ぽんこつ神様に親友と間違われて死ぬことになったので異世界転移チート!俺のチート能力は?

朝倉真琴

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sideヘンドリック

運命との出逢いと爺やのお説教

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 風呂に行くと、洗い場に人だかりができて騒がしい。皆で股間おっ勃てて誰を囲んでいるんだ?性的な虐めか?真ん中に居るやつ小さくないか?子供か?子供囲んでるのか?おっ勃てて?変態か!助けてやらねば!

「子供か?変わった髪色だがどうやってここにっ?!」

 見るとそこには天使が居た。濡れてピンクの粒が肌が透けた天使がうるうると俺を見上げてきて、一瞬で勃起した。俺の勃起を見て喉を鳴らした天使が口を開いた、赤い可愛い舌がチラ見えしている。誰にも見せたくない!持っていたタオルをかけて天使を隠して抱き上げる。羽のような軽さだ!タオルから顔を出そうとしている、そんな可愛いことをするな射精てしまう。

「顔をあげるな。」

 押し付けて出てこないようにすると、俺の胸に擦り寄って匂いを!匂いを嗅いでいる!こんな子供がこんな誘いかけをしてくるなんて……。焦っていると急にモゾモゾと動き出したので落ちないように捕獲する。

「落ちるからじっとしていろ。」

 動くとチラチラと肌や濡れた衣服が見えて心臓と股間に影響が大きすぎる。速やかに俺の部屋にと、ソファーに置こうとすると濡れたままだから汚れると拒否する。ハラリと落ちたタオル……白いシャツからは、肌とピンクの粒が透けて見えていてそのエロスに釘付けになった。

 だめだだめだ、相手は子供だぞ!慌てて魔法で乾かしながら、最初からこうすれば良かったのに何故ここに連れてきたのか不思議な気持ちになったが、尋問に重宝する自分のスキルを使い彼の事も視ると理由が少しだけ見えてきた。恐らくチヒロは愛し子だからだろうが、読み取れないものが多いが……

 俺の運命の相手だった。それでこの独占欲なら納得できる。年齢や真名は読めないが、揺さぶるために敢えてスキルで見えない部分については語らない。こんな可愛い子が俺の運命なら何年でも待ってやる。

 運命と結婚する気があるのかと聞くと、相手にも自分にも選ぶ権利がある……と大人びた答えを導きだしてくる。反応を見るために揺さぶると、童貞処女だと自ら語るチヒロ。思わずガッツポーズしそうになるが我慢だ我慢。口元はやや緩む……

 お前はまだ子供だからと声をかけると、17歳だと答える。嘘ではないことはスキルでわかるが、この華奢さとピュアさで成人?押し倒しても合法……思わず漏れた欲で、目の色を変えてしまい彼が怯えて距離をとろうと動こうとする。離れるなんて!俺から逃げるなんて許さない!逃げようとする彼の腰を引っ張り、膝の上に乗せると彼からの甘い香り。

 騎士団長なんて呼ぶチヒロに、名を呼んで欲しくて粘る。彼の小さな口から紡がれる「ヘンドリック」それだけで達してしまいそうだ。可愛い、欲にうっすら気づいて怖がっているのに、俺の出す誘惑香に酔ってふわふわとして目がうるうるして初めての感覚に戸惑っている。

 俺のモノにしたい早く!俺の!強すぎる誘惑香に充て過ぎて、彼を昏倒させてしまった。慌てて馬車で屋敷に連れ帰り使用人の助けでベッドに寝かせ終わると、待っていたのは執事オリヴァーの追求とお説教だった。

「坊っちゃま、爺は恥ずかしく思いますよ。こんな少年に誘惑香を充てて昏倒させるなんて……」

 いつもは執事として厳格なオリヴァーだが、本気のお説教モードの時だけはが顔を出す。

「いや、彼は成人していて……」

 子供のように必死にオリヴァーに逃げ道の言い訳を紡ぐ俺、絶対チヒロに見られたくない姿だ。

「愛し子様であるならば、初めての経験だったのでは?加減はなされたのですか?昏倒する前におかしな様子は?欲に負けてしまった部分はないのか、ご自分の心にお聞きなされ。」

 爺には叶わない、降参だ。今回の俺の行動には反省すべきところしかない。

「……ですが、浴場から素早く連れ出したことと、未遂で連れ帰ったことは正解です。そのまま狼の巣穴にいたらあの可憐さでは無事でいられなかったでしょう。ですが、外界から来た愛し子様と、誘惑香だけで事に及んでいたらその後の関係が崩れることも多いのです。愛し子様が目覚めたら、誠心誠意謝罪なさりませ。」

「分かった。爺、ありがとう。」

 チヒロが目覚めるまでは、ひたすら扉の前で待機。衣擦れが聞こえ戸惑う様子をドアの外から聞き、ノックをして入室の許可を問うと、戸惑いながらも入室はあっさりと受け入れられた。無垢なチヒロに、ノックした相手の素性を確認する必要性について、後日教える必要がありそうだ。

 入室した俺は、頭を床に擦り付けプライドなどかなぐり捨てて謝罪するが、そんな俺を見てひたすら困る彼。オリヴァーのフォローで、軽く理解はした様子。

「ベッドまで運んでくれてありがとうございます。身体のどこも痛くないですし、大丈夫です。」

 可愛い声で礼を言う。昏倒させたのは俺なのになんて無垢な優しい子なんだ。彼の言葉に気になることがあったらしいオリヴァーが、チヒロに手を出したと誤解して厳しい視線を投げつけてくるが、無実だとジェスチャーで必死に訴えてなんとか納得させることができた。

 オリヴァーが食事の事を問うと、彼が口を開き答える前に腹がくぅくぅと可愛く鳴いた。腹の音まで可愛いのか、しかも耳まで赤くして照れている……俺の運命が可愛すぎる。着替えの手伝いをオリヴァーに阻止され、渋々退室させられた上で、無言で冷ややかな視線を浴びせられた。
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