手で触れた液体をお酒にする変な能力を手に入れだけどわりとなんとかなりそうです

水野(仮)

文字の大きさ
17 / 18

この世界の共通認識や世間話について(設定のような物)

しおりを挟む
☆儀式について
洗礼の儀は確実に何かを貰えるわけではないので、何かしらの属性に適性があるだけで当たりです。
サラブレッドのように優れた血を取り込み続ける身分が高い人たちには有ることが当たり前なので子供の選別なども行われるが、一般庶民を含む大陸全体だと無いのが普通なので何もなかったからと言って無能と呼ばれることはありません。
何も貰えなくても魔力が有れば軽めの属性魔法は発動するし、魔力と時間と根性が有れば属性を手にする事ができます。

扱い易くなる程度のものと考えると良いかも。

☆属性の取得
その人の持つ魔力の器に精霊が入り込むと言うのが通説で、その為上流階級ほど魔力の多い家と結婚しようと考える人が多い。魔力が多ければ器も大きく、入り込む精霊の数が増えるからと。
儀式を取り仕切ってる長寿族の長に精霊の血が流れているのがそう言われる理由の1つです。実際は不明。

酒の精霊は主人公くらい魔力の器が大きくないと入ることが出来ず、あまりの強さに他の属性精霊が存在を維持出来ないのではないかと龍王家や関係者に思われている。
酒の精霊は酒臭くて他の精霊が近寄らないから属性魔法が使えないと言う人も中にはいる。

☆庶民の嫁
魔力量重視なので魔法を使える平民女性が王子様と結ばれるシンデレラストーリーは起きにくい世界です。女に唆されて婚約者を断罪するような王子や貴族子息、真実の愛に目覚めて使用人と駆け落ちする貴族子女は身内に殺されます。
何世代も掛けて一定以上の魔力を持つ子供が高い確率で産まれるようにしたのにここで雑種を取り込むとか何を考えてんじゃワレって感じです。

庶民を囲うことも有りますが、避妊魔術式を身体に描き込まれます。
妻、あるいは夫から遊び相手としてなら家に置いても良いと許可される感じです。

教育された貴族子女は、メイドに手を出して孕ませた夫は去勢されても文句は言えないしそんな夫は去勢して当然と考えられてます。
産まれた子供はその家で育てられるがメイドの子供であって貴族の子供では有りません。

☆夜の遊び
娼館へ遊びに行って子供が出来ちゃったとしても身分ある人たちは自分の子供とは認めません。
そもそも娼館で相手する女性も男性も避妊の魔道具を身に付けなければならないことになっているので、子供が出来ることは有り得ないことになっています。それでも出来るのは相手の子供が欲しいと望んで避妊の魔道具を外す人が居るからです。

そう言ったリスクを回避する為に男性向け男娼専門の高級店が有り、わりと人気です。

それから性病を治すポーションが有ります。
身体に異常を感じた方にはこれ一本!

☆紳士とは
客として利用する貴族が避妊の魔道具を付ければ解決するのですが、建前上貴族が遊びにくるような場所ではないの周りに溶け込むようにするのが紳士の嗜みなのだとか。有料で避妊魔道具の貸し出しサービスも有りますがあまり利用されてないようです。
ここでは他家の貴族と会ってもお互いに見なかったことにします。

子供が産まれた時は誰の子供かわからない形で何処かへ流されます。

☆貴族児密売事件
過去に経営者主導で魔力の高い客の子供を作って売る事件が有り、関係者全員処刑されたことがありました。
事件には関わってなくても、店を利用していた他の客や出入りの業者、妊婦が多いと知りながら報告するようなことじゃないと見逃していた区画管理者まで処刑。
この事があってから、妊娠発覚したら同僚や経営者から区画管理者に報告、都市管理者へ密告など行われるようになった。
働く前にこの事件のことを教えられるので軽い気持ちで避妊の魔道具を外す人はいない。

売られた子供は別な大陸で魔法兵として使われていると言う話がある。

☆男女
この大陸は男系一族も女系一族もある。
龍王家のように女しか産まれない家とかも有り、その手の家は先祖にメス型だけの種が居た可能性高いと言われている。

☆人
世界大戦やそれで使われた大規模魔術で人と扱われる者の数が少なくなり、純血種などに拘っていてはこの大陸から人が居なくなるところまで数が少なくなったことで現在は混血が多い。
一見するとわからないが大体混ざっている。
そもそも昔の人間は魔力が高くなかったので王族を始め混ざってない家は無い。

☆多数の種族
今のところドワーフが出てくるが混ざっているので見た目がそれらしいくらいしかない。
ファンタジーでは人型食糧品や万年発情期のゴブリン、オーク、ミノタウルスなども人扱いされている。
服を着て道具を使い家を建て村を作るのなら人。
大戦前は魔物扱いしていた国も有ったらしいが、今の彼らは代を重ねたことで同じ言葉を話すし理性的で有る。
引き締まったオークとか牛の角が生えている意外は見た目が人間の女性と変わらない230センチくらいのミノタウルスが普通に居る。家柄を気にすることはあっても種族はそこまで気にされない。

街で見かける亜人種と呼べる種族はリザードマンやラミアなどの卵生種くらいになる。

☆龍王の夫
龍王国の女王が結婚相手として攫っていく強い男にも安定して強い子供が産まれる家と言う条件があるので、家格が高く古い家の男子が狙われやすい。
なので、跡取りを連れて行かれのではと怯える家は龍王の夫が決まると安堵します。
あえて重ならない時期に子作りをしたり、早めに結婚させたりします。

主人公の叔父は家と家での決め事で個人と個人では正式に婚約してなかったので龍王に連れて行かれました。
主人公の家には叔父と歳が近い跡取りがいる家からおめでとうのお便りがいっぱい来たかもしれない。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫

むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない

しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

悪役令息の継母に転生したからには、息子を悪役になんてさせません!

水都(みなと)
ファンタジー
伯爵夫人であるロゼッタ・シルヴァリーは夫の死後、ここが前世で読んでいたラノベの世界だと気づく。 ロゼッタはラノベで悪役令息だったリゼルの継母だ。金と地位が目当てで結婚したロゼッタは、夫の連れ子であるリゼルに無関心だった。 しかし、前世ではリゼルは推しキャラ。リゼルが断罪されると思い出したロゼッタは、リゼルが悪役令息にならないよう母として奮闘していく。 ★ファンタジー小説大賞エントリー中です。 ※完結しました!

処理中です...