34 / 46
第3章 ダンジョン嫌いニキ、英雄になる
第32話 一人じゃない
「敵は前方の米軍に気を取られてるわ! 背後から一気に攻め込むわよ!」
羽生田社長の声が、銃撃の轟音を切り裂いた。
その瞬間、部隊の全員が一斉に動く。
「「「おおおおおっ――!」」」
黒い戦闘スーツの集団が、爆発するように散開した。
銃型の魔具が連続して火を噴き、色とりどりの魔力弾が魔物の群れに突き刺さる。
着弾のたびに閃光が弾け、巨体が吹き飛び、外殻が砕ける。
仲間たちが装備しているのは、最新型のスーツに魔具。
あの頃と変わらない面子だが、装備は明らかに現役時代より一段階上だ。
そして、あの頃のままのものがもう一つ。
それは仲間たちの動きである。
仲間たちは、恐れも躊躇いも無く魔物の群れへ突っ込んでいく。
互いの射線を邪魔しないよう、自然に距離を取りながら陣形を広げる。
その動きは、長い年月を経てもまったく衰えていなかった。
俺は何が起きているのか理解できず、目の前の光景をただ見つめていた。
進軍を続ける仲間たちは、呆然とする俺の横を通り過ぎていく。
すれ違いざま、誰かが軽く肩を叩いた。
「久しぶりだな、英雄」
振り向くと、口元にニヤリと笑みを浮かべた男。
彼は銃を構えたまま走り去っていく。
そしてまた、別の隊員が横を抜ける。
「情けねえなあ、もうへばってんのかぁ?」
「んまー、俺たちの英雄も今や国民的スターだからなあ」
「ダンジョン嫌いニキさんに、泥臭い戦場は似合わねえよ」
その声に、周囲から笑いが漏れた。
また別の声。
「ここは俺たちに任せて、お前はちっと休んどけ!」
「そういや、後でサインくれよ! 姪っ子がファンなんだ!」
思い思いの軽口を叩きながら、皆が戦場へ飛び込んでいく。
一歩先に待っているのは死と隣り合わせの場所だというのに、交わす会話はまるで飲み屋での同窓会のよう。
皆どこか楽し気に語らい合いながら、手だけは休めず魔物を掃討していった。
その光景に、胸の奥が、ぎゅっと締め付けられた。
「……本当に、ありがとう」
気づいたら、声が震えていた。
視界が滲む。
自分でも驚くほど、涙が止まらなかった。
そんな俺の背後から、落ち着いた声が聞こえる。
「まだ泣くのは早いわよ」
振り返ると、そこに立っていたのは、羽生田社長だった。
「社長! これはいったい……」
彼女は腕を組み、戦場を見渡しながら答える。
「ドルヴァノの話を聞いた後、『ただの戯言だ』とは思ったけど、なーんか嫌な予感がしてね。部隊の皆に声をかけてたのよ。いざと言う時は集まってもらえないかって」
「そ、そんなことしてたんですか……!?」
確かにドルヴァノの計画を聞いた後、しばらく社長は姿を消していた。
電話も繋がるし、連絡は取れていたから、特に心配はしていなかったのだが……。
まさか、かつての仲間たちの元を訪れていたとは。
「これはドルヴァノとは無関係でしょうけど……ま、結果オーライね」
羽生田社長は戦場を親指で示す。
その言葉に、俺も同調した。
ドルヴァノは魔具の販売を促進するため、「世界に魔物を溢れさせる」という野望を語っていたが、流石にこのレベルの魔物が現れるのは計算外だろう。
奴は金を稼ぐことが目的であって、世界を滅ぼしたいわけではないはずだ。
「『黒野くんがこれからゲートに向かおうとしてる』ってほのかちゃんが連絡してくれて、急いで皆をかき集めて会社に向かったのよ」
「そ、そういうことだったんですか」
愛沢のやつ、いつの間にそんな連絡を……。
恐らく、ゲートの起動準備をしている時だろう。
皆を巻き込んでしまったことは申し訳ないが、正直、来てくれて助かった。
そこまで考えたところで、はっと気づく。
「てことは……皆、あの愛沢のゲートを通って来たんですよね?」
一応質問形式にしたが、答えは聞くまでもない。
なぜなら、皆がゲートから出てきたからだ。
しかし。
「あれ、まだ不完全で成功率もそんなに高くないって。下手したら事故死する可能性だってあったのに……」
俺はそう言って、視線を戦場の仲間たちに向ける。
片腕がない隊員。
義足で足を引きずりながら銃を撃つ男。
そして、車いす型の魔具に乗ったまま、砲撃装置を操作している女。
そう、彼らは九年前の最後の戦いでダメージを受け、身体に後遺症を残している。
ただでさえ身体的なハンデのある状態で、しかも転移事故のリスクを負ってまで、駆けつけてくれるなんて……。
「……そうね。イチかバチかだったけど、来るのを拒んだ者は一人もいなかったわ」
羽生田社長は苦笑する。
「みんな、口を揃えて言ってたわよ。英雄を一人にはさせられない……ってね」
「っ……」
胸の奥に何かが込み上げてくる。
本当に、馬鹿な奴らばかりだ。
だけどそれが、どうしようもなく嬉しかった。
羽生田社長は小さく肩をすくめる。
「感傷に浸るのは後よ。まずはコイツらを片付けましょう……って言いたいところだけど」
社長の視線の先。
魔物たちの動きが、明らかに変わっていた。
「そう簡単にはいかなそうね」
確かに、違和感がある。
これまでの魔物は、ただ暴れるだけの存在だった。
力任せに襲いかかり、個の暴力で押し潰す。
しかし、今は違う。
前線を崩されると、後ろの魔物が前に出る。
包囲されそうになると、別の群れが横から割り込んでくる。
これでは、まるで……。
「魔物が、策を立てている……?」
思わず呟く。
羽生田社長は眉をひそめた。
「統率が取れすぎてるわね。これは偶然じゃない。きっとどこかに、指令役がいるはずだけど――」
『――前方百十七メートル。魔物群中央付近』
アリスの声が、不意に割り込んだ。
『ひときわ大きな牛頭の魔物。当該個体が指揮官の可能性が高いです』
「まあ……!」
羽生田社長が目を丸くする。
確かに、アリスの言ったあたりに、巨大な牛頭の影が見えた。
俺は短く尋ねた。
「根拠は?」
『当該個体のみ、先ほどから一切戦闘に参加していません』
アリスは淡々と続ける。
『周囲を見渡しながら、時折おたけびを上げています。そして、その直後に一部の魔物の行動が明確に変化します』
「なるほど……」
『これら一連の動きから、指揮個体である可能性が高いと判断しました。確実とは言えませんが――』
「いや、十分だ」
俺はアリスの言葉を遮って答える。
羽生田社長も、ぱっと顔を輝かせた。
「さっすがアリス! いい仕事するわね!」
彼女は大きく息を吸い込み、戦場へ向かって声を張り上げた。
「全軍に告ぐ!」
隊員たちが一瞬だけ視線を向ける。
「魔物群中央! 牛頭の大きな魔物が敵の指揮官よ! 奴を狙いなさい!」
号令と同時に、部隊が中央へ向かって進軍を始めた。
だが、それを阻むように、魔物たちが一斉に動く。
巨体が前に出て、壁を作る。
毛皮、筋肉、牙、爪、外殻。
それらが何重にも重なり、中央への道を塞いだ。
「く……そう簡単には取らせてくれないってわけね」
羽生田社長が舌打ちする。
俺は短剣を握り直した。
「……俺が行きます」
「え?」
「俺なら、サシで仕留められるかもしれない」
羽生田社長がこちらを見て、眉を吊り上げる。
「さっきの戦いでボロボロじゃない。いくら黒野くんでも無理があるわよ!」
だが俺は首を振る。
「みんな命を張ってるんです」
視線の先では、仲間たちが必死に魔物を押し返している。
「俺だけ張らない道理はないでしょう」
「あっ、黒野くん!」
そう言って、俺は走り出した。
膝が、がくがく震える。
途中で足がもつれそうになり、太ももに拳を叩き込む。
「しっかりしろ……!」
足だけでなく、全身が悲鳴を上げる。
それでも止まらず走る。
動け、筋肉。
巡らせろ、魔力を。
その時、背後から声が飛んだ。
「黒野くんが突入するわ! 中央周辺の部隊は援護を!」
「「「――おおおおおおっ!」」」
直後、目の前の魔物が魔力弾で吹き飛んだ。
仲間たちの銃撃が、俺の進路を切り開いていく。
次々と魔物が倒れ、わずかながら道ができる。
俺はその隙間を駆け抜けた。
やがて、魔物の群れの中心へと飛び込む。
目の前に現れたのは、巨大な牛頭の魔物。
人間の三倍はある、筋骨隆々の巨体。
赤い瞳が、ゆっくりとこちらを向いた。
ギロリ、と見下ろしてくる。
俺は短剣を構えた。
「言わば……『中ボス』ってとこか」
口の端がわずかに上がる。
「大ボスの、ちょうどいい前哨戦だ」
「グモォ……」
牛頭の魔物が低く唸った。
戦いが、始まる。
羽生田社長の声が、銃撃の轟音を切り裂いた。
その瞬間、部隊の全員が一斉に動く。
「「「おおおおおっ――!」」」
黒い戦闘スーツの集団が、爆発するように散開した。
銃型の魔具が連続して火を噴き、色とりどりの魔力弾が魔物の群れに突き刺さる。
着弾のたびに閃光が弾け、巨体が吹き飛び、外殻が砕ける。
仲間たちが装備しているのは、最新型のスーツに魔具。
あの頃と変わらない面子だが、装備は明らかに現役時代より一段階上だ。
そして、あの頃のままのものがもう一つ。
それは仲間たちの動きである。
仲間たちは、恐れも躊躇いも無く魔物の群れへ突っ込んでいく。
互いの射線を邪魔しないよう、自然に距離を取りながら陣形を広げる。
その動きは、長い年月を経てもまったく衰えていなかった。
俺は何が起きているのか理解できず、目の前の光景をただ見つめていた。
進軍を続ける仲間たちは、呆然とする俺の横を通り過ぎていく。
すれ違いざま、誰かが軽く肩を叩いた。
「久しぶりだな、英雄」
振り向くと、口元にニヤリと笑みを浮かべた男。
彼は銃を構えたまま走り去っていく。
そしてまた、別の隊員が横を抜ける。
「情けねえなあ、もうへばってんのかぁ?」
「んまー、俺たちの英雄も今や国民的スターだからなあ」
「ダンジョン嫌いニキさんに、泥臭い戦場は似合わねえよ」
その声に、周囲から笑いが漏れた。
また別の声。
「ここは俺たちに任せて、お前はちっと休んどけ!」
「そういや、後でサインくれよ! 姪っ子がファンなんだ!」
思い思いの軽口を叩きながら、皆が戦場へ飛び込んでいく。
一歩先に待っているのは死と隣り合わせの場所だというのに、交わす会話はまるで飲み屋での同窓会のよう。
皆どこか楽し気に語らい合いながら、手だけは休めず魔物を掃討していった。
その光景に、胸の奥が、ぎゅっと締め付けられた。
「……本当に、ありがとう」
気づいたら、声が震えていた。
視界が滲む。
自分でも驚くほど、涙が止まらなかった。
そんな俺の背後から、落ち着いた声が聞こえる。
「まだ泣くのは早いわよ」
振り返ると、そこに立っていたのは、羽生田社長だった。
「社長! これはいったい……」
彼女は腕を組み、戦場を見渡しながら答える。
「ドルヴァノの話を聞いた後、『ただの戯言だ』とは思ったけど、なーんか嫌な予感がしてね。部隊の皆に声をかけてたのよ。いざと言う時は集まってもらえないかって」
「そ、そんなことしてたんですか……!?」
確かにドルヴァノの計画を聞いた後、しばらく社長は姿を消していた。
電話も繋がるし、連絡は取れていたから、特に心配はしていなかったのだが……。
まさか、かつての仲間たちの元を訪れていたとは。
「これはドルヴァノとは無関係でしょうけど……ま、結果オーライね」
羽生田社長は戦場を親指で示す。
その言葉に、俺も同調した。
ドルヴァノは魔具の販売を促進するため、「世界に魔物を溢れさせる」という野望を語っていたが、流石にこのレベルの魔物が現れるのは計算外だろう。
奴は金を稼ぐことが目的であって、世界を滅ぼしたいわけではないはずだ。
「『黒野くんがこれからゲートに向かおうとしてる』ってほのかちゃんが連絡してくれて、急いで皆をかき集めて会社に向かったのよ」
「そ、そういうことだったんですか」
愛沢のやつ、いつの間にそんな連絡を……。
恐らく、ゲートの起動準備をしている時だろう。
皆を巻き込んでしまったことは申し訳ないが、正直、来てくれて助かった。
そこまで考えたところで、はっと気づく。
「てことは……皆、あの愛沢のゲートを通って来たんですよね?」
一応質問形式にしたが、答えは聞くまでもない。
なぜなら、皆がゲートから出てきたからだ。
しかし。
「あれ、まだ不完全で成功率もそんなに高くないって。下手したら事故死する可能性だってあったのに……」
俺はそう言って、視線を戦場の仲間たちに向ける。
片腕がない隊員。
義足で足を引きずりながら銃を撃つ男。
そして、車いす型の魔具に乗ったまま、砲撃装置を操作している女。
そう、彼らは九年前の最後の戦いでダメージを受け、身体に後遺症を残している。
ただでさえ身体的なハンデのある状態で、しかも転移事故のリスクを負ってまで、駆けつけてくれるなんて……。
「……そうね。イチかバチかだったけど、来るのを拒んだ者は一人もいなかったわ」
羽生田社長は苦笑する。
「みんな、口を揃えて言ってたわよ。英雄を一人にはさせられない……ってね」
「っ……」
胸の奥に何かが込み上げてくる。
本当に、馬鹿な奴らばかりだ。
だけどそれが、どうしようもなく嬉しかった。
羽生田社長は小さく肩をすくめる。
「感傷に浸るのは後よ。まずはコイツらを片付けましょう……って言いたいところだけど」
社長の視線の先。
魔物たちの動きが、明らかに変わっていた。
「そう簡単にはいかなそうね」
確かに、違和感がある。
これまでの魔物は、ただ暴れるだけの存在だった。
力任せに襲いかかり、個の暴力で押し潰す。
しかし、今は違う。
前線を崩されると、後ろの魔物が前に出る。
包囲されそうになると、別の群れが横から割り込んでくる。
これでは、まるで……。
「魔物が、策を立てている……?」
思わず呟く。
羽生田社長は眉をひそめた。
「統率が取れすぎてるわね。これは偶然じゃない。きっとどこかに、指令役がいるはずだけど――」
『――前方百十七メートル。魔物群中央付近』
アリスの声が、不意に割り込んだ。
『ひときわ大きな牛頭の魔物。当該個体が指揮官の可能性が高いです』
「まあ……!」
羽生田社長が目を丸くする。
確かに、アリスの言ったあたりに、巨大な牛頭の影が見えた。
俺は短く尋ねた。
「根拠は?」
『当該個体のみ、先ほどから一切戦闘に参加していません』
アリスは淡々と続ける。
『周囲を見渡しながら、時折おたけびを上げています。そして、その直後に一部の魔物の行動が明確に変化します』
「なるほど……」
『これら一連の動きから、指揮個体である可能性が高いと判断しました。確実とは言えませんが――』
「いや、十分だ」
俺はアリスの言葉を遮って答える。
羽生田社長も、ぱっと顔を輝かせた。
「さっすがアリス! いい仕事するわね!」
彼女は大きく息を吸い込み、戦場へ向かって声を張り上げた。
「全軍に告ぐ!」
隊員たちが一瞬だけ視線を向ける。
「魔物群中央! 牛頭の大きな魔物が敵の指揮官よ! 奴を狙いなさい!」
号令と同時に、部隊が中央へ向かって進軍を始めた。
だが、それを阻むように、魔物たちが一斉に動く。
巨体が前に出て、壁を作る。
毛皮、筋肉、牙、爪、外殻。
それらが何重にも重なり、中央への道を塞いだ。
「く……そう簡単には取らせてくれないってわけね」
羽生田社長が舌打ちする。
俺は短剣を握り直した。
「……俺が行きます」
「え?」
「俺なら、サシで仕留められるかもしれない」
羽生田社長がこちらを見て、眉を吊り上げる。
「さっきの戦いでボロボロじゃない。いくら黒野くんでも無理があるわよ!」
だが俺は首を振る。
「みんな命を張ってるんです」
視線の先では、仲間たちが必死に魔物を押し返している。
「俺だけ張らない道理はないでしょう」
「あっ、黒野くん!」
そう言って、俺は走り出した。
膝が、がくがく震える。
途中で足がもつれそうになり、太ももに拳を叩き込む。
「しっかりしろ……!」
足だけでなく、全身が悲鳴を上げる。
それでも止まらず走る。
動け、筋肉。
巡らせろ、魔力を。
その時、背後から声が飛んだ。
「黒野くんが突入するわ! 中央周辺の部隊は援護を!」
「「「――おおおおおおっ!」」」
直後、目の前の魔物が魔力弾で吹き飛んだ。
仲間たちの銃撃が、俺の進路を切り開いていく。
次々と魔物が倒れ、わずかながら道ができる。
俺はその隙間を駆け抜けた。
やがて、魔物の群れの中心へと飛び込む。
目の前に現れたのは、巨大な牛頭の魔物。
人間の三倍はある、筋骨隆々の巨体。
赤い瞳が、ゆっくりとこちらを向いた。
ギロリ、と見下ろしてくる。
俺は短剣を構えた。
「言わば……『中ボス』ってとこか」
口の端がわずかに上がる。
「大ボスの、ちょうどいい前哨戦だ」
「グモォ……」
牛頭の魔物が低く唸った。
戦いが、始まる。
あなたにおすすめの小説
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
私を人間界へ連れてって ~シンギュラリティ美少女がダンジョンから出てきたら、世界がゲシュタルト崩壊しました~
よっちゃ
ファンタジー
【完結済作品】「私を人間界に連れて行って」その一言から始まる超越的な美少女と人間社会の交流。 配信ドローンが映し出すのは、ラーメン屋、コンビニ、カラオケ、温泉旅館などの日常と、そして異世界新幹線が結ぶ異世界との交流――。
十五年前、突如出現したダンジョンは世界の日常となった。
人気ダンジョン配信者・望月レンは探索中の事故で未知の階層へと転移してしまう。
そこで彼が出会ったのは、S級モンスターを一言で沈ませる、銀髪の超美少女だった。
シンギュラリティ美少女と行く、ノンフィクションドキュメンタリーの開幕。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【番外編】追加しました。連休のスキマ時間でぜひお楽しみください!
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
本編 全60話 完結しました。読者の皆様ありがとうございます!お気に入り登録、ハート、コメント、とても励みになります♪
─あらすじ─
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
その土竜は己の爪を「鋭くない」と隠す ~臆病者の東京ダンジョン探索記
C@CO
ファンタジー
推しアイドルで亡き親友の妹と再会した時、変わり映えしない日常はきしみ音を立てながら変わり始める。
「底辺ダンジョン配信者」。同時視聴者数0。これまでのアクセス数の最高は2桁。石引伸忠が行うダンジョン配信の結果である。
でも、見方を変えれば、「自由なソロ探索者、猫(ヤマネコ型モンスター)付き」でもある。パーティメンバーに邪魔されずに、気ままにダンジョンに潜り、地上に戻れば、行きつけの居酒屋で一杯ひっかけ、美味い料理に舌鼓を打つ。それと、アイドルへの推し活をする日々。
一方で、過去のハラスメントの記憶に悩まされ続けてもいる。
ならば、彼は何者なのか? 「底辺ダンジョン配信者」なのか。「自由な探索者」なのか。それとも……。
*
全23話です。
カクヨムと小説家になろうにも投稿しています。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
追放されたら無能スキルで無双する
ゆる弥
ファンタジー
無能スキルを持っていた僕は、荷物持ちとしてあるパーティーについて行っていたんだ。
見つけた宝箱にみんなで駆け寄ったら、そこはモンスタールームで。
僕はモンスターの中に蹴り飛ばされて置き去りにされた。
咄嗟に使ったスキルでスキルレベルが上がって覚醒したんだ。
僕は憧れのトップ探索者《シーカー》になる!