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それなら安心……?
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「ノーマンさん、各部屋には契約者達を護るために侵入防止の結界を展開できる魔術具がありますから大丈夫です。それに、例え寮監と言えども契約獣が護る部屋にそうおいそれとは入れませんよ」
ミセス・ドーラは怒りをにじませた表情のお兄様を落ち着かせようと、にこやかに説明した。
「……でしたら、問題ありません」
お兄様は少しだけ安心したようで、怒りの気配が弱まった。
そっか、黒銀と真白の二人がいるんだから、ニール先生が私の部屋に押しかけてくることはないだろうし、結界の魔導具があるなら安心だわ。よかった。
「無論だ。我が側に控えておるのに易々とこのような輩を近づけるわけがなかろう」
「くりすてあをこまらせたらきょうせいはいじょ、だからね」
「黒銀、真白。先生方に失礼よ!」
特に真白、強制排除はしちゃだめだからね⁉︎ どう排除するつもりなのか怖いから聞かないけど!
「主、しかしだな……」
黒銀が不服そうに反論しようとすると、ニール先生が目をキラキラさせて割って入った。
「聖獣様達はクロガネ様とマシロ様と言うのかい? で、どんな聖獣なのかな⁉︎」
「……ニール先生?」
ミセス・ドーラはにこやかに声をかけたけど、目が笑っていない。こわっ!
しかしニール先生ってば、こんな状況でも聖獣に関することとなると目の色を変えて質問してくるとか……メンタル強すぎる。
「す、すみません、つい……いやでも、あのですね? 聖獣の姿によって部屋を決めないといけないですし! 獣舎が必要なことだってありますから……」
「問題ない。ドーラとやら、主の部屋は此奴から一番離れた部屋にしてくれ」
「うん。それがいい」
「是非そうしてください」
あたふたと言い訳をするニール先生を遮るように黒銀と真白が部屋の要望を出した。お兄様まで賛同するとか、ニール先生信用されてなさすぎじゃない⁉︎
「ちょっ⁉︎ そこまで毛嫌いしなくても」
「もちろんですとも。ニール先生、鍵を」
「ミセス・ドーラ! 同じ寮監として僕の味方をしてくれないんですかぁ⁉︎」
「貴方は学生の頃から教師になってそのまま同じ部屋に住み着いている経緯もあって寮監に任命されただけでしょう。寮生のいない期間の方が長くて、寮監としての仕事なんてろくにしていないじゃないの。さ、鍵をお出しなさい」
「あ、あはは……はい」
ニール先生はしょんぼりとしながらさっきミセス・ドーラから受け取った鍵の束を取り出した。特別寮の鍵を管理しているみたいだし、実質寮の管理をしているのはミセス・ドーラなのかしら。
ミセス・ドーラは受け取った鍵の束から鍵をひとつ抜き取り、テーブルに置いた。
「これが、貴女の部屋の鍵になります。後で部屋を案内する際に色々と説明しましょうね。今、女子寮に届いていた貴女の荷物をこちらに運ばせていますから、それまで少しお話をしましょうか」
ミセス・ドーラはそう言ってにっこりと笑った。
「は、はい……」
「先ほどニール先生も質問しましたが、お二方……クリステアさんが契約したのはどんな聖獣様なのかしら。こちらとしても聖獣契約のことが知らされていなかった以上、学園長と王宮へ報告の義務があるのです」
「あ……」
ぐっ……バレてしまった以上、学園に知られるのは仕方ないこととは言え、王宮にも報告しなきゃいけないのね、やっぱり……
「あの……王宮に報告することで、学園を退学なんてことには……」
私が恐る恐る尋ねると、ミセス・ドーラとニール先生か驚いた表情を見せた。
「まあ! 退学だなんて、そんなことはありませんよ」
「そうだよ! クリステア嬢が学園から去ったら、聖獣の研究が……」
「ニール先生は黙ってらっしゃいな。クリステアさん、この学園は学ぶ意思がある者には等しくその門戸を開き、その権利を守るべく尽力いたします。貴女が学びたいのであれば我々はその意思を尊重しますよ」
「そうですか……」
ほっ、聖獣契約者は国に取り込まれるとか色々聞いていたから、バレたら即王宮に召集されるんじゃないかと怯えていたのだ。
「既に聖獣契約者になっているとはいえ、貴女はまだ幼い。この先何があっても正しい道を進めるように、この学園で学ぶべきことはたくさんあるはずですよ。頑張りなさいね」
「は……はい!」
ミセス・ドーラって頼りになりそう! 見た目は優しいおばあちゃまなのに、中身は肝っ玉母さんみたい。
「そうそう! できれば僕のいる専科に進級してくれると嬉しいな! で、お二方はどんな聖獣様なのかな⁉︎」
「……ニール先生、私が先ほど何と言ったか覚えていらっしゃる?」
「……申し訳ありません!」
ミセス・ドーラがギロリと睨むと、ニール先生はソファに座ったまま、ビシッと姿勢を正した。これは、相当昔から厳しく指導されてそうだなぁ。
「よろしい。クリステアさん、このままニール先生を放置しておくといつまでもうるさいでしょうから、お二方のことを教えてくださる?」
仕方ない子だと言わんばかりに、チラッとニール先生を見てから、ミセス・ドーラは私に微笑みかけた。
「は……はい。こちらの真白がホーリーベアで、こちらの黒銀がフェンリルです」
「ええっ⁉︎ ホ、ホーリーベアにフェンリルぅ⁉︎」
「まあ……」
ニール先生は興奮を抑えきれずにガバッと立ち上がり、ミセス・ドーラは茫然として真白と黒銀を見た。
「ホーリーベアと言えば、我が国の北部の山脈を生息地として、雪深い渓谷から出てこないから、滅多と目撃されることがないと言われているのに⁉︎ それにフェンリルって、建国の逸話をベースにした御伽噺にもあるように、聖獣の中でも強大な力を持つと言われているあのフェンリルかい⁉︎」
ニール先生は興奮したまま、ベラベラとホーリーベアとフェンリルについて語り始めた。
おお、研究しているだけあって詳しい。
「ニール先生、少し落ち着きなさいな。まったく、昨日から興奮しすぎですよ」
ミセスドーラは呆れたようにニール先生を諭した。
「これが落ち着いてなんていられますか⁉︎ 昨日といい今日といい、こんなに聖獣がこの学園に集まるなんて前代未聞ですよ⁉︎ ああ、教師なんて柄じゃないけど、研究のために学園に留まって本当に良かった……!」
私はうっとりとしながら語るニール先生に引きつつも、先生の言葉に引っかかりを覚えた。
昨日? こんなに? 集まる?
……いくら聖獣契約者が少ないと言っても、真白と黒銀の二人だけでそんな表現っておかしくない? もしかして……
「あの……」
ニール先生に質問しようとした矢先、談話室の扉が開いた。
「……ああ、申し訳ありません。お話し中でしたか。……あ」
「ああ! セイくんいいところに! 今日から入寮する新しい仲間を紹介するよ!」
扉から顔を覗かせたのはセイだった。
ミセス・ドーラは怒りをにじませた表情のお兄様を落ち着かせようと、にこやかに説明した。
「……でしたら、問題ありません」
お兄様は少しだけ安心したようで、怒りの気配が弱まった。
そっか、黒銀と真白の二人がいるんだから、ニール先生が私の部屋に押しかけてくることはないだろうし、結界の魔導具があるなら安心だわ。よかった。
「無論だ。我が側に控えておるのに易々とこのような輩を近づけるわけがなかろう」
「くりすてあをこまらせたらきょうせいはいじょ、だからね」
「黒銀、真白。先生方に失礼よ!」
特に真白、強制排除はしちゃだめだからね⁉︎ どう排除するつもりなのか怖いから聞かないけど!
「主、しかしだな……」
黒銀が不服そうに反論しようとすると、ニール先生が目をキラキラさせて割って入った。
「聖獣様達はクロガネ様とマシロ様と言うのかい? で、どんな聖獣なのかな⁉︎」
「……ニール先生?」
ミセス・ドーラはにこやかに声をかけたけど、目が笑っていない。こわっ!
しかしニール先生ってば、こんな状況でも聖獣に関することとなると目の色を変えて質問してくるとか……メンタル強すぎる。
「す、すみません、つい……いやでも、あのですね? 聖獣の姿によって部屋を決めないといけないですし! 獣舎が必要なことだってありますから……」
「問題ない。ドーラとやら、主の部屋は此奴から一番離れた部屋にしてくれ」
「うん。それがいい」
「是非そうしてください」
あたふたと言い訳をするニール先生を遮るように黒銀と真白が部屋の要望を出した。お兄様まで賛同するとか、ニール先生信用されてなさすぎじゃない⁉︎
「ちょっ⁉︎ そこまで毛嫌いしなくても」
「もちろんですとも。ニール先生、鍵を」
「ミセス・ドーラ! 同じ寮監として僕の味方をしてくれないんですかぁ⁉︎」
「貴方は学生の頃から教師になってそのまま同じ部屋に住み着いている経緯もあって寮監に任命されただけでしょう。寮生のいない期間の方が長くて、寮監としての仕事なんてろくにしていないじゃないの。さ、鍵をお出しなさい」
「あ、あはは……はい」
ニール先生はしょんぼりとしながらさっきミセス・ドーラから受け取った鍵の束を取り出した。特別寮の鍵を管理しているみたいだし、実質寮の管理をしているのはミセス・ドーラなのかしら。
ミセス・ドーラは受け取った鍵の束から鍵をひとつ抜き取り、テーブルに置いた。
「これが、貴女の部屋の鍵になります。後で部屋を案内する際に色々と説明しましょうね。今、女子寮に届いていた貴女の荷物をこちらに運ばせていますから、それまで少しお話をしましょうか」
ミセス・ドーラはそう言ってにっこりと笑った。
「は、はい……」
「先ほどニール先生も質問しましたが、お二方……クリステアさんが契約したのはどんな聖獣様なのかしら。こちらとしても聖獣契約のことが知らされていなかった以上、学園長と王宮へ報告の義務があるのです」
「あ……」
ぐっ……バレてしまった以上、学園に知られるのは仕方ないこととは言え、王宮にも報告しなきゃいけないのね、やっぱり……
「あの……王宮に報告することで、学園を退学なんてことには……」
私が恐る恐る尋ねると、ミセス・ドーラとニール先生か驚いた表情を見せた。
「まあ! 退学だなんて、そんなことはありませんよ」
「そうだよ! クリステア嬢が学園から去ったら、聖獣の研究が……」
「ニール先生は黙ってらっしゃいな。クリステアさん、この学園は学ぶ意思がある者には等しくその門戸を開き、その権利を守るべく尽力いたします。貴女が学びたいのであれば我々はその意思を尊重しますよ」
「そうですか……」
ほっ、聖獣契約者は国に取り込まれるとか色々聞いていたから、バレたら即王宮に召集されるんじゃないかと怯えていたのだ。
「既に聖獣契約者になっているとはいえ、貴女はまだ幼い。この先何があっても正しい道を進めるように、この学園で学ぶべきことはたくさんあるはずですよ。頑張りなさいね」
「は……はい!」
ミセス・ドーラって頼りになりそう! 見た目は優しいおばあちゃまなのに、中身は肝っ玉母さんみたい。
「そうそう! できれば僕のいる専科に進級してくれると嬉しいな! で、お二方はどんな聖獣様なのかな⁉︎」
「……ニール先生、私が先ほど何と言ったか覚えていらっしゃる?」
「……申し訳ありません!」
ミセス・ドーラがギロリと睨むと、ニール先生はソファに座ったまま、ビシッと姿勢を正した。これは、相当昔から厳しく指導されてそうだなぁ。
「よろしい。クリステアさん、このままニール先生を放置しておくといつまでもうるさいでしょうから、お二方のことを教えてくださる?」
仕方ない子だと言わんばかりに、チラッとニール先生を見てから、ミセス・ドーラは私に微笑みかけた。
「は……はい。こちらの真白がホーリーベアで、こちらの黒銀がフェンリルです」
「ええっ⁉︎ ホ、ホーリーベアにフェンリルぅ⁉︎」
「まあ……」
ニール先生は興奮を抑えきれずにガバッと立ち上がり、ミセス・ドーラは茫然として真白と黒銀を見た。
「ホーリーベアと言えば、我が国の北部の山脈を生息地として、雪深い渓谷から出てこないから、滅多と目撃されることがないと言われているのに⁉︎ それにフェンリルって、建国の逸話をベースにした御伽噺にもあるように、聖獣の中でも強大な力を持つと言われているあのフェンリルかい⁉︎」
ニール先生は興奮したまま、ベラベラとホーリーベアとフェンリルについて語り始めた。
おお、研究しているだけあって詳しい。
「ニール先生、少し落ち着きなさいな。まったく、昨日から興奮しすぎですよ」
ミセスドーラは呆れたようにニール先生を諭した。
「これが落ち着いてなんていられますか⁉︎ 昨日といい今日といい、こんなに聖獣がこの学園に集まるなんて前代未聞ですよ⁉︎ ああ、教師なんて柄じゃないけど、研究のために学園に留まって本当に良かった……!」
私はうっとりとしながら語るニール先生に引きつつも、先生の言葉に引っかかりを覚えた。
昨日? こんなに? 集まる?
……いくら聖獣契約者が少ないと言っても、真白と黒銀の二人だけでそんな表現っておかしくない? もしかして……
「あの……」
ニール先生に質問しようとした矢先、談話室の扉が開いた。
「……ああ、申し訳ありません。お話し中でしたか。……あ」
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