577 / 785
第五部 異世界建築士と子供たちの楽園
第548話:責任の重さとやりがいと
「なるほど……寒天を使う理由はそんなところにあったんですね」
「そうだな。ゼラチンは使いやすいように見えるが、あれも膠――タンパク質だからな。カビの栄養にされて、溶けてしまうのだ」
瀧井さんの話を、メモを取りながら聞く。
今度はそれを俺が作って実験するのだ。一言も聞き漏らさないつもりで、俺はせっせとメモを取っていた。でないと、あとで困るのは俺だし、また聞きに来るようなことがあったら瀧井さんにも迷惑だ。
「寒天は、カビに強いんですか?」
「カビ以外にも、大抵の菌類には強かったはずだ」
瀧井さんは、よどみなく話す。五十年以上昔の記憶なのに、だ。やはり日本を背負う気概を持って研究を積み重ねた青春時代のことは、忘れられないということなんだろうか。
「それにしても、『寒天培地』という言葉をお前さんが知っていたということは、五十年経っても寒天に勝る素材は無いということなんだろうな」
「それがこの世界にも存在しているってことも、本当に助かりますね」
「違いない」
瀧井さんは、俺のメモを見て満足そうにうなずいていた。
「……何か、間違いはありませんか?」
「無いとも。よく書けている。……なんだね、気になるかね?」
「いえ、私の手元をよくのぞき込まれるので、何か間違いがあったのではないかと」
俺の返答に、瀧井さんは少しだけ眉を動かし、そして笑った。
「いや、日本語をこうやって話すのも、漢字や仮名をこうやって読むのも、お前さんが来るまで無かったことだからな。懐かしくて、つい、な……」
お前さんの奥方は、たまに家内とお茶をしに来るんだぞ――そう言って意味ありげに口の端を上げてみせる。たまには用事なく顔を出しに来い――そう言いたいのかもしれない。
「しかし、専門分野でもないのに首を突っ込んでくるとは恐れ入る。しかも下手をすれば、命に関わることだ、責任は重大だぞ? なぜだ、何がお前さんをそこまで駆り立てる?」
「家族みんなで健康で幸せな暮らしをしていくためです」
瀧井さんをまっすぐ見返して言った俺に、彼は苦笑いをしながらため息をついた。
「……そうか。戦い方も知らんというのに、奥さんを取り戻そうと何度も戦ったお前さんだ。その答えが返ってくるものだと、予想できてしかるべきだった」
「どんな理由だと思ったんですか?」
「いや……ここへきて、お前さんもやたらと家族を増やしたようだからな」
瀧井さんは頭をかき、背もたれに体を預けて、照れたように笑った。
「大きな稼ぎ口でも探しているのではないかと思ったのだよ。欲をかいてはいかん、と釘を刺すつもりだったんだが」
「欲……確かにそうですね。最初は孤児院の子供たちのためだったはずなのに、結局は自分の妻たちや生まれてくる子供のことを考えているんですから」
仕事を隠れ蓑にするようにして、個人的な理由で瀧井さんを頼ろうとしている。欲をかいていると言われても、仕方がないだろう。
「……何を言っておるんだね。わしも、家族のことを第一に考える人間を、欲をかいているとは言わんぞ。個人的な金銭欲、名誉欲に取りつかれてはいないかと心配しただけだ」
またも苦笑いを浮かべて「相変わらずだな。安心したが、ゆえに逆に心配にもなる」とつぶやいた瀧井さんは、俺にお茶のおかわりをすすめた。
「相変わらずなんでも背負い込む性は、結婚しても変わらんな」
「そうでしょうか? こうして、いろいろな人の手を借りているつもりですが」
「手を借りても、その続きを一人でやろうというのだろう? 結局一人で背負い込んでおるようなものだ」
からからと笑った瀧井さんは、急に「やんちゃなおじさん」のような顔をしてみせた。
「どうだ、わしを雇ってみないか?」
「えっ……? 雇う、ですか? 瀧井さんを?」
一瞬、何の冗談なのかと戸惑ってしまった。俺の倍以上歳が離れていて、人生をはじめいろいろなことで大先輩の、瀧井さんを、俺が雇う?
「ああ、そうだ。歳を取って勘の鈍ったところもあるだろうが、これでも大学で研究した経験もある。お前さんが一人で試行錯誤する、その何倍も早く目的を達成することができるかもしれんぞ?」
「そ、それは……逆じゃないですか? 瀧井さんが私を雇うというなら話は分かるんですが」
「なにを言っとるんだ」
瀧井さんが大きなため息をつく。
「……いいか? お前さんはこの世界で『健康』を飯のタネにしようとしている事業主だぞ? そしてわしは、そんな事業など考えもしなかったが、技術だけはある人間だ。どっちが雇い主か、考えるまでもなかろう」
「い、いや、別に飯の種にしようとしているわけではないんですが……」
「それはいかん。何かをやるならカネが動く。カネが動くなら人が動く。人が動くならそいつを食わせにゃならん。飯のタネと言ったのはそういうことだ。どうもお前さん、給料というものが天から勝手に降ってくるとか思ってはおらんか?」
ぐうの音も出ない。よく考えたら、経営者なんてやったことないもんな。現場監督っていったって、結局はスポンサーが全部お金を出してくれていたわけだし。
「わしも別段、何か商売をやっていたわけでもないが、軍では下士官として兵を率いた経験もあるし、こちらでも開拓団を率いることくらいはしたからな。人を使うということはどういうことか、少しは心得ているつもりだ」
たしかに、俺もこの世界に来て現場監督の真似事みたいなことはするようになったが、それにしたって、まだまだ未熟。
「それに人頭税の支払い期限まであと数日でもあるし、教える代わりに小遣い稼ぎくらいはさせてくれてもよかろう?」
要はそうやって、俺が雇いやすい口実を作ってくれようとしてくれているわけか。やはり歳の功というか、瀧井さんには頭が上がらない……
……って、人頭税?
「なんだ、おまえさん、まだ払っていなかったのか? わしが言えた義理でもないが、嫁さんを二人ももらっているんだから、税くらいしっかり払っておかんと、懲罰税を取られた挙句に路頭に迷うようなことになりかねんぞ?」
「ちょ、ちょちょ、ちょっとまってください! 人頭税って何ですか!」
「なにを言っとるんだね、世帯主が払う家族分の税金じゃないか」
そして俺は、結婚するときに聞いたかもしれないがすっかり頭から抜けていた「人頭税」の仕組みを、改めて瀧井さんから教えてもらった。
要するに、この街で家族生活を営むにあたって、同じ家、同じ部屋に住む家族の人数に応じて支払う税金のことだ。
成人男性を基準に、十四歳までの子供は男性の半分。成人女性および「婚姻した女性もしくは婚姻関係と同等にある女性」は成人男性と同じ。収入の多い少ないは一切考慮されない。
ここでポイントなのは、「世帯主」という点。つまり家持ち、もしくは借家住まいを対象にしているということ。浮浪児・ホームレスは対象外ということらしい。
そして、どうして一夫一婦の家庭が多いかも十分に理解した。単純にカネがかかるからだ!
単純に、妻を二人娶ったとして、子供が二人ずつ生まれたとしよう。すると、男女一組カップルに比べて、単純に税が銀貨三枚から銀貨五枚に増えるということだ。
そして我が家の場合だ。
成人男性は俺。
妻はリトリィとマイセル。――「婚姻関係と同等の女性」だから、フェルミも入れなきゃな。
チビ三人。
そして、生まれてくる子供たちが二人。
今はまだ赤ん坊が生まれていないからいいが、来年はこのフルセットになる。
すると、成人男性は銀貨四枚+半額分が五人。
なんと、銀貨六枚半相当の税!
人一人がひと月食べていくのに、贅沢しなければ銀貨一枚と言われているから、俺の食費の半年分以上の額を払わなくちゃならないってことだ! ギャース!
「……なんだ、そんなことも考えずに家族を増やしたのか?」
「い、いえ……まさかこんなに高くつくとは思っていなかったので……」
「それがお前さんの肩に乗っている責任の重さだ。やりがいがあろう?」
「ま、まあそうなんですけどね?」
瀧井さんは「少々荷が重い方が奮起できていい」と言って、他人事のように愉快そうに笑う。実際に他人事ではあるが、俺と違って翻訳首輪もなく苦労してこられた瀧井さんだ、口調は軽いが実際に苦労を背負ってきたのだから、その言葉も実に重い。
「は、はは……頑張ります……」
「なに、わしが手伝うと言っておるんだ。大船に、とは言わんが、ちったあ役に立ってみせるともさ」
「やれやれ。やっとお話が終わりましたか?」
タイミングを見計らったかのように、ペリシャさんが隣の部屋から入ってくる。聞き耳を立てていたのかと思うほどに。
それと、なぜか妙に頬が赤いリトリィ。一体何があったのだろうか。
「では、リトリィさん。約束のお土産。大人だけで召し上がってくださいね?」
「は、はい! がんばります!」
「あらあら。頑張るのは旦那様ですから、あなたは上手に受けに回るようにね?」
意味深に微笑んでみせるペリシャさんと、顔を紅潮させつつも妙に気合の入っているリトリィ。
このやり取りで分かった。
リトリィの奴、絶対にペリシャさんからろくでもないことを吹き込まれたな。
……この前は男性の前立腺を直接刺激する必殺技を教え込まれてきたせいで、大変な目に遭ったんだ。あの土産だって、絶対に怪しい代物に決まってる。
リトリィの顔があんなに赤いんだ、間違いなく夜の夫婦生活で何か仕掛けてくるに違いない!
いや、要するにとっとと子供を産ませろって言いたいんですよねペリシャさん!
ええ分かっていますとも! 子供を切に望んでいる女性を娶った責任は果たしてみせますとも! ですからどーか、余計なことは……!
「そうだな。ゼラチンは使いやすいように見えるが、あれも膠――タンパク質だからな。カビの栄養にされて、溶けてしまうのだ」
瀧井さんの話を、メモを取りながら聞く。
今度はそれを俺が作って実験するのだ。一言も聞き漏らさないつもりで、俺はせっせとメモを取っていた。でないと、あとで困るのは俺だし、また聞きに来るようなことがあったら瀧井さんにも迷惑だ。
「寒天は、カビに強いんですか?」
「カビ以外にも、大抵の菌類には強かったはずだ」
瀧井さんは、よどみなく話す。五十年以上昔の記憶なのに、だ。やはり日本を背負う気概を持って研究を積み重ねた青春時代のことは、忘れられないということなんだろうか。
「それにしても、『寒天培地』という言葉をお前さんが知っていたということは、五十年経っても寒天に勝る素材は無いということなんだろうな」
「それがこの世界にも存在しているってことも、本当に助かりますね」
「違いない」
瀧井さんは、俺のメモを見て満足そうにうなずいていた。
「……何か、間違いはありませんか?」
「無いとも。よく書けている。……なんだね、気になるかね?」
「いえ、私の手元をよくのぞき込まれるので、何か間違いがあったのではないかと」
俺の返答に、瀧井さんは少しだけ眉を動かし、そして笑った。
「いや、日本語をこうやって話すのも、漢字や仮名をこうやって読むのも、お前さんが来るまで無かったことだからな。懐かしくて、つい、な……」
お前さんの奥方は、たまに家内とお茶をしに来るんだぞ――そう言って意味ありげに口の端を上げてみせる。たまには用事なく顔を出しに来い――そう言いたいのかもしれない。
「しかし、専門分野でもないのに首を突っ込んでくるとは恐れ入る。しかも下手をすれば、命に関わることだ、責任は重大だぞ? なぜだ、何がお前さんをそこまで駆り立てる?」
「家族みんなで健康で幸せな暮らしをしていくためです」
瀧井さんをまっすぐ見返して言った俺に、彼は苦笑いをしながらため息をついた。
「……そうか。戦い方も知らんというのに、奥さんを取り戻そうと何度も戦ったお前さんだ。その答えが返ってくるものだと、予想できてしかるべきだった」
「どんな理由だと思ったんですか?」
「いや……ここへきて、お前さんもやたらと家族を増やしたようだからな」
瀧井さんは頭をかき、背もたれに体を預けて、照れたように笑った。
「大きな稼ぎ口でも探しているのではないかと思ったのだよ。欲をかいてはいかん、と釘を刺すつもりだったんだが」
「欲……確かにそうですね。最初は孤児院の子供たちのためだったはずなのに、結局は自分の妻たちや生まれてくる子供のことを考えているんですから」
仕事を隠れ蓑にするようにして、個人的な理由で瀧井さんを頼ろうとしている。欲をかいていると言われても、仕方がないだろう。
「……何を言っておるんだね。わしも、家族のことを第一に考える人間を、欲をかいているとは言わんぞ。個人的な金銭欲、名誉欲に取りつかれてはいないかと心配しただけだ」
またも苦笑いを浮かべて「相変わらずだな。安心したが、ゆえに逆に心配にもなる」とつぶやいた瀧井さんは、俺にお茶のおかわりをすすめた。
「相変わらずなんでも背負い込む性は、結婚しても変わらんな」
「そうでしょうか? こうして、いろいろな人の手を借りているつもりですが」
「手を借りても、その続きを一人でやろうというのだろう? 結局一人で背負い込んでおるようなものだ」
からからと笑った瀧井さんは、急に「やんちゃなおじさん」のような顔をしてみせた。
「どうだ、わしを雇ってみないか?」
「えっ……? 雇う、ですか? 瀧井さんを?」
一瞬、何の冗談なのかと戸惑ってしまった。俺の倍以上歳が離れていて、人生をはじめいろいろなことで大先輩の、瀧井さんを、俺が雇う?
「ああ、そうだ。歳を取って勘の鈍ったところもあるだろうが、これでも大学で研究した経験もある。お前さんが一人で試行錯誤する、その何倍も早く目的を達成することができるかもしれんぞ?」
「そ、それは……逆じゃないですか? 瀧井さんが私を雇うというなら話は分かるんですが」
「なにを言っとるんだ」
瀧井さんが大きなため息をつく。
「……いいか? お前さんはこの世界で『健康』を飯のタネにしようとしている事業主だぞ? そしてわしは、そんな事業など考えもしなかったが、技術だけはある人間だ。どっちが雇い主か、考えるまでもなかろう」
「い、いや、別に飯の種にしようとしているわけではないんですが……」
「それはいかん。何かをやるならカネが動く。カネが動くなら人が動く。人が動くならそいつを食わせにゃならん。飯のタネと言ったのはそういうことだ。どうもお前さん、給料というものが天から勝手に降ってくるとか思ってはおらんか?」
ぐうの音も出ない。よく考えたら、経営者なんてやったことないもんな。現場監督っていったって、結局はスポンサーが全部お金を出してくれていたわけだし。
「わしも別段、何か商売をやっていたわけでもないが、軍では下士官として兵を率いた経験もあるし、こちらでも開拓団を率いることくらいはしたからな。人を使うということはどういうことか、少しは心得ているつもりだ」
たしかに、俺もこの世界に来て現場監督の真似事みたいなことはするようになったが、それにしたって、まだまだ未熟。
「それに人頭税の支払い期限まであと数日でもあるし、教える代わりに小遣い稼ぎくらいはさせてくれてもよかろう?」
要はそうやって、俺が雇いやすい口実を作ってくれようとしてくれているわけか。やはり歳の功というか、瀧井さんには頭が上がらない……
……って、人頭税?
「なんだ、おまえさん、まだ払っていなかったのか? わしが言えた義理でもないが、嫁さんを二人ももらっているんだから、税くらいしっかり払っておかんと、懲罰税を取られた挙句に路頭に迷うようなことになりかねんぞ?」
「ちょ、ちょちょ、ちょっとまってください! 人頭税って何ですか!」
「なにを言っとるんだね、世帯主が払う家族分の税金じゃないか」
そして俺は、結婚するときに聞いたかもしれないがすっかり頭から抜けていた「人頭税」の仕組みを、改めて瀧井さんから教えてもらった。
要するに、この街で家族生活を営むにあたって、同じ家、同じ部屋に住む家族の人数に応じて支払う税金のことだ。
成人男性を基準に、十四歳までの子供は男性の半分。成人女性および「婚姻した女性もしくは婚姻関係と同等にある女性」は成人男性と同じ。収入の多い少ないは一切考慮されない。
ここでポイントなのは、「世帯主」という点。つまり家持ち、もしくは借家住まいを対象にしているということ。浮浪児・ホームレスは対象外ということらしい。
そして、どうして一夫一婦の家庭が多いかも十分に理解した。単純にカネがかかるからだ!
単純に、妻を二人娶ったとして、子供が二人ずつ生まれたとしよう。すると、男女一組カップルに比べて、単純に税が銀貨三枚から銀貨五枚に増えるということだ。
そして我が家の場合だ。
成人男性は俺。
妻はリトリィとマイセル。――「婚姻関係と同等の女性」だから、フェルミも入れなきゃな。
チビ三人。
そして、生まれてくる子供たちが二人。
今はまだ赤ん坊が生まれていないからいいが、来年はこのフルセットになる。
すると、成人男性は銀貨四枚+半額分が五人。
なんと、銀貨六枚半相当の税!
人一人がひと月食べていくのに、贅沢しなければ銀貨一枚と言われているから、俺の食費の半年分以上の額を払わなくちゃならないってことだ! ギャース!
「……なんだ、そんなことも考えずに家族を増やしたのか?」
「い、いえ……まさかこんなに高くつくとは思っていなかったので……」
「それがお前さんの肩に乗っている責任の重さだ。やりがいがあろう?」
「ま、まあそうなんですけどね?」
瀧井さんは「少々荷が重い方が奮起できていい」と言って、他人事のように愉快そうに笑う。実際に他人事ではあるが、俺と違って翻訳首輪もなく苦労してこられた瀧井さんだ、口調は軽いが実際に苦労を背負ってきたのだから、その言葉も実に重い。
「は、はは……頑張ります……」
「なに、わしが手伝うと言っておるんだ。大船に、とは言わんが、ちったあ役に立ってみせるともさ」
「やれやれ。やっとお話が終わりましたか?」
タイミングを見計らったかのように、ペリシャさんが隣の部屋から入ってくる。聞き耳を立てていたのかと思うほどに。
それと、なぜか妙に頬が赤いリトリィ。一体何があったのだろうか。
「では、リトリィさん。約束のお土産。大人だけで召し上がってくださいね?」
「は、はい! がんばります!」
「あらあら。頑張るのは旦那様ですから、あなたは上手に受けに回るようにね?」
意味深に微笑んでみせるペリシャさんと、顔を紅潮させつつも妙に気合の入っているリトリィ。
このやり取りで分かった。
リトリィの奴、絶対にペリシャさんからろくでもないことを吹き込まれたな。
……この前は男性の前立腺を直接刺激する必殺技を教え込まれてきたせいで、大変な目に遭ったんだ。あの土産だって、絶対に怪しい代物に決まってる。
リトリィの顔があんなに赤いんだ、間違いなく夜の夫婦生活で何か仕掛けてくるに違いない!
いや、要するにとっとと子供を産ませろって言いたいんですよねペリシャさん!
ええ分かっていますとも! 子供を切に望んでいる女性を娶った責任は果たしてみせますとも! ですからどーか、余計なことは……!
あなたにおすすめの小説
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)
京衛武百十
ファンタジー
俺の名は錬是(れんぜ)。開拓や開発に適した惑星を探す惑星ハンターだ。
だが、宇宙船の故障である未開の惑星に不時着。宇宙船の頭脳体でもあるメイトギアのエレクシアYM10と共にサバイバル生活をすることになった。
と言っても、メイトギアのエレクシアYM10がいれば身の回りの世話は完璧にしてくれるし食料だってエレクシアが確保してくれるしで、存外、快適な生活をしてる。
しかもこの惑星、どうやらかつて人間がいたらしく、その成れの果てなのか何なのか、やけに人間っぽいクリーチャーが多数生息してたんだ。
地球人以外の知的生命体、しかも人類らしいものがいた惑星となれば歴史に残る大発見なんだが、いかんせん帰る当てもない俺は、そこのクリーチャー達と仲良くなることで残りの人生を楽しむことにしたのだった。
筆者より。
なろうで連載中の「未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます」に若干の手直しを加えたVer.02として連載します。
なお、連載も長くなりましたが、第五章の「幸せ」までで錬是を主人公とした物語自体はいったん完結しています。それ以降は<錬是視点の別の物語>と捉えていただいても間違いではないでしょう。
甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜
具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」
居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。
幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。
そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。
しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。
そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。
盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。
※表紙はAIです
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
異世界転移しても何も変わらない? 〜実は出会うたびに最強の力を「吸い取る」チート持ちだった〜
みきもと
ファンタジー
主人公「風間章」{かざまあきら}
ある日当然意識を失い、気がつくと森の中で見たこともない景気
異世界に引き込まれたような・・・詳細は不明
しかし定番とも言えるスキルや魔法も使えない
森を彷徨う。古びた家を見つけ誰も住んでいないのでそこに住みだす。
しかし彼はまだ自分の能力に気づいていない。
人の能力を吸収して成長するその力に・・・・
【異世界でも「おじさん」は、マイペースに掃除から始める】
ブラック企業を辞め、異世界の森にある古民家へ転移したアキラ。
誰もいない静かな場所で、彼が始めたのは「自分らしく生きるためのお掃除」だった。
しかし、その何気ない動作一つ一つが、実はこの世界のシステムに干渉していた。
静寂の中に秘められた、真の力の目覚めを描くプロローグ。
主人公「風間章」{かざまあきら}
ある日当然意識を失い、気がつくと森の中で見たこともない景気
異世界に引き込まれたような・・・詳細は不明
しかし定番とも言えるスキルや魔法も使えない
森を彷徨う。古びた家を見つけ誰も住んでいないのでそこに住みだす。
しかし彼はまだ自分の能力に気づいていない。
人の能力を吸収して成長するその力に・・・・
なんとか生き延びて入るが他に人影もない
動物?のようなものを狩ってはその日を過ごす毎日
月日は流れ数カ月、なんとか生活は出来ているある日
人の声が聞こえてくる?耳を澄ませるとなにかと争っているような声と叫び!?
それは人?エルフのような不忘だ
獣と暖かっているようだったが、そのエルフは怪我をしている。
彼の能力は未知数で未だに彼自身もきづいてない能力。
そしてそれは広大な能力であり100年に1人といない珍しい能力である。
わくわくドキドキ、そしてラブストーリもありの物語。成長していく彼の物語
この作品は1話毎が短めになっています。
おおよそ2000文字前後ほどですので、話ごとにバラツキがあります。
「本作品はカクヨムにも掲載しています。」