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2章 ビギシティと出会い
理由
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「俺は7か月前までアラバンナ連邦国にいたんだ。」
焚き火を見ながら、アイオンはぽつりと話し出す。
「アラバンナ連邦国……あの魔国レッドサンドの隣にあるあの国か。」
「ああ、当時はガローとキャサリンともう1人でパーティーを組んでいたんだが、アラバンナ連邦国でクエストを受けたらどうか?とペティオ王国の王都の冒険者ギルドにいる時に言われて、アラバンナ連邦国に行くことになったんだ。
アラバンナ連邦国はレッドサンドの隣にあるということもあって高ランクの魔物や魔獣が沢山いたんだ。
そして、事故が起こって魔物にもう1人のメンバーが殺されたんだ。」
「っ……そうか」
突然の告白に俺はなんとかえしたらいいのか分からず、視線を焚き火に向ける。
「そのメンバーは俺の大事な幼なじみだった。10代の頃から一緒に冒険者としてガローとキャサリン、そしてそいつと活動してきた。
いつ死ぬかも分からないような仕事を選んだ時点で死ぬ覚悟も、仲間が死ぬ可能性も考えていた。
でも、いざそれが目の前で起こると受け入れられなかった。」
その光景を思い出したのかアイオンの言葉が一旦途切れる。
ぱちりと、焚き火が音を立てる音が響き渡る。
「……俺はその後冒険者を一度やめた。何もかもが嫌になったんだ。
そして、家族の元に向かったんだ。俺の家族はペティオ王国のとある村にあるんだが、そこには妻と14の娘がいたんだ。
妻はガローから事情を聞いたみたいでそっとしてくれた。
そして娘も俺に元気を出してもらおうとしてこう言ったんだ。「パパ、私が将来冒険者になって、お友達を倒した魔物を倒してあげるからねっ!」とな。」
アイオンの声が低くなり、拳が強く握られる。
「お前は将来冒険者になりたいのか?俺はその時娘にそう質問したんだ。娘は「もちろん、パパみたいにかっこいい冒険者になるんだ!」と言った。
その直後、俺は激怒したんだ。絶対になるな、危ない仕事だからって言ってな。娘もいきなり怒り出した俺に困惑していたが、絶対になると言って聞かなかった。
そして口論になり、ついには娘は泣きながら家を飛び出して行った。
娘が家を出ていったのは夜だった。夜の村の外は危険だ。だが、そんなことも失念して俺は怒りを鎮めようと酒を飲んだ。妻の娘を探すべきと言う正論を聞かないふりをしながら。
妻はそんな俺に呆れた表情を見せると、娘を探しに出かけた。」
「妻と娘は大丈夫だったのか?」
俺が質問すると、ずっと焚き火を見つめていた目が俺を見る。
「半日ほど寝てようやく俺は落ち着きを取り戻した。
家には誰も帰っていなかったのに、俺は不安になって外に探しに出かけたんだ。
だがもう遅かったんだ。娘は……俺が村の外で見つけた時には2体のグレイウルフに襲われていた。」
「え……」
「俺は急いで娘を襲っているグレイウルフを殴り殺した。娘はグレイウルフにあちこち噛みつかれて大量に出血していた。
手当てをしようとしたが、もう遅かった。救い出した時には、娘は死ぬ寸前で助けることは出来なかった。」
アイオンは涙声になり、俺に向けていた視線を地面に向ける。
そしてぽつりぽつりと、涙が地面に落ちる。
「娘は……最後にごめんなさいと言った。あの子は謝らなくていいのに……。俺が……俺がっ!俺があの子に酷いことを言ったから……あの子は死んだんだっ!」
込み上げる怒りを発散させるためか、地面を一発思いっきり殴る。
そして大きく深呼吸をして、少し落ち着いた口調で話を続ける。
「妻は娘を途中で見失っていたみたいで別の所にいた。
俺は妻に娘のことを話した。……もちろん妻は激怒し、貴方のせいだ、と俺に言い放ち、家を出ていった。
幼なじみの死、娘の死、妻との別れ。……俺は生きる意味をなくして、この数ヶ月を無意味にただただぼーっとすごしていた。」
「店で冒険者活動をしていなかったって言ってたけど、そういうことだったのか。」
俺の言葉にこくりとアイオンは頷く。
「そんな生活をしてたが、少し前にガローがビギシティの冒険者ギルドマスターになった。その話をキャサリンが俺の村に来て様子を見に行こうと連れ出したんだ。
そんで、ガローやキャサリンから慰められてな……。
実はガローからヒューデットの事件が解決したら、ギルド職員にならないか?と言われたんだ。
ビギシティの冒険者は初心者が多い。年齢的にも俺の娘とそこまで変わらない。初心者達を導くことで俺は娘を救ってやれなかった罪滅ぼしのチャンスだと思って引き受けた。
ヒューデットの事件に協力しているのはそういう理由なんだが……一昨日と言い、昨日と言い、俺は失敗だらけだ。俺は誰も守れないんだ、もっとうまく出来るやつは居る。
死んだ幼なじみやキャサリン、ガロー達の方が向いてるんだ。
……そうだよ、俺なんかを庇わずに見捨ててくれたら良かったのに。どうして俺を助けたんだ……グレゴリー」
すっかり自信をなくし、アイオンはうなだれる。
グレゴリーと言うのは、死んだ俺幼なじみのことだろう。
……とりあえずそれは置いておいて――
「なぁ、アイオン」
「……?」
俺はアイオンの肩に手を当て呼びかける。
「俺はアイオンが誰も守れないなんて思わない。」
「グレゴリーも、娘のメイアも死なせて、一昨日も昨日も失敗して子供達やお前に怪我をさせてしまったってのになんでそんなことが言えるんだっ……」
僅かにアイオンの声に怒りが混じる。まるで、軽々しく言わないでくれとばかりに。
「アイオンはここに来てからずっとヒューデットの事件を解決しようと頑張ってきたんだろ?ヒューデットの調査や、襲われた者の救助。そして、ビギシティの冒険者達がヒューデットに襲われないように付き添ったりもしてる。アイオンは、活躍してると思うぞ。決して失敗だらけじゃない!
それに……俺はアイオンがあの時助けに来なければ死んでたかもしれない。」
初めてクエストを受け、ヒューデットやグレイウルフに襲われた時のことを思い出す。
もしあの時、キャサリンやアイオンが駆けつけてなければ、体力や魔力を大量に使い、傷だらけだった俺とリーフは死んでいたかもしれない。
「一昨日だって護衛に失敗したとはいえ、怪我をした子はアイオンがいたからこそ即座にポーションで治せたんだろ?
それに、もし俺がいなかったらあの子達はどうなっていた?」
すやすやと寝息を立てる子供達やリーエンを指差す。
「どうなっていたって……考えたくもないが、死んでいただろうな。あの数のヒューデットを相手できるとは思えない。
だが、それはお前の手がr……」
「そうかもしれない。だが、あの時アイオン達が俺を助けてくれていなければ俺は死んでいたかもしれない。死んでなかったとしても大怪我してたり、ヒューデットに恐怖してこの護衛のクエストを受けていなかったかもしれない!
……俺はあんたに助けられたから、あの子たちを守ることが出来た。
あんたは、色んな人を守れてるんだ。だから、もう自分を卑下するのは辞めるんだっ……!」
いつの間にかあんた呼びになるほど、昂っていたようで少し深呼吸をする。
「……俺は……役に立っているのか?」
小さくアイオンは呟く。
それに俺は迷わず頷く。
「アイオンがいなければ、ここにいる皆は死んでるさ。
アイオンの幼なじみも、娘も……今のアイオンをあの世から見ていたら、きっと誇らしいって思ってるだろうよ。」
この世界に天国なんてものがあるか知らないけどな。
ポツリと俺は呟く。
「そう……か。俺は役に立ってるのか。
ははは、そうか……よかった……よかった」
再びアイオンの目に涙が浮かぶ。しかし、その涙がさっきまでのものだと違うというのは容易に想像できる。
「グレゴリー、メイア、俺は……パパは、頑張るから……見ていてくれ。」
涙を浮かべながらも決意に満ちた表情で空を見上げる。
そこには無数の星々がきらきらと輝いていた。
焚き火を見ながら、アイオンはぽつりと話し出す。
「アラバンナ連邦国……あの魔国レッドサンドの隣にあるあの国か。」
「ああ、当時はガローとキャサリンともう1人でパーティーを組んでいたんだが、アラバンナ連邦国でクエストを受けたらどうか?とペティオ王国の王都の冒険者ギルドにいる時に言われて、アラバンナ連邦国に行くことになったんだ。
アラバンナ連邦国はレッドサンドの隣にあるということもあって高ランクの魔物や魔獣が沢山いたんだ。
そして、事故が起こって魔物にもう1人のメンバーが殺されたんだ。」
「っ……そうか」
突然の告白に俺はなんとかえしたらいいのか分からず、視線を焚き火に向ける。
「そのメンバーは俺の大事な幼なじみだった。10代の頃から一緒に冒険者としてガローとキャサリン、そしてそいつと活動してきた。
いつ死ぬかも分からないような仕事を選んだ時点で死ぬ覚悟も、仲間が死ぬ可能性も考えていた。
でも、いざそれが目の前で起こると受け入れられなかった。」
その光景を思い出したのかアイオンの言葉が一旦途切れる。
ぱちりと、焚き火が音を立てる音が響き渡る。
「……俺はその後冒険者を一度やめた。何もかもが嫌になったんだ。
そして、家族の元に向かったんだ。俺の家族はペティオ王国のとある村にあるんだが、そこには妻と14の娘がいたんだ。
妻はガローから事情を聞いたみたいでそっとしてくれた。
そして娘も俺に元気を出してもらおうとしてこう言ったんだ。「パパ、私が将来冒険者になって、お友達を倒した魔物を倒してあげるからねっ!」とな。」
アイオンの声が低くなり、拳が強く握られる。
「お前は将来冒険者になりたいのか?俺はその時娘にそう質問したんだ。娘は「もちろん、パパみたいにかっこいい冒険者になるんだ!」と言った。
その直後、俺は激怒したんだ。絶対になるな、危ない仕事だからって言ってな。娘もいきなり怒り出した俺に困惑していたが、絶対になると言って聞かなかった。
そして口論になり、ついには娘は泣きながら家を飛び出して行った。
娘が家を出ていったのは夜だった。夜の村の外は危険だ。だが、そんなことも失念して俺は怒りを鎮めようと酒を飲んだ。妻の娘を探すべきと言う正論を聞かないふりをしながら。
妻はそんな俺に呆れた表情を見せると、娘を探しに出かけた。」
「妻と娘は大丈夫だったのか?」
俺が質問すると、ずっと焚き火を見つめていた目が俺を見る。
「半日ほど寝てようやく俺は落ち着きを取り戻した。
家には誰も帰っていなかったのに、俺は不安になって外に探しに出かけたんだ。
だがもう遅かったんだ。娘は……俺が村の外で見つけた時には2体のグレイウルフに襲われていた。」
「え……」
「俺は急いで娘を襲っているグレイウルフを殴り殺した。娘はグレイウルフにあちこち噛みつかれて大量に出血していた。
手当てをしようとしたが、もう遅かった。救い出した時には、娘は死ぬ寸前で助けることは出来なかった。」
アイオンは涙声になり、俺に向けていた視線を地面に向ける。
そしてぽつりぽつりと、涙が地面に落ちる。
「娘は……最後にごめんなさいと言った。あの子は謝らなくていいのに……。俺が……俺がっ!俺があの子に酷いことを言ったから……あの子は死んだんだっ!」
込み上げる怒りを発散させるためか、地面を一発思いっきり殴る。
そして大きく深呼吸をして、少し落ち着いた口調で話を続ける。
「妻は娘を途中で見失っていたみたいで別の所にいた。
俺は妻に娘のことを話した。……もちろん妻は激怒し、貴方のせいだ、と俺に言い放ち、家を出ていった。
幼なじみの死、娘の死、妻との別れ。……俺は生きる意味をなくして、この数ヶ月を無意味にただただぼーっとすごしていた。」
「店で冒険者活動をしていなかったって言ってたけど、そういうことだったのか。」
俺の言葉にこくりとアイオンは頷く。
「そんな生活をしてたが、少し前にガローがビギシティの冒険者ギルドマスターになった。その話をキャサリンが俺の村に来て様子を見に行こうと連れ出したんだ。
そんで、ガローやキャサリンから慰められてな……。
実はガローからヒューデットの事件が解決したら、ギルド職員にならないか?と言われたんだ。
ビギシティの冒険者は初心者が多い。年齢的にも俺の娘とそこまで変わらない。初心者達を導くことで俺は娘を救ってやれなかった罪滅ぼしのチャンスだと思って引き受けた。
ヒューデットの事件に協力しているのはそういう理由なんだが……一昨日と言い、昨日と言い、俺は失敗だらけだ。俺は誰も守れないんだ、もっとうまく出来るやつは居る。
死んだ幼なじみやキャサリン、ガロー達の方が向いてるんだ。
……そうだよ、俺なんかを庇わずに見捨ててくれたら良かったのに。どうして俺を助けたんだ……グレゴリー」
すっかり自信をなくし、アイオンはうなだれる。
グレゴリーと言うのは、死んだ俺幼なじみのことだろう。
……とりあえずそれは置いておいて――
「なぁ、アイオン」
「……?」
俺はアイオンの肩に手を当て呼びかける。
「俺はアイオンが誰も守れないなんて思わない。」
「グレゴリーも、娘のメイアも死なせて、一昨日も昨日も失敗して子供達やお前に怪我をさせてしまったってのになんでそんなことが言えるんだっ……」
僅かにアイオンの声に怒りが混じる。まるで、軽々しく言わないでくれとばかりに。
「アイオンはここに来てからずっとヒューデットの事件を解決しようと頑張ってきたんだろ?ヒューデットの調査や、襲われた者の救助。そして、ビギシティの冒険者達がヒューデットに襲われないように付き添ったりもしてる。アイオンは、活躍してると思うぞ。決して失敗だらけじゃない!
それに……俺はアイオンがあの時助けに来なければ死んでたかもしれない。」
初めてクエストを受け、ヒューデットやグレイウルフに襲われた時のことを思い出す。
もしあの時、キャサリンやアイオンが駆けつけてなければ、体力や魔力を大量に使い、傷だらけだった俺とリーフは死んでいたかもしれない。
「一昨日だって護衛に失敗したとはいえ、怪我をした子はアイオンがいたからこそ即座にポーションで治せたんだろ?
それに、もし俺がいなかったらあの子達はどうなっていた?」
すやすやと寝息を立てる子供達やリーエンを指差す。
「どうなっていたって……考えたくもないが、死んでいただろうな。あの数のヒューデットを相手できるとは思えない。
だが、それはお前の手がr……」
「そうかもしれない。だが、あの時アイオン達が俺を助けてくれていなければ俺は死んでいたかもしれない。死んでなかったとしても大怪我してたり、ヒューデットに恐怖してこの護衛のクエストを受けていなかったかもしれない!
……俺はあんたに助けられたから、あの子たちを守ることが出来た。
あんたは、色んな人を守れてるんだ。だから、もう自分を卑下するのは辞めるんだっ……!」
いつの間にかあんた呼びになるほど、昂っていたようで少し深呼吸をする。
「……俺は……役に立っているのか?」
小さくアイオンは呟く。
それに俺は迷わず頷く。
「アイオンがいなければ、ここにいる皆は死んでるさ。
アイオンの幼なじみも、娘も……今のアイオンをあの世から見ていたら、きっと誇らしいって思ってるだろうよ。」
この世界に天国なんてものがあるか知らないけどな。
ポツリと俺は呟く。
「そう……か。俺は役に立ってるのか。
ははは、そうか……よかった……よかった」
再びアイオンの目に涙が浮かぶ。しかし、その涙がさっきまでのものだと違うというのは容易に想像できる。
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