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第四部 異世界建築士と幸せの鐘塔
第352話:日の光に恵まれた家のために
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「またか。その話はもう聞かんと言っただろう。金のかかるようなことをやらかすんじゃない。ワシは元通りに直せと言った。それ以上のことは要求しておらん!」
施主のじいさんは、うんざりした顔で口から泡を飛ばしながら叫んだ。
「まったく、お前みたいな大工は見たことがない! いいか、勝手なことをするようなら、いかにマレットのところの大工でも、話をなかったことにさせてもらうぞ!」
聞く耳を持たぬ様子だが、それは前回の俺が下手を打ったせいだ。営業スマイルを貼り付けて、少しオーバーに両手を開いてみせる。
「 それは残念です。決して損はさせぬ、むしろ今後の利益になるお話だったのですが」
「利益? 何を言っている、余計の出費が増えることが損以外に何だと言うんだ」
「まあ、お聞きください。急いては事をし損ずる、ともいいますから」
俺は努めて笑顔を絶やさぬようにしながら続けた。
「あの界隈の家は、どこも歴史ある建物のため、壁は厚く、窓が細く小さい。そうですね?」
「だからなんだ」
「火事や戦の備えとしては十二分でしょう。現に今回の火災も、一軒が燃えるだけで、かろうじて燃え広がることなくすませることができました」
「だからなんだと言うんだ!」
俺は一瞬だけ、爺さんの顔色をうかがう。
苛立たしそうな顔つきだが、しかしまっすぐこちらを見ている。
――早く続きを言えと。
「あのあたりは城内街に近く、市場にも近い、悪くない立地です。けれども歴史ある建物であるがゆえに使い勝手があまりよくなく、そしてなによりも部屋が暗い。あまり長く入居する人はいなかったのではないですか? また、それゆえに賃料もあまり高くはできなかったのではないでしょうか」
「余計なお世話だ、この失礼大工め! もういい、とっとと出て行け!」
「まあまあ。この際です。より条件の良い物件に仕立てることができれば、賃料を多少上げても入居したがるひとたちが増える――そう思いませんか?」
ぴくり、と爺さんが反応した。
やはり思った通りだ。賃貸料の値上げができるかもしれない、という言葉は刺激を受けるらしい。
「……そんなことを言っても、どうせカネがかかるんだろう? 稼げるとか言えばわしを黙らせることができると思ったか! 余計なことを――」
「ですが、火災によって傷んでいる構造材をそのままにしておくわけにはいきませんし、補修しながらの再建となりますと、工期も延びるでしょう。かえってお金も時間もかかることが予想できます。いっそ、基礎部分を残して解体し、思い切って新しくするという方が、よいかもしれませんよ?」
「解体だと!? そんなことをしたら、その分の費用がさらに掛かることくらい分かっとるわ! だったらそのままでいい、余計なことを考えるな!」
「そうですか、解体までは容認できないと。では……」
そう言って、俺は鞄から図面を取り出す。
「――このような案では、いかがですか?」
「よくもまあ、あの爺さんから許可を取り付けたもんだ」
リトリィとマイセルがもってきたお茶と茶菓子を、それぞれほぼ一息で平らげたマレットさんは、図面の原本を見ながら言った。
「なるほど、こうやって並べてみると、たしかに魅力的に見えちまうわな」
俺が施主に提示したのは、二枚の図面。
一枚は、焼けた家の在りし日を、正面から描いたもの。
もう一枚は、俺がやりたい再建案。
レンガの外装はほぼそのまま流用しつつ、しかし補強を入れたうえで窓を増やした一階部分。そして荷重の負荷が軽減される二階は、壁を大胆に切り取り掃き出し窓を設けて――
「……で、これはなんだ?」
「ベランダです」
「……べらんだ?」
そう、ベランダである。
この街は地球のヨーロッパ風の文化圏だが、家にベランダがない。
まあ、気持ちは分からなくもない。ベランダという、普段生活しない場所を設けるくらいなら、少しでも部屋を広くしようという意図。
だが、「縁側」の開放感を知っている日本人なら、あるいはアパート暮らしを体験したことがある人なら、ベランダの有用性を理解できるのではないだろうか。
現代の日本なら、サーキュレーターによる送風やドラム型洗濯機による乾燥、浴室乾燥機など、様々な「洗濯物を乾かす」ための方法がある。
しかしこの世界に、そんな便利なものはない。
洗濯それ自体も重労働だが、干す場所の確保も大変なのだ。
ウチの場合は、建物を縮小して建て直したためそれなりに広い庭を確保できた。だから妻たちが洗濯をしたあと、家の前にはいつも洗濯物が干してある。
しかし、門外街のなかでも古い区画は、庭どころか、通りにそのまま建物が面しているという家も多いのだ。
「それで思ったんですよ。洗濯物を干す場所は、取り合いなんだろうなってね」
「まあ、そうだな。大抵は家の中、窓のそばあたりになるだろうな」
例の再建計画の区画は、防衛上の理由から特に一階の窓は細く狭く小さくと、明かり取りにも心細い家が多いうえに、庭となるようなスペースもない。
「そうですね。やっぱりお洗濯ものは、早く乾かしたいですから」
リトリィが、茶菓子を追加しながら微笑んだ。
「だから、ムラタさんが建てたおうちは、お庭が広くってとても助かっています。こんどムラタさんが再建するおうちは、お庭がないのでしょう? ちょっと、お洗濯ものを乾かす場所に困りそうで、大変そうですね」
「ああ。その通り。ありがとう、リトリィ」
ねぎらうと、彼女は微笑んで一礼し、そしてキッチンに戻っていった。
「主婦の意見を聞いたところで、さてこのベランダの登場、というわけですよ」
そんな、洗濯物を干すのにも困る、中が薄暗い家々が並ぶ中に、さんさんと日の光の降るベランダつきの家があったら、人々の目にはどう映るだろう。
「……まあ、洗濯物を干す場所があるってだけでも、ありがてえとは思うが……にしても、部屋を狭くしてまで、そんなものが欲しいと思う奴がいるか?」
マレットさんの疑問に、マイセルがひょっこりと顔をつっこんできた。
にこにこしながら、父親であるマレットさんに説明する。
「お父さん、洗濯物のない日なら、日向ぼっこだってできるんですよ? 庭がなくてもね。もちろん、さわやかな風を受けながら。やっぱり、日の光に恵まれた家に住みたい、そう思わない?」
「む……」
マレットさんが、腕を組んでうなる。
実は俺自身は、ベランダには否定的だった。天窓の次にいらないとすら思っていた。誰もが要望するから、つけざるを得なかったのだが。
なにせ、日本の高温、多雨多湿な環境では、排水機構から傷み始めて家の浸水・腐朽につながる設備なのだ。形あるものはいつか傷むため、十数年に一度の防水処理のメンテナンスも必要になる。しかもその費用は、結構な額になる。
メリットはあるが、家の傷みが早くなるデメリットがあり、維持費用もかかるベランダ。だから俺は、日本で建築士をやっている間は自分からすすめるようなことはしなかった
けれど、日本に比べて降水量が少ない(なにせ梅雨がない!)この土地柄、そして洗濯物を干す場所の確保も大変だという住宅事情を考えれば、理解さえ得られれば需要があると考えたのだ。
浸水についてはウレタン塗料や繊維強化プラスチックなどによる防水対策ができないものの、アスファルト塗料を代わりにできるはずだ。吹きさらしだから、臭気成分の揮発も早く済むだろう。
「……こういう設備は、お貴族様の館とか、お城とかでならよく見るが、一般の家では見ないぞ?」
「だったらますます都合がいい。お貴族さまの館とかお城とかでしか見ない設備付きですよ? 高級感を演出できるじゃないですか」
「……あんたは、本当に突飛なことを考えるのが好きだな?」
「これでも無い知恵をひねり出してるだけですよ」
マレットさんは、呆れながらも俺の背中をぶっ叩いて笑った。
「その、無い知恵って奴であの爺さんを黙らせたんだろう? 本当に面白いやつだよ、あんたは」
施主のじいさんは、うんざりした顔で口から泡を飛ばしながら叫んだ。
「まったく、お前みたいな大工は見たことがない! いいか、勝手なことをするようなら、いかにマレットのところの大工でも、話をなかったことにさせてもらうぞ!」
聞く耳を持たぬ様子だが、それは前回の俺が下手を打ったせいだ。営業スマイルを貼り付けて、少しオーバーに両手を開いてみせる。
「 それは残念です。決して損はさせぬ、むしろ今後の利益になるお話だったのですが」
「利益? 何を言っている、余計の出費が増えることが損以外に何だと言うんだ」
「まあ、お聞きください。急いては事をし損ずる、ともいいますから」
俺は努めて笑顔を絶やさぬようにしながら続けた。
「あの界隈の家は、どこも歴史ある建物のため、壁は厚く、窓が細く小さい。そうですね?」
「だからなんだ」
「火事や戦の備えとしては十二分でしょう。現に今回の火災も、一軒が燃えるだけで、かろうじて燃え広がることなくすませることができました」
「だからなんだと言うんだ!」
俺は一瞬だけ、爺さんの顔色をうかがう。
苛立たしそうな顔つきだが、しかしまっすぐこちらを見ている。
――早く続きを言えと。
「あのあたりは城内街に近く、市場にも近い、悪くない立地です。けれども歴史ある建物であるがゆえに使い勝手があまりよくなく、そしてなによりも部屋が暗い。あまり長く入居する人はいなかったのではないですか? また、それゆえに賃料もあまり高くはできなかったのではないでしょうか」
「余計なお世話だ、この失礼大工め! もういい、とっとと出て行け!」
「まあまあ。この際です。より条件の良い物件に仕立てることができれば、賃料を多少上げても入居したがるひとたちが増える――そう思いませんか?」
ぴくり、と爺さんが反応した。
やはり思った通りだ。賃貸料の値上げができるかもしれない、という言葉は刺激を受けるらしい。
「……そんなことを言っても、どうせカネがかかるんだろう? 稼げるとか言えばわしを黙らせることができると思ったか! 余計なことを――」
「ですが、火災によって傷んでいる構造材をそのままにしておくわけにはいきませんし、補修しながらの再建となりますと、工期も延びるでしょう。かえってお金も時間もかかることが予想できます。いっそ、基礎部分を残して解体し、思い切って新しくするという方が、よいかもしれませんよ?」
「解体だと!? そんなことをしたら、その分の費用がさらに掛かることくらい分かっとるわ! だったらそのままでいい、余計なことを考えるな!」
「そうですか、解体までは容認できないと。では……」
そう言って、俺は鞄から図面を取り出す。
「――このような案では、いかがですか?」
「よくもまあ、あの爺さんから許可を取り付けたもんだ」
リトリィとマイセルがもってきたお茶と茶菓子を、それぞれほぼ一息で平らげたマレットさんは、図面の原本を見ながら言った。
「なるほど、こうやって並べてみると、たしかに魅力的に見えちまうわな」
俺が施主に提示したのは、二枚の図面。
一枚は、焼けた家の在りし日を、正面から描いたもの。
もう一枚は、俺がやりたい再建案。
レンガの外装はほぼそのまま流用しつつ、しかし補強を入れたうえで窓を増やした一階部分。そして荷重の負荷が軽減される二階は、壁を大胆に切り取り掃き出し窓を設けて――
「……で、これはなんだ?」
「ベランダです」
「……べらんだ?」
そう、ベランダである。
この街は地球のヨーロッパ風の文化圏だが、家にベランダがない。
まあ、気持ちは分からなくもない。ベランダという、普段生活しない場所を設けるくらいなら、少しでも部屋を広くしようという意図。
だが、「縁側」の開放感を知っている日本人なら、あるいはアパート暮らしを体験したことがある人なら、ベランダの有用性を理解できるのではないだろうか。
現代の日本なら、サーキュレーターによる送風やドラム型洗濯機による乾燥、浴室乾燥機など、様々な「洗濯物を乾かす」ための方法がある。
しかしこの世界に、そんな便利なものはない。
洗濯それ自体も重労働だが、干す場所の確保も大変なのだ。
ウチの場合は、建物を縮小して建て直したためそれなりに広い庭を確保できた。だから妻たちが洗濯をしたあと、家の前にはいつも洗濯物が干してある。
しかし、門外街のなかでも古い区画は、庭どころか、通りにそのまま建物が面しているという家も多いのだ。
「それで思ったんですよ。洗濯物を干す場所は、取り合いなんだろうなってね」
「まあ、そうだな。大抵は家の中、窓のそばあたりになるだろうな」
例の再建計画の区画は、防衛上の理由から特に一階の窓は細く狭く小さくと、明かり取りにも心細い家が多いうえに、庭となるようなスペースもない。
「そうですね。やっぱりお洗濯ものは、早く乾かしたいですから」
リトリィが、茶菓子を追加しながら微笑んだ。
「だから、ムラタさんが建てたおうちは、お庭が広くってとても助かっています。こんどムラタさんが再建するおうちは、お庭がないのでしょう? ちょっと、お洗濯ものを乾かす場所に困りそうで、大変そうですね」
「ああ。その通り。ありがとう、リトリィ」
ねぎらうと、彼女は微笑んで一礼し、そしてキッチンに戻っていった。
「主婦の意見を聞いたところで、さてこのベランダの登場、というわけですよ」
そんな、洗濯物を干すのにも困る、中が薄暗い家々が並ぶ中に、さんさんと日の光の降るベランダつきの家があったら、人々の目にはどう映るだろう。
「……まあ、洗濯物を干す場所があるってだけでも、ありがてえとは思うが……にしても、部屋を狭くしてまで、そんなものが欲しいと思う奴がいるか?」
マレットさんの疑問に、マイセルがひょっこりと顔をつっこんできた。
にこにこしながら、父親であるマレットさんに説明する。
「お父さん、洗濯物のない日なら、日向ぼっこだってできるんですよ? 庭がなくてもね。もちろん、さわやかな風を受けながら。やっぱり、日の光に恵まれた家に住みたい、そう思わない?」
「む……」
マレットさんが、腕を組んでうなる。
実は俺自身は、ベランダには否定的だった。天窓の次にいらないとすら思っていた。誰もが要望するから、つけざるを得なかったのだが。
なにせ、日本の高温、多雨多湿な環境では、排水機構から傷み始めて家の浸水・腐朽につながる設備なのだ。形あるものはいつか傷むため、十数年に一度の防水処理のメンテナンスも必要になる。しかもその費用は、結構な額になる。
メリットはあるが、家の傷みが早くなるデメリットがあり、維持費用もかかるベランダ。だから俺は、日本で建築士をやっている間は自分からすすめるようなことはしなかった
けれど、日本に比べて降水量が少ない(なにせ梅雨がない!)この土地柄、そして洗濯物を干す場所の確保も大変だという住宅事情を考えれば、理解さえ得られれば需要があると考えたのだ。
浸水についてはウレタン塗料や繊維強化プラスチックなどによる防水対策ができないものの、アスファルト塗料を代わりにできるはずだ。吹きさらしだから、臭気成分の揮発も早く済むだろう。
「……こういう設備は、お貴族様の館とか、お城とかでならよく見るが、一般の家では見ないぞ?」
「だったらますます都合がいい。お貴族さまの館とかお城とかでしか見ない設備付きですよ? 高級感を演出できるじゃないですか」
「……あんたは、本当に突飛なことを考えるのが好きだな?」
「これでも無い知恵をひねり出してるだけですよ」
マレットさんは、呆れながらも俺の背中をぶっ叩いて笑った。
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