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魔女の娘、村娘セレネとの再会
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「なあサブロウ、サブロウの影って荷物を入れたりできないのか?」
「入れられまちゅ。でも 戦闘のときは きっと邪魔になるでチュよ」、
邪魔になるってどういうことだろう?
「例えば剣を入れた状態でボクにオーレンスが潜ったらどうなるか・・怖いでチュ」
ああ・・なるほど・・敵に襲われて俺がサブロウに潜ったら
お尻が串刺しになっちゃうわけね。痛そうだ。
「お尻とは限らないでチュけど、収納したいだけならドームで十分でチュ
ドームの中のほうがオーレンスが思っている以上にいろいろ入るでチュよ」
なるほどね。
その後も銀貨やお宝?を拾い続けた。
「お金はあったほうがいい。 シクシク 涙ぶっシャー」
フロンはまた泣き出してしまった。
銀貨を拾うとコガネムシは再び胸元のバッジに戻ってしまうようで
喋らないニーマンもいるようだ。
でも コガネムシは活躍はよかったけど小さな問題が起きていた
村の方角はわかるのに なかなかたどり着けなくなった。
「なあ この木の実ってお宝なのかな?どう思う?」
「お宝でチュよ オーレンチュ、偉いでチュ!ちゅちゅ!」
日も暮れてきたな。いったいいつになったら村に付けるのだろう??
「なあ コガネムシ。俺たちいつになったら村まで行けるのかな?」
えっ!また反応があったのか??ヒャッホイ!!
「暗くなる前に村に着きたいゲロ。 シクシク」
「フロン イモムシそっくりの石があったぞ。いるか?」
「ゲロゲロォォォォ!!嬉しいゲロ、オーレンス」
フロンの心配をよそに俺たちはなかなかたどり着けなかった。
「おう コガネムシ今度はどっちだい?」
徐々に村にも進めているし 日があの高さまで傾いたら村に向かうことにしよう.
それまでは 次のお宝を目指すべく 茂みをかき分けていた。
でも 少し深い茂みをかけ分けると誰かいる。
よく見てみると 女性が茂みに隠れていて何かをしているようだ?
覗いてていいのか?
お尻の下には足が持ち上がるほどの巨大な水の玉がある。
これがこの世界の・・ってちょっとまてよ。
あれは さっき会った村娘のセレネだ。
この世界の魔法で半透明の90cmくらいの水の玉のようだけど
運動用のバランスボールの上に載っているように見える。
野外でエクササイズするにしても小人もいるし、この場所は野外過ぎるだろう。
おそらく移動系魔法でゲームみたいに水の球体に乗って移動する魔法なんだ。
個性のない村人の顔も二回も見たら見慣れてきたのか
よく見れば 少し幼さを残したお人形のような顔立ちだった。
けど 顔が少し幼いからって あんなイタズラを許すつもりはない。
野性的なミニスカートにノーブラって感じの服装で村娘原人にみえるけど
きっと自由気ままに育ってきたんだろう。
「ようセレネ!俺だ!オーレンスだ。よくもやってくれたな!!」
「きゃーー! パチン!!」
後ろから声をかけたので 驚いたようだ。
「パン!」と魔法の水風船が弾けて逆さまにズッコケた。
ズッコケて二本の足のお花が咲いている。
パンツは・・ ああ スポーツ用の見せパンツだった。
「残念だなって思ったでチュね ふふふでチュ」
「オーレンス そんなうまい話はないゲロゲロ(笑)」
けど ざまー見ろだ!
本来ならそのバランスボールを後ろからフロンに撃ち抜かれていたところだ。
元魔女の娘だか知らないがこれで少しは懲りただろう。
「いいざまだね。けど自業自得かな。
プレゼントありがとう。ほんと楽しめたというか涙が出たわ!」
セレネはその場に起き上がると キョロキョロと様子をうかがってから
片手を口元に当てて小声のポーズで
「あらオーレンス。見られちゃったわね・・。
だけどあなた!アレをもう使っちゃったの?
効果はどう?あなたはマニアなのかしら?」
「ああ すごく効果的だったよ。
おかげででんぐり返しが超うまくなったわ」
「どんな使い方したのよ! けど小人が出たのよ。そっちは大丈夫だったの?」
ええ 襲われましたよ。
だけど セレネの方も襲われたみたいだね。
セレネは一人になっているし 荷物もないから襲われて散り散りになったんだろ?
「そうなんだぁ もしかしてそれで一人なのか?」
すると 顔からは涙がこぼれ始めた。
「実はね 村では奇病が流行っていて私たちは隣町で薬を手に入れた帰りだったの。
でも 村でしか発病したことのない奇病を仲間の一人が発病したのよ。
だから あなたにはあんな態度をとってしまったの。
けど あなたと別れてから小人に襲われてね。
ヨーゼン、、ああ、あの大きな大剣を持った人ね。その人が盾になって戦えない仲間を逃がしてくれたのよ。
途中まで村人と逃げていたけど私は 戦えるから
仲間には村に向かってもらって途中で引き返してきたの。
荷物もこのあたりに放り出したから、逃げた場所はこの辺のはずなのに
ヨーゼンも荷物も見つからないのよ。」
「そうなんだ。もし 見かけたら知らせるよ」
そう伝えると 一緒に探してほしかったのか、
すこし落ち込んだ顔をしていた。
ああ なんだよ! なんかそんな顔するなよ!
心が潤っていくわぁ~、白い俺から黒い俺になれそうな気がした。
「気を付けて村に行くのよ? ハイ!」と安全祈願のハイタッチを求めてきた。
「でも 無理しちゃだめよ」
と言いながらスカートに付いたホコリを払って
腕を前方に伸ばすと「ウォーターバルーン!!」と唱えた。
「ボヨボヨン~」と再び水の玉が現れてその上に自前のボールをボヨンボヨンと
乗っけるとバイクに飛び乗る様にかけていった。
あの魔法はお尻は濡れないのか?
とか色々と疑問はあるけど地球で当時流行っていた一輪車のバイクみたいだ。
オフロードな荒れ道も乗りこなせちゃうあのバイクはカッコよかったな。。。
俺も覚えたい。
村人に魔法が使えるなら 俺にも使えるかもしれない?
さて 行きますか?行先は村じゃなくて人助けだ。
ただしセレネよりも先に仲間を探し出すぞ!
安全そうならそのまま放置して俺たちは村へ向かおう。
頼むぞニーマンたち。
「もしかしてオーレンスは、ニーマンの事を隠したかったでチュか?」
まあね。
死神のお婆さんに言われたからというわけじゃないけど
魔法じゃない力を他人にベラベラと喋るのはよくないってことくらい
俺にだってわかるさ。
それでどうやってセレネより早く探すかだけど
道なりに移動してたならとっくに見つけられているだろう
病人がいたから小人に見つかっても対応できるようなルートを選んだのかもしれない。
「セレネは 荷物を放り出して逃げたって言ってたでチュね」
そうだったな。もしかしてサブロウが言いたい事ってさ。
「そうでチュ 荷物があるならコガネムシが使えるかもしれないでチュ」
茂みをかき分けて進んでいくとコガネムシが点滅した。
どんなお宝が見つかるかは コガネムシ次第と言ってもこの周辺に限ってならそれほど多くはないはずだ。
「ゲロゲロ・・血の匂いがするゲロ・・村へ向かうゲロ」
とフロンは鼻も効くのか?
フロンの鼻とコガネムシがいればきっと見つかるはずだ。
「こっちに進んじゃダメゲロ」
そうかそうか。
コガネムシの反応と同じ方向だな。
偉いぞフロン。
「シクシク・・」
フロンはドームの中にいるけど 涙を流していることがなぜかわかった。
「ぶ~ん ぶ~ん」
コガネムシが騒ぎ出した。おそらく荷物はこの辺りにあるんだろう。
「フロン 俺たちは右に行きたいなぁ~」
「そっち? そっちなら行くゲロ。行くゲロ」
「そうか、じゃあ 左だな。」
「ゲぇ~ ロォォォォ シクシク・・」
辺りを探すと、この辺りに・・いた!
「入れられまちゅ。でも 戦闘のときは きっと邪魔になるでチュよ」、
邪魔になるってどういうことだろう?
「例えば剣を入れた状態でボクにオーレンスが潜ったらどうなるか・・怖いでチュ」
ああ・・なるほど・・敵に襲われて俺がサブロウに潜ったら
お尻が串刺しになっちゃうわけね。痛そうだ。
「お尻とは限らないでチュけど、収納したいだけならドームで十分でチュ
ドームの中のほうがオーレンスが思っている以上にいろいろ入るでチュよ」
なるほどね。
その後も銀貨やお宝?を拾い続けた。
「お金はあったほうがいい。 シクシク 涙ぶっシャー」
フロンはまた泣き出してしまった。
銀貨を拾うとコガネムシは再び胸元のバッジに戻ってしまうようで
喋らないニーマンもいるようだ。
でも コガネムシは活躍はよかったけど小さな問題が起きていた
村の方角はわかるのに なかなかたどり着けなくなった。
「なあ この木の実ってお宝なのかな?どう思う?」
「お宝でチュよ オーレンチュ、偉いでチュ!ちゅちゅ!」
日も暮れてきたな。いったいいつになったら村に付けるのだろう??
「なあ コガネムシ。俺たちいつになったら村まで行けるのかな?」
えっ!また反応があったのか??ヒャッホイ!!
「暗くなる前に村に着きたいゲロ。 シクシク」
「フロン イモムシそっくりの石があったぞ。いるか?」
「ゲロゲロォォォォ!!嬉しいゲロ、オーレンス」
フロンの心配をよそに俺たちはなかなかたどり着けなかった。
「おう コガネムシ今度はどっちだい?」
徐々に村にも進めているし 日があの高さまで傾いたら村に向かうことにしよう.
それまでは 次のお宝を目指すべく 茂みをかき分けていた。
でも 少し深い茂みをかけ分けると誰かいる。
よく見てみると 女性が茂みに隠れていて何かをしているようだ?
覗いてていいのか?
お尻の下には足が持ち上がるほどの巨大な水の玉がある。
これがこの世界の・・ってちょっとまてよ。
あれは さっき会った村娘のセレネだ。
この世界の魔法で半透明の90cmくらいの水の玉のようだけど
運動用のバランスボールの上に載っているように見える。
野外でエクササイズするにしても小人もいるし、この場所は野外過ぎるだろう。
おそらく移動系魔法でゲームみたいに水の球体に乗って移動する魔法なんだ。
個性のない村人の顔も二回も見たら見慣れてきたのか
よく見れば 少し幼さを残したお人形のような顔立ちだった。
けど 顔が少し幼いからって あんなイタズラを許すつもりはない。
野性的なミニスカートにノーブラって感じの服装で村娘原人にみえるけど
きっと自由気ままに育ってきたんだろう。
「ようセレネ!俺だ!オーレンスだ。よくもやってくれたな!!」
「きゃーー! パチン!!」
後ろから声をかけたので 驚いたようだ。
「パン!」と魔法の水風船が弾けて逆さまにズッコケた。
ズッコケて二本の足のお花が咲いている。
パンツは・・ ああ スポーツ用の見せパンツだった。
「残念だなって思ったでチュね ふふふでチュ」
「オーレンス そんなうまい話はないゲロゲロ(笑)」
けど ざまー見ろだ!
本来ならそのバランスボールを後ろからフロンに撃ち抜かれていたところだ。
元魔女の娘だか知らないがこれで少しは懲りただろう。
「いいざまだね。けど自業自得かな。
プレゼントありがとう。ほんと楽しめたというか涙が出たわ!」
セレネはその場に起き上がると キョロキョロと様子をうかがってから
片手を口元に当てて小声のポーズで
「あらオーレンス。見られちゃったわね・・。
だけどあなた!アレをもう使っちゃったの?
効果はどう?あなたはマニアなのかしら?」
「ああ すごく効果的だったよ。
おかげででんぐり返しが超うまくなったわ」
「どんな使い方したのよ! けど小人が出たのよ。そっちは大丈夫だったの?」
ええ 襲われましたよ。
だけど セレネの方も襲われたみたいだね。
セレネは一人になっているし 荷物もないから襲われて散り散りになったんだろ?
「そうなんだぁ もしかしてそれで一人なのか?」
すると 顔からは涙がこぼれ始めた。
「実はね 村では奇病が流行っていて私たちは隣町で薬を手に入れた帰りだったの。
でも 村でしか発病したことのない奇病を仲間の一人が発病したのよ。
だから あなたにはあんな態度をとってしまったの。
けど あなたと別れてから小人に襲われてね。
ヨーゼン、、ああ、あの大きな大剣を持った人ね。その人が盾になって戦えない仲間を逃がしてくれたのよ。
途中まで村人と逃げていたけど私は 戦えるから
仲間には村に向かってもらって途中で引き返してきたの。
荷物もこのあたりに放り出したから、逃げた場所はこの辺のはずなのに
ヨーゼンも荷物も見つからないのよ。」
「そうなんだ。もし 見かけたら知らせるよ」
そう伝えると 一緒に探してほしかったのか、
すこし落ち込んだ顔をしていた。
ああ なんだよ! なんかそんな顔するなよ!
心が潤っていくわぁ~、白い俺から黒い俺になれそうな気がした。
「気を付けて村に行くのよ? ハイ!」と安全祈願のハイタッチを求めてきた。
「でも 無理しちゃだめよ」
と言いながらスカートに付いたホコリを払って
腕を前方に伸ばすと「ウォーターバルーン!!」と唱えた。
「ボヨボヨン~」と再び水の玉が現れてその上に自前のボールをボヨンボヨンと
乗っけるとバイクに飛び乗る様にかけていった。
あの魔法はお尻は濡れないのか?
とか色々と疑問はあるけど地球で当時流行っていた一輪車のバイクみたいだ。
オフロードな荒れ道も乗りこなせちゃうあのバイクはカッコよかったな。。。
俺も覚えたい。
村人に魔法が使えるなら 俺にも使えるかもしれない?
さて 行きますか?行先は村じゃなくて人助けだ。
ただしセレネよりも先に仲間を探し出すぞ!
安全そうならそのまま放置して俺たちは村へ向かおう。
頼むぞニーマンたち。
「もしかしてオーレンスは、ニーマンの事を隠したかったでチュか?」
まあね。
死神のお婆さんに言われたからというわけじゃないけど
魔法じゃない力を他人にベラベラと喋るのはよくないってことくらい
俺にだってわかるさ。
それでどうやってセレネより早く探すかだけど
道なりに移動してたならとっくに見つけられているだろう
病人がいたから小人に見つかっても対応できるようなルートを選んだのかもしれない。
「セレネは 荷物を放り出して逃げたって言ってたでチュね」
そうだったな。もしかしてサブロウが言いたい事ってさ。
「そうでチュ 荷物があるならコガネムシが使えるかもしれないでチュ」
茂みをかき分けて進んでいくとコガネムシが点滅した。
どんなお宝が見つかるかは コガネムシ次第と言ってもこの周辺に限ってならそれほど多くはないはずだ。
「ゲロゲロ・・血の匂いがするゲロ・・村へ向かうゲロ」
とフロンは鼻も効くのか?
フロンの鼻とコガネムシがいればきっと見つかるはずだ。
「こっちに進んじゃダメゲロ」
そうかそうか。
コガネムシの反応と同じ方向だな。
偉いぞフロン。
「シクシク・・」
フロンはドームの中にいるけど 涙を流していることがなぜかわかった。
「ぶ~ん ぶ~ん」
コガネムシが騒ぎ出した。おそらく荷物はこの辺りにあるんだろう。
「フロン 俺たちは右に行きたいなぁ~」
「そっち? そっちなら行くゲロ。行くゲロ」
「そうか、じゃあ 左だな。」
「ゲぇ~ ロォォォォ シクシク・・」
辺りを探すと、この辺りに・・いた!
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