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ついにソーセージが完成した。
前世のウインナーソーセージよりも太めだけれど、ボロニアソーセージというほどではない。フランクフルトくらい?
実際、オークの腸を使ったんだからフランクフルトでいいよね、うん。
ちなみに羊の腸を使えばウインナーソーセージ、牛の腸ならボロニアソーセージと区別するらしいけれど、こちらの世界では初めて作るものだし、そういう基準はないから全部ひっくるめてソーセージでいいと思う。……面倒だし。
少し時間を置いて乾燥させたソーセージを
茹でるのだけれど、高温で茹でないのがポイント。
せっかくの脂が溶け出さないようにしないとね!
ソーセージにハリが出たところで取り出す。このまま食べてもいいし、パリッとした食感がよければ焼き目をつける、と。
「……よし、これでほぼ完成ね。焼くのは食べる直前にしましょう」
「……なあ、これ本当に美味いのか? わざわざ内臓に詰めなくても、ハンバーグでよかったんじゃねぇ?」
シンは怪訝そうにそう言うけれど、ふふ、それは食べてみてから言ってもらいましょうか。
「まあまあ。さあ作った者の特権よ、試食しましょう!」
試食用に小さめに捻っておいたソーセージを切り分け、フライパンで焼き目を入れる。茹でたてのソーセージは皮がこびりつきやすいから気をつけないとね。
「さあ、焼けたわ。熱々のうちにいただきましょう!」
私は真白と黒銀を呼ぶと二人はすぐに転移してきた。
『ちょいと! なんだか美味そうなモンこしらえてたみたいじゃないか! なんでアタシも呼ばないのさ⁉︎』
黒銀にしがみついて転移してきたらしい輝夜が、黒銀に鬱陶しそうに引っぺがされながら訴えた。
「あれ? コイツお嬢のペットの猫だろ? なんでこんなに怒ってんだ?」
シンは念話が聞こえないから輝夜が怒ってることしかわからない。
『試食は作った人の特権だもの。真白や黒銀はオーク狩や解体でお手伝いしてくれたからね。輝夜も何かお手伝いしてくれるなら試食してもいいけど』
働かざる者食うべからず。まあ、黒猫姿の輝夜にお手伝いは無理なのはわかってるけれど、夕食には食べられるんだからそれまでの我慢なのに。
『アタシだって手伝ってるさ! アンタ達が作ってるところを探ろうとしてる料理人どもを足止めしたりしてやってんだ!』
なんと。輝夜なりにお手伝いはしてくれていたらしい。
『……輝夜よ、それは料理人どもに媚を売っておやつをせしめていたことを言っているのか?』
『かぐやのはにーとらっぷにひっかかるなんて、りょうりにんたちはしゅぎょうがたりない』
……なんだ、そういうことか……て、真白? ハニートラップとかそういう言葉をどこで覚えてくるの⁉︎
『う、うるっさいね! 結果足止めになってるんだからいいだろ⁉︎』
「いいけど……さあ、熱々のうちにいただきましょう。あ、輝夜は少し冷ましてから食べないとダメよ?」
私は輝夜にソーセージをあげてから、熱々のソーセージにプツリとフォークを突き立てた。
「一口目は何もつけずにか食べてみましよう。あとは、これを好みでつけてみてね」
私はインベントリから夏に収穫したトマトで作ったケチャップと、自作の粒マスタードを取り出して小皿に取り分けた。
粒マスタードは意外と簡単に作れる。イエローマスタードとブラウンマスタード、お酢(白ワインビネガーがあればなお良し)と塩、砂糖があれば、あとは粒マスタードをすり鉢で潰して、塩、砂糖を加えてお酢をひたひたになるまで加えてできあがり。すぐお酢が粒マスタードに吸われちゃうから継ぎ足すのも忘れずにね。
さて、準備も整ったことだし。
「「「「いただきます」」」」
ソーセージに歯を立てると、プツリとした歯触りの後、中から脂がジュワッと溢れ出す。
うわぁ、何これ⁉︎ 脂の宝石箱ですやん⁉︎
咀嚼すると、更にオーク肉の旨味が口中に広がった。うわー! 美味しいぃ!
食感重視で粗挽きにするために頑張って包丁で叩いた甲斐があった……!
次は定番の粒マスタードとケチャップをつけて……と。
んん、これこれ! ああ、これでホットドッグ作ったら最高だよね⁉︎
ピクルスも夏にしっかり仕込んでおいたし。ホットドッグを作ったら、マリエルちゃんも呼ばなくちゃね!
むふー! とご満悦でいると、シンや真白達も夢中になって食べていた。
「ちょ……っこれ、すげぇな。噛み切った瞬間に肉汁が溢れてきて……美味ぇよ。このケチャップと粒々の……」
「粒マスタードね」
「……粒マスタードの辛味もアクセントになって美味い。これは、ハンバーグみたいにそのまま焼くのとはとは違う美味さだ」
確かに、ハンバーグやステーキは焼き方を間違えたら肉汁が流れてパサパサになっちゃうからね。その点、ソーセージは肉汁をたっぷり閉じ込めているからジューシーな美味しさが口の中でダイレクトに伝わるのよね。
「ああ……もう無くなっちまった」
シンが手元のフォークを見つめてしょんぼりしていた。かなり気に入ったみたいね。
「うむ、これはよい。肉の脂の旨味が凝縮されているようだ」
「うん、これおいしかった。またたべたいな」黒銀や真白にも好評みたいでよかった!
輝夜は……?
『……つい』
「え?」
『熱いって言ってんだよ! なんだいこれ⁉︎ 口ん中で熱いのが爆発したんだけど⁉︎』
……待ちきれずに熱々のを食べちゃったのね。私は無言でお皿に魔法で冷たいお水を出してやると、輝夜は物凄い勢いでピチャピチャと飲み始めた。
「……なんかコイツ、シャーシャー怒ってたけどなんなんだ?」
「冷める前に食べちゃったみたい」
「あー……猫は熱いの苦手だもんな」
シンは納得していたが、それを聞いた輝夜は『うるさぁい! 誇り高き魔獣のアタシを猫呼ばわりするな! 多少熱くても平気だと思ったんだ!』
こうなると思ったから冷めるまで待つように言ったのに……もう。
「……なんか、機嫌悪そうだな。なあ、お嬢。まだオークあるんだろ?」
「あるけど……どうしたの?」
「いや、もう一回おさらいがてら作りたいから出してくんねぇかな?」
よっぽど気に入ったのね。まあ、作ろうにも材料の腸は今のところ解体しないと手に入らないからね。
私は了承すると、解体場所へ移動してオークをインベントリから取り出した。
「肝は昨日と同じように処理しとけばいいか?」
「そうね。お願い」
「了解。おっしゃ、やるか!」
「我も手伝おう」
「おれもてつだう」
んん?黒銀と真白も気に入ったのかな?
皆すごくやる気に満ちている……
私はスプラッタシーンを避けるべく、そそくさと解体場を後にしたのだった。
前世のウインナーソーセージよりも太めだけれど、ボロニアソーセージというほどではない。フランクフルトくらい?
実際、オークの腸を使ったんだからフランクフルトでいいよね、うん。
ちなみに羊の腸を使えばウインナーソーセージ、牛の腸ならボロニアソーセージと区別するらしいけれど、こちらの世界では初めて作るものだし、そういう基準はないから全部ひっくるめてソーセージでいいと思う。……面倒だし。
少し時間を置いて乾燥させたソーセージを
茹でるのだけれど、高温で茹でないのがポイント。
せっかくの脂が溶け出さないようにしないとね!
ソーセージにハリが出たところで取り出す。このまま食べてもいいし、パリッとした食感がよければ焼き目をつける、と。
「……よし、これでほぼ完成ね。焼くのは食べる直前にしましょう」
「……なあ、これ本当に美味いのか? わざわざ内臓に詰めなくても、ハンバーグでよかったんじゃねぇ?」
シンは怪訝そうにそう言うけれど、ふふ、それは食べてみてから言ってもらいましょうか。
「まあまあ。さあ作った者の特権よ、試食しましょう!」
試食用に小さめに捻っておいたソーセージを切り分け、フライパンで焼き目を入れる。茹でたてのソーセージは皮がこびりつきやすいから気をつけないとね。
「さあ、焼けたわ。熱々のうちにいただきましょう!」
私は真白と黒銀を呼ぶと二人はすぐに転移してきた。
『ちょいと! なんだか美味そうなモンこしらえてたみたいじゃないか! なんでアタシも呼ばないのさ⁉︎』
黒銀にしがみついて転移してきたらしい輝夜が、黒銀に鬱陶しそうに引っぺがされながら訴えた。
「あれ? コイツお嬢のペットの猫だろ? なんでこんなに怒ってんだ?」
シンは念話が聞こえないから輝夜が怒ってることしかわからない。
『試食は作った人の特権だもの。真白や黒銀はオーク狩や解体でお手伝いしてくれたからね。輝夜も何かお手伝いしてくれるなら試食してもいいけど』
働かざる者食うべからず。まあ、黒猫姿の輝夜にお手伝いは無理なのはわかってるけれど、夕食には食べられるんだからそれまでの我慢なのに。
『アタシだって手伝ってるさ! アンタ達が作ってるところを探ろうとしてる料理人どもを足止めしたりしてやってんだ!』
なんと。輝夜なりにお手伝いはしてくれていたらしい。
『……輝夜よ、それは料理人どもに媚を売っておやつをせしめていたことを言っているのか?』
『かぐやのはにーとらっぷにひっかかるなんて、りょうりにんたちはしゅぎょうがたりない』
……なんだ、そういうことか……て、真白? ハニートラップとかそういう言葉をどこで覚えてくるの⁉︎
『う、うるっさいね! 結果足止めになってるんだからいいだろ⁉︎』
「いいけど……さあ、熱々のうちにいただきましょう。あ、輝夜は少し冷ましてから食べないとダメよ?」
私は輝夜にソーセージをあげてから、熱々のソーセージにプツリとフォークを突き立てた。
「一口目は何もつけずにか食べてみましよう。あとは、これを好みでつけてみてね」
私はインベントリから夏に収穫したトマトで作ったケチャップと、自作の粒マスタードを取り出して小皿に取り分けた。
粒マスタードは意外と簡単に作れる。イエローマスタードとブラウンマスタード、お酢(白ワインビネガーがあればなお良し)と塩、砂糖があれば、あとは粒マスタードをすり鉢で潰して、塩、砂糖を加えてお酢をひたひたになるまで加えてできあがり。すぐお酢が粒マスタードに吸われちゃうから継ぎ足すのも忘れずにね。
さて、準備も整ったことだし。
「「「「いただきます」」」」
ソーセージに歯を立てると、プツリとした歯触りの後、中から脂がジュワッと溢れ出す。
うわぁ、何これ⁉︎ 脂の宝石箱ですやん⁉︎
咀嚼すると、更にオーク肉の旨味が口中に広がった。うわー! 美味しいぃ!
食感重視で粗挽きにするために頑張って包丁で叩いた甲斐があった……!
次は定番の粒マスタードとケチャップをつけて……と。
んん、これこれ! ああ、これでホットドッグ作ったら最高だよね⁉︎
ピクルスも夏にしっかり仕込んでおいたし。ホットドッグを作ったら、マリエルちゃんも呼ばなくちゃね!
むふー! とご満悦でいると、シンや真白達も夢中になって食べていた。
「ちょ……っこれ、すげぇな。噛み切った瞬間に肉汁が溢れてきて……美味ぇよ。このケチャップと粒々の……」
「粒マスタードね」
「……粒マスタードの辛味もアクセントになって美味い。これは、ハンバーグみたいにそのまま焼くのとはとは違う美味さだ」
確かに、ハンバーグやステーキは焼き方を間違えたら肉汁が流れてパサパサになっちゃうからね。その点、ソーセージは肉汁をたっぷり閉じ込めているからジューシーな美味しさが口の中でダイレクトに伝わるのよね。
「ああ……もう無くなっちまった」
シンが手元のフォークを見つめてしょんぼりしていた。かなり気に入ったみたいね。
「うむ、これはよい。肉の脂の旨味が凝縮されているようだ」
「うん、これおいしかった。またたべたいな」黒銀や真白にも好評みたいでよかった!
輝夜は……?
『……つい』
「え?」
『熱いって言ってんだよ! なんだいこれ⁉︎ 口ん中で熱いのが爆発したんだけど⁉︎』
……待ちきれずに熱々のを食べちゃったのね。私は無言でお皿に魔法で冷たいお水を出してやると、輝夜は物凄い勢いでピチャピチャと飲み始めた。
「……なんかコイツ、シャーシャー怒ってたけどなんなんだ?」
「冷める前に食べちゃったみたい」
「あー……猫は熱いの苦手だもんな」
シンは納得していたが、それを聞いた輝夜は『うるさぁい! 誇り高き魔獣のアタシを猫呼ばわりするな! 多少熱くても平気だと思ったんだ!』
こうなると思ったから冷めるまで待つように言ったのに……もう。
「……なんか、機嫌悪そうだな。なあ、お嬢。まだオークあるんだろ?」
「あるけど……どうしたの?」
「いや、もう一回おさらいがてら作りたいから出してくんねぇかな?」
よっぽど気に入ったのね。まあ、作ろうにも材料の腸は今のところ解体しないと手に入らないからね。
私は了承すると、解体場所へ移動してオークをインベントリから取り出した。
「肝は昨日と同じように処理しとけばいいか?」
「そうね。お願い」
「了解。おっしゃ、やるか!」
「我も手伝おう」
「おれもてつだう」
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