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修行の成果1
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一方 オーレンスたちは
山のふもとに無事に到着した。
そしてガネルが村人たちに探索の注意をしてから山へ入る
「山は漂う小人が溜まりやすい場所だ。
俺が斥候(せっこう)をやってやるから安心していいぜ」
とガネルが矢を構えて先頭を歩いてくれた。
ガネルが小人を見つけては矢で威嚇して一体ずつおびき出してから
こちらの人数が多いことに任せて小人に総攻撃を仕掛けた。
さすがの小人も1対10では勝ち目がないようだ。
村人たちは初めての戦闘をするものもいるようで小人の残骸はおがくずになるくらいバラバラだった。
ああ ここまでバラバラだと逆にむごいな・・。
「ゲロゲロだ ゲロ」
今回はフロンをストーンゴーレムとして最初から召喚していた。
特に怪しまれる様子もないようで 詳しい人もいないから怪しまれないのかもしれないな。
けど ジェフラが話しかけてきた。
「オーレンス。そこカエルの子って、オーレンスのゴーレムなの?」
「ああそうだよ。フロンって名前なんだ」
「サウレさまとの修行の成果ね。すごいわぁ。
でも、ふふふ オーレンスは可愛いわね。
ゴーレムに名前を付けたって壊されちゃったら悲しくなるわよ?
だから 名前を付けるのはお勧めしないわ」
なんてジェフラは元町娘だから少しは知っているのかもしれないけど、
けどフロンは特別だからね。ただの人形じゃないんだ。
順調に進んでいるけど問題が起きていた。
それはこちらの人数が多すぎるので戦闘の回数が多いし
進むのに慎重になる文だけ移動が遅くなっていた。
「きっと セレネ達に追い越されてるでチュよ」
「セレネ達は少数精鋭ゲロ」
そうだな。
セレネ達はどこまで進んだんだろう?気になってきたぞ
コガネムシ・・偵察してきてくれ。
コガネムシは飛んで行った。
「うわぁん! もう!プンプン」
ジェフラは 移動が遅いことに気が付き始めたようで
もたもた歩くガネルにイライラしているようでツンツン・プンプンとしてきた。
でも、ガネルが言うには 小人のワナが仕掛けられている場所があるらしいので
慎重に進まなくちゃいけないらしい。
小人は一定の数が集まると連携攻撃のほかに ワナを作ったりするそうだ。
冗談で「それなら小人の国もありそうだな」っていったらホントにあるらしくて
そこまで行くと国レベルでの対応をすることになるのだという話だった。
「さっきより、小人が多くないか? 3匹なんて遭遇したのは初めてだぜ」
そうなのか?セレネが村に帰ろうとしていたときは
結構な数だったみたいだけどホントは3匹でも珍しいのか?
村人たちにとっては思っていた以上に小人に出くわすらしく、やる気がなくなってきたみたいだな。
するとジェフラが「あらあら あなたたち!3匹くらいでだらしがないわね。
セレネ達は 町まで物資を買い出しに行くときには数匹の小人と遭遇してるらしいわよ。
セレネに感謝して生きなさい!
だけど 悲しいわ。
私を守ってくれるナイト様はオーレンスとガネルだけだなんて・・。
そうだ チャンスをあげる!!
もし私を守ってくれたら、今度お弁当を作ってあげるわよ」
「ほんとか?やる気出てきたぞ!」
「おー!!力が湧いてきたぞ」
村人の二人はボディーガードのようにジェフラの両脇に立って歩き始めた。
おいおい、
身体を張ってジェフラを助けたとしても
食べられるのはヨハンの作ったお弁当なんだけどな。
まあ美味しいけどさ
「ズッドン!!!!!」
何の音だ?
「この先のようゲロな。帰りたいゲロ」
先の方から音と誰かの叫び声がした。
セレネ達だろうか?
ガネルは駆け寄って来て俺たちのほうを見ると
無言で偵察に行ってくると片手であいさつしてから行ってしまった。
少し経ったけどガネルは戻ってこない。
「ガネル、いつになったら戻ってくるのかしら・・・」
もう少し待ったら 大丈夫だろうけど普通じゃない。
ガネルを探しに行った方がいいかもしれないなと思ったらガネルが駆け寄ってもどってきた。
「小人だ!セレネたちの仲間が沢山の小人を引っ張ってこっちへ走ってくるぞ!」と叫ぶ
ガネルの目は真剣で刺さりそうなくらいトゲトゲとしていたし
これは ヤバイ。
「帰りたいゲロゲロ シクシク」
ジェフラも生まれた手の小動物のようにプルプルとして
「オーレンスはサウレに魔術を習っていたんでしょ?
助けてぇ お願い。後で何でもしてあげるから」と俺の腕をつかんですがってきた。
「ああ 任せろ! ガネルはジェフラたちを守ってやってくれ。
俺は村人を助けに行ってくる」と伝えると、
ガネルは「火の矢を用意しておくから無茶しないで いつでも戻ってこい!」
と言って俺とハイタッチを交わした。
「ガネル、俺とバトンタッチだ。 パチン!」
山のふもとに無事に到着した。
そしてガネルが村人たちに探索の注意をしてから山へ入る
「山は漂う小人が溜まりやすい場所だ。
俺が斥候(せっこう)をやってやるから安心していいぜ」
とガネルが矢を構えて先頭を歩いてくれた。
ガネルが小人を見つけては矢で威嚇して一体ずつおびき出してから
こちらの人数が多いことに任せて小人に総攻撃を仕掛けた。
さすがの小人も1対10では勝ち目がないようだ。
村人たちは初めての戦闘をするものもいるようで小人の残骸はおがくずになるくらいバラバラだった。
ああ ここまでバラバラだと逆にむごいな・・。
「ゲロゲロだ ゲロ」
今回はフロンをストーンゴーレムとして最初から召喚していた。
特に怪しまれる様子もないようで 詳しい人もいないから怪しまれないのかもしれないな。
けど ジェフラが話しかけてきた。
「オーレンス。そこカエルの子って、オーレンスのゴーレムなの?」
「ああそうだよ。フロンって名前なんだ」
「サウレさまとの修行の成果ね。すごいわぁ。
でも、ふふふ オーレンスは可愛いわね。
ゴーレムに名前を付けたって壊されちゃったら悲しくなるわよ?
だから 名前を付けるのはお勧めしないわ」
なんてジェフラは元町娘だから少しは知っているのかもしれないけど、
けどフロンは特別だからね。ただの人形じゃないんだ。
順調に進んでいるけど問題が起きていた。
それはこちらの人数が多すぎるので戦闘の回数が多いし
進むのに慎重になる文だけ移動が遅くなっていた。
「きっと セレネ達に追い越されてるでチュよ」
「セレネ達は少数精鋭ゲロ」
そうだな。
セレネ達はどこまで進んだんだろう?気になってきたぞ
コガネムシ・・偵察してきてくれ。
コガネムシは飛んで行った。
「うわぁん! もう!プンプン」
ジェフラは 移動が遅いことに気が付き始めたようで
もたもた歩くガネルにイライラしているようでツンツン・プンプンとしてきた。
でも、ガネルが言うには 小人のワナが仕掛けられている場所があるらしいので
慎重に進まなくちゃいけないらしい。
小人は一定の数が集まると連携攻撃のほかに ワナを作ったりするそうだ。
冗談で「それなら小人の国もありそうだな」っていったらホントにあるらしくて
そこまで行くと国レベルでの対応をすることになるのだという話だった。
「さっきより、小人が多くないか? 3匹なんて遭遇したのは初めてだぜ」
そうなのか?セレネが村に帰ろうとしていたときは
結構な数だったみたいだけどホントは3匹でも珍しいのか?
村人たちにとっては思っていた以上に小人に出くわすらしく、やる気がなくなってきたみたいだな。
するとジェフラが「あらあら あなたたち!3匹くらいでだらしがないわね。
セレネ達は 町まで物資を買い出しに行くときには数匹の小人と遭遇してるらしいわよ。
セレネに感謝して生きなさい!
だけど 悲しいわ。
私を守ってくれるナイト様はオーレンスとガネルだけだなんて・・。
そうだ チャンスをあげる!!
もし私を守ってくれたら、今度お弁当を作ってあげるわよ」
「ほんとか?やる気出てきたぞ!」
「おー!!力が湧いてきたぞ」
村人の二人はボディーガードのようにジェフラの両脇に立って歩き始めた。
おいおい、
身体を張ってジェフラを助けたとしても
食べられるのはヨハンの作ったお弁当なんだけどな。
まあ美味しいけどさ
「ズッドン!!!!!」
何の音だ?
「この先のようゲロな。帰りたいゲロ」
先の方から音と誰かの叫び声がした。
セレネ達だろうか?
ガネルは駆け寄って来て俺たちのほうを見ると
無言で偵察に行ってくると片手であいさつしてから行ってしまった。
少し経ったけどガネルは戻ってこない。
「ガネル、いつになったら戻ってくるのかしら・・・」
もう少し待ったら 大丈夫だろうけど普通じゃない。
ガネルを探しに行った方がいいかもしれないなと思ったらガネルが駆け寄ってもどってきた。
「小人だ!セレネたちの仲間が沢山の小人を引っ張ってこっちへ走ってくるぞ!」と叫ぶ
ガネルの目は真剣で刺さりそうなくらいトゲトゲとしていたし
これは ヤバイ。
「帰りたいゲロゲロ シクシク」
ジェフラも生まれた手の小動物のようにプルプルとして
「オーレンスはサウレに魔術を習っていたんでしょ?
助けてぇ お願い。後で何でもしてあげるから」と俺の腕をつかんですがってきた。
「ああ 任せろ! ガネルはジェフラたちを守ってやってくれ。
俺は村人を助けに行ってくる」と伝えると、
ガネルは「火の矢を用意しておくから無茶しないで いつでも戻ってこい!」
と言って俺とハイタッチを交わした。
「ガネル、俺とバトンタッチだ。 パチン!」
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