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第五部 異世界建築士と子供たちの楽園
第475話:赤ちゃんを迎えるということは
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朝食を終えた俺は、改めてリトリィが渡してくれる服に腕を通す。
いつも仕事で着る服は、リトリィが縫ってくれた特注の作業服。日本では、俺自身が着ることはほとんどなかったが、大工の人たちが着ていた作業着を思い出しながら絵を描いて、リトリィに頼んだんだ。
この世界ではなぜか服にポケットがあまりない。商売人だと、腰にいくつもポーチをぶら下げている感じだ。俺も、工具をいくつかぶら下げられるようにリトリィに腰袋を作ってもらったけど、やはりポケットは便利だ。
当然ながら一人で着替えられるのだが、リトリィがあれこれと世話を焼いてくれるので、それに沿って着替えを進める。
妻たちの間では、俺に対する関わり方について何やら取り決めがあるらしく、二人がいつも入れ替わるようにして世話を焼いてくれる。例えば、俺に服を着せるのはリトリィ、といった様子だ。だから、俺の着替えにマイセルは特に関わってこない。
じゃあ、マイセルがいま何をしているかといえば、裁縫だ。
マイセルが最近ちくちくと縫っているのは、赤ちゃん用の肌着と、そしておむつ。結婚前は刺繍や裁縫は得意ではないと言っていた彼女だが、リトリィに教わって、今では普通に服を仕立てられるようになった。
特に妊娠してお腹が目立つようになってからは、お気に入りの窓辺で、赤ちゃんに着せるための服やおむつなどを縫っている。
赤ん坊に着せるものは、基本的には子育てを終えた家から譲ってもらうか、母親が作るのだそうだ。で、マイセルは第一夫人から長子の養育権を認めてもらえたこともあってか、やたら張り切っていて、全部自分で作ると言っている。
この世界では、妻を複数もった場合、誰が生んでも長子は第一夫人の子とするのが一般的らしい。だからマイセルも妊娠が分かった当初は、これからお腹を痛めて産む子はリトリィの子とされるのだ、と、覚悟はしていたようだ。
ところが、街の伝統と文化に従って、そうあるべしと言うナリクァン夫人の圧力をはねのけて、リトリィが「マイセルちゃんが産む子は、マイセルちゃんの子として育てます」と決めたのだ。
自分を第二夫人として受け入れてくれたリトリィに対して、もともと敬愛の心を持っていたマイセルだ。そんないきさつもあって、リトリィへの信仰がますます強化されたのは言うまでもない。
おかげで、今ではリトリィを怒らせるとマイセルまで全力で怒ってくるというおまけつき。先日、思い付きで部下たちをねぎらうために一緒に飯を食ってきて、帰るのが遅くなったら、寂しそうに微笑みながら出迎えたリトリィを背景に、大激怒してつかみかかってきたのがマイセルだった。
『ええ、監督様ですから? 部下をねぎらうのもお仕事でしょうね? 分かります、私の父もそうですから? でも、こっちは疲れて帰ってくるムラタさんのためにって、心を込めてお食事を用意して待っているんですよね? おチビちゃんたちも、食べずにずっと待ってたんですよ? せめてこちらに一報を入れてから、ということはできなかったんですか?』
あのとき――モノ申そうとした途端に「あ゛?」と斜めに傾けた顔と座った目のダブルパンチで詰め寄られたときは、本当にホラーだと思いました。
だって、義父である大工の頭領のマレットさんそっくりなんだよ、その威圧の仕方が。いや、俺が悪かったんだけどさ。
まあ、逆にリトリィが喜ぶようなことをすれば、マイセルもニコニコしていてくれるわけで、そういう意味ではドロドロの後宮物語モノとは違った気楽さがある。
そんなことはさておき、リトリィに作業着のボタンをかけてもらいながらマイセルを見ると、マイセルの方も微笑みを返してくれた。
「今日は、何を縫っているんだ?」
「はい、おむつです。ご近所さんから、程よくなじんだ端切れをもらったので」
そう言って、広げて見せてくれた。すでに十枚以上あるんだけど、マイセルに言わせれば十枚程度では足りないらしい。
最近知ったんだけど、おむつって一枚の長い布なんだな。それを程よい大きさにたたみ、赤ちゃんの股――お尻からお腹に回すように当てて、パンツ状のものを穿かせるのだそうだ。
「穿っかせるおむつ♪」なんてCMを覚えてるけど、俺、おむつってのは漠然と「パンツみたいなもの」って思ってた。なんとなく「紙おむつ」ってのが標準って思っていたんだ。もちろん、使い捨てで、買うものというイメージ。
「紙おむつ、ですか? 聞いたことがありません」
マイセルは目を丸くした。そりゃそうだよな、この世界の「紙」って、高級品なんだ。俺たち庶民では、公文書を扱うときしか触る機会がないくらいに。
この世界では、ある植物の皮を薄くむいて、繊維の方向を直角に重ねて作るパピルスみたいな「草皮《ひ》紙」の方が、庶民では普及している。「草皮紙」よりも原料をすりつぶして繊維を漉し取る「紙」の方が絶対に製造の手間がかからないし、大量生産に向いていると思うんだが。
おそらく「草皮紙」と「紙」、それぞれのギルドの利権が絡んでいるんだろう。こういう時、ギルドってやつの弊害を強く感じる。
例えば俺たち「大工」ギルドは、釘とか金槌とかノコギリとか、そういった大工道具は鉄製品だし、石材は基礎や壁の建材だから、「鉄工」ギルドや「石工」ギルドとは持ちつ持たれつだ。もちろん仲は悪くない。というか、ズブズブだ。
ところが、「草皮紙」ギルドと「紙」ギルドは、本当に仲が悪い、らしい。まあ、市場が競合するからだろう。
どうせ同じ「記録用紙」なんだから統合すればいい――というか、二十一世紀に生きていた「紙」ユーザーとしては、とっとと草皮紙の方が廃業してほしいとすら思っている。
だが、そういうわけにもいかないらしい。草皮紙には草皮紙の伝統職人がいて、紙は紙でそんな職人なんぞ不要、ということで、どちらも譲れないんだとか。もっと市場原理に基づいて統廃合してくれと言いたい。
「だんなさまのふるさとでは、おむつを紙で作っていたんですか?」
リトリィも、目をぱちくりとさせて聞いてきた。
「紙――というか、使い捨てにできる素材でできていたな」
「おむつを使い捨て……ですか?」
マイセルもリトリィも、そろって目を見開く。うん、まあ、使い捨てるという概念自体に乏しいこの世界だ、驚くのも無理ないかもしれない。
日本でも江戸時代、新しい服を仕立てるってのはかなりの出費で、その布が擦り切れるまで着たあとは子供の服、おしめや雑巾、草履の鼻緒ときて、最後にはかまどの焚き付けに使ったそうだ。
この世界も一緒で、布ってのは基本的に高い。リサイクルが当たり前。この世界でも、おむつってのは古着の最終形態に近いものってことらしい。使い捨てるなんて、もってのほかってことだ。
「おむつなんて、毎日何度も洗わなきゃいけないのに、それを使い捨てですか? ……ちょっと、信じられません」
マイセルが、ため息をついた。
「そりゃ、うんちで汚れたおむつを毎日、何度も何度も洗うより、捨てて新しいのをつかうことができるなら、その方が絶対に楽でいいんですけど……」
体の弱い母親に代わって、乳児の弟のうんちやおしっこで汚れたおむつを毎日洗っていたであろうマイセルだ、その言葉には実感がこもっている。なにせ洗濯機のない世界だ。下水道はあっても上水道はないから、洗うためには井戸から水を汲まなきゃならない。それはそれは大変な労働だっただろう。
リトリィとその父や兄たちと一緒に山に住んでいた頃、ポンプを考案してみせたけど、あれは柔軟かつ優秀な鍛冶師たちが知恵を絞って俺の要求に応えてくれたからできたことだ。この街で同じことをやろうとしたら、どれだけカネがかかることか。
作れたらきっとリトリィたちを楽にしてやれるけれど、先立つものがなければモノは作れないのだ。
元が富豪のナリクァン夫人の所有する家だったから、この家の庭には井戸がある。公共の井戸まで汲みに行く必要がないってだけで随分ラッキーなんだけど、それでも釣瓶を投げ込み、水がたっぷり入った桶をロープで引き上げるのは大変な労働なんだ。
子供が生まれたら、赤ん坊がおむつを濡らすたびに、それを洗うために毎日何度も水を汲まねばならないことになる。
これは大変だ。この世界の結婚が基本的に十代、っていう理由がよく分かる。体力がなくちゃ、子育てなんてやってられない。日本みたいに三十代で初産なんて、悪夢に違いない。
赤ちゃんを家に迎える――それは、とても嬉しいことであるのと同時に、とても大変なことなんだということを、少しずつ、いろんなところで思い知らされる日々だ。
生きる、ただそれだけでも重労働の成果ということを考えたとき、子供が生まれる前に、ナリクァン夫人から頂いた報酬――蓄えの大半を切り崩してでも、ポンプを作ってやりたい。
「ふふ、だんなさま、わたし、期待しちゃいますよ?」
「できるかどうかなんて分からないけどな」
「お姉さま、リトリィ姉さま。その……『ぽんぷ』って、そんなにいいんですか?」
「とってもすごいんですよ? マイセルちゃん、だんなさまがどれだけすごいひとか、よく分かっているでしょう?」
「それは……分かりますけど」
マイセルが、半信半疑といった様子で上目遣いに俺を見た。
……いや、信じてくれよマイセル。
いつも仕事で着る服は、リトリィが縫ってくれた特注の作業服。日本では、俺自身が着ることはほとんどなかったが、大工の人たちが着ていた作業着を思い出しながら絵を描いて、リトリィに頼んだんだ。
この世界ではなぜか服にポケットがあまりない。商売人だと、腰にいくつもポーチをぶら下げている感じだ。俺も、工具をいくつかぶら下げられるようにリトリィに腰袋を作ってもらったけど、やはりポケットは便利だ。
当然ながら一人で着替えられるのだが、リトリィがあれこれと世話を焼いてくれるので、それに沿って着替えを進める。
妻たちの間では、俺に対する関わり方について何やら取り決めがあるらしく、二人がいつも入れ替わるようにして世話を焼いてくれる。例えば、俺に服を着せるのはリトリィ、といった様子だ。だから、俺の着替えにマイセルは特に関わってこない。
じゃあ、マイセルがいま何をしているかといえば、裁縫だ。
マイセルが最近ちくちくと縫っているのは、赤ちゃん用の肌着と、そしておむつ。結婚前は刺繍や裁縫は得意ではないと言っていた彼女だが、リトリィに教わって、今では普通に服を仕立てられるようになった。
特に妊娠してお腹が目立つようになってからは、お気に入りの窓辺で、赤ちゃんに着せるための服やおむつなどを縫っている。
赤ん坊に着せるものは、基本的には子育てを終えた家から譲ってもらうか、母親が作るのだそうだ。で、マイセルは第一夫人から長子の養育権を認めてもらえたこともあってか、やたら張り切っていて、全部自分で作ると言っている。
この世界では、妻を複数もった場合、誰が生んでも長子は第一夫人の子とするのが一般的らしい。だからマイセルも妊娠が分かった当初は、これからお腹を痛めて産む子はリトリィの子とされるのだ、と、覚悟はしていたようだ。
ところが、街の伝統と文化に従って、そうあるべしと言うナリクァン夫人の圧力をはねのけて、リトリィが「マイセルちゃんが産む子は、マイセルちゃんの子として育てます」と決めたのだ。
自分を第二夫人として受け入れてくれたリトリィに対して、もともと敬愛の心を持っていたマイセルだ。そんないきさつもあって、リトリィへの信仰がますます強化されたのは言うまでもない。
おかげで、今ではリトリィを怒らせるとマイセルまで全力で怒ってくるというおまけつき。先日、思い付きで部下たちをねぎらうために一緒に飯を食ってきて、帰るのが遅くなったら、寂しそうに微笑みながら出迎えたリトリィを背景に、大激怒してつかみかかってきたのがマイセルだった。
『ええ、監督様ですから? 部下をねぎらうのもお仕事でしょうね? 分かります、私の父もそうですから? でも、こっちは疲れて帰ってくるムラタさんのためにって、心を込めてお食事を用意して待っているんですよね? おチビちゃんたちも、食べずにずっと待ってたんですよ? せめてこちらに一報を入れてから、ということはできなかったんですか?』
あのとき――モノ申そうとした途端に「あ゛?」と斜めに傾けた顔と座った目のダブルパンチで詰め寄られたときは、本当にホラーだと思いました。
だって、義父である大工の頭領のマレットさんそっくりなんだよ、その威圧の仕方が。いや、俺が悪かったんだけどさ。
まあ、逆にリトリィが喜ぶようなことをすれば、マイセルもニコニコしていてくれるわけで、そういう意味ではドロドロの後宮物語モノとは違った気楽さがある。
そんなことはさておき、リトリィに作業着のボタンをかけてもらいながらマイセルを見ると、マイセルの方も微笑みを返してくれた。
「今日は、何を縫っているんだ?」
「はい、おむつです。ご近所さんから、程よくなじんだ端切れをもらったので」
そう言って、広げて見せてくれた。すでに十枚以上あるんだけど、マイセルに言わせれば十枚程度では足りないらしい。
最近知ったんだけど、おむつって一枚の長い布なんだな。それを程よい大きさにたたみ、赤ちゃんの股――お尻からお腹に回すように当てて、パンツ状のものを穿かせるのだそうだ。
「穿っかせるおむつ♪」なんてCMを覚えてるけど、俺、おむつってのは漠然と「パンツみたいなもの」って思ってた。なんとなく「紙おむつ」ってのが標準って思っていたんだ。もちろん、使い捨てで、買うものというイメージ。
「紙おむつ、ですか? 聞いたことがありません」
マイセルは目を丸くした。そりゃそうだよな、この世界の「紙」って、高級品なんだ。俺たち庶民では、公文書を扱うときしか触る機会がないくらいに。
この世界では、ある植物の皮を薄くむいて、繊維の方向を直角に重ねて作るパピルスみたいな「草皮《ひ》紙」の方が、庶民では普及している。「草皮紙」よりも原料をすりつぶして繊維を漉し取る「紙」の方が絶対に製造の手間がかからないし、大量生産に向いていると思うんだが。
おそらく「草皮紙」と「紙」、それぞれのギルドの利権が絡んでいるんだろう。こういう時、ギルドってやつの弊害を強く感じる。
例えば俺たち「大工」ギルドは、釘とか金槌とかノコギリとか、そういった大工道具は鉄製品だし、石材は基礎や壁の建材だから、「鉄工」ギルドや「石工」ギルドとは持ちつ持たれつだ。もちろん仲は悪くない。というか、ズブズブだ。
ところが、「草皮紙」ギルドと「紙」ギルドは、本当に仲が悪い、らしい。まあ、市場が競合するからだろう。
どうせ同じ「記録用紙」なんだから統合すればいい――というか、二十一世紀に生きていた「紙」ユーザーとしては、とっとと草皮紙の方が廃業してほしいとすら思っている。
だが、そういうわけにもいかないらしい。草皮紙には草皮紙の伝統職人がいて、紙は紙でそんな職人なんぞ不要、ということで、どちらも譲れないんだとか。もっと市場原理に基づいて統廃合してくれと言いたい。
「だんなさまのふるさとでは、おむつを紙で作っていたんですか?」
リトリィも、目をぱちくりとさせて聞いてきた。
「紙――というか、使い捨てにできる素材でできていたな」
「おむつを使い捨て……ですか?」
マイセルもリトリィも、そろって目を見開く。うん、まあ、使い捨てるという概念自体に乏しいこの世界だ、驚くのも無理ないかもしれない。
日本でも江戸時代、新しい服を仕立てるってのはかなりの出費で、その布が擦り切れるまで着たあとは子供の服、おしめや雑巾、草履の鼻緒ときて、最後にはかまどの焚き付けに使ったそうだ。
この世界も一緒で、布ってのは基本的に高い。リサイクルが当たり前。この世界でも、おむつってのは古着の最終形態に近いものってことらしい。使い捨てるなんて、もってのほかってことだ。
「おむつなんて、毎日何度も洗わなきゃいけないのに、それを使い捨てですか? ……ちょっと、信じられません」
マイセルが、ため息をついた。
「そりゃ、うんちで汚れたおむつを毎日、何度も何度も洗うより、捨てて新しいのをつかうことができるなら、その方が絶対に楽でいいんですけど……」
体の弱い母親に代わって、乳児の弟のうんちやおしっこで汚れたおむつを毎日洗っていたであろうマイセルだ、その言葉には実感がこもっている。なにせ洗濯機のない世界だ。下水道はあっても上水道はないから、洗うためには井戸から水を汲まなきゃならない。それはそれは大変な労働だっただろう。
リトリィとその父や兄たちと一緒に山に住んでいた頃、ポンプを考案してみせたけど、あれは柔軟かつ優秀な鍛冶師たちが知恵を絞って俺の要求に応えてくれたからできたことだ。この街で同じことをやろうとしたら、どれだけカネがかかることか。
作れたらきっとリトリィたちを楽にしてやれるけれど、先立つものがなければモノは作れないのだ。
元が富豪のナリクァン夫人の所有する家だったから、この家の庭には井戸がある。公共の井戸まで汲みに行く必要がないってだけで随分ラッキーなんだけど、それでも釣瓶を投げ込み、水がたっぷり入った桶をロープで引き上げるのは大変な労働なんだ。
子供が生まれたら、赤ん坊がおむつを濡らすたびに、それを洗うために毎日何度も水を汲まねばならないことになる。
これは大変だ。この世界の結婚が基本的に十代、っていう理由がよく分かる。体力がなくちゃ、子育てなんてやってられない。日本みたいに三十代で初産なんて、悪夢に違いない。
赤ちゃんを家に迎える――それは、とても嬉しいことであるのと同時に、とても大変なことなんだということを、少しずつ、いろんなところで思い知らされる日々だ。
生きる、ただそれだけでも重労働の成果ということを考えたとき、子供が生まれる前に、ナリクァン夫人から頂いた報酬――蓄えの大半を切り崩してでも、ポンプを作ってやりたい。
「ふふ、だんなさま、わたし、期待しちゃいますよ?」
「できるかどうかなんて分からないけどな」
「お姉さま、リトリィ姉さま。その……『ぽんぷ』って、そんなにいいんですか?」
「とってもすごいんですよ? マイセルちゃん、だんなさまがどれだけすごいひとか、よく分かっているでしょう?」
「それは……分かりますけど」
マイセルが、半信半疑といった様子で上目遣いに俺を見た。
……いや、信じてくれよマイセル。
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