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第6章 特使編
第343話 国境と、情報と、ステータスアップ
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「部下が周辺国の近況を報せてきたわ」
そう言ってレクティが紙を見せる。
そこにはロータリ兵がディッブ国境に集結していると書いてある。
元からディッブは土地に関する所有欲が薄い。
サバンナは川がないと役に立たない土地だし、ジャングルは武力がないと住めない土地だ。
どっちも住みやすいとは言えない。
「トレン、ディッブ人は侵略を受けても腹を立てないのか?」
「今まで侵略してきた国の入植地は全て略奪され尽くして滅んでる。たぶん今回もそうなると思う」
なるかな。
ロータリも勝算なしに兵を集めたりしないだろう。
「とにかく国境に行こう」
俺達は国境まで飛んだ。
トレンが声を掛けたので、アマゾネスはついてくることになった。
国境は大小のテントが立ち並んでいる。
「ディッブ連合国のひとつカテラ代表トレンである。軍の代表を出せ」
見張りの兵士が慌てて陣に駆け込んだ。
そして金ぴかの鎧をきた奴が取り巻きをたくさん連れてやってきた。
「同盟は嘘だったのか。どう申し開きを致す」
「申し開きもなにも。モンスター被害が国境で多発したので軍を集めた。何か文句でも」
「ならばよい。しかし、サバンナに足を踏み入れれば、屍を晒すこととなろうぞ」
「用件がそれだけならお引き取りを」
トレンは一旦退くようだ。
モンスター被害を引き合いに出されたら、どうしようもない。
まだ攻め込んだわけではないからな。
俺はマイラと姿隠しを使って陣に侵入した。
「何時までここで待機なんだ」
兵士達が雑談している。
「食料や物資が陣に届くまでだ。サバンナはモンスターの楽園だからな。略奪しようにも畑すらない」
「知らないのか。やつらサバンナを緑化して街を作ったらしいぞ」
「だが奥地のほうだろ。そこまで到達するには何日も掛かる」
侵略するのを隠す気がないな。
もっともディッブ人がスパイを使うということは考えられないけど。
ばれても準備が整えさえすれば構わないのだろう。
「ディッブ人の魔闘術破りの魔道具は本当に効果があるんだろうな」
「あると聞いている」
イーサが持っていたあれか。
あの試合は実地テストだったのだな。
「数は揃うのか」
「それはこれから何とかするらしい。きっと国中の魔石をかき集めているはずだ」
まだ、侵攻には間があるようだ。
魔闘術破りの魔道具はディッブ人にとっては危険だ。
たぶん上級戦士以外は、手も足も出ないだろう。
俺達の作った街の大佐は数が少ない。
普通の戦闘をするなら、遠距離攻撃やバリアの魔道具を用意しておくべきだろう。
俺はトレン達と合流すると、魔道具の配備について話した。
「そういう魔道具は受けないと思うぞ」
「受けるか受けないかではなくて必要なんだ」
どう説得したらいいのだろう。
魔闘術はディッブの文化だと言ってもいい。
今まではそれで全てが対処できてた。
だが、時代は変わるんだよ。
「リッツ、トレンを説得してくれ」
「トレンに嫌われるようなことはできない」
「その人のためを思えばという行為を、嫌われてもするのが本当の愛だぞ」
「手に入るなら、偽物の愛でも構わない」
くそう、リッツも馬鹿だ。
もっともディッブが無くなったらトレンを引き取るぐらいはするんだろうな。
そうなったら、そうなったで、良いと思っているに違いない。
「トレン、どういう魔道具なら受けるんだ?」
「そんなの決まっているだろ。殴って全てを破壊する魔道具だ。本人の実力そのものが上がればなお良い」
ステータスアップの魔道具か。
筋力の身体強化は作れたから、骨とかも強く出来るだろう。
単純にステータスアップでいいか。
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <conio.h>
extern void mystery_magic_name_get(char *str);
extern void status_up(char *str);
void main(void)
{
char str[256+5]; /*神秘魔法名の格納場所*/
mystery_magic_name_get(str); /*神秘魔法名ゲット*/
strcat(str,".body"); /*神秘魔法名に『.body』を連結*/
while(1){
status_up(str); /*ステータスアップ*/
if(kbhit()) break; /*何か入力されたら止める*/
}
}
だいぶ手抜きの魔法になった。
イメージは魔力で筋力だけでなく肉体全体を強化する。
これで文句はないだろう。
「ほら、使ってみろ」
「おお、魔闘術を使わなくても、体が軽い。これに魔闘術を重ねると」
トレンの体ぶれて瞬間移動したように見えた。
「これで文句はないはずだ」
「ああ、アマゾネスの標準装備にしよう。男達にはもったいないな」
後で大量生産するんだけど、それは言わないでおこう。
つかの間の天下を夢見るがいいさ。
大量生産した魔道具はロータリが侵攻してきたら配ろう。
そう言ってレクティが紙を見せる。
そこにはロータリ兵がディッブ国境に集結していると書いてある。
元からディッブは土地に関する所有欲が薄い。
サバンナは川がないと役に立たない土地だし、ジャングルは武力がないと住めない土地だ。
どっちも住みやすいとは言えない。
「トレン、ディッブ人は侵略を受けても腹を立てないのか?」
「今まで侵略してきた国の入植地は全て略奪され尽くして滅んでる。たぶん今回もそうなると思う」
なるかな。
ロータリも勝算なしに兵を集めたりしないだろう。
「とにかく国境に行こう」
俺達は国境まで飛んだ。
トレンが声を掛けたので、アマゾネスはついてくることになった。
国境は大小のテントが立ち並んでいる。
「ディッブ連合国のひとつカテラ代表トレンである。軍の代表を出せ」
見張りの兵士が慌てて陣に駆け込んだ。
そして金ぴかの鎧をきた奴が取り巻きをたくさん連れてやってきた。
「同盟は嘘だったのか。どう申し開きを致す」
「申し開きもなにも。モンスター被害が国境で多発したので軍を集めた。何か文句でも」
「ならばよい。しかし、サバンナに足を踏み入れれば、屍を晒すこととなろうぞ」
「用件がそれだけならお引き取りを」
トレンは一旦退くようだ。
モンスター被害を引き合いに出されたら、どうしようもない。
まだ攻め込んだわけではないからな。
俺はマイラと姿隠しを使って陣に侵入した。
「何時までここで待機なんだ」
兵士達が雑談している。
「食料や物資が陣に届くまでだ。サバンナはモンスターの楽園だからな。略奪しようにも畑すらない」
「知らないのか。やつらサバンナを緑化して街を作ったらしいぞ」
「だが奥地のほうだろ。そこまで到達するには何日も掛かる」
侵略するのを隠す気がないな。
もっともディッブ人がスパイを使うということは考えられないけど。
ばれても準備が整えさえすれば構わないのだろう。
「ディッブ人の魔闘術破りの魔道具は本当に効果があるんだろうな」
「あると聞いている」
イーサが持っていたあれか。
あの試合は実地テストだったのだな。
「数は揃うのか」
「それはこれから何とかするらしい。きっと国中の魔石をかき集めているはずだ」
まだ、侵攻には間があるようだ。
魔闘術破りの魔道具はディッブ人にとっては危険だ。
たぶん上級戦士以外は、手も足も出ないだろう。
俺達の作った街の大佐は数が少ない。
普通の戦闘をするなら、遠距離攻撃やバリアの魔道具を用意しておくべきだろう。
俺はトレン達と合流すると、魔道具の配備について話した。
「そういう魔道具は受けないと思うぞ」
「受けるか受けないかではなくて必要なんだ」
どう説得したらいいのだろう。
魔闘術はディッブの文化だと言ってもいい。
今まではそれで全てが対処できてた。
だが、時代は変わるんだよ。
「リッツ、トレンを説得してくれ」
「トレンに嫌われるようなことはできない」
「その人のためを思えばという行為を、嫌われてもするのが本当の愛だぞ」
「手に入るなら、偽物の愛でも構わない」
くそう、リッツも馬鹿だ。
もっともディッブが無くなったらトレンを引き取るぐらいはするんだろうな。
そうなったら、そうなったで、良いと思っているに違いない。
「トレン、どういう魔道具なら受けるんだ?」
「そんなの決まっているだろ。殴って全てを破壊する魔道具だ。本人の実力そのものが上がればなお良い」
ステータスアップの魔道具か。
筋力の身体強化は作れたから、骨とかも強く出来るだろう。
単純にステータスアップでいいか。
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <conio.h>
extern void mystery_magic_name_get(char *str);
extern void status_up(char *str);
void main(void)
{
char str[256+5]; /*神秘魔法名の格納場所*/
mystery_magic_name_get(str); /*神秘魔法名ゲット*/
strcat(str,".body"); /*神秘魔法名に『.body』を連結*/
while(1){
status_up(str); /*ステータスアップ*/
if(kbhit()) break; /*何か入力されたら止める*/
}
}
だいぶ手抜きの魔法になった。
イメージは魔力で筋力だけでなく肉体全体を強化する。
これで文句はないだろう。
「ほら、使ってみろ」
「おお、魔闘術を使わなくても、体が軽い。これに魔闘術を重ねると」
トレンの体ぶれて瞬間移動したように見えた。
「これで文句はないはずだ」
「ああ、アマゾネスの標準装備にしよう。男達にはもったいないな」
後で大量生産するんだけど、それは言わないでおこう。
つかの間の天下を夢見るがいいさ。
大量生産した魔道具はロータリが侵攻してきたら配ろう。
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