私が好きになったのは県外の人でした。

liar

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君との出会い

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ーー私が好きになったのは県外の人でした。

 ミライが中学3年生の頃。クラスではSNSが流行っていた。

🐵「おはよーミライ!昨日のTwitterの動画見たー?!」この子は私の友達のアイ。

🐰「んー?みてない、、。」
🐵「、、だよね。ちょっとは見なさいよー!」
🐰「うん、まあ、気が向けば、、。笑」

 私は少し前にSNSで怖い思いをした。それ以来、なるべくSNSをやらないようにしていた。

ーーそんなある日ーー

 朝、ふと目が覚め、スマホをみたらTwitterに一件連絡が入っていた。私は恐る恐る内容をみた。

🐮「フォローありがとう!よろしく!」

それは群馬県に住んでいる“カケル”からだった。この人との出会いがミライの人生を大きく変えることになる。

🐰「知らない人だ。適当に返信返しておこう、、。」

✉️🐰「おはようございます!フォローありがとうございます!よろしくです☺️」

🐰「、、っとこんな感じでいっか」

そして返信をしてから5分後。

🐮「おう!なんて呼んだらいい?」

🐰「ミライでお願いします、なんて呼んだらいいですか?」

🐮「カケルでもカケちゃんでもなんでも!」

🐰「わかりました!カケルさん!」

🐮「呼び捨てでいーよ笑」

🐰「え!な、慣れたら。笑、、群馬に住んでいるんですか?」

🐮「そだよーミライちゃんは?」

🐰「私、青森です」

🐮「青森かー!遠いなあ笑!」

🐰「たしかに!群馬と青森って何気に距離ありますよね笑」

🐮「そーそー!」

🐰「あ、カケルさん何歳ですか?」

🐮「17だよ!ミライちゃんは?」

🐰「私は15です」

🐮「若いねぇー👴」

🐰「いやいや、カケルさんも若いじゃないですか笑」

🐮「いやー、俺よく25とか26とか、20歳過ぎてるように見えるって言われんだよねー笑」

🐰「それは、、やばいですね笑」

🐮「でしょ笑」

 この時はおもしろい人だなあ。この人と話すの楽しいなあ。、、そんなことを考えていた。

それからいろんな話をした。この人は面白いし、仲良くなりたいなと心を少し許してしまっていたのかもしれない。でもこの人には彼女がいた。
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