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第7章 魔王大戦編
第403話 秘密兵器と、穢れ作戦と、アルコール魔法
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兵士の士気が落ちて、アスロン侯爵は不味いと思ったのだろう。
スケルトンが更に増えた。
リッチのやつ大盤振る舞いだな。
だが、スケルトンには攻めようという気がない。
リッチの考えは分からない。
アスロン侯爵との密約が何かあるのだろう。
トプスの方はワーム型のモンスターを派遣したりしてない。
ミミズに脳みそがあるのか分からないが、兵士として使えないのだろう。
トプスのダンジョンはどちらかと言えば共生なのかも知れない。
スケルトンを砕いてもスケルトンを動かしている魔道具を壊さないと、やっつけたことにならない。
難しいところだ。
リニアが偵察から帰ってきた。
「古代魔道具に相当自信があるみたい。タイトが射程距離に入るのを待っているんだって。兵士が噂してた」
「なるほど。持久戦が望みか。俺に先手を取らせたいようだな。獣人の救出については何か言ってたか」
「士官はこれも計算のうちみたいに言っているらしいわね」
「大体、組織の上の方は不味いことがあっても、口に出さない。さも計算通りという顔をしてないと下に寝首をかかれる」
「ですわね。上が動揺をみせるようでは負け戦です」
「また針を打ち込みましょうか」
「平兵士を虐めてもな。呪いを信じ込ませて更に士気を下げたいな」
「どういう手で行こう。スケルトンの評判を落としたい。そうすれば戦力を分断できる。スケルトンに絡めた呪いがいいな」
「毒ですわね。触ったらかぶれる植物はたくさんあります。スケルトンに掛けましょう。幸い、ここにはそういう植物がたくさんありますわ」
「いいかもな。兵士達はスケルトンが穢れていると思うに違いない」
スケルトン穢れ作戦開始だ。
触ったら痒くなる植物をエルフに教えてもらい、植物を採取して、葉の汁を採る。
スケルトンに掛けるのは簡単だ。
スケルトンは魔道具だから、汁を掛けられても、報告したりしない。
兵士と接触すれば、あとはこちらの計画通りだ。
また老婆のホログラフィが大活躍だ。
スケルトンは呪われている祟りじゃと伝えた。
「兵士とスケルトンの間に溝が出来たわ」
「これで一緒には戦えないだろう。士官を狙いたいな」
「士官のいる天幕にメテオ魔法を打ち込みましょうか」
「メテオは被害が出過ぎる。戦意は一発で吹き飛ぶがな。士官に呪いがいいな」
「毒ですね」
「そうだな。酒に毒を仕込もう。酒を飲むのは士官ぐらいなものだろう」
リニアは酒に毒を仕込みにいった。
さて、どうかな。
「駄目ね。毒感知の魔道具使ってる」
「俺の作った奴か。くそう、悔しいな。そうだ、アルコール度数を上げてやれ。そしてアルコールの味を別の物に変える」
こんな魔法を作った。
import magic
wine=[]*1000 # ワイン
mp=magic_make(wine) # ワインを魔法登録
distillation(mp) # ワインを蒸留
taste_change(mp) # ワインの味を変える
魔法万歳だな。
舐めてみたがアルコールの味がしない。
だが美味い。
アルコールの味を美味さに変えたからな。
これをがぶ飲みして急性アルコール中毒で死んじまえ。
リニアが仕込みに行った。
「成功よ。何人か倒れて怪我をしたらしい」
士官が怪我をしたのは、呪いのせいにした。
すぐに酒がおかしいと感づかれたがな。
だが一度広まった噂はなかなか下火にならない。
ますます呪いの噂が広がった。
「スケルトンが一か所に集まっている。チャンスよ」
スケルトンが忌避され始めたか。
「メテオ魔法の出番ね」
セレンがメテオ魔法を放つ。
スケルトンがいるところはクレーターになった。
だが、スケルトンを倒しても魔石がある限りいくらでも作れるんだよな。
アスロン侯爵軍がどれだけ魔石を持ち込んだかしらないが、魔道具が戦況を左右することもある。
相当数を持ち込んでいるはずだ。
補給物資を狙うのはやってない。
罠があるような気がするんだ。
酒は配給を各士官が保管してたから狙えたが、他はどうもな。
特に魔石の警備は厳重だろう。
さて、次なる嫌がらせは。
あれかな。
虫を放とうか。
上からバラバラと。
苦手な兵士もいるに違いない。
リニアが姿隠しの魔道具を使っていれば、何もない所から虫が降ってくることになる。
ヒルとかも追加してやれ。
呪いで虫が湧いて降って来る。
実に良い嫌がらせだ。
スケルトンが更に増えた。
リッチのやつ大盤振る舞いだな。
だが、スケルトンには攻めようという気がない。
リッチの考えは分からない。
アスロン侯爵との密約が何かあるのだろう。
トプスの方はワーム型のモンスターを派遣したりしてない。
ミミズに脳みそがあるのか分からないが、兵士として使えないのだろう。
トプスのダンジョンはどちらかと言えば共生なのかも知れない。
スケルトンを砕いてもスケルトンを動かしている魔道具を壊さないと、やっつけたことにならない。
難しいところだ。
リニアが偵察から帰ってきた。
「古代魔道具に相当自信があるみたい。タイトが射程距離に入るのを待っているんだって。兵士が噂してた」
「なるほど。持久戦が望みか。俺に先手を取らせたいようだな。獣人の救出については何か言ってたか」
「士官はこれも計算のうちみたいに言っているらしいわね」
「大体、組織の上の方は不味いことがあっても、口に出さない。さも計算通りという顔をしてないと下に寝首をかかれる」
「ですわね。上が動揺をみせるようでは負け戦です」
「また針を打ち込みましょうか」
「平兵士を虐めてもな。呪いを信じ込ませて更に士気を下げたいな」
「どういう手で行こう。スケルトンの評判を落としたい。そうすれば戦力を分断できる。スケルトンに絡めた呪いがいいな」
「毒ですわね。触ったらかぶれる植物はたくさんあります。スケルトンに掛けましょう。幸い、ここにはそういう植物がたくさんありますわ」
「いいかもな。兵士達はスケルトンが穢れていると思うに違いない」
スケルトン穢れ作戦開始だ。
触ったら痒くなる植物をエルフに教えてもらい、植物を採取して、葉の汁を採る。
スケルトンに掛けるのは簡単だ。
スケルトンは魔道具だから、汁を掛けられても、報告したりしない。
兵士と接触すれば、あとはこちらの計画通りだ。
また老婆のホログラフィが大活躍だ。
スケルトンは呪われている祟りじゃと伝えた。
「兵士とスケルトンの間に溝が出来たわ」
「これで一緒には戦えないだろう。士官を狙いたいな」
「士官のいる天幕にメテオ魔法を打ち込みましょうか」
「メテオは被害が出過ぎる。戦意は一発で吹き飛ぶがな。士官に呪いがいいな」
「毒ですね」
「そうだな。酒に毒を仕込もう。酒を飲むのは士官ぐらいなものだろう」
リニアは酒に毒を仕込みにいった。
さて、どうかな。
「駄目ね。毒感知の魔道具使ってる」
「俺の作った奴か。くそう、悔しいな。そうだ、アルコール度数を上げてやれ。そしてアルコールの味を別の物に変える」
こんな魔法を作った。
import magic
wine=[]*1000 # ワイン
mp=magic_make(wine) # ワインを魔法登録
distillation(mp) # ワインを蒸留
taste_change(mp) # ワインの味を変える
魔法万歳だな。
舐めてみたがアルコールの味がしない。
だが美味い。
アルコールの味を美味さに変えたからな。
これをがぶ飲みして急性アルコール中毒で死んじまえ。
リニアが仕込みに行った。
「成功よ。何人か倒れて怪我をしたらしい」
士官が怪我をしたのは、呪いのせいにした。
すぐに酒がおかしいと感づかれたがな。
だが一度広まった噂はなかなか下火にならない。
ますます呪いの噂が広がった。
「スケルトンが一か所に集まっている。チャンスよ」
スケルトンが忌避され始めたか。
「メテオ魔法の出番ね」
セレンがメテオ魔法を放つ。
スケルトンがいるところはクレーターになった。
だが、スケルトンを倒しても魔石がある限りいくらでも作れるんだよな。
アスロン侯爵軍がどれだけ魔石を持ち込んだかしらないが、魔道具が戦況を左右することもある。
相当数を持ち込んでいるはずだ。
補給物資を狙うのはやってない。
罠があるような気がするんだ。
酒は配給を各士官が保管してたから狙えたが、他はどうもな。
特に魔石の警備は厳重だろう。
さて、次なる嫌がらせは。
あれかな。
虫を放とうか。
上からバラバラと。
苦手な兵士もいるに違いない。
リニアが姿隠しの魔道具を使っていれば、何もない所から虫が降ってくることになる。
ヒルとかも追加してやれ。
呪いで虫が湧いて降って来る。
実に良い嫌がらせだ。
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