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第四部 異世界建築士と幸せの鐘塔
第386話:愛386
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――ミネッタの失態の咎は自分が受ける、だって?
俺は意外に思った。
この男がミネッタのことをかばうなんて。さっきまでの言動とはまるで違うように見える。
「なんだ、その顔は。当たり前だろう、ミネッタの主はこの私だ。彼女の至らなさは私の教育不足にある。当然だろう」
その言葉に、俺はフェクトールのことを、意外にいい奴かもしれない……などと一瞬思ってしまった。
しかしだ。
考えてみれば、あの館の獣人女性たちはみんなこいつが集めてきたのだ。しかも夫や恋人がいても関係なく。
なんのため? ――自身の欲望を満たすためだ。
そうだ。結局こいつがクズなのは変わらない。
――ところが、フェクトールは心外といった様子で答えた。
「なんだと? 私が自分の欲を満たすために女たちを集めただと?」
「女ばかりを集めたっていうのは、つまりそういう下心があったってことだろう!」
「なにを愚かな。女性と比べて希少で、しかも強力な兵力になる獣人の男は、騎士団で働いているに決まっているだろう。我が騎士団屈指の強さを誇る第三遊撃隊を知らないのか」
知るか! 俺は平凡ないち職人だ、騎士団の詳しい構成なんて!
第一、そんなに強いんだったら獣人への差別をやめろよ! 特に城内街の連中!
「――それにしたって、あの館に集めているのは女性ばかりだったということを考えれば、やっぱりお前は自分の欲望を満たすために……」
「貴様は何を言っている。男と女をひとつの館に放り込んでおく馬鹿がどこにいる。何かの過ちがあったらどうするのだ」
貴族野郎は、心底俺を馬鹿にした目をした。
ちょっとまて! お前にだけは言われたくない!
「じゃあ、その過ちって奴を冒したのがつまりお前ってことだろう!」
「過ちだと? ミネッタは私の身の回りの世話を担当する側付きだ。夜の相手もその仕事のうちだ。やましいことなどなにもない」
「そんな、使用人の女性に手を出すことが当たり前みたいな言い方――!」
「側付きの女とはそういうものだ。私の子を妊娠したというのは不覚にも今知ったが、そうであるなら実にめでたい。今はまだ新しく家を興してやることはできないが、いずれはきちんとした身分を持たせてやろう」
そう言ってフェクトールは、そばに控えていたミネッタに微笑みかける。ミネッタは嬉しそうに目を細めると腹をなでて、しっぽを揺らした。
「……これだからお貴族様って奴はキライだねェ。別に愛がどうとか押し付けるつもりはないけどさァ、女が手を出されるのも仕事のうちって、女を何だと思ってるんだい? ――まあ、それを当然と思ってぶら下がる女にも虫唾が走るけどねェ?」
腰の剣に手を掛けながら、アムティが呆れてみせた。
同感だ。雇用主に手を出されるのも女の仕事? ふざけている。
万が一、この世界ではそれがよくあることだったとしてもだ。それを実行しているこいつはつまり、女性をそのように扱っても心が傷まない人間だということだ。
今は調子のいいことを言っているが、そんな奴が言った「きちんとした身分」なんて口約束、当てになるものか。
「ぶら下がる女って、私のことですか!」
「おやァ? アンタなんて言ってないんだけどねェ? もしかして、男にぶら下がる自分を自覚してたのかなァ?」
髪を逆立てるミネッタと、それを見下すように半目で口をゆがめるアムティ。
そんなミネッタの前にそっと立つ貴族野郎。一応、自分の女をかばう思い入れ程度はあるわけか。
「おかしなことを言う奴だ。私が街の民、それも我が屋敷の使用人のために便宜を図ることがそんなにおかしいことなのか?」
「おかしくはないですね……ですが」
ヴェフタールが肩をすくめてみせた。
「側付きの女と今おっしゃいましたよね? だったらどうしてこの獣人のお嬢さんの妊娠に気づかなかったのですか?」
「側付きの女は彼女一人ではないからな。それに私もあの館にいつもいるわけでもない。だがもう私は知ったのだ。子を産む女は宝だ、彼女に苦労をかけぬ程度の待遇くらいは保証する。それは男として当たり前のことだろう」
「なるほど、それは素晴らしい心がけですね。ぜひ実践していただきたいものです」
ヴェフタールは大げさなくらいに頭を振って手を広げ簡単してみせた。だが薄く目を開き、皮肉げに口を歪ませて続けた。
「ですが獣人への差別のあるこの街で、本当にそんなことができるのですか? あなたも貴族、しかも独身という立場で、そんな簡単に子供を産ませたら、今後の縁談に差し支えたりしませんか?
――それとも、いざとなったら母子ともども放り捨てればよいと?」
そうだ、ヴェフタールの言う通りだ。獣人の血を引く子供がいる、なんてことが発覚したら、いくらイケメンで家の力も強大な青年貴族であっても、有力な貴族令嬢の家からの縁談が来なくなるだろう。
ところが、俺の疑問ははるか斜め上の理論で、あっさりと一蹴されてしまった。
「愛人の一人や二人いたところで、問題など無い。貴族にはよくあることだ。そんなことにいちいち目くじらを立てる令嬢もいない」
「よくあることって……結婚を何だと思ってるんだ!」
「家や領地の共同経営者の選定だ。それ以上でもそれ以下でもない。貴族の結婚生活のはじまりに、愛だの何だのが認められるとでも思っているのか?」
この言葉には怒りが湧いてきたが、さすがにこのときばかりは自嘲気味に笑いながら答える姿に、何も言えなくなる。
歴史でもお馴染みの、政略結婚という奴だろう。愛のない結婚を強いられる貴族の結婚生活を思うと、クソ野郎とは思ってもつい同情が湧いてきてしまうのは、俺自身が二人の女性に愛されている自覚があるからなのかもしれない。
「それに家を興してやると言っただろう。私の妻にしてやることも遺産の継承権を与えてやることもできないが、先にも言ったように子を産む女は宝だ。まして私の子を産むなら相応の待遇を与えるのは当然だ」
「女性は子を産む道具だとでも言いたいのか?」
「子を産む女は男にとっても街にとっても有益だということだ。子を産む女は街を大きく豊かにする」
前言撤回、同情の余地なし! これが貴族の思考という奴か!
そう憤ってみたが、裕福な男の子供を産む、それ以外にチャンスを掴む機会のない女性にしてみれば、貴族の愛人というのは割りのいい「就職先」なのかもしれない。
実際、現代日本でも「援助交際」とか「パパ活」などという言葉でごまかした「売春」とか「愛人契約」みたいなものが大手を振っていたじゃないか。しかも「生活のため」「ブランド品を買うため」などと言って。
だったら、貴族の愛人に収まることも生きていくために必要な契約の一つ、と考えることも――
……いやいや!
ミネッタはそれで満足なのかもしれないが、リトリィは違うだろ! それをクソ貴族野郎ときたら「本当の幸せを知らないから」とか言って、クスリまで使って無理矢理篭絡しようとしやがって! 第一、獣人への差別が根強いこの街で、そんな簡単にうまくいくものか!
「貧しい者、誇るもののない者ほど、愛という実体のないモノにすがろうとする。身を飾るどころか食事にも事欠くありさまでは、幸せに生きることなどできるはずがないだろう。衣食足りてこそ人は幸せをつかむことができるのだ。日雇い仕事で糊口を凌ぐような生活で、本当に女を満足させる暮らしができると思うのか?」
ミネッタを抱き寄せるようにして誇らし気に語るクソ貴族野郎。実際、最近ずっと日雇いの生活で暮らしてきたことを揶揄されたようで、俺は奥歯を噛み締めた。
「それは――!」
「そうかもしれませんね」
反論しようとした俺を遮るように口を開いたのは、リトリィだった。
「リトリィ!? なにを――」
「愛ではお腹は満たされませんから。食べるもののない暮らしの辛さは、わたしもよく存じておりますし」
そら見たことか――勝ち誇ったようなクソ貴族野郎の笑み。
よりにもよってその笑みを引き出したのがリトリィだという事実に、俺は打ちのめされる思いだった。
「リトラエイティル嬢。ようやく分かってくれたか」
「ですが、それでも――」
リトリィは、クソ貴族野郎の言葉をも遮るように続けた。
「それでもわたしには、不要な心遣いです。この方はわたしたちのためなら、こうして身を投げうって尽くしてくださいます。だから、たとえお腹が満たされないときが続いたとしても――」
――俺の方に、微笑みかけながら。
「わたしは幸せなんです、この方の愛をいただけるだけで」
俺は意外に思った。
この男がミネッタのことをかばうなんて。さっきまでの言動とはまるで違うように見える。
「なんだ、その顔は。当たり前だろう、ミネッタの主はこの私だ。彼女の至らなさは私の教育不足にある。当然だろう」
その言葉に、俺はフェクトールのことを、意外にいい奴かもしれない……などと一瞬思ってしまった。
しかしだ。
考えてみれば、あの館の獣人女性たちはみんなこいつが集めてきたのだ。しかも夫や恋人がいても関係なく。
なんのため? ――自身の欲望を満たすためだ。
そうだ。結局こいつがクズなのは変わらない。
――ところが、フェクトールは心外といった様子で答えた。
「なんだと? 私が自分の欲を満たすために女たちを集めただと?」
「女ばかりを集めたっていうのは、つまりそういう下心があったってことだろう!」
「なにを愚かな。女性と比べて希少で、しかも強力な兵力になる獣人の男は、騎士団で働いているに決まっているだろう。我が騎士団屈指の強さを誇る第三遊撃隊を知らないのか」
知るか! 俺は平凡ないち職人だ、騎士団の詳しい構成なんて!
第一、そんなに強いんだったら獣人への差別をやめろよ! 特に城内街の連中!
「――それにしたって、あの館に集めているのは女性ばかりだったということを考えれば、やっぱりお前は自分の欲望を満たすために……」
「貴様は何を言っている。男と女をひとつの館に放り込んでおく馬鹿がどこにいる。何かの過ちがあったらどうするのだ」
貴族野郎は、心底俺を馬鹿にした目をした。
ちょっとまて! お前にだけは言われたくない!
「じゃあ、その過ちって奴を冒したのがつまりお前ってことだろう!」
「過ちだと? ミネッタは私の身の回りの世話を担当する側付きだ。夜の相手もその仕事のうちだ。やましいことなどなにもない」
「そんな、使用人の女性に手を出すことが当たり前みたいな言い方――!」
「側付きの女とはそういうものだ。私の子を妊娠したというのは不覚にも今知ったが、そうであるなら実にめでたい。今はまだ新しく家を興してやることはできないが、いずれはきちんとした身分を持たせてやろう」
そう言ってフェクトールは、そばに控えていたミネッタに微笑みかける。ミネッタは嬉しそうに目を細めると腹をなでて、しっぽを揺らした。
「……これだからお貴族様って奴はキライだねェ。別に愛がどうとか押し付けるつもりはないけどさァ、女が手を出されるのも仕事のうちって、女を何だと思ってるんだい? ――まあ、それを当然と思ってぶら下がる女にも虫唾が走るけどねェ?」
腰の剣に手を掛けながら、アムティが呆れてみせた。
同感だ。雇用主に手を出されるのも女の仕事? ふざけている。
万が一、この世界ではそれがよくあることだったとしてもだ。それを実行しているこいつはつまり、女性をそのように扱っても心が傷まない人間だということだ。
今は調子のいいことを言っているが、そんな奴が言った「きちんとした身分」なんて口約束、当てになるものか。
「ぶら下がる女って、私のことですか!」
「おやァ? アンタなんて言ってないんだけどねェ? もしかして、男にぶら下がる自分を自覚してたのかなァ?」
髪を逆立てるミネッタと、それを見下すように半目で口をゆがめるアムティ。
そんなミネッタの前にそっと立つ貴族野郎。一応、自分の女をかばう思い入れ程度はあるわけか。
「おかしなことを言う奴だ。私が街の民、それも我が屋敷の使用人のために便宜を図ることがそんなにおかしいことなのか?」
「おかしくはないですね……ですが」
ヴェフタールが肩をすくめてみせた。
「側付きの女と今おっしゃいましたよね? だったらどうしてこの獣人のお嬢さんの妊娠に気づかなかったのですか?」
「側付きの女は彼女一人ではないからな。それに私もあの館にいつもいるわけでもない。だがもう私は知ったのだ。子を産む女は宝だ、彼女に苦労をかけぬ程度の待遇くらいは保証する。それは男として当たり前のことだろう」
「なるほど、それは素晴らしい心がけですね。ぜひ実践していただきたいものです」
ヴェフタールは大げさなくらいに頭を振って手を広げ簡単してみせた。だが薄く目を開き、皮肉げに口を歪ませて続けた。
「ですが獣人への差別のあるこの街で、本当にそんなことができるのですか? あなたも貴族、しかも独身という立場で、そんな簡単に子供を産ませたら、今後の縁談に差し支えたりしませんか?
――それとも、いざとなったら母子ともども放り捨てればよいと?」
そうだ、ヴェフタールの言う通りだ。獣人の血を引く子供がいる、なんてことが発覚したら、いくらイケメンで家の力も強大な青年貴族であっても、有力な貴族令嬢の家からの縁談が来なくなるだろう。
ところが、俺の疑問ははるか斜め上の理論で、あっさりと一蹴されてしまった。
「愛人の一人や二人いたところで、問題など無い。貴族にはよくあることだ。そんなことにいちいち目くじらを立てる令嬢もいない」
「よくあることって……結婚を何だと思ってるんだ!」
「家や領地の共同経営者の選定だ。それ以上でもそれ以下でもない。貴族の結婚生活のはじまりに、愛だの何だのが認められるとでも思っているのか?」
この言葉には怒りが湧いてきたが、さすがにこのときばかりは自嘲気味に笑いながら答える姿に、何も言えなくなる。
歴史でもお馴染みの、政略結婚という奴だろう。愛のない結婚を強いられる貴族の結婚生活を思うと、クソ野郎とは思ってもつい同情が湧いてきてしまうのは、俺自身が二人の女性に愛されている自覚があるからなのかもしれない。
「それに家を興してやると言っただろう。私の妻にしてやることも遺産の継承権を与えてやることもできないが、先にも言ったように子を産む女は宝だ。まして私の子を産むなら相応の待遇を与えるのは当然だ」
「女性は子を産む道具だとでも言いたいのか?」
「子を産む女は男にとっても街にとっても有益だということだ。子を産む女は街を大きく豊かにする」
前言撤回、同情の余地なし! これが貴族の思考という奴か!
そう憤ってみたが、裕福な男の子供を産む、それ以外にチャンスを掴む機会のない女性にしてみれば、貴族の愛人というのは割りのいい「就職先」なのかもしれない。
実際、現代日本でも「援助交際」とか「パパ活」などという言葉でごまかした「売春」とか「愛人契約」みたいなものが大手を振っていたじゃないか。しかも「生活のため」「ブランド品を買うため」などと言って。
だったら、貴族の愛人に収まることも生きていくために必要な契約の一つ、と考えることも――
……いやいや!
ミネッタはそれで満足なのかもしれないが、リトリィは違うだろ! それをクソ貴族野郎ときたら「本当の幸せを知らないから」とか言って、クスリまで使って無理矢理篭絡しようとしやがって! 第一、獣人への差別が根強いこの街で、そんな簡単にうまくいくものか!
「貧しい者、誇るもののない者ほど、愛という実体のないモノにすがろうとする。身を飾るどころか食事にも事欠くありさまでは、幸せに生きることなどできるはずがないだろう。衣食足りてこそ人は幸せをつかむことができるのだ。日雇い仕事で糊口を凌ぐような生活で、本当に女を満足させる暮らしができると思うのか?」
ミネッタを抱き寄せるようにして誇らし気に語るクソ貴族野郎。実際、最近ずっと日雇いの生活で暮らしてきたことを揶揄されたようで、俺は奥歯を噛み締めた。
「それは――!」
「そうかもしれませんね」
反論しようとした俺を遮るように口を開いたのは、リトリィだった。
「リトリィ!? なにを――」
「愛ではお腹は満たされませんから。食べるもののない暮らしの辛さは、わたしもよく存じておりますし」
そら見たことか――勝ち誇ったようなクソ貴族野郎の笑み。
よりにもよってその笑みを引き出したのがリトリィだという事実に、俺は打ちのめされる思いだった。
「リトラエイティル嬢。ようやく分かってくれたか」
「ですが、それでも――」
リトリィは、クソ貴族野郎の言葉をも遮るように続けた。
「それでもわたしには、不要な心遣いです。この方はわたしたちのためなら、こうして身を投げうって尽くしてくださいます。だから、たとえお腹が満たされないときが続いたとしても――」
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