695 / 785
第六部 異世界建築士とよろこびのうた
第658話:可能性の話
しおりを挟む
珍しく起きてくるのが遅かったリノは、目をこすりながら井戸までやってきた。ふらふらしながらラジオ体操とストレッチを終えた彼女のワンピースをひょいと脱がせて、すっぽんぽんにした上で汲みたての井戸水をぶっかける。
「きゃうっ!」
やっと目が覚めたのか、可愛らしい悲鳴を上げて跳び跳ねるのが実に愛らしい。
「だんなさまのいじわるっ!」
そう言ってほっぺたをふくらませる仕草もまた、愛おしい。
「目が覚めたか?」
「ぼ、ボク、ちゃんと目、覚めてたもん!」
「そうかそうか、それは悪かった」
ちっとも悪びれてみせずに笑うと、「ううーっ、だんなさまのいじわるっ!」と飛びついてくる。
「ボク、起きてたもん! 本当に起きてたもん!」
「分かった分かった」
笑いながらさらに水をかけてやると、リノはきゃあきゃあ騒ぎながら、けれど逃げようともせず、俺にしがみつき続けた。
「……でもな、リノ。正直に言って欲しい。朝、寝覚めはどうだった?」
「ボク、起きてたもん!」
ついに涙目になってしまったリノの頭をなでてやると、しゃがみこんで目線を合わせる。
「リノ、俺は別にリノを責めているわけじゃないんだ。昨日の夜、茄子──オバゥギナの料理を食べただろう? あれは、獣人族にとって、『体が重く感じるようになる』という不思議な効果をもつんだよな? だから、リノがいま、体にどんな違和感を覚えているのか、教えて欲しいんだ」
リノは不思議そうに俺を見返す。
「……お寝坊したこと、怒ったりからかったりしてるんじゃないの?」
「どうして俺がそんなことをする必要があるんだ。俺にとってリノは大事な大事な、将来のお嫁さんだぞ?」
俺の言葉に、リノはぱっと顔をほころばせる。
「えへへ、だんなさま、ボクのこと、大事?」
「大事に決まっているだろう」
頭をなでてやると、耳をぴこぴこ揺らしながら飛びついてきた。
「えへへ、ボクもね、ボクもね、だんなさまのこと、だーい好きで、大事って思ってるよ!」
「そうだな……。だから聞きたいんだ。体に、いつもと違う様子はないか?」
改めて聞き直すと、今度は素直に答えてくれた。
その後、同じように昨夜に茄子を食べたリトリィ、マイセル、ヒッグス、ニュー、そして唯一食べなかったフェルミにも、同じようなことを聞いた。
茄子を食べると体が重くなるように感じる、そしてそれは翌日まで引きずるという、リトリィもフェルミも言っていたこと。
リトリィとリノは、同じような症状を訴えた。すなわち、朝の「寝起きの悪さ」と「まとわりつく眠気」と「妙なけだるさ」。
今日のリノは起きるのが遅く、朝のモーニングルーチン中も眠そうにしていたが、それはリトリィも同じだったようだ。獣人族の女性で朝から元気なのは、昨日食べなかったフェルミだけだった。そして、獣人族ではない俺とマイセルとヒッグスとニューには、何の影響もなかった。
やっぱり、獣人族に対して、何かしらの影響力を持っているみたいだ。瀧井さんの奥さんであるペリシャ婦人も、茄子は好物らしい。でもやっぱり影響があるから、食べるのを制限していたんじゃなかったっけ。あとでちょっと聞いてみることにしよう。
「……あの」
食事が終わったあとで、書斎にやってきたのはリトリィだった。
「どうした?」
「あの……オバゥギナのお料理のことなんですけれど……」
ああ、さっき体調のことで聞いたから、そのことでまだ言い足りないことがあったのだろう。そう思って、改めて彼女に向き直る。
「うん、どうしたんだい?」
「……さっき、あのようなことをお聞きになられていたものですから……。ひょっとして、その……これからはもう、食べてはいけない、とおっしゃるのですか?」
なにか、思いつめたような顔をしている。
……そうか。あれはマイセルの好物だったっけ。俺がリトリィたちのことを考えて食卓に出すのを控えよう、なんて言ったら、マイセルの夏の楽しみが一つ、減ってしまうということか。
リトリィはマイセルのことを妹のように可愛がっている。もし俺がオバゥギナ料理の禁止を言い出すのなら、マイセルのためにも、考え直すよう訴えに来たのだろう。
立ち上がって、彼女を抱きしめる。
「安心してくれ。茄子──オバゥギナ料理はペリシャさんも好物だったはずだから、食べちゃだめだってことはないはずだ。ただ、君たちの体への影響がどんなものか、知りたかっただけだよ」
「そ、そうですか……! よかった……!」
ひどく安堵してみせるので、あらためて、その理由を聞いてみることにした。
聞いて、驚いた。
「……お食事をいただいたあと、ひと刻ほどたったころからでしょうか。すこしずつ、からだが重いというか、だるいというか……そんな感じになっていったというのは、さきほどお話した通りなんですけれど……」
リトリィの話によると、ペリシャさんがオバゥギナ料理を好んだのは、ある効果によるものだったそうだ。
「だんなさまには、ご婦人もお話していないと思いますけれど……その……」
リトリィは、耳の先まで真っ赤に染めながら、か細い声で、続けた。
「あ、あなたの、おやんちゃさまが、とても……とっても、熱く感じられて……。あんな感じは、はじめてで……」
……ああ、昨夜はたしかにそんなことを言って、ずいぶんと乱れていたことを思い出す。
「お、おやんちゃさまが、あんなに熱く感じられたの、はじめてだったんです。あなたのもので、お腹の奥が、焼けそうなくらいで……」
恥じらってみせているが、妙に熱っぽく、そして艶っぽい目で、リトリィは体を寄せてきた。
「まだ、体が重くて、だるいのですけれど……。いまなら、また昨日の夜みたいに、あなたを熱く感じられるでしょうか……?」
「……リトリィ?」
「たしかめさせてください……。ペリシャさまがおっしゃっていたこと……『オバゥギナ料理を食べた夜は、だんなさまを熱く感じられる』というお言葉が、ほんとうかどうかを……!」
藍月の夜でもないのに、リトリィのとろんとした目は実に煽情的で、そして彼女のしなやかな指は、俺の愚息を服の上からそっとなで上げる。
効果は抜群だった。
「ふふ……おやんちゃさま、お元気になられたようですよ……?」
もう、我慢なんてしていられなかった。
彼女を書斎のデスクにうつ伏せにさせると、すでに蕩け潤い蜜をとろりと垂れ流していたそこを、一気に刺し貫いた。
必死にエプロンのすそを噛みしめるようにして、歯を食いしばって声を漏らすまいとする彼女が愛おしくて、俺は何度、彼女の羞恥心を煽るような言葉を投げかけたことだろう。
リトリィの、ぽっかりと開いた秘所から泡立つ白濁液がとろりとあふれ出すのを見ながら、俺は額の汗をぬぐった。
昨夜、予想した通りだった。
彼女の体温は今も確かに下がっているようだった。そのため、相対的に俺のものが熱く感じられたのだろう。俺が彼女の胎内を熱いと感じてきたぶん、彼女はきっと、俺のものを生ぬるいと感じてきたに違いない。
おそらく、茄子に含まれる何らかの成分が彼女の代謝機能を低下させ、体温を一時的に下げる。すると、ヒトに比べて高音だった時と比べて、体温の差が少なくなる。
その結果が、これだ。
「……やっぱり、おやんちゃさま、とっても熱かったです……。ふふ、すてきでした……」
いつもは生ぬるく感じていたものが、いつもと比べて相対的に温かく感じられたのではないか。それが、彼女にとっては「熱い」と感じられた原因なんだろう。
もちろん、これはあくまでも俺の予想であって、それが真実だとは限らない。けれど──
「ペリシャさまのお子さまは、みんな夏にできたと、うかがっています。茄子料理のおかげなのかも、しれませんね……」
「……かもしれないな」
首だけこちらに向け、うっとりとした様子で、熱い吐息を漏らし続けるリトリィ。
少なくとも、茄子料理を食べてからリトリィの体温が下がっているのは間違いないし、リトリィがペリシャさんから聞いた話でも、やっぱり瀧井さんのブツを熱く感じていたようだ。
さらに言うと、男のキンタマが体外にぶら下がっているのは、熱に弱い精子を保護するだめだと聞いたことがある。もしそれが本当なら、今後も茄子料理でリトリィの体温を意図的に下げれば、俺の精子が受精までに生き延びられる余地があるかもしれない、ということだ。
ペリシャさんの子供ができた季節は夏ばかりというのも、もしかしたら茄子を食べて夫婦の夜を過ごした結果、ペリシャさんの体温が下がって瀧井さんの精子が生き延びやすくなり、結果として子宝に恵まれたのではないか、という仮説を立てることもできる。
もちろん、明らかな証拠も確実性もない。だが、ほかに手がないなら、それがたとえ水面に浮かぶ藁だとしても、すがるしかないじゃないか。
「……あなた?」
「リトリィ、もう一度だけ──」
彼女の腰をつかんだ俺にリトリィは目を細めると、しっぽを持ち上げて俺を誘ってみせた。
「きゃうっ!」
やっと目が覚めたのか、可愛らしい悲鳴を上げて跳び跳ねるのが実に愛らしい。
「だんなさまのいじわるっ!」
そう言ってほっぺたをふくらませる仕草もまた、愛おしい。
「目が覚めたか?」
「ぼ、ボク、ちゃんと目、覚めてたもん!」
「そうかそうか、それは悪かった」
ちっとも悪びれてみせずに笑うと、「ううーっ、だんなさまのいじわるっ!」と飛びついてくる。
「ボク、起きてたもん! 本当に起きてたもん!」
「分かった分かった」
笑いながらさらに水をかけてやると、リノはきゃあきゃあ騒ぎながら、けれど逃げようともせず、俺にしがみつき続けた。
「……でもな、リノ。正直に言って欲しい。朝、寝覚めはどうだった?」
「ボク、起きてたもん!」
ついに涙目になってしまったリノの頭をなでてやると、しゃがみこんで目線を合わせる。
「リノ、俺は別にリノを責めているわけじゃないんだ。昨日の夜、茄子──オバゥギナの料理を食べただろう? あれは、獣人族にとって、『体が重く感じるようになる』という不思議な効果をもつんだよな? だから、リノがいま、体にどんな違和感を覚えているのか、教えて欲しいんだ」
リノは不思議そうに俺を見返す。
「……お寝坊したこと、怒ったりからかったりしてるんじゃないの?」
「どうして俺がそんなことをする必要があるんだ。俺にとってリノは大事な大事な、将来のお嫁さんだぞ?」
俺の言葉に、リノはぱっと顔をほころばせる。
「えへへ、だんなさま、ボクのこと、大事?」
「大事に決まっているだろう」
頭をなでてやると、耳をぴこぴこ揺らしながら飛びついてきた。
「えへへ、ボクもね、ボクもね、だんなさまのこと、だーい好きで、大事って思ってるよ!」
「そうだな……。だから聞きたいんだ。体に、いつもと違う様子はないか?」
改めて聞き直すと、今度は素直に答えてくれた。
その後、同じように昨夜に茄子を食べたリトリィ、マイセル、ヒッグス、ニュー、そして唯一食べなかったフェルミにも、同じようなことを聞いた。
茄子を食べると体が重くなるように感じる、そしてそれは翌日まで引きずるという、リトリィもフェルミも言っていたこと。
リトリィとリノは、同じような症状を訴えた。すなわち、朝の「寝起きの悪さ」と「まとわりつく眠気」と「妙なけだるさ」。
今日のリノは起きるのが遅く、朝のモーニングルーチン中も眠そうにしていたが、それはリトリィも同じだったようだ。獣人族の女性で朝から元気なのは、昨日食べなかったフェルミだけだった。そして、獣人族ではない俺とマイセルとヒッグスとニューには、何の影響もなかった。
やっぱり、獣人族に対して、何かしらの影響力を持っているみたいだ。瀧井さんの奥さんであるペリシャ婦人も、茄子は好物らしい。でもやっぱり影響があるから、食べるのを制限していたんじゃなかったっけ。あとでちょっと聞いてみることにしよう。
「……あの」
食事が終わったあとで、書斎にやってきたのはリトリィだった。
「どうした?」
「あの……オバゥギナのお料理のことなんですけれど……」
ああ、さっき体調のことで聞いたから、そのことでまだ言い足りないことがあったのだろう。そう思って、改めて彼女に向き直る。
「うん、どうしたんだい?」
「……さっき、あのようなことをお聞きになられていたものですから……。ひょっとして、その……これからはもう、食べてはいけない、とおっしゃるのですか?」
なにか、思いつめたような顔をしている。
……そうか。あれはマイセルの好物だったっけ。俺がリトリィたちのことを考えて食卓に出すのを控えよう、なんて言ったら、マイセルの夏の楽しみが一つ、減ってしまうということか。
リトリィはマイセルのことを妹のように可愛がっている。もし俺がオバゥギナ料理の禁止を言い出すのなら、マイセルのためにも、考え直すよう訴えに来たのだろう。
立ち上がって、彼女を抱きしめる。
「安心してくれ。茄子──オバゥギナ料理はペリシャさんも好物だったはずだから、食べちゃだめだってことはないはずだ。ただ、君たちの体への影響がどんなものか、知りたかっただけだよ」
「そ、そうですか……! よかった……!」
ひどく安堵してみせるので、あらためて、その理由を聞いてみることにした。
聞いて、驚いた。
「……お食事をいただいたあと、ひと刻ほどたったころからでしょうか。すこしずつ、からだが重いというか、だるいというか……そんな感じになっていったというのは、さきほどお話した通りなんですけれど……」
リトリィの話によると、ペリシャさんがオバゥギナ料理を好んだのは、ある効果によるものだったそうだ。
「だんなさまには、ご婦人もお話していないと思いますけれど……その……」
リトリィは、耳の先まで真っ赤に染めながら、か細い声で、続けた。
「あ、あなたの、おやんちゃさまが、とても……とっても、熱く感じられて……。あんな感じは、はじめてで……」
……ああ、昨夜はたしかにそんなことを言って、ずいぶんと乱れていたことを思い出す。
「お、おやんちゃさまが、あんなに熱く感じられたの、はじめてだったんです。あなたのもので、お腹の奥が、焼けそうなくらいで……」
恥じらってみせているが、妙に熱っぽく、そして艶っぽい目で、リトリィは体を寄せてきた。
「まだ、体が重くて、だるいのですけれど……。いまなら、また昨日の夜みたいに、あなたを熱く感じられるでしょうか……?」
「……リトリィ?」
「たしかめさせてください……。ペリシャさまがおっしゃっていたこと……『オバゥギナ料理を食べた夜は、だんなさまを熱く感じられる』というお言葉が、ほんとうかどうかを……!」
藍月の夜でもないのに、リトリィのとろんとした目は実に煽情的で、そして彼女のしなやかな指は、俺の愚息を服の上からそっとなで上げる。
効果は抜群だった。
「ふふ……おやんちゃさま、お元気になられたようですよ……?」
もう、我慢なんてしていられなかった。
彼女を書斎のデスクにうつ伏せにさせると、すでに蕩け潤い蜜をとろりと垂れ流していたそこを、一気に刺し貫いた。
必死にエプロンのすそを噛みしめるようにして、歯を食いしばって声を漏らすまいとする彼女が愛おしくて、俺は何度、彼女の羞恥心を煽るような言葉を投げかけたことだろう。
リトリィの、ぽっかりと開いた秘所から泡立つ白濁液がとろりとあふれ出すのを見ながら、俺は額の汗をぬぐった。
昨夜、予想した通りだった。
彼女の体温は今も確かに下がっているようだった。そのため、相対的に俺のものが熱く感じられたのだろう。俺が彼女の胎内を熱いと感じてきたぶん、彼女はきっと、俺のものを生ぬるいと感じてきたに違いない。
おそらく、茄子に含まれる何らかの成分が彼女の代謝機能を低下させ、体温を一時的に下げる。すると、ヒトに比べて高音だった時と比べて、体温の差が少なくなる。
その結果が、これだ。
「……やっぱり、おやんちゃさま、とっても熱かったです……。ふふ、すてきでした……」
いつもは生ぬるく感じていたものが、いつもと比べて相対的に温かく感じられたのではないか。それが、彼女にとっては「熱い」と感じられた原因なんだろう。
もちろん、これはあくまでも俺の予想であって、それが真実だとは限らない。けれど──
「ペリシャさまのお子さまは、みんな夏にできたと、うかがっています。茄子料理のおかげなのかも、しれませんね……」
「……かもしれないな」
首だけこちらに向け、うっとりとした様子で、熱い吐息を漏らし続けるリトリィ。
少なくとも、茄子料理を食べてからリトリィの体温が下がっているのは間違いないし、リトリィがペリシャさんから聞いた話でも、やっぱり瀧井さんのブツを熱く感じていたようだ。
さらに言うと、男のキンタマが体外にぶら下がっているのは、熱に弱い精子を保護するだめだと聞いたことがある。もしそれが本当なら、今後も茄子料理でリトリィの体温を意図的に下げれば、俺の精子が受精までに生き延びられる余地があるかもしれない、ということだ。
ペリシャさんの子供ができた季節は夏ばかりというのも、もしかしたら茄子を食べて夫婦の夜を過ごした結果、ペリシャさんの体温が下がって瀧井さんの精子が生き延びやすくなり、結果として子宝に恵まれたのではないか、という仮説を立てることもできる。
もちろん、明らかな証拠も確実性もない。だが、ほかに手がないなら、それがたとえ水面に浮かぶ藁だとしても、すがるしかないじゃないか。
「……あなた?」
「リトリィ、もう一度だけ──」
彼女の腰をつかんだ俺にリトリィは目を細めると、しっぽを持ち上げて俺を誘ってみせた。
0
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
#密売じゃありません!ミツバイギフトで最高に美味しい果物作ったら、領主令息が夫になった件について
国府知里
ファンタジー
「がんばっても報われなかったあなたに」“スローライフ成り上がりファンタジー”
人生に疲れ果てた北村めぐみは、目覚めると異世界の農村で少女グレイスとして転生していた。この世界では6歳で神から“ギフト”を授かるという。グレイスが得た謎の力「ミツバイ」は、果物を蜜のように甘くするという奇跡の力だった!村を、領地を、やがて王国までも変えていく果樹栽培の物語がいま始まる――。美味しさが未来を育てる、異世界農業×スローライフ・ファンタジー!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる