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魔王決戦編
第90話 邪神滅びる
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「ぐわぁ。その力はなんだ。申し訳ありません、邪神様。命の残りを封印解除に捧げます」
黒い渦巻いた穴が開き邪神の封印が解けた。
邪神は10メートルほどの体で跪いている。
体を震わせる度に魔王城が壊れ、瓦礫が落ちてくる。
邪神が一声吠えると、俺が作った穴どころではなく、文字通り魔王城の屋根が吹き飛んだ。
「小前田、御花畑お前達は今から聖女と賢者だ。名乗りを上げろ」
「ポーションの聖女、ヨシミ」
「獄炎の賢者、ミイコ」
「俺は名も無き勇者だ。よし、条件は整った」
俺は『ヘンゲル予言』を持って、邪神に駆け寄り、足に触る。
「カタログスペック100%」
光が邪神を包み、ボロボロと邪神が崩れる。
「封印が解けた我が崩壊するだと。無敵のはずの我が何故滅びる」
邪神が喋る度に壁に亀裂が入っていく。
最後っ屁が無い事を祈る。
「預言書に書いてあるんだよ、『勇者と聖女と賢者が邪神の封印解けし時に集えば邪神が滅ぶ』と。さよならだ」
「これも運命か。だが、我は滅びんぞ。いつかまた復活するであろう」
その時は異世界人に頑張ってもらいたいもんだ。
邪神が全て黒い塵になった時に桜沢さん達が入って来た。
「そこで倒れているやつらを回復してやってくれ」
「えー、野上を回復するのは嫌なんだけど」
「それは放っておいて良いよ」
「了解」
桜沢さん達はクラスメイトの男子達を介抱しに掛かる。
よかった『浄化の杖』は効力を発揮しているようだ。
俺の側には王女が来て少し戸惑った後に話し始めた。
「私運命に逆らってみようと思います」
「それは良いかもな」
「あの、一緒に歩んではもらえないでしょうか」
「お誘いは嬉しいんだけど。異世界の事は異世界人がどうにかすべきだと思っている」
「そうですね。甘えですね」
「今後は異世界の人間だけで方を付けるように語り継いではもらえないか」
「分かりました。それが世界を救ってもらった者のせめてもの責務でしょうから」
王女は一人魔王の間から出て行く。
通り過ぎる時に王女の横顔に涙が光った。
「良かったの。王女の誘いに乗らなくて」
御花畑が言った。
「ここは俺達の住む世界ではないんだ」
「そうね。来訪者だもんね。家族と永遠に別れて異世界を取りたくないわ」
「波久礼君、異世界なら漏れなくハーレムが付いてくるよ」
と小前田。
「そんなのは柄じゃない」
「そうだね。そこで考えを変えるようなら絶交よ」
「みんな俺のスキルで元の世界に帰るぞ」
「やった、遂に帰れるのね」
「あーあ、魔王を退治してウハウハは結局夢か」
「麻呂ナード、元気に暮らすのよ」
従魔やテイムした動物は半日遅れで到着するエターヤル王子の部隊が保護してくれる手はずになっていた。
「スケルクロウ達を生き返らせてお願い」
黒谷さん頼んできた。
「ああ良いぜ。カタログスペック100%」
スケルクロウを光が包む。
そこにはすっぽんぽんの美女が。
お前、女だったのか。
慌てて黒谷さんが服を渡す。
テイマー系の職業の者は従魔らとの別れを惜しんでいた。
その他の者は喜んでいる者やがっくりしている者など様々だが。
一人も帰らないとは言わない。
いやまだ一人居たな。
黒い渦巻いた穴が開き邪神の封印が解けた。
邪神は10メートルほどの体で跪いている。
体を震わせる度に魔王城が壊れ、瓦礫が落ちてくる。
邪神が一声吠えると、俺が作った穴どころではなく、文字通り魔王城の屋根が吹き飛んだ。
「小前田、御花畑お前達は今から聖女と賢者だ。名乗りを上げろ」
「ポーションの聖女、ヨシミ」
「獄炎の賢者、ミイコ」
「俺は名も無き勇者だ。よし、条件は整った」
俺は『ヘンゲル予言』を持って、邪神に駆け寄り、足に触る。
「カタログスペック100%」
光が邪神を包み、ボロボロと邪神が崩れる。
「封印が解けた我が崩壊するだと。無敵のはずの我が何故滅びる」
邪神が喋る度に壁に亀裂が入っていく。
最後っ屁が無い事を祈る。
「預言書に書いてあるんだよ、『勇者と聖女と賢者が邪神の封印解けし時に集えば邪神が滅ぶ』と。さよならだ」
「これも運命か。だが、我は滅びんぞ。いつかまた復活するであろう」
その時は異世界人に頑張ってもらいたいもんだ。
邪神が全て黒い塵になった時に桜沢さん達が入って来た。
「そこで倒れているやつらを回復してやってくれ」
「えー、野上を回復するのは嫌なんだけど」
「それは放っておいて良いよ」
「了解」
桜沢さん達はクラスメイトの男子達を介抱しに掛かる。
よかった『浄化の杖』は効力を発揮しているようだ。
俺の側には王女が来て少し戸惑った後に話し始めた。
「私運命に逆らってみようと思います」
「それは良いかもな」
「あの、一緒に歩んではもらえないでしょうか」
「お誘いは嬉しいんだけど。異世界の事は異世界人がどうにかすべきだと思っている」
「そうですね。甘えですね」
「今後は異世界の人間だけで方を付けるように語り継いではもらえないか」
「分かりました。それが世界を救ってもらった者のせめてもの責務でしょうから」
王女は一人魔王の間から出て行く。
通り過ぎる時に王女の横顔に涙が光った。
「良かったの。王女の誘いに乗らなくて」
御花畑が言った。
「ここは俺達の住む世界ではないんだ」
「そうね。来訪者だもんね。家族と永遠に別れて異世界を取りたくないわ」
「波久礼君、異世界なら漏れなくハーレムが付いてくるよ」
と小前田。
「そんなのは柄じゃない」
「そうだね。そこで考えを変えるようなら絶交よ」
「みんな俺のスキルで元の世界に帰るぞ」
「やった、遂に帰れるのね」
「あーあ、魔王を退治してウハウハは結局夢か」
「麻呂ナード、元気に暮らすのよ」
従魔やテイムした動物は半日遅れで到着するエターヤル王子の部隊が保護してくれる手はずになっていた。
「スケルクロウ達を生き返らせてお願い」
黒谷さん頼んできた。
「ああ良いぜ。カタログスペック100%」
スケルクロウを光が包む。
そこにはすっぽんぽんの美女が。
お前、女だったのか。
慌てて黒谷さんが服を渡す。
テイマー系の職業の者は従魔らとの別れを惜しんでいた。
その他の者は喜んでいる者やがっくりしている者など様々だが。
一人も帰らないとは言わない。
いやまだ一人居たな。
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