541 / 785
第五部 異世界建築士と子供たちの楽園
第512話:大切なひとの話
しおりを挟む
「えへへ、だんなさまって、よく泣くんだね」
リノが、ぱたぱたと俺の前を走り回るように歩く。
「だって、前の戦いの時も、ケガしたボク抱きしめて泣いてたもんね」
「……心から大切にしているひとのためになら、何回泣いたっていいんだよ」
からかうようにいたずらっぽく笑ってきたリノに、俺は憮然と返す。
リノがぴたりと止まった。
「こ、心から大切なひとのため……?」
「そうだ。そういうものだと納得しろ」
これ以上は恥ずかしくて歩みを早めようとしたが、リノの足は止まったまま。俺も慌てて足を止める。
どうした、と聞こうとすると、リノは真っ赤になってうつむいていた。
「だ、だんなさまは、ボクのこと、そんなに、大切……?」
「大切だ。……何度も言わせないでくれよ?」
ただでさえリノの服装は、周りと見比べてもとても贅沢に布が使われていて、デザインも可愛らしくて目立つのだ。こんな往来の真ん中で立ち止まられると、余計に目立つ。
「……ぼ、ボクもね? だんなさまのこと、とっても大切なひとって思ってるよ?」
消え入りそうな声で言うリノに、ますますもって恥ずかしくなった俺は、彼女を抱き上げると足早に「恩寵の家」に向かった。
リノは、俺の首にかじりつくようにしていたが、俺の耳元で、蚊の鳴くようなかすれる声でつぶやいた。
「……ボクね? さっきのこと、だんなさまが見てくれてるって分かってても、すごく、すごく怖かった。来てくれて、とってもうれしかったんだよ……?」
「……もう少し早く、割り込めばよかったと思っている。怖い思いをさせて、悪かったな」
ううん、とリノは小さく首を振る。
「ボク、怖かったけど、でも、だんなさまを信じてたから」
そして俺の耳の後ろで鼻をすんすんとやる。
「えへへ、リトリィお姉ちゃんが言ってた通りだ……。だんなさまの、いいにおいがする……。だんなさま、ボクのだんなさま……」
「あら、ずいぶんといい顔になりましたこと」
応接室に戻ると、ナリクァンさんが上機嫌で迎えてくれた。
対して、リファルとダムハイト院長は、疲れ切った表情だ。
コイシュナさんは、なぜかひきつった笑みを浮かべている。
「リノちゃん、こちらにおいでなさいな。お茶菓子もありますよ」
途端に目を輝かせてナリクァンさんの隣に座るリノ。
「……なあ、なにがあった?」
リファルの隣に座りながら聞くと、「一番大変なことが終わってからノコノコ帰ってきやがって!」と小突かれた。
「大変って……。あのクソガキどもの処遇の話は終わったんだろ?」
「そっちじゃねえよ! そっちはとっくに終わってただろが!」
リファルによれば、子供たち、特に赤ん坊の待遇に対する、ナリクァン夫人による笑顔のツッコミの嵐がえげつなかったとのこと。
「ほら、前にお前が夫人に言ってたじゃねえか、赤ん坊の待遇を良くしないとダメだっつって! アレだよアレ!」
「アレか? でもあの話は、とりあえず資材の支援の約束までで終わった気がするんだが……」
「だからそれだよ! おむつが一日何枚必要か、粥はどれだけ与えてるのか、着替えの服、洗濯の回数……とにかくナリクァン夫人がメチャクチャ厳しく突っ込んで、オレ、見てて胃が痛くなったぜ!」
……なるほど、支援する資材に、そういうものも含むのか。
それにしても、リノに菓子を与えながら目を細めているナリクァンさんが、滅茶苦茶厳しいツッコミだって? 想像……つきます、はい。とっても。
絶対に、微笑みながら逃げ場をふさいでいくようにプレッシャーをかけるタイプのお人だからな、間違いなく。
「……よく分かってるじゃねえか。ホント、そんな感じだったぜ? とんでもねえおかただ、お前、すげえよ。よく今まで無事だったな?」
「俺がすごいんじゃなくて、リトリィが好かれてるんだよ。ナリクァンさんが動くのは、俺を何とかすることで、リトリィを幸せにしたいからってだけ。つまり、俺はあくまでもリトリィのおまけ。前にもそう言わなかったか?」
「おまけではありませんよ?」
それまで、リノに菓子を与えながら談笑していたナリクァン夫人が、突然俺たちのひそひそ話に割り込んできた。
「ムラタさんはもう少し、ご自身の価値を高く見積もった方がよろしくてよ?」
それはどういう意味かと思わず聞いてしまったんだが、夫人は微笑んでみせるばかりで、それ以上は何も言わなかった。
「なあ、ムラタ」
孤児院からの帰り道、リファルがリノを見ながら言った。
「オレにはさ、大して問題だとは思えなかったんだけどさ。なんでお前は、赤ん坊の待遇を改善したいって思ったんだ?」
「は? いや、普通、思うだろ?」
「いや、だからお前の考える『普通』ってなんだよ」
「普通は普通だろう? おっぱいを腹いっぱい飲ませて、おむつが濡れたらすぐに替えて、泣いたら抱っこしてあやす。それだけじゃないか」
「……お前な」
リファルが、額に手のひらを当てた。
「これだから赤ん坊の世話をしたことがねえやつは! お前、そこに座れ!」
そう言ってベンチを指差すと、リファルはいかに子育てが大変かを力説し始めた。
「お前、コイシュナさんの指、見たか? あのかさかさに荒れた指を! いや、手荒れなんて女ならみんな患うもんだけどよ、彼女、今一人であの孤児院を回してるようなもんだぜ? いや、そりゃ院長も頑張ってるけどよ、あの人、畑で食いモン作るとか、街の有力者のところまで行って寄付を募るとかで手一杯なんだぜ?」
「……そうなのか?」
「そうなんだよ!」
リファルは、苛立ちを隠しきれないといった様子で、靴のつま先を何度も石畳に打ち付けるようにした。
「だから赤ん坊の世話は、コイシュナさんが全部ひとりでやってんだぜ? あの数の赤ん坊をよ! お前がいまあっさり言ってのけたこと、一人ひとりの赤ん坊全部に同じこと、できるわけねえだろ!」
「それにしたって、おむつくらい――」
「おむつくらい――今、おむつくらいって言ったなてめぇ! じゃあ聞くが、それを誰が、いつ、どこで交換して、誰が洗って干して回収するんだ!」
リファルが、つかみかからんばかりの勢いで怒鳴る。
リノがおびえて俺にくっついてくるのを抱き寄せながら、「そ、そりゃ、交換するたびにだろ?」というと、リファルは頭を掻きむしるようにのけぞった。
「あーっ! これだから子育て未経験の馬鹿野郎は!」
「み、未経験で悪かったな! これでも親戚の姪っ子の面倒くらいは――」
「たまにしか顔を見ねえチビの話なんかしてねぇよ! 目の前、四六時中面倒を見なきゃならねえ赤ん坊の話だッ!」
リファルが、俺と額をぶつけそうな位置で怒鳴る。
「いいか、現実が見えてねえてめぇに、大切な話をするからな!」
「お、おう……」
勢いに押されて思わずうなずいた俺に唾を飛ばしながら、リファルは続けた。
「てめぇ、今、都度、おむつを洗うっつったな! あの数の赤ん坊だぞ⁉ あの数の赤ん坊が、全員一斉にションベン垂らすとでも思ってんのか! みんなバラバラにションベン垂らしておむつ変えて! 替えたと思ったら次のガキ! 一周するころにはまた最初のガキのおむつ! いつ洗えと、いつ干せと、いつ取り込めと言うんだてめぇは!」
「……そ、それは……」
「でもっておむつを洗うだけがコイシュナさんの仕事じゃねえぞ! 粥を炊いて、ひとりひとり食わせんのもそう! 粥ができたからって、皿に盛って勝手に食え、なんてコトは赤ん坊相手にはできねえんだぞ! でもって、それが一通り終わるころにはおむつだよ!」
俺の胸倉をつかみ上げたリファルは、俺を乱暴にベンチに突き飛ばし、指を突きつけて苛立ちを吐き出すように言い放った。
「コイシュナさんはな、すんげえ頑張ってんだよ! あの子の頑張りにも気づかずにケチばっかつけて、偉そうに孤児院のやりかたに文句付ける前に、てめぇの理想が実現できるかどうか、大工なら算段して――」
その瞬間だった。
「ボクのだんなさまに、なにすんだっ!」
リノが飛びついて、リファルの指にかみついたのである。
リファルの情けない悲鳴と、今の今までおびえた様子を見せていたリノが思わぬ攻撃に出たのを見て、俺は一瞬、固まってしまった。
「い、いてえってコラ! おいムラタ! このクソガキ、なんとかしやがれっ!」
「ボクを大切にしてくれるだんなさまは、ボクの大切なひとだもん! だんなさまを傷つけるやつ、ボク、ゆるさない!」
俺が慌ててリノにやめるように言うと、リノはけろっとした顔で俺に飛びつき、「ボク、がんばったよ!」とばかりに顔をこすりつけてくる。俺が苦笑いしながら頭を撫でてやると、リノは嬉しそうに喉を鳴らした。
「ムラタっ……てめぇ、チビの躾くらい、きちんとしとけっ!」
泣き言を言うリファルに対してフウッ! とリノが威嚇するのをとりあえず止めると、俺は考えの甘さを反省しつつ、リファルにもベンチに座るように促した。
リノが、ぱたぱたと俺の前を走り回るように歩く。
「だって、前の戦いの時も、ケガしたボク抱きしめて泣いてたもんね」
「……心から大切にしているひとのためになら、何回泣いたっていいんだよ」
からかうようにいたずらっぽく笑ってきたリノに、俺は憮然と返す。
リノがぴたりと止まった。
「こ、心から大切なひとのため……?」
「そうだ。そういうものだと納得しろ」
これ以上は恥ずかしくて歩みを早めようとしたが、リノの足は止まったまま。俺も慌てて足を止める。
どうした、と聞こうとすると、リノは真っ赤になってうつむいていた。
「だ、だんなさまは、ボクのこと、そんなに、大切……?」
「大切だ。……何度も言わせないでくれよ?」
ただでさえリノの服装は、周りと見比べてもとても贅沢に布が使われていて、デザインも可愛らしくて目立つのだ。こんな往来の真ん中で立ち止まられると、余計に目立つ。
「……ぼ、ボクもね? だんなさまのこと、とっても大切なひとって思ってるよ?」
消え入りそうな声で言うリノに、ますますもって恥ずかしくなった俺は、彼女を抱き上げると足早に「恩寵の家」に向かった。
リノは、俺の首にかじりつくようにしていたが、俺の耳元で、蚊の鳴くようなかすれる声でつぶやいた。
「……ボクね? さっきのこと、だんなさまが見てくれてるって分かってても、すごく、すごく怖かった。来てくれて、とってもうれしかったんだよ……?」
「……もう少し早く、割り込めばよかったと思っている。怖い思いをさせて、悪かったな」
ううん、とリノは小さく首を振る。
「ボク、怖かったけど、でも、だんなさまを信じてたから」
そして俺の耳の後ろで鼻をすんすんとやる。
「えへへ、リトリィお姉ちゃんが言ってた通りだ……。だんなさまの、いいにおいがする……。だんなさま、ボクのだんなさま……」
「あら、ずいぶんといい顔になりましたこと」
応接室に戻ると、ナリクァンさんが上機嫌で迎えてくれた。
対して、リファルとダムハイト院長は、疲れ切った表情だ。
コイシュナさんは、なぜかひきつった笑みを浮かべている。
「リノちゃん、こちらにおいでなさいな。お茶菓子もありますよ」
途端に目を輝かせてナリクァンさんの隣に座るリノ。
「……なあ、なにがあった?」
リファルの隣に座りながら聞くと、「一番大変なことが終わってからノコノコ帰ってきやがって!」と小突かれた。
「大変って……。あのクソガキどもの処遇の話は終わったんだろ?」
「そっちじゃねえよ! そっちはとっくに終わってただろが!」
リファルによれば、子供たち、特に赤ん坊の待遇に対する、ナリクァン夫人による笑顔のツッコミの嵐がえげつなかったとのこと。
「ほら、前にお前が夫人に言ってたじゃねえか、赤ん坊の待遇を良くしないとダメだっつって! アレだよアレ!」
「アレか? でもあの話は、とりあえず資材の支援の約束までで終わった気がするんだが……」
「だからそれだよ! おむつが一日何枚必要か、粥はどれだけ与えてるのか、着替えの服、洗濯の回数……とにかくナリクァン夫人がメチャクチャ厳しく突っ込んで、オレ、見てて胃が痛くなったぜ!」
……なるほど、支援する資材に、そういうものも含むのか。
それにしても、リノに菓子を与えながら目を細めているナリクァンさんが、滅茶苦茶厳しいツッコミだって? 想像……つきます、はい。とっても。
絶対に、微笑みながら逃げ場をふさいでいくようにプレッシャーをかけるタイプのお人だからな、間違いなく。
「……よく分かってるじゃねえか。ホント、そんな感じだったぜ? とんでもねえおかただ、お前、すげえよ。よく今まで無事だったな?」
「俺がすごいんじゃなくて、リトリィが好かれてるんだよ。ナリクァンさんが動くのは、俺を何とかすることで、リトリィを幸せにしたいからってだけ。つまり、俺はあくまでもリトリィのおまけ。前にもそう言わなかったか?」
「おまけではありませんよ?」
それまで、リノに菓子を与えながら談笑していたナリクァン夫人が、突然俺たちのひそひそ話に割り込んできた。
「ムラタさんはもう少し、ご自身の価値を高く見積もった方がよろしくてよ?」
それはどういう意味かと思わず聞いてしまったんだが、夫人は微笑んでみせるばかりで、それ以上は何も言わなかった。
「なあ、ムラタ」
孤児院からの帰り道、リファルがリノを見ながら言った。
「オレにはさ、大して問題だとは思えなかったんだけどさ。なんでお前は、赤ん坊の待遇を改善したいって思ったんだ?」
「は? いや、普通、思うだろ?」
「いや、だからお前の考える『普通』ってなんだよ」
「普通は普通だろう? おっぱいを腹いっぱい飲ませて、おむつが濡れたらすぐに替えて、泣いたら抱っこしてあやす。それだけじゃないか」
「……お前な」
リファルが、額に手のひらを当てた。
「これだから赤ん坊の世話をしたことがねえやつは! お前、そこに座れ!」
そう言ってベンチを指差すと、リファルはいかに子育てが大変かを力説し始めた。
「お前、コイシュナさんの指、見たか? あのかさかさに荒れた指を! いや、手荒れなんて女ならみんな患うもんだけどよ、彼女、今一人であの孤児院を回してるようなもんだぜ? いや、そりゃ院長も頑張ってるけどよ、あの人、畑で食いモン作るとか、街の有力者のところまで行って寄付を募るとかで手一杯なんだぜ?」
「……そうなのか?」
「そうなんだよ!」
リファルは、苛立ちを隠しきれないといった様子で、靴のつま先を何度も石畳に打ち付けるようにした。
「だから赤ん坊の世話は、コイシュナさんが全部ひとりでやってんだぜ? あの数の赤ん坊をよ! お前がいまあっさり言ってのけたこと、一人ひとりの赤ん坊全部に同じこと、できるわけねえだろ!」
「それにしたって、おむつくらい――」
「おむつくらい――今、おむつくらいって言ったなてめぇ! じゃあ聞くが、それを誰が、いつ、どこで交換して、誰が洗って干して回収するんだ!」
リファルが、つかみかからんばかりの勢いで怒鳴る。
リノがおびえて俺にくっついてくるのを抱き寄せながら、「そ、そりゃ、交換するたびにだろ?」というと、リファルは頭を掻きむしるようにのけぞった。
「あーっ! これだから子育て未経験の馬鹿野郎は!」
「み、未経験で悪かったな! これでも親戚の姪っ子の面倒くらいは――」
「たまにしか顔を見ねえチビの話なんかしてねぇよ! 目の前、四六時中面倒を見なきゃならねえ赤ん坊の話だッ!」
リファルが、俺と額をぶつけそうな位置で怒鳴る。
「いいか、現実が見えてねえてめぇに、大切な話をするからな!」
「お、おう……」
勢いに押されて思わずうなずいた俺に唾を飛ばしながら、リファルは続けた。
「てめぇ、今、都度、おむつを洗うっつったな! あの数の赤ん坊だぞ⁉ あの数の赤ん坊が、全員一斉にションベン垂らすとでも思ってんのか! みんなバラバラにションベン垂らしておむつ変えて! 替えたと思ったら次のガキ! 一周するころにはまた最初のガキのおむつ! いつ洗えと、いつ干せと、いつ取り込めと言うんだてめぇは!」
「……そ、それは……」
「でもっておむつを洗うだけがコイシュナさんの仕事じゃねえぞ! 粥を炊いて、ひとりひとり食わせんのもそう! 粥ができたからって、皿に盛って勝手に食え、なんてコトは赤ん坊相手にはできねえんだぞ! でもって、それが一通り終わるころにはおむつだよ!」
俺の胸倉をつかみ上げたリファルは、俺を乱暴にベンチに突き飛ばし、指を突きつけて苛立ちを吐き出すように言い放った。
「コイシュナさんはな、すんげえ頑張ってんだよ! あの子の頑張りにも気づかずにケチばっかつけて、偉そうに孤児院のやりかたに文句付ける前に、てめぇの理想が実現できるかどうか、大工なら算段して――」
その瞬間だった。
「ボクのだんなさまに、なにすんだっ!」
リノが飛びついて、リファルの指にかみついたのである。
リファルの情けない悲鳴と、今の今までおびえた様子を見せていたリノが思わぬ攻撃に出たのを見て、俺は一瞬、固まってしまった。
「い、いてえってコラ! おいムラタ! このクソガキ、なんとかしやがれっ!」
「ボクを大切にしてくれるだんなさまは、ボクの大切なひとだもん! だんなさまを傷つけるやつ、ボク、ゆるさない!」
俺が慌ててリノにやめるように言うと、リノはけろっとした顔で俺に飛びつき、「ボク、がんばったよ!」とばかりに顔をこすりつけてくる。俺が苦笑いしながら頭を撫でてやると、リノは嬉しそうに喉を鳴らした。
「ムラタっ……てめぇ、チビの躾くらい、きちんとしとけっ!」
泣き言を言うリファルに対してフウッ! とリノが威嚇するのをとりあえず止めると、俺は考えの甘さを反省しつつ、リファルにもベンチに座るように促した。
0
あなたにおすすめの小説
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
#密売じゃありません!ミツバイギフトで最高に美味しい果物作ったら、領主令息が夫になった件について
国府知里
ファンタジー
「がんばっても報われなかったあなたに」“スローライフ成り上がりファンタジー”
人生に疲れ果てた北村めぐみは、目覚めると異世界の農村で少女グレイスとして転生していた。この世界では6歳で神から“ギフト”を授かるという。グレイスが得た謎の力「ミツバイ」は、果物を蜜のように甘くするという奇跡の力だった!村を、領地を、やがて王国までも変えていく果樹栽培の物語がいま始まる――。美味しさが未来を育てる、異世界農業×スローライフ・ファンタジー!
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)
なかじまあゆこ
ファンタジー
可愛いもふもふ達とアリナは異世界でスローライフをします。
異世界召喚された安莉奈は幼女の姿になっていた。神様に与えられた能力を使い眷属聖獣猫モフにゃーや魔獣のライオン魔獣鳥に魔獣の日焼けとお料理を創造します!
熊元安莉奈(くまもとありな)は黄色のバスに乗せられ異世界召喚された。 そして、なぜだか幼女の姿になっていた。しかも、日本の地球人だったことを忘れていたのだ。 優しいモリーナ夫妻に養子として引き取れた安莉奈はアリナになった。 モリーナ夫妻はカフェ食堂を経営していたが繁盛しておらず貧乏だった。料理が出来ないアリナはお皿洗いなどのお手伝いを小さな体ながらしていたのだけど。 神様から日本料理を創造する力が与えられていた! その力を使うと。
地球では辛い生活を送っていた安莉奈が異世界ではアリナとしてお父さんに激愛され幸せに生きている。
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる