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2章 ビギシティと出会い
新たな欠片
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ウェルメンがフロウアを妨害し、俺達を追ってこなくなったとはいえ、村の中には奴が生み出したヒューデットが多少残っていた。
「ガアァァァァ!」
フロウアから指示が出ているのか、ヒューデット達は俺達を探すような素振りを見せ、俺達に気づいた途端に唸り声をあげ、襲いかかってくる。
「くっそ、次から次へと!〈さらなる力を求む〉、〈輝け光よ〉!」
いちいち相手をする暇もないため、『フラッシュアウト』を『マジックチャージ』で強化し、躊躇なく放つ。リーフをおぶっている上に、時間もない。早く落ち着ける場所を探してそこで神気解放を行い、『マジックシェア』の権能を使用してリーフに魔力を渡さないといけない。さらに、リーフに魔力を渡さないといけないため、あまり魔法も使いすぎてはいけない。
「無理ゲーにも程があるっての!」
視覚が潰れ、ふらふらと歩き回っているヒューデット達の間を縫うように避けながら俺は駆け抜けた。
「はぁ……はぁ……」
どうにかヒューデット達を撒いて近くにあった家に近づき、家の中に入らず背負っていたリーフを降ろして壁を背に座らせる。
狭い家で出入口が1つしかないため、もし家の中にいる時にヒューデットが入ってきたらまずいからだ。
「リーフ、大丈夫か?」
「…………」
「リーフ?」
俺の呼びかけになんの返事もないリーフに心配になって顔を覗き込む。
「目を閉じてる。……っ!?」
もしやと思い、慌ててリーフの心臓に耳を当てると鼓動が聞こえてきた。
「なんだ気絶してるだけか……。いや、でも鼓動もだいぶ弱まってる。今助けてやるぞリーフ。」
まだ生きていることに安堵するが、いつ死んでもおかしくない。『マジックシェア』を使用するため神気解放するためにあの言葉を口にする。
「来てくれうつ――」
「ようやく見つけたぞ!」
「ァァァァッ!」
器の欠片を体内から取り出そうと言葉を口にしかけるが、さっきよりもボロボロになったフロウアが姿を現した。
「そいつは一体……?」
フロウアのその後ろをついてきたヒューデットを指差す。
大剣を片手に持つそいつは今まで見てきた奴とは見た目も雰囲気も別格だ。
上半身は裸で筋力特化の変異種のように筋肉が発達していたが、胸の真ん中で心臓のようなものが剥き出しになり、激しくドクンドクンと動いている。その心臓のようなものから全身に行き渡るように赤黒い線のようなものが顔から足まで続いており、さらに本来目のあるべきところには青白い炎が揺らめいていた。
「こいつは神の欠片で強化したEXスキルを用いてつくったヒューデットだ。ただのヒューデットと思うなよ?まだ完全体とはいかないが素体はAランクの冒険者であり、さらに通常のヒューデットとは別の方法でつくったからAランク上位程の力を持つ化け物だ。あの馬が想像以上に強かったから呼び出したのだ。」
「てことは……まさか……」
「あぁ、あの馬は死んだ。」
ニヤリとして笑うフロウアの言葉に絶望する。
「そんな……」
「歯向かうからこういうことになるのだ。さて、リーフもだが……その器の欠片、それを渡してもらおう。嫌と言っても殺して奪うがな。」
俺の手にある器の欠片を見てフロウアは言う。
なにか方法は無いのか!ウェルメンが殺されたということは俺がこの2体を相手に戦ったとしたら絶対に負ける。神気解放をすれば分からないが、この器の欠片を取り込み、神気解放できる時間が4分30秒。それまでに2体を倒し、リーフに魔力を分けないとリーフは死ぬ。
いや、神気解放の連続使用は確かできるはずだ。ステータスが3日間の間5分の1になるからその後が心配だけれども……。
……最初の神気解放でこいつらを倒し、2回目の神気解放でリーフに魔力を分ける。できるか?
「…………」
後ろで気絶しているリーフをチラリと見る。
「この世界で初めて出来た友達を……見捨てる訳には行かないよな。」
まだまだこの世界でやりたいことは沢山あるんだ。
一緒に学校で魔法を覚えたい。一緒に冒険者として魔物を倒したり、クエストをこなしたい。それにかつて憧れていた世界に来ることが出来たんだ!こんな所で終わる訳にはいかない!
「なんだその目は?まるで俺達を相手に戦うというような目じゃないか。」
バカにしてくるフロウアの目の前で器の欠片を持った手を開く。
「?」
それを見てフロウアは眉をひそめているがそれを無視し……魔力と力を込めて器の欠片を握り潰した。
「……はっ!?」
粒子となった器の欠片が俺の体に吸収されていく。力が漲るのを感じ、驚愕しているフロウアの目の前でさっき言えなかった言葉を口にする。
「来てくれ、器!」
それがトリガーとなり、いま吸収した器の欠片とさらに元々神界でべシールから受けとった器の欠片2つが体から飛び出し、俺の周囲をクルクルと回る。
「ま、まま、まさか!おまえは!」
手を伸ばすと、器の欠片が1つ俺の手に乗り、さっきと同じように魔力を込めて握り潰した。
それと同時に周囲を回っていた器の欠片2つが再び粒子となり、握り潰した器の欠片と一緒になり俺の体に吸収された。
「神気解放!」
防具が神気解放により、紫色のロングコート、その下に黒のベスト、そしてズボンは2つのチャック付きのポケットがついた紫色のカジュアルパンツ、靴は紫色のスニーカーの神気解放専用の装備に変わっていた。
さっきよりも力が漲り、ステータスが上昇したのが手に取るように分かる。
「お前は!神の使徒か!」
さっきまで見せていた笑みが消え、恐怖心からか後ずさりながらフロウアは叫んだ。
ユウキ・ツキモト (17)
魔法使い 得意属性【無】(神気解放時)
魔法攻撃力 D-
魔法防御力 D--
魔法回復力 D--
魔法制御力 D++
魔力回復速度 D
魔力量 B++
Dランク
スキル欄(4)
詠唱省略(小)
デュアルアクション
マルチターゲット
EXスキル
無の加護(真・無属性)
器の欠片(3)
器の加護
マジックシェア
魔力昇華
器の欠片〈魔力昇華〉
魔法に使用する消費魔力量の制限を無制限にする。
魔法制御力は使用する魔法のもとのステータスのままで、消費する魔力量に応じて、魔法制御力、消費魔力量以外の他の魔法のステータスを上昇させることが出来る。
ステータス上昇値
魔法攻撃力+1 魔法防御力+1 魔法回復力+1 魔力量+2
神気解放時
魔法攻撃力+1 魔法防御力+1 魔法回復力+1 魔力量+2
「ガアァァァァ!」
フロウアから指示が出ているのか、ヒューデット達は俺達を探すような素振りを見せ、俺達に気づいた途端に唸り声をあげ、襲いかかってくる。
「くっそ、次から次へと!〈さらなる力を求む〉、〈輝け光よ〉!」
いちいち相手をする暇もないため、『フラッシュアウト』を『マジックチャージ』で強化し、躊躇なく放つ。リーフをおぶっている上に、時間もない。早く落ち着ける場所を探してそこで神気解放を行い、『マジックシェア』の権能を使用してリーフに魔力を渡さないといけない。さらに、リーフに魔力を渡さないといけないため、あまり魔法も使いすぎてはいけない。
「無理ゲーにも程があるっての!」
視覚が潰れ、ふらふらと歩き回っているヒューデット達の間を縫うように避けながら俺は駆け抜けた。
「はぁ……はぁ……」
どうにかヒューデット達を撒いて近くにあった家に近づき、家の中に入らず背負っていたリーフを降ろして壁を背に座らせる。
狭い家で出入口が1つしかないため、もし家の中にいる時にヒューデットが入ってきたらまずいからだ。
「リーフ、大丈夫か?」
「…………」
「リーフ?」
俺の呼びかけになんの返事もないリーフに心配になって顔を覗き込む。
「目を閉じてる。……っ!?」
もしやと思い、慌ててリーフの心臓に耳を当てると鼓動が聞こえてきた。
「なんだ気絶してるだけか……。いや、でも鼓動もだいぶ弱まってる。今助けてやるぞリーフ。」
まだ生きていることに安堵するが、いつ死んでもおかしくない。『マジックシェア』を使用するため神気解放するためにあの言葉を口にする。
「来てくれうつ――」
「ようやく見つけたぞ!」
「ァァァァッ!」
器の欠片を体内から取り出そうと言葉を口にしかけるが、さっきよりもボロボロになったフロウアが姿を現した。
「そいつは一体……?」
フロウアのその後ろをついてきたヒューデットを指差す。
大剣を片手に持つそいつは今まで見てきた奴とは見た目も雰囲気も別格だ。
上半身は裸で筋力特化の変異種のように筋肉が発達していたが、胸の真ん中で心臓のようなものが剥き出しになり、激しくドクンドクンと動いている。その心臓のようなものから全身に行き渡るように赤黒い線のようなものが顔から足まで続いており、さらに本来目のあるべきところには青白い炎が揺らめいていた。
「こいつは神の欠片で強化したEXスキルを用いてつくったヒューデットだ。ただのヒューデットと思うなよ?まだ完全体とはいかないが素体はAランクの冒険者であり、さらに通常のヒューデットとは別の方法でつくったからAランク上位程の力を持つ化け物だ。あの馬が想像以上に強かったから呼び出したのだ。」
「てことは……まさか……」
「あぁ、あの馬は死んだ。」
ニヤリとして笑うフロウアの言葉に絶望する。
「そんな……」
「歯向かうからこういうことになるのだ。さて、リーフもだが……その器の欠片、それを渡してもらおう。嫌と言っても殺して奪うがな。」
俺の手にある器の欠片を見てフロウアは言う。
なにか方法は無いのか!ウェルメンが殺されたということは俺がこの2体を相手に戦ったとしたら絶対に負ける。神気解放をすれば分からないが、この器の欠片を取り込み、神気解放できる時間が4分30秒。それまでに2体を倒し、リーフに魔力を分けないとリーフは死ぬ。
いや、神気解放の連続使用は確かできるはずだ。ステータスが3日間の間5分の1になるからその後が心配だけれども……。
……最初の神気解放でこいつらを倒し、2回目の神気解放でリーフに魔力を分ける。できるか?
「…………」
後ろで気絶しているリーフをチラリと見る。
「この世界で初めて出来た友達を……見捨てる訳には行かないよな。」
まだまだこの世界でやりたいことは沢山あるんだ。
一緒に学校で魔法を覚えたい。一緒に冒険者として魔物を倒したり、クエストをこなしたい。それにかつて憧れていた世界に来ることが出来たんだ!こんな所で終わる訳にはいかない!
「なんだその目は?まるで俺達を相手に戦うというような目じゃないか。」
バカにしてくるフロウアの目の前で器の欠片を持った手を開く。
「?」
それを見てフロウアは眉をひそめているがそれを無視し……魔力と力を込めて器の欠片を握り潰した。
「……はっ!?」
粒子となった器の欠片が俺の体に吸収されていく。力が漲るのを感じ、驚愕しているフロウアの目の前でさっき言えなかった言葉を口にする。
「来てくれ、器!」
それがトリガーとなり、いま吸収した器の欠片とさらに元々神界でべシールから受けとった器の欠片2つが体から飛び出し、俺の周囲をクルクルと回る。
「ま、まま、まさか!おまえは!」
手を伸ばすと、器の欠片が1つ俺の手に乗り、さっきと同じように魔力を込めて握り潰した。
それと同時に周囲を回っていた器の欠片2つが再び粒子となり、握り潰した器の欠片と一緒になり俺の体に吸収された。
「神気解放!」
防具が神気解放により、紫色のロングコート、その下に黒のベスト、そしてズボンは2つのチャック付きのポケットがついた紫色のカジュアルパンツ、靴は紫色のスニーカーの神気解放専用の装備に変わっていた。
さっきよりも力が漲り、ステータスが上昇したのが手に取るように分かる。
「お前は!神の使徒か!」
さっきまで見せていた笑みが消え、恐怖心からか後ずさりながらフロウアは叫んだ。
ユウキ・ツキモト (17)
魔法使い 得意属性【無】(神気解放時)
魔法攻撃力 D-
魔法防御力 D--
魔法回復力 D--
魔法制御力 D++
魔力回復速度 D
魔力量 B++
Dランク
スキル欄(4)
詠唱省略(小)
デュアルアクション
マルチターゲット
EXスキル
無の加護(真・無属性)
器の欠片(3)
器の加護
マジックシェア
魔力昇華
器の欠片〈魔力昇華〉
魔法に使用する消費魔力量の制限を無制限にする。
魔法制御力は使用する魔法のもとのステータスのままで、消費する魔力量に応じて、魔法制御力、消費魔力量以外の他の魔法のステータスを上昇させることが出来る。
ステータス上昇値
魔法攻撃力+1 魔法防御力+1 魔法回復力+1 魔力量+2
神気解放時
魔法攻撃力+1 魔法防御力+1 魔法回復力+1 魔力量+2
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