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第2章 精霊王
《レギ》
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リキングバウトで生まれリキングバウトで育った少年【レギ】
彼は、7歳で初めて一人でギルドを訪れる。
「金色のスライムに会いたいです」
そう受付に言うと、獣人のお姉さんたちは笑顔で対応してくれた。
奥にある部屋へ連れていってくれてお菓子も出してくれたのだ。
『サクサク』として甘くって、甘い良い匂いもする。
少し待ってたら、すっごく身体の大きいおじさんが来たから怖かったのも覚えている。
おじさんは座ると、僕に『君は、どうしてスライムに会いたいんだい?』そう言った。
「僕は金色のスライムに出会って、幸せになりたいです」
どうしてか?ってそんな話をしていた。
父と母はこの街で暮らしている。
時折協会へ出向き、祈りを捧げ、掃除やシスターさんのお手伝いをしたりして生活していた。
生活は豪華とは言えないけれど、質素なものでもない、ごく普通の暮らしをしていたのだ。
母からよく一冊の絵本を読み聞かせてもらっていたのだけれど、その中に【金のスライム】が出てきたんだ。
『強い敵との戦いでやられてしまって、だけど逃げ帰った先で見つけた金色のスライム。
それを見つけた主人公は、色々な冒険の中でたくさんの奇跡がおこる。
王様にも褒められて、もう一回強い敵に立ち向かって…。
最後にはお姫様を救出して二人で幸せに暮らす』というお話。
僕は羨(うらや)ましかった。冒険をすること、それに沢山の幸せが。
父や母からの愛情がないわけじゃないのだけど、もっともっと多くの人に出会って、王様やお姫様にも褒められたりしたかったんだ。
別の日に、父とギルドに訪れた。
ピルスルさんは、子供だけで願いを叶えるのことは難しいよ、と。
少し受付のお姉さんと待ってたんだけど、父が『困ったな』と言いながらうっすら笑ってるのが見えたんだ。
ピルスルさんが受付のお姉さんが何か言うと、お姉さんはカードと大きなガラス玉を取り出してた。
『チクっとするけど我慢できる?』僕だって男だぞ、痛いのくらい平気だ!
思ったより痛かったけど、大したことなかった。
『お願いを聞かせて?』って、もう僕は何度も同じことを言っていたのだけど。
「だから、僕は金色のスライムに会いたいんだよ」
なんて、ちょっと大きい声で言っちゃったんだ。
なんか【しょうかんじゅつし】とかいう職業だって言われた。
いつの間にか右手に指輪が付いててびっくりしてたんだけど…。
その後にお姉さんが『もう一回その指輪にお願いしたら、きっと会わせてくれるよ』って。
それが僕と『タマ』との出会いだったんだ。
そうそう、ドルヴィンさんってお兄さんが後ろで見てて、僕と一緒に街の外に出てみないかって言うんだ。
父は危ないからって言ってたけど、奥からピルスルさんが出てきて何か言ったら、父も『それなら大丈夫ですね』って。
初めてちゃんと見た街の外はすっごく綺麗だった。
すっごいなーって思ってたら、近くの冒険者さんが『タマ』を見て驚いて、斬ろうとするんだからビックリだったよ。
すぐにドルヴィンさんが止めてくれたけど、僕は『タマ』に抱きついて泣いちゃったっけ…。
彼は、7歳で初めて一人でギルドを訪れる。
「金色のスライムに会いたいです」
そう受付に言うと、獣人のお姉さんたちは笑顔で対応してくれた。
奥にある部屋へ連れていってくれてお菓子も出してくれたのだ。
『サクサク』として甘くって、甘い良い匂いもする。
少し待ってたら、すっごく身体の大きいおじさんが来たから怖かったのも覚えている。
おじさんは座ると、僕に『君は、どうしてスライムに会いたいんだい?』そう言った。
「僕は金色のスライムに出会って、幸せになりたいです」
どうしてか?ってそんな話をしていた。
父と母はこの街で暮らしている。
時折協会へ出向き、祈りを捧げ、掃除やシスターさんのお手伝いをしたりして生活していた。
生活は豪華とは言えないけれど、質素なものでもない、ごく普通の暮らしをしていたのだ。
母からよく一冊の絵本を読み聞かせてもらっていたのだけれど、その中に【金のスライム】が出てきたんだ。
『強い敵との戦いでやられてしまって、だけど逃げ帰った先で見つけた金色のスライム。
それを見つけた主人公は、色々な冒険の中でたくさんの奇跡がおこる。
王様にも褒められて、もう一回強い敵に立ち向かって…。
最後にはお姫様を救出して二人で幸せに暮らす』というお話。
僕は羨(うらや)ましかった。冒険をすること、それに沢山の幸せが。
父や母からの愛情がないわけじゃないのだけど、もっともっと多くの人に出会って、王様やお姫様にも褒められたりしたかったんだ。
別の日に、父とギルドに訪れた。
ピルスルさんは、子供だけで願いを叶えるのことは難しいよ、と。
少し受付のお姉さんと待ってたんだけど、父が『困ったな』と言いながらうっすら笑ってるのが見えたんだ。
ピルスルさんが受付のお姉さんが何か言うと、お姉さんはカードと大きなガラス玉を取り出してた。
『チクっとするけど我慢できる?』僕だって男だぞ、痛いのくらい平気だ!
思ったより痛かったけど、大したことなかった。
『お願いを聞かせて?』って、もう僕は何度も同じことを言っていたのだけど。
「だから、僕は金色のスライムに会いたいんだよ」
なんて、ちょっと大きい声で言っちゃったんだ。
なんか【しょうかんじゅつし】とかいう職業だって言われた。
いつの間にか右手に指輪が付いててびっくりしてたんだけど…。
その後にお姉さんが『もう一回その指輪にお願いしたら、きっと会わせてくれるよ』って。
それが僕と『タマ』との出会いだったんだ。
そうそう、ドルヴィンさんってお兄さんが後ろで見てて、僕と一緒に街の外に出てみないかって言うんだ。
父は危ないからって言ってたけど、奥からピルスルさんが出てきて何か言ったら、父も『それなら大丈夫ですね』って。
初めてちゃんと見た街の外はすっごく綺麗だった。
すっごいなーって思ってたら、近くの冒険者さんが『タマ』を見て驚いて、斬ろうとするんだからビックリだったよ。
すぐにドルヴィンさんが止めてくれたけど、僕は『タマ』に抱きついて泣いちゃったっけ…。
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