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第1章 ガーディアンデビルズ結成〜鉄研部長編〜ヤンキー編〜強とくのいちの決闘編〜万引きJK節陶子編
第17話後半 メンバー紹介②
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校長は誤魔化す様に咳払いをする。
「うおっほん。失礼した。男女不平等は私のポリシーに反する。写真を訂正させてもらう」
スクリーンからくのいちの写真が消え、再び強の写真が映し出される。先程の制服姿とは異なりバレエ『海賊』の衣装で踊っている一枚。上半身は裸で下は体にフィットするタイツ。股間に着けているやけに大きなパッドがセクシーと言えなくも無い。強、唖然とする。
「そっちかーい!」
「うわぁ、しゅごい!」
くのいちは目を輝かせヨダレを垂らしながら強の写真を見つめる。
聴衆からは、
『ざわ ざわっ 股間のパッド、やけに大きくないか? 中身はほとんど無かったりして』
などの声が漏れる。
「ごめん強。校長にせがまれて五十円で売った」
とチョコ。
「せめて百九十八円くらいの値段はつけて欲しかった。スーパーの納豆より安いなんて」
と嘆く強。
「次に紹介するのは切磋琢磨君だ。包帯を自在に操り敵の動きを封じ込めるなどの特技で一芸入学になった。最近では魚池グループ三校統一テストで一位を取ったのを覚えている人も多いと思う」
琢磨の写真がスクリーンに映し出される。全裸に包帯をまとっただけのセクシーな一枚。
『切磋琢磨 高等部推薦入学(包帯使い) 二年生 身長百七十五センチ、体重六十五キロ』
とある。
「あたしは普通の写真を撮ろうとしたんだけど琢磨がノリノリで……」
とチョコ。それを見てミルクが校長の机に詰め寄る。彼女は机に千円札三枚をバン! と叩きつける。
「お父さん、いえ校長先生。ここに三千円あります!」
くのいちも校長の机に詰め寄り、百円玉をパシッと置く。
「あたし百円玉しかないんだけど、お釣りある?」
「えっへん、うおっほん」
割井校長はもっともらしく咳払いをして懐から扇子を取り出しパッと広げる。それをミルクとくのいちの耳元に近づけ小声で言う。
「商談は後でゆっくりと」
校長が話を続ける。
「話が途中になってしまった。琢磨君も何か一言」
琢磨が立ち上がる。少し長い髪をかき上げキメポーズを取る。
「治安維持の会はくのいちさんと強君が二枚看板です。僕は強君を陰からもて遊ぶ役として貢献するつもりです。因みに先程の彼のバレエの衣装のカップは僕達二人で選びました」
聴衆の携帯カメラが一斉に琢磨に向けられる。飛び交う質問の嵐。
『ざわ ざわっ お二人はどのような関係なのですか?』
『強君の股間のカップのサイズは?』
『琢磨さんが試着を手伝ってあげたのですか?』
校長が聴衆を静める。
「琢磨君と強君は一般人なのでマスコミの方々はその辺の配慮をお願いしたい。冗談はさておき、治安維持の会は武闘派とは別にもう一つ大切な役割がある。緊急時には彼らにいち早く連絡を入れ、トラブルの際の証拠を記録する事だ。学園の監視カメラは現在も増設中だが、それと合わせて客観的な証拠を集め、公平な裁定を下す事が大切と私は考える。その連絡係のリーダーを務めてもらっているのが税所千代子君だ」
チョコの写真がスクリーンに映し出される。いつものソフトボールのユニフォーム姿……ではなく自室で携帯片手にトレーニング用の短パンとトップスを着ている。他のメンバーの露出度の高さに歩調を合わせたのか。チョコレート色の肌、ウェーブのかかったショートヘア。
『税所千代子(さいしょちよこ) 高等部推薦入学 (ソフトボール) 二年生 身長百四十五センチ、体重三十六キロ、BWH 需要無し』
と書かれている。
「治安を乱す行為を見かけたらすぐ動画で撮影するのが私達の役目。そのためのチームを現在募集中でーす。チームのみんなで連携して悪い奴を監視する目になろうよ。何かあったら強やくのいちがすぐに飛んでくるから。腕力なんかなくていいんだよ。大切なのは一つにつながろうとする心。今日みんなに見学に来てもらったのはそのためなんだ。興味があったらいつでもいいから私にメールして」
チョコの短いスピーチに拍手が起こる。強が口を開く。
「こいつはちびっ子で幼児体型だけどバットを操る技術は神業だ。舐めてかかるとバットの餌食になるぜ。そうですよね、校長?」
「税所君、バットは人を殴る為の道具ではないのだからもっと優しく頼むよ」
割井校長はおでこのたんこぶをさすりながら言う。
「強も体の一部はちびっ子だよね」
とチョコが言う。
「どうしてそんな事分かるんだよ?」
「分かるよ。だって私達幼なじみだもん」
聴衆からざわめきが起こる。
『ざわ ざわっ 学園物の王道、幼なじみキター』
『幼なじみと言えば一緒にお風呂に入ったというエピソードは必須だよな』
『見せっこ比べっこは幼児の特権でつね』
「うおっほん。失礼した。男女不平等は私のポリシーに反する。写真を訂正させてもらう」
スクリーンからくのいちの写真が消え、再び強の写真が映し出される。先程の制服姿とは異なりバレエ『海賊』の衣装で踊っている一枚。上半身は裸で下は体にフィットするタイツ。股間に着けているやけに大きなパッドがセクシーと言えなくも無い。強、唖然とする。
「そっちかーい!」
「うわぁ、しゅごい!」
くのいちは目を輝かせヨダレを垂らしながら強の写真を見つめる。
聴衆からは、
『ざわ ざわっ 股間のパッド、やけに大きくないか? 中身はほとんど無かったりして』
などの声が漏れる。
「ごめん強。校長にせがまれて五十円で売った」
とチョコ。
「せめて百九十八円くらいの値段はつけて欲しかった。スーパーの納豆より安いなんて」
と嘆く強。
「次に紹介するのは切磋琢磨君だ。包帯を自在に操り敵の動きを封じ込めるなどの特技で一芸入学になった。最近では魚池グループ三校統一テストで一位を取ったのを覚えている人も多いと思う」
琢磨の写真がスクリーンに映し出される。全裸に包帯をまとっただけのセクシーな一枚。
『切磋琢磨 高等部推薦入学(包帯使い) 二年生 身長百七十五センチ、体重六十五キロ』
とある。
「あたしは普通の写真を撮ろうとしたんだけど琢磨がノリノリで……」
とチョコ。それを見てミルクが校長の机に詰め寄る。彼女は机に千円札三枚をバン! と叩きつける。
「お父さん、いえ校長先生。ここに三千円あります!」
くのいちも校長の机に詰め寄り、百円玉をパシッと置く。
「あたし百円玉しかないんだけど、お釣りある?」
「えっへん、うおっほん」
割井校長はもっともらしく咳払いをして懐から扇子を取り出しパッと広げる。それをミルクとくのいちの耳元に近づけ小声で言う。
「商談は後でゆっくりと」
校長が話を続ける。
「話が途中になってしまった。琢磨君も何か一言」
琢磨が立ち上がる。少し長い髪をかき上げキメポーズを取る。
「治安維持の会はくのいちさんと強君が二枚看板です。僕は強君を陰からもて遊ぶ役として貢献するつもりです。因みに先程の彼のバレエの衣装のカップは僕達二人で選びました」
聴衆の携帯カメラが一斉に琢磨に向けられる。飛び交う質問の嵐。
『ざわ ざわっ お二人はどのような関係なのですか?』
『強君の股間のカップのサイズは?』
『琢磨さんが試着を手伝ってあげたのですか?』
校長が聴衆を静める。
「琢磨君と強君は一般人なのでマスコミの方々はその辺の配慮をお願いしたい。冗談はさておき、治安維持の会は武闘派とは別にもう一つ大切な役割がある。緊急時には彼らにいち早く連絡を入れ、トラブルの際の証拠を記録する事だ。学園の監視カメラは現在も増設中だが、それと合わせて客観的な証拠を集め、公平な裁定を下す事が大切と私は考える。その連絡係のリーダーを務めてもらっているのが税所千代子君だ」
チョコの写真がスクリーンに映し出される。いつものソフトボールのユニフォーム姿……ではなく自室で携帯片手にトレーニング用の短パンとトップスを着ている。他のメンバーの露出度の高さに歩調を合わせたのか。チョコレート色の肌、ウェーブのかかったショートヘア。
『税所千代子(さいしょちよこ) 高等部推薦入学 (ソフトボール) 二年生 身長百四十五センチ、体重三十六キロ、BWH 需要無し』
と書かれている。
「治安を乱す行為を見かけたらすぐ動画で撮影するのが私達の役目。そのためのチームを現在募集中でーす。チームのみんなで連携して悪い奴を監視する目になろうよ。何かあったら強やくのいちがすぐに飛んでくるから。腕力なんかなくていいんだよ。大切なのは一つにつながろうとする心。今日みんなに見学に来てもらったのはそのためなんだ。興味があったらいつでもいいから私にメールして」
チョコの短いスピーチに拍手が起こる。強が口を開く。
「こいつはちびっ子で幼児体型だけどバットを操る技術は神業だ。舐めてかかるとバットの餌食になるぜ。そうですよね、校長?」
「税所君、バットは人を殴る為の道具ではないのだからもっと優しく頼むよ」
割井校長はおでこのたんこぶをさすりながら言う。
「強も体の一部はちびっ子だよね」
とチョコが言う。
「どうしてそんな事分かるんだよ?」
「分かるよ。だって私達幼なじみだもん」
聴衆からざわめきが起こる。
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