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第四部 異世界建築士と幸せの鐘塔
第337話:ライバル(2/2)
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リトリィが焼いてくれたビスケットに、ジャムをつけて頬張る。
……うん、美味い。
マイセルが両手を頬に当てて、ふるふると首を振りながら至福の表情を浮かべている。
「お姉さまの麦焼き、いつも思うんですけど、どうしてこんなにサクサクのほろほろなんですか!?」
俺にとっては食べ慣れた食感だが、マイセルにとってはいまだ探求の途上にあるらしい。
「それを言うならマイセルちゃんのケーキも、どうしてあんなにしっとりふわふわにできるんですか? ぜったいに、おしえてくださったことだけじゃないでしょう?」
二人とも、意味深に上目遣いで視線を交わす。
「……そんなことないですよ? お姉さまには私、隠し事なんてしてないですもん」
「……目がそれてますよ、マイセルちゃん? それにわたしも、なにもかくしごとなんてしてませんけれど?」
「お姉さまこそ、耳がぱたぱたしてますけど?」
うふふふふふ……
何やら不穏な笑顔が交錯する。仲はいい二人だが、やはりお互いに譲れないものがあるようだ。
「あ、そうだ、ムラタさん! 今夜はどうするんですか?」
「今夜?」
「その、いつまでお仕事をするんですか?」
マイセルの問いに、思わず首をかしげてしまう。
いつまでと言われても、とりあえず今のアイデアを最低限、まとめるまでといったところか。
「マイセルちゃん、だんなさまのお仕事のしかた、もう分かっているでしょう?」
「分かってますけど、やっぱりその……心配だから」
心配、か。
思わず、木村設計事務所で働いていた時のことを思い出す。あれは――ブラック、かどうかは分からないけど、なかなかだったな。そういえば、俺がこの世界にやってくる直前だって、すでに午前二時を回っていたか。
……ああ、うん。ブラックだった。間違いない。
あの頃は、俺を心配してくれる女の子なんて一人もいなかった。それを思えば、今は天国みたいなものだ。なにせ競うように俺の世話を焼いてくれる妻が、二人もいるのだから。
「心配してくれるのは嬉しいんだけど、俺も、気合を入れる理由ができたからね」
「気合……ですか?」
「ああ、さっきも言ったけれど、リファルの奴にだけは負けたくないからな」
マイセルもリトリィも、そろって目を見開く。
「ムラタさんが、あんな人に負けるはずないじゃないですか!」
「だんなさま、心配のしすぎですよ?」
……逆に聞きたい。なんで君たちはそんなに自信たっぷりなんだ?
「え? だってムラタさんだもん」
「わたしたちのだんなさまが、選ばれるにきまっていますから」
……だから、なんでそんなに自信たっぷりなんだ。
二人してにこにことしているのを見ると、一次選考でも通ればいいか、などと気楽に考えていたのが恐ろしくなる。
マレットさんも言っていたが、俺はネームド大工の娘さんを嫁さんにもらってしまった、その意味を思い知った気分だ。
こんなゆっくりしてはいられない――俺はカップを空けて二人に礼を言うと、席を立って奥の仕事部屋に向かうことにした。
「……ムラタさん、気持ちいい、ですか?」
マイセルの手さばきに、俺はたまらず「いい……すごく」と答える。
リトリィが対抗するように、「だんなさま、こちらはいかがですか?」と聞いてくる。もちろん答えは一緒だ。
「えへへ、お姉さまに教えてもらったんです。こうしてあげると、ムラタさんは喜ぶんですよって」
……なるほど、さすがリトリィ。俺の体のことは、誰よりもよく知っているというわけか。
「上手にできるまで、お姉さまが練習に付き合ってくれたんですよ」
「マイセルちゃんがじょうずになったら、だんなさまを、ふたりでよろこばせてあげることができますから」
リトリィはそう言ってるけど、きっと本音は、そうすることで俺に褒められたかったんだろう。
事実、それをねぎらってやると、実に嬉しそうにばっさばっさとしっぽを振って、それがじつに可愛らしい。
「ムラタさん、すごく、かたいですね……」
マイセルの問いに、俺は生返事を返すくらいしかできない。マイセルの指が食い込むが、それが、ああ、すごくいい。
「マイセルちゃん、そのぶん、がんばってご奉仕してあげてくださいね?」
「もちろん、です、よ!」
仕事など、とうの昔に放り出していた。
二人がかりで味わわされているこの悦楽を捨てて、仕事なんてやってられるか。
リトリィの指が、腰に伸びる。
「だんなさま、痛かったら言ってくださいね?」
「あ゛~~~~、大丈夫、気持ちいい」
「ふふ、午後からずっと座りきりでしたからね」
リトリィの指も食い込んでくるが、その刺激もまた、よしだ。
「ムラタさん、首もすっかり固まってますね。ずーっと同じ姿勢だったんですか?」
「あ゛~~~~、ありがとう、そのあたりがいい」
リトリィのマッサージが気持ちいいのはもう知っている。
今は、マイセルの肩もみから始まって、いまは全身マッサージだ。
結局、仕事を再開しようとした俺をマイセルが引き留め、肩もみが始まり、そのままソファーに寝そべる俺に、二人がのしかかってマッサージ。
ああ、至福。
もういいや、コンペの案は、また明日にしよう。
今夜はもう、店じまいだ。早く寝て、また明日考えよう。
日本で仕事をしていたころと違って、今じゃ夜明けとともに起きる、超朝方人間に俺は生まれ変わったんだ。
今夜はもう、この気持ちよさの中に沈むように、さっさと寝てしまおう。
「……だんなさま? わたしもマイセルちゃんも、がんばりましたよ?」
「ムラタさん、ご褒美、期待してます! いっぱい、してくださいね!」
……あれ?
「ふふ、あらためて、おはようございます」
朝のひと運動を終えて、水を口にしている俺の頬を、リトリィがぺろりとなめる。
「あなたは、わたしたちふたりのだんなさまですけれど、愛をちょうだいするのは、競争ですから」
競争、ね。
リトリィから手ぬぐいをもらい、顔をぬぐう。
自分の掛け声によるラジオ体操と筋トレを終えた俺は、顔を出し切った太陽のほうを見る。
銀色に輝く光と、すっかり青さを身に付けた空。
「でも、マイセルちゃんも早起きをするようになったら、どちらからお水を受け取るんですか?」
「どちらって……両方さ」
俺の返答に、リトリィが頬を膨らませた。
「……そこは、いまだけでも『リトリィ』って言ってほしかったです」
そう言って、シェクラの木の下のベンチに座る俺の隣に、そっと腰掛ける。
この木は、昼間は実に塩梅のいい影を提供してくれるが、ほぼ真横から光が差してくる今は、全くの無力だ。
無力だが、周りの植木の影響もあって、実に都合のいい目隠しにはなる。
俺の耳の下あたりをすんすんと嗅ぐようにして、そして、ぺろりと舐めてみせるリトリィ。
それに応えるように、俺も彼女の頬をとらえて、その薄い唇に、自分の唇を重ねる。
身を寄せ、その手をそっと俺の腰に回してきた彼女を抱きしめ、そのままベンチの上にその身を横たえさせる。
誰にも見られない。見られる心配がない。
持ち家だからこその特権だ。
「なあ、リトリィ」
「……はい?」
乱れた髪を、乱れた呼吸のままに整えているリトリィに、俺は聞いてみた。
「マイセルと俺を取り合うことに、不安はないのか?」
「ありますよ? ありますけど、わたしは、どこまでもあなたについてくって決めましたから」
彼女は、あっけらかんとして言った。
「マイセルちゃんとは、もしかしたら、けんかをしちゃう日もあるかもしれません。
けれど、わたしは負けません。ずるをする気はありませんけれど、ゆずる気もありません。死がわたしたちを分かつまで、わたしはずっと、あなたのリトリィです」
神様にも、そう誓いましたから――そう言って微笑む。
「……怖いな、君からは逃げられないってことか?」
「そうですよ? 知らなかったんですか?」
リトリィは、俺の冗談に笑ってみせた。
「わたしからは、にげられませんよ? 獣人族の愛の誓いは、重いんですから」
……うん、美味い。
マイセルが両手を頬に当てて、ふるふると首を振りながら至福の表情を浮かべている。
「お姉さまの麦焼き、いつも思うんですけど、どうしてこんなにサクサクのほろほろなんですか!?」
俺にとっては食べ慣れた食感だが、マイセルにとってはいまだ探求の途上にあるらしい。
「それを言うならマイセルちゃんのケーキも、どうしてあんなにしっとりふわふわにできるんですか? ぜったいに、おしえてくださったことだけじゃないでしょう?」
二人とも、意味深に上目遣いで視線を交わす。
「……そんなことないですよ? お姉さまには私、隠し事なんてしてないですもん」
「……目がそれてますよ、マイセルちゃん? それにわたしも、なにもかくしごとなんてしてませんけれど?」
「お姉さまこそ、耳がぱたぱたしてますけど?」
うふふふふふ……
何やら不穏な笑顔が交錯する。仲はいい二人だが、やはりお互いに譲れないものがあるようだ。
「あ、そうだ、ムラタさん! 今夜はどうするんですか?」
「今夜?」
「その、いつまでお仕事をするんですか?」
マイセルの問いに、思わず首をかしげてしまう。
いつまでと言われても、とりあえず今のアイデアを最低限、まとめるまでといったところか。
「マイセルちゃん、だんなさまのお仕事のしかた、もう分かっているでしょう?」
「分かってますけど、やっぱりその……心配だから」
心配、か。
思わず、木村設計事務所で働いていた時のことを思い出す。あれは――ブラック、かどうかは分からないけど、なかなかだったな。そういえば、俺がこの世界にやってくる直前だって、すでに午前二時を回っていたか。
……ああ、うん。ブラックだった。間違いない。
あの頃は、俺を心配してくれる女の子なんて一人もいなかった。それを思えば、今は天国みたいなものだ。なにせ競うように俺の世話を焼いてくれる妻が、二人もいるのだから。
「心配してくれるのは嬉しいんだけど、俺も、気合を入れる理由ができたからね」
「気合……ですか?」
「ああ、さっきも言ったけれど、リファルの奴にだけは負けたくないからな」
マイセルもリトリィも、そろって目を見開く。
「ムラタさんが、あんな人に負けるはずないじゃないですか!」
「だんなさま、心配のしすぎですよ?」
……逆に聞きたい。なんで君たちはそんなに自信たっぷりなんだ?
「え? だってムラタさんだもん」
「わたしたちのだんなさまが、選ばれるにきまっていますから」
……だから、なんでそんなに自信たっぷりなんだ。
二人してにこにことしているのを見ると、一次選考でも通ればいいか、などと気楽に考えていたのが恐ろしくなる。
マレットさんも言っていたが、俺はネームド大工の娘さんを嫁さんにもらってしまった、その意味を思い知った気分だ。
こんなゆっくりしてはいられない――俺はカップを空けて二人に礼を言うと、席を立って奥の仕事部屋に向かうことにした。
「……ムラタさん、気持ちいい、ですか?」
マイセルの手さばきに、俺はたまらず「いい……すごく」と答える。
リトリィが対抗するように、「だんなさま、こちらはいかがですか?」と聞いてくる。もちろん答えは一緒だ。
「えへへ、お姉さまに教えてもらったんです。こうしてあげると、ムラタさんは喜ぶんですよって」
……なるほど、さすがリトリィ。俺の体のことは、誰よりもよく知っているというわけか。
「上手にできるまで、お姉さまが練習に付き合ってくれたんですよ」
「マイセルちゃんがじょうずになったら、だんなさまを、ふたりでよろこばせてあげることができますから」
リトリィはそう言ってるけど、きっと本音は、そうすることで俺に褒められたかったんだろう。
事実、それをねぎらってやると、実に嬉しそうにばっさばっさとしっぽを振って、それがじつに可愛らしい。
「ムラタさん、すごく、かたいですね……」
マイセルの問いに、俺は生返事を返すくらいしかできない。マイセルの指が食い込むが、それが、ああ、すごくいい。
「マイセルちゃん、そのぶん、がんばってご奉仕してあげてくださいね?」
「もちろん、です、よ!」
仕事など、とうの昔に放り出していた。
二人がかりで味わわされているこの悦楽を捨てて、仕事なんてやってられるか。
リトリィの指が、腰に伸びる。
「だんなさま、痛かったら言ってくださいね?」
「あ゛~~~~、大丈夫、気持ちいい」
「ふふ、午後からずっと座りきりでしたからね」
リトリィの指も食い込んでくるが、その刺激もまた、よしだ。
「ムラタさん、首もすっかり固まってますね。ずーっと同じ姿勢だったんですか?」
「あ゛~~~~、ありがとう、そのあたりがいい」
リトリィのマッサージが気持ちいいのはもう知っている。
今は、マイセルの肩もみから始まって、いまは全身マッサージだ。
結局、仕事を再開しようとした俺をマイセルが引き留め、肩もみが始まり、そのままソファーに寝そべる俺に、二人がのしかかってマッサージ。
ああ、至福。
もういいや、コンペの案は、また明日にしよう。
今夜はもう、店じまいだ。早く寝て、また明日考えよう。
日本で仕事をしていたころと違って、今じゃ夜明けとともに起きる、超朝方人間に俺は生まれ変わったんだ。
今夜はもう、この気持ちよさの中に沈むように、さっさと寝てしまおう。
「……だんなさま? わたしもマイセルちゃんも、がんばりましたよ?」
「ムラタさん、ご褒美、期待してます! いっぱい、してくださいね!」
……あれ?
「ふふ、あらためて、おはようございます」
朝のひと運動を終えて、水を口にしている俺の頬を、リトリィがぺろりとなめる。
「あなたは、わたしたちふたりのだんなさまですけれど、愛をちょうだいするのは、競争ですから」
競争、ね。
リトリィから手ぬぐいをもらい、顔をぬぐう。
自分の掛け声によるラジオ体操と筋トレを終えた俺は、顔を出し切った太陽のほうを見る。
銀色に輝く光と、すっかり青さを身に付けた空。
「でも、マイセルちゃんも早起きをするようになったら、どちらからお水を受け取るんですか?」
「どちらって……両方さ」
俺の返答に、リトリィが頬を膨らませた。
「……そこは、いまだけでも『リトリィ』って言ってほしかったです」
そう言って、シェクラの木の下のベンチに座る俺の隣に、そっと腰掛ける。
この木は、昼間は実に塩梅のいい影を提供してくれるが、ほぼ真横から光が差してくる今は、全くの無力だ。
無力だが、周りの植木の影響もあって、実に都合のいい目隠しにはなる。
俺の耳の下あたりをすんすんと嗅ぐようにして、そして、ぺろりと舐めてみせるリトリィ。
それに応えるように、俺も彼女の頬をとらえて、その薄い唇に、自分の唇を重ねる。
身を寄せ、その手をそっと俺の腰に回してきた彼女を抱きしめ、そのままベンチの上にその身を横たえさせる。
誰にも見られない。見られる心配がない。
持ち家だからこその特権だ。
「なあ、リトリィ」
「……はい?」
乱れた髪を、乱れた呼吸のままに整えているリトリィに、俺は聞いてみた。
「マイセルと俺を取り合うことに、不安はないのか?」
「ありますよ? ありますけど、わたしは、どこまでもあなたについてくって決めましたから」
彼女は、あっけらかんとして言った。
「マイセルちゃんとは、もしかしたら、けんかをしちゃう日もあるかもしれません。
けれど、わたしは負けません。ずるをする気はありませんけれど、ゆずる気もありません。死がわたしたちを分かつまで、わたしはずっと、あなたのリトリィです」
神様にも、そう誓いましたから――そう言って微笑む。
「……怖いな、君からは逃げられないってことか?」
「そうですよ? 知らなかったんですか?」
リトリィは、俺の冗談に笑ってみせた。
「わたしからは、にげられませんよ? 獣人族の愛の誓いは、重いんですから」
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