしかに家具や楽器を作るなら、この程度でいいのかもしれない。
「ムラタさん、ムラタさん! ほら見てください、すごいです! まるで大根をめくるみたいにくるくるって! 木がこんな風にめくれるなんて!!」
ロータリーレースで木をかつらむきにする実演を見せられて、マイセルがぴょんこぴょんこ跳ねながら、すごい勢いではしゃいでいる。ああ、服の裾に木の削りカスが……。家に帰ったら叱られるぞ。さすが大工の娘、喜ぶポイントが普通の女の子とちょっと違う気がする。
だが俺は、我ながらひきつりそうになる笑顔で、加工の過程を見せてくれた礼を言うしかなかった。
「あの……大丈夫ですか? なんだかとても、残念そうなお顔に見えます」
製材屋から出てきたあと、マイセルが俺の顔を覗き込むようにしてきた。
不意打ちだったからおもわず変な声が出てしまったが、そんなに顔に出ていたのだろうか。
「い、いや。思っていたものと違うものだったから……」
「思っていたもの、ですか?」
思っていたもの――そう、合板だ。
合板は、かつらむきにした薄い板に接着剤を塗り、木目が直角に交わるように貼り合わせ、それをプレス機で圧着させて作る。こうすることで丈夫で割れにくく、しかも大きな板を、狂いなく作れるのだ。
「――だから、家具なんかを作るには最適なんだ」
それから、木をかつらむきにするこの製法は、突板――いわゆる「ベニヤ」と呼ばれる利用の仕方もある。
世の中には、希少ゆえに価値の高い木、というのがある。有名どころは、ウォールナット、チーク、マホガニーだろうか。黒檀なども高級木材として有名だが、これらの木は貴重だ。では、どうすればたくさんの人に売ることができるのか。
「……ええと、がんばって……木を育てるとか?」
「はは、それじゃあ欲しい家具が手に入るまでに何十年とかかってしまうよ」
「でも、珍しい材料ですから、簡単には買えないんでしょう?」
「そこで、突板の出番だ」
合板にもう一枚、高級木材を無駄なくかつらむきにした突板を貼りつけることで、見た目を高級木材風にすることができ、しかも製品を量産できるのだ。
この、装飾のために張り付ける薄い板のことを、突板と呼ぶ。だから装飾目的で突板を張り付けた板――特に合板――のことを、俗に「ベニヤ板」と呼ぶ。
もっとも、最近の日本は、プリント合板と言って、紙やプラスチックに印刷した木目を貼り付けることがほとんどだが。
「え? 家にも黒檀の食器棚がありますけど、そうやってできてるんですか?」
「分からない。無垢――つまり、黒檀そのものの板を使っているのなら、かなりの高級品だろうね。黒檀の突板仕上げなら、それほどでもないかもしれない」
マイセルの目が、ちょっと険しくなる。
「……もし、うちの食器棚が突板仕上げだったとしたら、私たち、だまされてるってことですか?」
「おいおい、大工の娘がそんなこと言っちゃいけないよ? これは、合理的な『技術』なんだ」
実際のところ、「無垢材」の家具と「合板+突板」の家具のどちらがいいかと問われたら、そりゃあ無垢材の方がいいに決まっている。長持ちするのも無垢材だし、選べるなら無垢材を選びたい。
だが、希少な木材をより多くの人が利用できるようにする「突板」という方法は、優れた「技術」なのだ。
「うー……なんだか、納得がいきません。だって、その木の皮の下は、別の木なんでしょう?」
「女の子も、化粧くらいはするだろう? それと同じだと思えばいい。それに、手に入りにくい木材を、みんなで分け合える素晴らしい技術だ。よりたくさんの人にとって、役に立つんだぞ」
俺の言葉に、マイセルは目を丸くした。
「それじゃ、まるで女の子がお化粧で人をだますみたいに聞こえます!」
口をとがらせる様子が可愛らしい。ますます記憶にある姪っ子そっくりだ。
「そうか? 化粧前と後じゃ、びっくりするほど別人になるっていうのを、俺はよく見たことがあるんだけど」
「わ、私、そこまでお化粧、上手じゃないですから!」
背伸びをするように顔を突き出してくる。
いや、化粧の技術が低いことをそんなアピールされても。そういう一つ一つの仕草から、どこか小動物っぽさが感じられる。例えるなら、そう……子犬のような印象だ、落ち着いたリトリィとは違って。
俺は苦笑しながら立ち止まると、両手を挙げて降参のポーズをとり、謝ってみせた。
「分かったよ、ごめん。化粧に例えたのは悪かった。謝る。でも、たくさんの人が憧れの木材を楽しむ、いい方法なんだ。それは分かってくれると嬉しいな」
これで収まってくれるとありがたいが、と思ったら、マイセルは急にうろたえ始めた。スカートの裾をつまんで腰を落とし、なにかおびえたように謝罪の言葉を述べる。
「あ……。ご、ごめんなさい……! えっと、その……そんなつもりじゃなくて……!」
どうも、俺を――男性を、謝らせるようなつもりまではなかったらしい。こんなに簡単に謝罪するとは思っていなかったようだ。
そういえば先日、リトリィに責められた時も、彼女の方から責め立ててきたのに、彼女自身がひどく取り乱していたっけ。相手のメンツを潰すことは、どうも、俺の想像以上に問題ある行動と受け止められるようだ。
街で生きるっていうのは、なかなか大変らしい。
……さっきのような、真剣な目だ。
なにか、俺、気に障るようなことを言ったのだろうか?
「もちろんだよ。あれだけ街の歴史や建築について知識を持っていて、ちゃんと自分の考えをもっている。すごいじゃないか」
「……女の子が、大工さんのような話をしているのに?」
マイセルは、上目遣いのまま、不思議なことを聞く。
まるで、女性が建築の話をするのはおかしいのではないか、と問うように。
「それがどうしたんだ? 女の子だって職人になりたければなるだろうし、好きなものは好きだと言えばいいだろう?」
なにせ、リトリィが鍛冶師――職人なのだ。大工の娘が大工を志す、そこには何も問題などないだろうに。
俺が首をかしげると、マイセルはすこしうつむいて、そして、やや駆け足にこちらにやってくると、また隣に並んだ。
「……ムラタさんって、変わっていますね?」
「……自覚は無いけど、マイセルから見ると、変わってるのか?」
少し傷ついた俺の言葉に、マイセルは、はにかみながら、しかし少し、嬉しそうな声で答えた。
「はい。――とっても」
なんだかすこし、嬉しそうな声で俺の言葉を肯定してみせたマイセル。……人を変人扱いしてくれるなよ。
俺の周りをちょこちょこと小さく飛び跳ねるように歩く。何かの小動物がじゃれるように。
……正直、歩きづらい。
こうしてぴょこぴょこと元気な様子を見せる彼女は、一見、ただの可愛らしい女の子に見える。
だが、兄貴の方はなんだか妙に突っかかるやつだったし、マイセルも、おとなしく見えるだけで、本当は結構、大人を挑発するタイプだったりするのだろうか。
「どうだい、キレイなもんだろ」
案内してくれた少年は、切りそろえられた材木を前に胸を張る。
話によると、この材木、少年も一部製材に関わっているらしい。実に誇らしげだ。
「家のどこに使うのか知らないけど、注文通り、ちゃんと厚み一寸幅三寸のものと、厚み一寸幅五寸のもの、そろえといたぜ!」
何に使うか――それぞれ壁の柱と床を支える材なんだが、ただ、ここに来るまでに見た木骨造建築の家に使うような太さではないから、柱という発想は浮かばないのかもしれない。ただ、実は今困っているのが、壁材なのだ。
「ところで聞きたいんだが、合板、とか、集成材、とかいうのは、この製材屋では作れるのか?」
「合板? もちろん作ってるぜ?」
…………!?
こともなげに言い放つ少年に、驚きのあまり息が詰まる。
「ええと、……見せてもらえるか?」
「いいぜ、こっちに来なよ」
おもわず隣のマイセルの手を取り、「これで心配がなくなった!」と小躍りしてしまい、顔を真っ赤にしたマイセルに「い、いたいです」と言われて慌てて手を離す。
しかし、合板の技術がちゃんと存在していたとは!
――小屋の心配がなくなった、そう小躍りした自分を殴り倒してやりたい。
そりゃそうだ、合板の技術だけなら、元の世界にだってずいぶん昔からあったんだ。なにせ古代エジプト人だって合板を作ってたんだから。
「これが、ウチが誇る合板さ。家具でも楽器でも、どっちでも使える。こいつは、家具の表面に張り付ける突板だ。どう、この薄さ! ウチだからできるんだぜ!」
実に得意げに、合板の山を見せる。
「……ええと、水濡れに関しては――」
「なに言ってんだおっさん! 家具も楽器も、濡らすなんてとんでもないに決まってんだろ! 台無しになっちまうじゃないか」
――だよなあ。
案内され、見せられた合板は、にかわで薄い板を貼り合わせたものだった。
機械の方も、水車の回転力を活かした、大規模な木のかつらむき機があるのかと思ってワクワクしていたら、それはそれは小さなもので、幅二尺――およそ六十センチメートルほどのものだった。
……うん、まあ、たしかに家具や楽器を作るなら、この程度でいいのかもしれない。
「ムラタさん、ムラタさん! ほら見てください、すごいです! まるで大根をめくるみたいにくるくるって! 木がこんな風にめくれるなんて!!」
ロータリーレースで木をかつらむきにする実演を見せられて、マイセルがぴょんこぴょんこ跳ねながら、すごい勢いではしゃいでいる。ああ、服の裾に木の削りカスが……。家に帰ったら叱られるぞ。さすが大工の娘、喜ぶポイントが普通の女の子とちょっと違う気がする。
だが俺は、我ながらひきつりそうになる笑顔で、加工の過程を見せてくれた礼を言うしかなかった。
「あの……大丈夫ですか? なんだかとても、残念そうなお顔に見えます」
製材屋から出てきたあと、マイセルが俺の顔を覗き込むようにしてきた。
不意打ちだったからおもわず変な声が出てしまったが、そんなに顔に出ていたのだろうか。
「い、いや。思っていたものと違うものだったから……」
「思っていたもの、ですか?」
思っていたもの――そう、合板だ。
合板は、かつらむきにした薄い板に接着剤を塗り、木目が直角に交わるように貼り合わせ、それをプレス機で圧着させて作る。こうすることで丈夫で割れにくく、しかも大きな板を、狂いなく作れるのだ。
「――だから、家具なんかを作るには最適なんだ」
それから、木をかつらむきにするこの製法は、突板――いわゆる「ベニヤ」と呼ばれる利用の仕方もある。
世の中には、希少ゆえに価値の高い木、というのがある。有名どころは、ウォールナット、チーク、マホガニーだろうか。黒檀なども高級木材として有名だが、これらの木は貴重だ。では、どうすればたくさんの人に売ることができるのか。
「……ええと、がんばって……木を育てるとか?」
「はは、それじゃあ欲しい家具が手に入るまでに何十年とかかってしまうよ」
「でも、珍しい材料ですから、簡単には買えないんでしょう?」
「そこで、突板の出番だ」
合板にもう一枚、高級木材を無駄なくかつらむきにした突板を貼りつけることで、見た目を高級木材風にすることができ、しかも製品を量産できるのだ。
この、装飾のために張り付ける薄い板のことを、突板と呼ぶ。だから装飾目的で突板を張り付けた板――特に合板――のことを、俗に「ベニヤ板」と呼ぶ。
もっとも、最近の日本は、プリント合板と言って、紙やプラスチックに印刷した木目を貼り付けることがほとんどだが。
「え? 家にも黒檀の食器棚がありますけど、そうやってできてるんですか?」
「分からない。無垢――つまり、黒檀そのものの板を使っているのなら、かなりの高級品だろうね。黒檀の突板仕上げなら、それほどでもないかもしれない」
マイセルの目が、ちょっと険しくなる。
「……もし、うちの食器棚が突板仕上げだったとしたら、私たち、だまされてるってことですか?」
「おいおい、大工の娘がそんなこと言っちゃいけないよ? これは、合理的な『技術』なんだ」
実際のところ、「無垢材」の家具と「合板+突板」の家具のどちらがいいかと問われたら、そりゃあ無垢材の方がいいに決まっている。長持ちするのも無垢材だし、選べるなら無垢材を選びたい。
だが、希少な木材をより多くの人が利用できるようにする「突板」という方法は、優れた「技術」なのだ。
「うー……なんだか、納得がいきません。だって、その木の皮の下は、別の木なんでしょう?」
「女の子も、化粧くらいはするだろう? それと同じだと思えばいい。それに、手に入りにくい木材を、みんなで分け合える素晴らしい技術だ。よりたくさんの人にとって、役に立つんだぞ」
俺の言葉に、マイセルは目を丸くした。
「それじゃ、まるで女の子がお化粧で人をだますみたいに聞こえます!」
口をとがらせる様子が可愛らしい。ますます記憶にある姪っ子そっくりだ。
「そうか? 化粧前と後じゃ、びっくりするほど別人になるっていうのを、俺はよく見たことがあるんだけど」
「わ、私、そこまでお化粧、上手じゃないですから!」
背伸びをするように顔を突き出してくる。
いや、化粧の技術が低いことをそんなアピールされても。そういう一つ一つの仕草から、どこか小動物っぽさが感じられる。例えるなら、そう……子犬のような印象だ、落ち着いたリトリィとは違って。
俺は苦笑しながら立ち止まると、両手を挙げて降参のポーズをとり、謝ってみせた。
「分かったよ、ごめん。化粧に例えたのは悪かった。謝る。でも、たくさんの人が憧れの木材を楽しむ、いい方法なんだ。それは分かってくれると嬉しいな」
これで収まってくれるとありがたいが、と思ったら、マイセルは急にうろたえ始めた。スカートの裾をつまんで腰を落とし、なにかおびえたように謝罪の言葉を述べる。
「あ……。ご、ごめんなさい……! えっと、その……そんなつもりじゃなくて……!」
どうも、俺を――男性を、謝らせるようなつもりまではなかったらしい。こんなに簡単に謝罪するとは思っていなかったようだ。
そういえば先日、リトリィに責められた時も、彼女の方から責め立ててきたのに、彼女自身がひどく取り乱していたっけ。相手のメンツを潰すことは、どうも、俺の想像以上に問題ある行動と受け止められるようだ。
街で生きるっていうのは、なかなか大変らしい。
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