63 / 100
クラスメイト相談編
第58話 罠解除
しおりを挟む
ネズミの情報によれば門は夜、閉じている。
通用門があるのだが鍵が掛かっていて開けられない。
盗賊のジョブを持っている人がいれば良いのだが、生憎といない。
そこで俺が罠解除の技能を覚えようと考えた。
しかし、二人に知られると夜中に女の子の部屋に忍びこんだりしないわよねとか言われそうだ。
次善の策として黒谷さんがテイムしているスケルトンに覚えさせる事にした。
これなら罠解除に失敗しても被害が出ない。
スケルトンに罠解除なんてできるかと言えばできる。
感情がない分、人間よりある意味優秀かもしれない。
決まりきったルーチンは特に得意だ。
緊張のあまり指先が震えるなんて事もない。
黒谷さんが秘伝書を読んでスケルトンに伝えた。
「お前のジョブは今日から盗賊な。みんなもこのスケルトンは盗賊と認識するように」
分かったのかスケルトンはカタカタと歯を鳴らし、見物人のクラスメイトはうなづいた。
怪盗からもらった盗賊の秘伝書を片手にスケルトンに手を置いて。
「カタログスペック100%」
スケルトンは光り盗賊の秘伝が使えるようになった。
試験も無しに実戦は無理だという事でギルドで貸し出している訓練用の宝箱を開けさせる。
「スケルクロウ、頑張って」
黒谷さんがスケルトンを応援する。
スケルクロウなんて苦労しそうな名前だな、スケアクロウが案山子だからそこから名前を取ったのか。
それとも九男なのか。
まあいいや。
スケルクロウは器用に骨の手を使い宝箱の鍵穴に針金を入れて中を探る。
カチッという音がして宝箱が開いた。
次は魔法罠だ。
宝箱に掛けられた魔法を解く為に聴診器型魔道具で宝箱を探る。
魔法の核を見つけたみたいだ。
針型の魔道具で宝箱を突く。
見事宝箱は開いた。
「みんな、城に侵入するよ」
桜沢さんの声で俺達は城の通用門に行くべく行動を開始した。
スケルクロウが通用門の鍵解除に掛かり、俺達は手に汗握り経緯を見守る。
おおっとスケルクロウは罠解除に失敗した。
剣が門から突き出されたが骨の間に入って事なきを得た。
奥義書には罠解除に絶対は無いって書いてあるもんな。
確率が上がるとしか書いてないんだよ。
再びスケルクロウが挑戦する。
しばらくして、軋んだ音をたてて通用門が開いた。
俺達は通用門をくぐる。
そこには驚いた顔の門番がいる。
御花畑の睡眠魔法が炸裂した。
崩れ落ちた門番に猿轡をかませて俺達は先に進んだ。
道順は大野原さんのネズミが調べていた。
門の先には中庭があり城の居住区に通ずる扉にはまたもや罠がある。
スケルクロウが解除に掛かる。
魔法罠と機械式の複合の罠のようだ。
魔道具と針金を器用に操り解除に成功した。
踏み込んだ居住区は静まり返っている。
中の案内は俺がした。
ネズミは昼間に扉の前で発見され危うく駆除されるところだったからだ。
なんで知ってるのと聞かれたので、ダウジングを見せこれで誘導していると答えた。
トラブルも無く領主の寝室の前に到着。
やっぱり罠があったのでスケルクロウが解除に掛かる。
その時突然警報が鳴り響く。
おおっと警報ってところか。
足音が石造りの通路に響く。
さてと荒事か。
こんな時の為に色々と準備したんだよ。
通用門があるのだが鍵が掛かっていて開けられない。
盗賊のジョブを持っている人がいれば良いのだが、生憎といない。
そこで俺が罠解除の技能を覚えようと考えた。
しかし、二人に知られると夜中に女の子の部屋に忍びこんだりしないわよねとか言われそうだ。
次善の策として黒谷さんがテイムしているスケルトンに覚えさせる事にした。
これなら罠解除に失敗しても被害が出ない。
スケルトンに罠解除なんてできるかと言えばできる。
感情がない分、人間よりある意味優秀かもしれない。
決まりきったルーチンは特に得意だ。
緊張のあまり指先が震えるなんて事もない。
黒谷さんが秘伝書を読んでスケルトンに伝えた。
「お前のジョブは今日から盗賊な。みんなもこのスケルトンは盗賊と認識するように」
分かったのかスケルトンはカタカタと歯を鳴らし、見物人のクラスメイトはうなづいた。
怪盗からもらった盗賊の秘伝書を片手にスケルトンに手を置いて。
「カタログスペック100%」
スケルトンは光り盗賊の秘伝が使えるようになった。
試験も無しに実戦は無理だという事でギルドで貸し出している訓練用の宝箱を開けさせる。
「スケルクロウ、頑張って」
黒谷さんがスケルトンを応援する。
スケルクロウなんて苦労しそうな名前だな、スケアクロウが案山子だからそこから名前を取ったのか。
それとも九男なのか。
まあいいや。
スケルクロウは器用に骨の手を使い宝箱の鍵穴に針金を入れて中を探る。
カチッという音がして宝箱が開いた。
次は魔法罠だ。
宝箱に掛けられた魔法を解く為に聴診器型魔道具で宝箱を探る。
魔法の核を見つけたみたいだ。
針型の魔道具で宝箱を突く。
見事宝箱は開いた。
「みんな、城に侵入するよ」
桜沢さんの声で俺達は城の通用門に行くべく行動を開始した。
スケルクロウが通用門の鍵解除に掛かり、俺達は手に汗握り経緯を見守る。
おおっとスケルクロウは罠解除に失敗した。
剣が門から突き出されたが骨の間に入って事なきを得た。
奥義書には罠解除に絶対は無いって書いてあるもんな。
確率が上がるとしか書いてないんだよ。
再びスケルクロウが挑戦する。
しばらくして、軋んだ音をたてて通用門が開いた。
俺達は通用門をくぐる。
そこには驚いた顔の門番がいる。
御花畑の睡眠魔法が炸裂した。
崩れ落ちた門番に猿轡をかませて俺達は先に進んだ。
道順は大野原さんのネズミが調べていた。
門の先には中庭があり城の居住区に通ずる扉にはまたもや罠がある。
スケルクロウが解除に掛かる。
魔法罠と機械式の複合の罠のようだ。
魔道具と針金を器用に操り解除に成功した。
踏み込んだ居住区は静まり返っている。
中の案内は俺がした。
ネズミは昼間に扉の前で発見され危うく駆除されるところだったからだ。
なんで知ってるのと聞かれたので、ダウジングを見せこれで誘導していると答えた。
トラブルも無く領主の寝室の前に到着。
やっぱり罠があったのでスケルクロウが解除に掛かる。
その時突然警報が鳴り響く。
おおっと警報ってところか。
足音が石造りの通路に響く。
さてと荒事か。
こんな時の為に色々と準備したんだよ。
20
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる