パーティー追放された者同士で組んだら、全員魔剣士だったけど割と万能で強かった件

微炭酸

文字の大きさ
67 / 79
召喚される者、召喚した者

長い夜ですね?

しおりを挟む
 街に鳴り響く鐘の音が、モミジの耳をかすかに揺らす。
 夜の鐘の音は昼間よりも随分と小さく、静まり返った室内でなければもしかしたら聞き逃していたかもしれない。

 夢うつつで簡素なベッドに横になっていたモミジは、不意にシェリーに二十三時の鐘が鳴った時に自室で待っているように言われたことを思い出した。
 いつの間にか忘れていたようだ。

 重厚な金属音に耳を傾けながら、うっすら開けた瞳でドアを見つめた。
 やがて、長く鳴り響いた鐘の音が止み、再び部屋に静寂が訪れる。一人用の卓上机と背もたれ椅子にベッド、そして小さな衣装棚があるだけの簡素な部屋。音が無い今、やけに狭く感じる。実際、元宿屋の一人部屋を使用しているだけなので、広く無いことは事実だ。

 女性らしさのかけらもない部屋に思わず苦笑した。

 今度、花でも飾ってみようかな。

 それにしても、二十三時の鐘はとっくに鳴り終わったのに、シェリーはまだ来ない。
 待っていろと言ったのに、遅れてくるのは関心しないなぁ。

 もしかしたら、本当に些細な用事でそれこそモミジと同じく、シェリーも忘れてしまっているのかもしれない。それなら、それでよいのだけれど。

 抗い難い眠気に瞼を閉じようとしたその時、部屋のドアがコン、コンと鳴り、来客を示した。
 たぶん、シェリーだろう。

「開いてますよ……。入って来てください」

 重い体を起こし、ひとまず来るべき人を出迎える体勢を整える。
 依然、ドアは開かれない。

 不思議に思いベッドから降りた瞬間、ドアの向こうから声が返って来る。

「あの、俺だけど……」

 体がビタッと固まった。まるで、足の裏が床にくっついたみたいだ。体とは裏腹に、思考が一気に加速する。
 俺だけど……? シェリーの自呼びは決して『』などではなかったはずだ。マナツももちろん、俺なんて一人称は使わない。

 ユキオ君……は『僕』だし、ってことは――

「ハ、ハルト君……!?」

 少し、声がうわずった。
 恥ずかしすぎる……。

 モミジの返答から一拍置いて、ドアがゆっくりと開く。もちろん、ドアの向こうにいる相手はハルトだ。

「シェリーに言われて来たんだけど……。なんか、モミジが話があるって」

 すごく眠そうにハルトは言った。

「えっ……話? んん!? はな……し?」

「うん?」

 お互いに頭にハテナが浮かぶ。どうやら、状況はモミジはおろかハルトにも理解できていないようだ。
 
 話……。話なんて、特にないんだけど。

 一瞬、ショートしかけた頭で冷静に考える。昼間のシェリーとの会話を思い出す。
 シェリーには二十三時に自室で待ってろと言われた。その前には、何の会話をしていたっけ?

「あっ……」

 シェリーの意図に気づいた瞬間、顔が急速に火照りだした。ゆでタコができてしまうのではないかと思うくらい、体じゅうが熱くなる。
 なぜ、シェリーが来ないで、ハルトが来るのか。答えは昼間のシェリーとの会話の中に存在していた。

(モミジさんは好きだと伝えないのですか?)

 シェリーの言葉が脳裏をフラッシュバックする。

 つまり、シェリーは強引にハルトをモミジの元へ連れて行き、いわゆる告白のようなことをさせようとしているのだ。

 何やってるの……シェリーちゃん。私、怒るからね。明日、絶対に怒るからね……!

 とはいうものの、この状況を打破しないことには明日は永遠にやって来ない。まさか、こうして朝まで黙って見つめ合っているわけにもいかない。というか、それこそ明日を迎える前に気を失いそうだ。

「なんか、結構大事な話ってシェリーは言ってたけど、どうかした?」

 ハルトはモミジの部屋に入ることはなく、訪ねた。どうやら、彼にはこの状況が伝わっていないようだ。
 本当、鈍いって得なのか、損なのかわからないですよね。

「話……はないんだけど」

「シェリーから言伝ってことは、何か言いづらいこと? パーティーに関わることなら、できれば相談してほしいかな。その、やっぱり心配だし……」

「う、ううん。別にみんなに迷惑かけるようなことじゃないよ。それに、私も困っているようなことではないし」

 自分で言っておいて、意味がわからなすぎる。
 ハルトは当然、頭の上のハテナを継続して揺らしていた。

 思わず、お互いに唸ってしまった。
 混乱しすぎて、次の言葉が浮かんで来ない。でも、もしかしたらこのチャンスを逃したら次の機会は当分来ないだろう。もしかしたら、永遠に来ないままになるかもしれない。

 ……って、そんなことはわかっているけど……無理だ――!

 うじうじしているって思われるだろう。でも、仕方ないのだ。人間、そんな簡単に変わらないです。変われるなら、とっくに変わっているのです! 

 もし、この場にマナツやシェリーが居たなら、まどろっこしいと罵られるに決まっている。呆れられるかもしれない。

「あー、とにかく何も無いんだったらいいんだけど、何かあったらすぐに相談してね。一応、その……これでもリーダーだと思うから」

 ハルトは視線をそらし、うっすら紅潮した頬を指で掻いた。どうやら、彼はまだリーダーというポジションに抵抗があるように見える。
 そんなハルトを見て、思わずモミジは笑みをこぼした。

「ちょっ……何も面白いことないでしょ」

「いやいや、と思うじゃなくて、ハルト君は十分リーダーだよ。自信持って。」

「モミジ、最近……と思うってあんまり言わないよね」

「めんどくさいはよく言うようになりました」

 ハルトも笑みを漏らした。
 伝えられはしなかった。それでも、一歩だけ前進できた気がする。
 
 互いの口癖が感染る。それだけで、心の底が暖かくなったような満足感が感じられた。

「それじゃ、また明日。おやすみ」

「うん……。おやす――」
 刹那、背後から瞬間的な殺気を感じた。
 
 振り向く前にハルトが強引にモミジの体を抱き寄せ、そのまま身を捩る。
 部屋の窓ガラスが大きな破砕音を立てて粉々に飛び散る。ハルトのすぐ横を先端が燃え盛る矢が通過し、壁に突き刺さった。矢は炎に包まれ、部屋の空気を焦がす。
 突然の出来事に思わず息を飲んだが、すぐさま視線を部屋全体に、そして窓の外へと向ける。暗闇に襲撃者の姿は確認できない。

「モミジ、大丈夫か?」

「……うん。平気。それより――」

 窓から視線を外さずに、部屋の隅に立てかけてある剣と壁にかけた黒紫色のローブを素早く取る。剣は抜き取り、鞘はその場で床に投げ捨てた。

 割れた窓の奥が一瞬、キラリと光を反射し、第二射が飛んで来る。標的は手ぶらのハルトだ。

 ――『飛身ひしん』!

 モミジの握る剣がうっすら光を帯び、床が軋むほどに力強く蹴り上げる。一瞬でハルトとの距離を縮め、飛んで来る矢を剣ではたき落とす。
 床に叩きつけられた矢はたちまち木々を伝って燃え広がるが、すぐさまハルトの水魔法によって鎮火させられる。

 三射、四射も同様に撃ち払い、ハルトが退避したのを確認してから、モミジは身を投げ出すように廊下に転がり出る。

 心臓の鼓動がやけに早い。ひとまず、奇襲による被害は部屋の壁と床だけだろう。

 長い夜が始まった。そんな気がした。

「剣とローブだけ持って、各自散開! 俺とモミジは一階。ユキオとマナツは二階。シェリーは二階で待機だ!」

 ハルトの声が家中を響き渡った。既に自室から剣とローブを取ってきているようだ。

 モミジはハルトを待つことなく、一階へと舞い降りる。途中、マナツと階段ですれ違う。どうやら、最低限の状況は飲み込めているようだ。視線だけ交わし、一気に階段を下りきる。
 大広間を見回すと、ユキオがちょうど魔法を詠唱し終えたところだった。同時に玄関が蹴破られ、軽装を纏った剣持ちの襲撃者が二人侵入して来る。

「――ユキオ君!」

 ユキオが両手をパンっと叩き合わせる。その瞬間、床を突き破って岩柱が出現し、襲撃者二人の顎先を撃ち抜いた。襲撃者は天井まで吹き飛ばされ、地面に意識なく落ちる。どうやら、死んではいなそうだ。

「あと、よろしく!」

 ユキオは踵を返し、ハルトと入れ替わりで階段を登っていく。

「ハルト君! シェリーちゃんは?」

「大丈夫、二階でマナツに引き渡した」

 ハルトとモミジは互いに背を寄せ合う。
 おそらく、襲撃者は三名だけではないだろう。外から、ただならぬ殺気がいくつも感じ取れる。

「ちょっ! シェリーちゃん――!」
 
 二階から、マナツの声が聞こえてくる。剣を持ち、肩で息をしながら下りて来るシェリーが目に入った。

「何してるんだシェリー! 二階で待機と言っただろ!」

「で、でも……」

 シェリーはうつむきがちに剣を抱きしめる。

「でもじゃない。早く戻れ!」

 状況が状況なだけに、ハルトもいつになくキツい物言いだ。
 モミジは会話の一端に耳を貸しつつ、一歩だけ前に躍り出た。それを見たハルトはため息を付き、剣を下ろしてシェリーと向き合う。

「あの、これってシェリーのせいですよね……? だったら、私も戦います……」

 ハルトはシェリーの手を握り、剣を下ろさせる。

「大丈夫だ。これは、シェリーを護るっていうクエストを受けている俺たちの仕事だ」

「でも、それじゃあ……。私だって、勇者だし、冒険者です」

 ハルトはゆっくりと首を振る。

「冒険者も勇者も魔物を狩る職業だ。人を相手にするのは、本来の仕事じゃない。だから、シェリーは戦わなくていい」

 モミジは突き刺すような視線を感じ、ハルトとシェリーから意識をそらす。破られた玄関から覗く闇から、突如魔法陣が浮かび上がり、数発の火球が飛んでくる。

「それに――」

 モミジは手を前に突き出し、魔法を発動する。魔法陣が浮かび上がり、巨大な氷塊が射出される。氷塊は火球を軽く飲み込み、闇夜に飛び込んだ。次の瞬間には、男の悲鳴のような断末魔と激しい衝撃音が鳴り響く。

「俺たちは四人揃えば負けることはない」

 ハルトの自信満々のセリフに、モミジは大きく頷いた。
しおりを挟む
感想 27

あなたにおすすめの小説

S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました

白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。 そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。 王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。 しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。 突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。 スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。 王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。 そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。 Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。 スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが―― なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。 スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。 スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。 この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります

「役立たず」と追放されたが、俺のスキルは【経験値委託】だ。解除した瞬間、勇者パーティーはレベル1に戻り、俺だけレベル9999になった

たまごころ
ファンタジー
「悪いがクビだ、アレン。お前のような戦闘スキルのない寄生虫は、魔王討伐の旅には連れていけない」 幼馴染の勇者と、恋人だった聖女からそう告げられ、俺は極寒の雪山に捨てられた。 だが、彼らは勘違いしている。 俺のスキルは、単なる【魔力譲渡】じゃない。 パーティメンバーが得た経験値を管理・分配し、底上げする【経験値委託(キックバック)】という神スキルだったのだ。 俺をパーティから外すということは、契約解除を意味する。 つまり――今まで彼らが俺のおかげで得ていた「かさ増しステータス」が消え、俺が預けていた膨大な「累積経験値」が全て俺に返還されるということだ。 「スキル解除。……さて、長年の利子も含めて、たっぷり返してもらおうか」 その瞬間、俺のレベルは15から9999へ。 一方、勇者たちはレベル70から初期レベルの1へと転落した。 これは、最強の力を取り戻した俺が、雪山の守り神である銀狼(美少女)や、封印されし魔神(美少女)を従えて無双し、新たな国を作る物語。 そして、レベル1に戻ってゴブリンにも勝てなくなった元勇者たちが、絶望のどん底へ落ちていく「ざまぁ」の記録である。

外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~

空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」 「何てことなの……」 「全く期待はずれだ」 私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。 このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。 そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。 だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。 そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。 そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど? 私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。 私は最高の仲間と最強を目指すから。

魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!

川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。 だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。 だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。 馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。 俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します

burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。 その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」  その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。  影響するステータスは『運』。  聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。  第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。  すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。  より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!  真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。 【簡単な流れ】 勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ 【原題】 『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』

処理中です...