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大人の商談
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お兄様の本気か冗談かわからない話にどう反応したものかと悩んでいると、黒銀と真白がピクリと反応して窓の方に視線を向けた。
「む……」
「くりすてあ、まりえるがきたよ」
「え? マリエルさんが?」
真白の言葉に私も思わず窓のほうに目を向けた。
特に約束もしてなかったはずだけど……アポイントもなしに訪問なんて珍しい。
「うむ。マリエルの父親も一緒のようだ」
「メイヤー男爵も?」
……てことは、お父様がメイヤー男爵を呼び出したのかしら。
マリエルちゃんはそれについてきたってところかな?
「お兄様、マリエルさんがいらっしゃったみたいなのでご挨拶しに行こうと思うのですが……」
「そうか、じゃあ僕はこれで。ああ、学園に戻る時は一緒に帰れたら嬉しいな」
「あ! は、はい! もちろんです!」
あちゃー、やっぱり帰る時に誘わなかったのはまずかったな。
私が入学前はあまり帰ってきている印象がなかったけど、領地に帰らなかっただけで実は王都の屋敷にはまめに帰ってたんだろうな。
同じ家に帰るんだから次回はちゃんと誘わないと。反省、反省。
お兄様が自室に戻るのを見送っていると、メイドがメイヤー男爵とマリエルちゃんの来訪を知らせにきた。
うーむ、使用人より早く教えてくれる聖獣二人、有能過ぎる。
私はドヤ顔でついてくる真白たちを連れてマリエルちゃんたちが待つ部屋に急いだ。
メイヤー男爵父娘を通したのは前と同じ〝旅人の間〟。
季節が変わったのでファブリックや小物を入れ替えたようで、メイヤー男爵は私が入ってきたことにも気づかず、前回同様インテリアに夢中だった。
「ごきげんよう、メイヤー男爵。マリエルさんもいらっしゃい」
「おお! これはこれはクリステア様! いつも娘がお世話になっております」
「ごきげんよう、クリステア様。お邪魔してます」
メイヤー男爵が慌てて席に戻る中、マリエルちゃんはにこやかに挨拶を返した。
「今日はどうなさったの?」
まあ、お父様が呼び出したのなら間違いなくスパイスに関することだろうけど。
「それが、詳しいことは直接お会いした時に教えていただけるとのことで……」
「あら……そうなのですか」
晩餐会は今後のサモナール国との関係にも影響があるのでスパイスに関しては今のところ極秘なのかしら。
まあ今回私はレシピを提供するだけで、それを使ってサモナール国との取引材料にするとか事業展開するとかそういったやりとりはお父様に丸投げ……もとい、一任するので私は静観する方針だ。
「待たせたな……おや、クリステア、来ていたのか」
「ええ、マリエルさんもご一緒だと聞いて同席したくて」
「……そうか」
お父様が私の姿を見て少し戸惑ったようだけど、メイヤー男爵の隣に座るマリエルちゃんを見て納得したみたいだ。
お父様はそのまま私の隣の席に座り、執事の合図でメイヤー男爵たちに出されていた紅茶も淹れ直された。
「今日は急に呼び出してすまなかったな、メイヤー男爵」
「いいえ、とんでもございません。私めに頼みとはいったい何事でございましょう?」
何回かのやりとりで、おべっかだの時間の無駄を嫌うお父様の性格を把握したメイヤー男爵はすぐさま話を切り出した。
「うむ。メイヤー男爵のことだから既に情報は掴んでいるだろうが、もうまもなくサモナール国の使者が我が国を訪問することになっている」
「ええ、まあ。私も貴族の末席におりますゆえ、少しばかりは」
「実はその使者はサモナール国の王子なのだが、国賓をもてなすためクリステア考案のレシピで晩餐会を開く予定になっている」
「なんと! クリステア様の……それでしたら成功間違いなしですな」
メイヤー男爵が私をバッと見て納得とばかりに言ったのをお父様が「うむ、当然だ」と頷いていた。
お父様、親バカが過ぎますよ。恥ずかしい!
「既にレシピはいくつか考案済みなのだが、そこで思わぬ副産物が生まれたのだ」
回りくどいけれど、要はスパイスのことですよね? わかります。
マリエルちゃんもわかっているからか、ちらりとこちらを見たのでこくりと頷いてみせると「やっぱりその話ですよねー」と言わんばかりに眉が八の字になった。
すまないねぇマリエルさんや。いつもお宅の商会にはご迷惑をおかけしております……
「副産物……ですか?」
メイヤー男爵がなんだろうと興味津々で身を乗り出した。
マリエルちゃんは今回のレシピが極秘事項だと知っていたから、こちらからの打診があるまでメイヤー男爵にも黙っていたようだ。
「ああ。サモナール国の特産品は香辛料や薬草なのだが、それらを複雑に調合して料理を容易にする調味料を開発したのだ」
「ほう、料理を容易に! それは売れそうですな!」
メイヤー男爵がさらに身を乗り出してきた。
「そうとも。おそらくサモナール国もレシピを欲しがるだろう。もちろん、望まれれば友好の証としてレシピは進呈する予定だが、我が国でのレシピの保有権はまずは王家と当家のみとし、販売するとなればメイヤー商会の専売にしようと思うのだが……どうだ?」
「当商会で専売⁉︎ よろしいのですか⁉︎」
メイヤー男爵が信じられないとばかりに乗り出していた身を引いた。
「クリステアに関わる事業は其方らにまかせておくほうがよいと思ってな。受けてくれるか?」
あー……お父様、私がマリエルちゃんに迷惑をかけてるから補填しないとなって思ってるなこれ。
誤解ですよお父様!
マリエルちゃんも大概ですからね⁉︎
「……私ごときにそのような大役をおまかせくださるなどと……! ありがとうございます!」
メイヤー男爵がパッと立ち上がって深く頭を下げた。
お父様はうむ、良いことをした。みたいに頷いている。
マリエルちゃんは「あああやっぱりまた仕事が増えた……!」と絶望したような顔をしている。
そう言えばメイヤー男爵、働き過ぎって言ってたもんね。今は感動して勢いで引き受けたけど、商会に帰って青ざめるパターンなのでは? 大丈夫? 過労死しない?
「頼むぞ、メイヤー男爵。……それから、それに付随して頼みたいことがあるのだが……あー、クリステア。少しメイヤー男爵と話があるのでマリエル嬢と庭でも行ってはどうだ?」
「え? はい……?」
お父様に促されるまま私はマリエルちゃんと旅人の間を追い出された。
……あ。これはもしや、カカオの入手もメイヤー男爵に頼む気ね?
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「む……」
「くりすてあ、まりえるがきたよ」
「え? マリエルさんが?」
真白の言葉に私も思わず窓のほうに目を向けた。
特に約束もしてなかったはずだけど……アポイントもなしに訪問なんて珍しい。
「うむ。マリエルの父親も一緒のようだ」
「メイヤー男爵も?」
……てことは、お父様がメイヤー男爵を呼び出したのかしら。
マリエルちゃんはそれについてきたってところかな?
「お兄様、マリエルさんがいらっしゃったみたいなのでご挨拶しに行こうと思うのですが……」
「そうか、じゃあ僕はこれで。ああ、学園に戻る時は一緒に帰れたら嬉しいな」
「あ! は、はい! もちろんです!」
あちゃー、やっぱり帰る時に誘わなかったのはまずかったな。
私が入学前はあまり帰ってきている印象がなかったけど、領地に帰らなかっただけで実は王都の屋敷にはまめに帰ってたんだろうな。
同じ家に帰るんだから次回はちゃんと誘わないと。反省、反省。
お兄様が自室に戻るのを見送っていると、メイドがメイヤー男爵とマリエルちゃんの来訪を知らせにきた。
うーむ、使用人より早く教えてくれる聖獣二人、有能過ぎる。
私はドヤ顔でついてくる真白たちを連れてマリエルちゃんたちが待つ部屋に急いだ。
メイヤー男爵父娘を通したのは前と同じ〝旅人の間〟。
季節が変わったのでファブリックや小物を入れ替えたようで、メイヤー男爵は私が入ってきたことにも気づかず、前回同様インテリアに夢中だった。
「ごきげんよう、メイヤー男爵。マリエルさんもいらっしゃい」
「おお! これはこれはクリステア様! いつも娘がお世話になっております」
「ごきげんよう、クリステア様。お邪魔してます」
メイヤー男爵が慌てて席に戻る中、マリエルちゃんはにこやかに挨拶を返した。
「今日はどうなさったの?」
まあ、お父様が呼び出したのなら間違いなくスパイスに関することだろうけど。
「それが、詳しいことは直接お会いした時に教えていただけるとのことで……」
「あら……そうなのですか」
晩餐会は今後のサモナール国との関係にも影響があるのでスパイスに関しては今のところ極秘なのかしら。
まあ今回私はレシピを提供するだけで、それを使ってサモナール国との取引材料にするとか事業展開するとかそういったやりとりはお父様に丸投げ……もとい、一任するので私は静観する方針だ。
「待たせたな……おや、クリステア、来ていたのか」
「ええ、マリエルさんもご一緒だと聞いて同席したくて」
「……そうか」
お父様が私の姿を見て少し戸惑ったようだけど、メイヤー男爵の隣に座るマリエルちゃんを見て納得したみたいだ。
お父様はそのまま私の隣の席に座り、執事の合図でメイヤー男爵たちに出されていた紅茶も淹れ直された。
「今日は急に呼び出してすまなかったな、メイヤー男爵」
「いいえ、とんでもございません。私めに頼みとはいったい何事でございましょう?」
何回かのやりとりで、おべっかだの時間の無駄を嫌うお父様の性格を把握したメイヤー男爵はすぐさま話を切り出した。
「うむ。メイヤー男爵のことだから既に情報は掴んでいるだろうが、もうまもなくサモナール国の使者が我が国を訪問することになっている」
「ええ、まあ。私も貴族の末席におりますゆえ、少しばかりは」
「実はその使者はサモナール国の王子なのだが、国賓をもてなすためクリステア考案のレシピで晩餐会を開く予定になっている」
「なんと! クリステア様の……それでしたら成功間違いなしですな」
メイヤー男爵が私をバッと見て納得とばかりに言ったのをお父様が「うむ、当然だ」と頷いていた。
お父様、親バカが過ぎますよ。恥ずかしい!
「既にレシピはいくつか考案済みなのだが、そこで思わぬ副産物が生まれたのだ」
回りくどいけれど、要はスパイスのことですよね? わかります。
マリエルちゃんもわかっているからか、ちらりとこちらを見たのでこくりと頷いてみせると「やっぱりその話ですよねー」と言わんばかりに眉が八の字になった。
すまないねぇマリエルさんや。いつもお宅の商会にはご迷惑をおかけしております……
「副産物……ですか?」
メイヤー男爵がなんだろうと興味津々で身を乗り出した。
マリエルちゃんは今回のレシピが極秘事項だと知っていたから、こちらからの打診があるまでメイヤー男爵にも黙っていたようだ。
「ああ。サモナール国の特産品は香辛料や薬草なのだが、それらを複雑に調合して料理を容易にする調味料を開発したのだ」
「ほう、料理を容易に! それは売れそうですな!」
メイヤー男爵がさらに身を乗り出してきた。
「そうとも。おそらくサモナール国もレシピを欲しがるだろう。もちろん、望まれれば友好の証としてレシピは進呈する予定だが、我が国でのレシピの保有権はまずは王家と当家のみとし、販売するとなればメイヤー商会の専売にしようと思うのだが……どうだ?」
「当商会で専売⁉︎ よろしいのですか⁉︎」
メイヤー男爵が信じられないとばかりに乗り出していた身を引いた。
「クリステアに関わる事業は其方らにまかせておくほうがよいと思ってな。受けてくれるか?」
あー……お父様、私がマリエルちゃんに迷惑をかけてるから補填しないとなって思ってるなこれ。
誤解ですよお父様!
マリエルちゃんも大概ですからね⁉︎
「……私ごときにそのような大役をおまかせくださるなどと……! ありがとうございます!」
メイヤー男爵がパッと立ち上がって深く頭を下げた。
お父様はうむ、良いことをした。みたいに頷いている。
マリエルちゃんは「あああやっぱりまた仕事が増えた……!」と絶望したような顔をしている。
そう言えばメイヤー男爵、働き過ぎって言ってたもんね。今は感動して勢いで引き受けたけど、商会に帰って青ざめるパターンなのでは? 大丈夫? 過労死しない?
「頼むぞ、メイヤー男爵。……それから、それに付随して頼みたいことがあるのだが……あー、クリステア。少しメイヤー男爵と話があるのでマリエル嬢と庭でも行ってはどうだ?」
「え? はい……?」
お父様に促されるまま私はマリエルちゃんと旅人の間を追い出された。
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