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㈧ヒシャ
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遠くの空に凧があがっていた。由比ガ浜高校の制服のゴンタは、懐中時計をみやって小走りになった。仕事に遅刻しそうだった。
鮮やかな雑木紅葉。時間ぎりぎりに、ゴンタは猫ひげ堂の戸をあけた。オサカベに叱られるかと思いきや、じいさんは客を相手していた。ゴンタはほっとして、藍染の前掛けをつけた。ボーン、ボーン、ボーン、と柱時計が三べん鳴った。
その客は、どこか奇妙だった。ぴしりと着こんだ喪服じみた背広、無表情な狐目。床几に腰かけることもなく、直立不動でオサカベと話しこんでいる。何よりも、黒猫の夜叉の耳が寝ている。警戒しているのだ。男はいう。
「私らの眷族もめっきりと減りましてね。この業界も人手不足です」
「そうでしょうな。森とみれば伐りひらいて宅地になる。祠も平気で打ちこわして。闇に対する畏れがない」
「いやはや、人はおそろしいものです。そのうちSF映画のように自動車を飛ばすかもしれない。そうなったら廃業です」
二人の会話にゴンタは耳をすませたけれど、さっぱり要領を得なかった。物を売り買いに来たのではないようだ。
十一月の終わり。火鉢を焚くほどではないものの、肌寒かった。ゴンタはぶるっと身震いして、バケツで雑巾をかたく絞った。伊万里の大壺や異国の仏像をどかし、畳の目にそって雑巾がけする。客の正体が気になりつつも、次第に掃除に夢中になった。
傘立て代わりの大壺を定位置へ戻すと、ゴンタの足に夜叉がすりよった。いつのまにか客の男はおらず、オサカベが急須を傾けていた。ほうじ茶の香り。ゴンタは勘定台ごしに白髪頭のつむじをみおろした。もうゴンタの背はじいさんよりも高かった。
「さっきのお客さん、何してる人?」
「タクシー運転手だ。一服しなさい」
ああ、そういえば、自動車がどうのといっていた。ゴンタは納得した。座敷のあがり框に腰かけて、ありがたくほうじ茶をすする。
「オサカベさんは、どうしてこの仕事しようと思ったの?」
「藪から棒に」
オサカベはそっぽを向いて、口を皮肉っぽくゆがめた。それがじいさんの照れているしぐさだと、ゴンタはわかるようになっていた。
「このよろず預かり処を開業するに当たって、どんなきっかけがあって、どういう勉強をして、どう頑張って、どういう失敗をして、どうやってうまくいったの? 今後の参考にしたいから」
オサカベはほうじ茶をすすって、座敷のすみで丸くなった夜叉をみやった。
「私の養い親は骨董屋でな、古道具に囲まれて育った。てんで見る目がなくてな、騙されてばかりだ。そのうちに身上を潰して。ああはなるまいと思ったよ。世間に嫌気が差していたから、坊主になろうと思った。シュンスケのようにな。何年か山で修行したが、意外と生ぐさい世界でな。カネに、色に、派閥争い。いや、向いていなかった。そこで坊主をやめて、大学に行った」
「ドコ大学の、ナニ科?」
オサカベはきいたこともない大学の名を口にした。「そこの歴史学科で、鑑定士としての資格をとった。たいがいの大人は、肩書きしかみないものだからな。虎ノ門の骨董屋につとめたが、そこの店主が碌でもない古狸だ。二束三文の掛軸を、伊藤若冲の名作だといって法外な値で売りつける。ようは詐欺の片棒だ。だが、たいした目利きだったよ。そこには三年つとめた。独り立ちを考えだしたころ、通玄さんから手紙が来てな。仙雲寺の住持になった、近所にいい町家がある、と。それが、ここだった」
「わりと順調にきこえるね」
「初めはまったく客が来なかった。不思議な縁が重なって、どうにか軌道に乗ってからも、精巧な贋作をつかまされたり、とんでもないいわくつきの品を持ちこまれて難儀したりな。まあ、それでも、この齢まで四十年やってこられたのだから、向いていたのかもしれないな」
オサカベはひっそりと笑って、ほうじ茶をすすった。夜叉がのびをして、オサカベの紺足袋に寝ころがった。ゴンタはあたたかい湯呑みを覗きこんで、四十年という長さについて考えていた。
🐈⬛
ゴンタは父親の書斎のパソコンで、鑑定士の資格のとれる大学を探して、三件ピックアップした。オサカベの出身大学もあった。十二月、高校での三者面談のとき、その大学の名前をあげた。
「いいのか? おまえの学力なら、もっとマシな大学があるぞ」
クラス担任は驚いていたが、ゴンタの母親はさもありなんという顔だった。
猫ひげ堂での仕事のあいまに、ゴンタは受験勉強に励んだ。オサカベはうるさいことはいわず、ほうじ茶をいれ、火鉢を焚いて灰を掻いた。
一月のセンター試験初日、予報はずれの雪がちらついた。試験会場は横浜の大学だ。バスと電車を乗りついで小一時間。だが、朝の鎌倉駅でゴンタは仰天した。横須賀線の架線事故で、ダイヤが乱れていた。十一両の電車に受験生が乗りきらず、それならばとタクシー乗り場へ向かうと長蛇の列だった。ゴンタはパニックになりかけた。
ケータイ電話が鳴った。猫髯堂からだった。『タイキ。落ちついてききなさい』
「オサカベさん?」
『佐助稲荷の参道まえで待つんだ。すぐ迎えが来る』
「どういうこと?」
『行けばわかる。急ぎなさい』
ゴンタはしめ縄にすがる思いで、一キロ強の道のりを走った。佐助稲荷神社の標石のまえ、ゴンタは手を膝に置いてぜえぜえと息をした。山の懐の閑静な住宅地だった。小雪の早朝、詣でる人もいない。ゴンタは釈然としなかった。なんでこんなところに?
エンジン音。ゴンタの登ってきた山道を、黒いタクシーがやってきて止まった。天空交通という、みなれない雲形の行灯。降り立った運転手は、いつかの無表情な狐目の男だった。
「ゴンジョウ様。オサカベ様から承っております。どうぞ」
男がセダンの後部ドアをひらいた。ゴンタは会釈して、デイパックを抱いて乗りこんだ。パワーウィンドウではなく、手動ハンドルの古い車だった。乗務員証に男の顔写真と、佐山銀彦という名前。男が運転席でハンドルをつかむ。
けれど、山道は狭く、Uターンできそうな脇道もない。どうするのか? 案じていると、いきなり車窓の風景が垂直に動いた。思わずゴンタはデイパックをぎゅうっと抱きしめた。
三方を山が囲む街の上空を、セダンは一直線に飛んだ。ゴンタはこわごわ車窓を覗いた。秀麗な冬富士、山とせめぎあう住宅街、けぶる冬の森、神社仏閣の鳥居や瓦、交差する線路と河川……眩暈がした。それきりゴンタは目をつむって、小さくなっていた。高所恐怖症なのだった。
すとんと着陸した感覚で、ゴンタは目をあけた。試験会場の横浜の大学の門前だった。ゴンタは財布をだしたが、運転手はしぐさで制した。
「オサカベ様に頂戴しております」
ゴンタは後部座席を降りて、ありがとうございました、と一礼した。運転手はうやうやしく礼をかえして、セダンに乗りこんだ。また飛ぶのかとゴンタはどきどきしていた。しかし、車はそのまま地べたを走り去った。ゴンタは狐につままれた気分だったが、はっとわれにかえり、大学の広い構内へと駆けだした。
その日の試験は、うまくいった。
架線事故の原因は、小学生の凧あげ、とのことだった。
鮮やかな雑木紅葉。時間ぎりぎりに、ゴンタは猫ひげ堂の戸をあけた。オサカベに叱られるかと思いきや、じいさんは客を相手していた。ゴンタはほっとして、藍染の前掛けをつけた。ボーン、ボーン、ボーン、と柱時計が三べん鳴った。
その客は、どこか奇妙だった。ぴしりと着こんだ喪服じみた背広、無表情な狐目。床几に腰かけることもなく、直立不動でオサカベと話しこんでいる。何よりも、黒猫の夜叉の耳が寝ている。警戒しているのだ。男はいう。
「私らの眷族もめっきりと減りましてね。この業界も人手不足です」
「そうでしょうな。森とみれば伐りひらいて宅地になる。祠も平気で打ちこわして。闇に対する畏れがない」
「いやはや、人はおそろしいものです。そのうちSF映画のように自動車を飛ばすかもしれない。そうなったら廃業です」
二人の会話にゴンタは耳をすませたけれど、さっぱり要領を得なかった。物を売り買いに来たのではないようだ。
十一月の終わり。火鉢を焚くほどではないものの、肌寒かった。ゴンタはぶるっと身震いして、バケツで雑巾をかたく絞った。伊万里の大壺や異国の仏像をどかし、畳の目にそって雑巾がけする。客の正体が気になりつつも、次第に掃除に夢中になった。
傘立て代わりの大壺を定位置へ戻すと、ゴンタの足に夜叉がすりよった。いつのまにか客の男はおらず、オサカベが急須を傾けていた。ほうじ茶の香り。ゴンタは勘定台ごしに白髪頭のつむじをみおろした。もうゴンタの背はじいさんよりも高かった。
「さっきのお客さん、何してる人?」
「タクシー運転手だ。一服しなさい」
ああ、そういえば、自動車がどうのといっていた。ゴンタは納得した。座敷のあがり框に腰かけて、ありがたくほうじ茶をすする。
「オサカベさんは、どうしてこの仕事しようと思ったの?」
「藪から棒に」
オサカベはそっぽを向いて、口を皮肉っぽくゆがめた。それがじいさんの照れているしぐさだと、ゴンタはわかるようになっていた。
「このよろず預かり処を開業するに当たって、どんなきっかけがあって、どういう勉強をして、どう頑張って、どういう失敗をして、どうやってうまくいったの? 今後の参考にしたいから」
オサカベはほうじ茶をすすって、座敷のすみで丸くなった夜叉をみやった。
「私の養い親は骨董屋でな、古道具に囲まれて育った。てんで見る目がなくてな、騙されてばかりだ。そのうちに身上を潰して。ああはなるまいと思ったよ。世間に嫌気が差していたから、坊主になろうと思った。シュンスケのようにな。何年か山で修行したが、意外と生ぐさい世界でな。カネに、色に、派閥争い。いや、向いていなかった。そこで坊主をやめて、大学に行った」
「ドコ大学の、ナニ科?」
オサカベはきいたこともない大学の名を口にした。「そこの歴史学科で、鑑定士としての資格をとった。たいがいの大人は、肩書きしかみないものだからな。虎ノ門の骨董屋につとめたが、そこの店主が碌でもない古狸だ。二束三文の掛軸を、伊藤若冲の名作だといって法外な値で売りつける。ようは詐欺の片棒だ。だが、たいした目利きだったよ。そこには三年つとめた。独り立ちを考えだしたころ、通玄さんから手紙が来てな。仙雲寺の住持になった、近所にいい町家がある、と。それが、ここだった」
「わりと順調にきこえるね」
「初めはまったく客が来なかった。不思議な縁が重なって、どうにか軌道に乗ってからも、精巧な贋作をつかまされたり、とんでもないいわくつきの品を持ちこまれて難儀したりな。まあ、それでも、この齢まで四十年やってこられたのだから、向いていたのかもしれないな」
オサカベはひっそりと笑って、ほうじ茶をすすった。夜叉がのびをして、オサカベの紺足袋に寝ころがった。ゴンタはあたたかい湯呑みを覗きこんで、四十年という長さについて考えていた。
🐈⬛
ゴンタは父親の書斎のパソコンで、鑑定士の資格のとれる大学を探して、三件ピックアップした。オサカベの出身大学もあった。十二月、高校での三者面談のとき、その大学の名前をあげた。
「いいのか? おまえの学力なら、もっとマシな大学があるぞ」
クラス担任は驚いていたが、ゴンタの母親はさもありなんという顔だった。
猫ひげ堂での仕事のあいまに、ゴンタは受験勉強に励んだ。オサカベはうるさいことはいわず、ほうじ茶をいれ、火鉢を焚いて灰を掻いた。
一月のセンター試験初日、予報はずれの雪がちらついた。試験会場は横浜の大学だ。バスと電車を乗りついで小一時間。だが、朝の鎌倉駅でゴンタは仰天した。横須賀線の架線事故で、ダイヤが乱れていた。十一両の電車に受験生が乗りきらず、それならばとタクシー乗り場へ向かうと長蛇の列だった。ゴンタはパニックになりかけた。
ケータイ電話が鳴った。猫髯堂からだった。『タイキ。落ちついてききなさい』
「オサカベさん?」
『佐助稲荷の参道まえで待つんだ。すぐ迎えが来る』
「どういうこと?」
『行けばわかる。急ぎなさい』
ゴンタはしめ縄にすがる思いで、一キロ強の道のりを走った。佐助稲荷神社の標石のまえ、ゴンタは手を膝に置いてぜえぜえと息をした。山の懐の閑静な住宅地だった。小雪の早朝、詣でる人もいない。ゴンタは釈然としなかった。なんでこんなところに?
エンジン音。ゴンタの登ってきた山道を、黒いタクシーがやってきて止まった。天空交通という、みなれない雲形の行灯。降り立った運転手は、いつかの無表情な狐目の男だった。
「ゴンジョウ様。オサカベ様から承っております。どうぞ」
男がセダンの後部ドアをひらいた。ゴンタは会釈して、デイパックを抱いて乗りこんだ。パワーウィンドウではなく、手動ハンドルの古い車だった。乗務員証に男の顔写真と、佐山銀彦という名前。男が運転席でハンドルをつかむ。
けれど、山道は狭く、Uターンできそうな脇道もない。どうするのか? 案じていると、いきなり車窓の風景が垂直に動いた。思わずゴンタはデイパックをぎゅうっと抱きしめた。
三方を山が囲む街の上空を、セダンは一直線に飛んだ。ゴンタはこわごわ車窓を覗いた。秀麗な冬富士、山とせめぎあう住宅街、けぶる冬の森、神社仏閣の鳥居や瓦、交差する線路と河川……眩暈がした。それきりゴンタは目をつむって、小さくなっていた。高所恐怖症なのだった。
すとんと着陸した感覚で、ゴンタは目をあけた。試験会場の横浜の大学の門前だった。ゴンタは財布をだしたが、運転手はしぐさで制した。
「オサカベ様に頂戴しております」
ゴンタは後部座席を降りて、ありがとうございました、と一礼した。運転手はうやうやしく礼をかえして、セダンに乗りこんだ。また飛ぶのかとゴンタはどきどきしていた。しかし、車はそのまま地べたを走り去った。ゴンタは狐につままれた気分だったが、はっとわれにかえり、大学の広い構内へと駆けだした。
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