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オマケ
魔法大全~大賢者による魔法解説~
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とある日、アカツキとルスカの自宅にて。
「ルスカ! 私に魔法を教えて下さい!!」
「い、いきなり何なのじゃ!? アカツキ」
「私も魔法覚えたいのです!」
平身低頭でお願いするアカツキだが、ルスカは今それどころではない。
「わ、わかったのじゃ! 後で説明するからトイレの前から退いて欲しいのじゃ!」
扉前にいるアカツキのせいでトイレに行けず、お股を押さえて、その場で足踏みしながら耐えていた。
魔法を教えてもらえると聞いたアカツキが、ようやく扉前から退くと、ルスカは急いでトイレに駆け込むのだった。
◇◇◇
「ふぅ~、危なかったのじゃ」
スッキリした顔でトイレから出てきたルスカの目に飛び込んできたのは、今か今かと椅子に座って待っているアカツキ。
ルスカは困った表情をする。ルスカも最初アカツキに魔法を教える事を思い付くが、ルスカが知る限り、アカツキには無理なのだと思い直した事がある。
なるべく傷付けない様に回りくどく話さなければと、ルスカは考えていた。
◇◇◇
「じゃあ、まず基本からなのじゃ」
魔法は、善悪を持たない“聖霊”によって成り立つ。
人は何かしらの聖霊の加護を受けて生まれる。
聖霊は体内にある魔力を餌として魔法を貸すという形になっておるのじゃ。
“聖霊”には六種類あり、それぞれ風、大地、火、水、光、闇になるのじゃ。
ひとまず、ワシが今まで使った魔法の一覧じゃ。
風
名称 ウィンドフォール
詠唱 “風の聖霊よ 暴威の嵐気よ 我が眼前に寄るもの全てを叩き落とせ”
効果 上空から叩き落とす勢いの下降気流を発生させる。威力により人の動きを押さえつける事も可能。
大地
名称 ストーンバレット
詠唱 “大地の聖霊よ あらゆる物の礎よ 我が弾となりて”
効果 石礫を発生させる。回転により貫通力が高く、大きさと数は使う魔力の量に比例するが、大きさは掌で掴めるサイズで止まる。
名称 グレートウォール
詠唱 “大地の聖霊よ 我と汝の力をもって 大いなる城を築かん”
効果 地面を盛り上げ土壁を作る。威力により高さ、幅が変わる。堅いがすぐに魔法が切れる。すぐに切れるのは、魔法で土壁を作る訳ではなく、地面を魔法で持ち上げて支えるから。
名称 グラスバインド
詠唱 “大地の聖霊よ 我が命により 我が前の者を拘束せよ”
効果 草木を伸ばし、相手を束縛する。威力により操る数が増える。草木によっては、たまに花が咲く。
火
名称 バーストブラスト
詠唱 “火の聖霊よ 我が指示せしもの 爆裂せよ”
効果 光を飛ばした場所を爆発させる。威力により範囲、爆発力が変わる。
名称 フィジカルブースト
詠唱 “火の聖霊よ その瞬きをもって 我に力を与えん”
効果 身体的能力のアップ。効果は一瞬。威力を上げても効果時間は伸びない。体に負担はかかる。
名称 セルフウェイト
詠唱 “火の聖霊よ 成長を促す聖霊よ 我に力を与えん”
効果 自分に重さの負担をかける。本来は鍛練用として使用。
水
名称 ウォータードロップ
詠唱 “水の聖霊よ 汝の癒しよ 我に与えよ”
効果 主に洗濯専用魔法。水を発生させるが、魔法が切れると水も消える。その周りの水分も消える。汚れも消える。
名称 キュアヒール
詠唱 “水の聖霊よ 汝の癒しの加護よ 生命の水とせん”
効果 傷を癒す。光のキュアファインと混同しがちだが、向こうは精神的、こちらは肉体的な癒しを与える。欠損までは無理だが、骨折までは回復できる。
光
名称 シャインバースト
詠唱 “光の聖霊よ 闇を食らいし魂よ 我と汝らの力をもって 大いなる道を築かん 全てを噛み砕く愚かな牙を”
効果 あらゆる物体を消滅させる。影をも飲み込む事で消滅させる為、暗闇だと威力が落ちる。
名称 スターダスト・スノー
詠唱 “光の聖霊よ 舞い落ちる雪の結晶よ 我の道を阻みし愚者に降り注げ”
効果 ルスカオリジナル。光の結晶を降らし、触れると破裂する。威力で降る範囲が変化する。元は大地系の岩を落とす魔法をルスカが改良した。
名称 キュアファイン
詠唱 “光の聖霊よ 癒しの花よ 失われし彼の者の術に癒しを与えよ”
効果 疲労を癒す。ただし、かけすぎると後が怖い。体調が万全でないと却って負担になる。イメージとしてはゴムのパチンコ。体調不良の方は傷んでいると切れてしまうゴムのようなもの。
闇
名称 エンシャドーダブル
詠唱 “闇の聖霊よ あまねく外界を蠢く影よ 我が形となれ 我が声となれ”
効果 自分の命令に従う影を二体作れる。これにより高威力の魔法を同時に三体撃てる。
複合魔法 二つ以上の聖霊の力を借りる。
複合
名称 テンペストボルト
詠唱 “風の聖霊よ 光の聖霊よ 汝の輝く豪雷を振り落とせ その刹那の煌めきを”
効果 雷を落とす。が、威力自体は高くない。威力を上げると範囲が広がる。主に拘束用。
名称 ナイトオブホーリースピリット
詠唱 “この世を統べし聖霊王よ 我が力を餌とし我に力を貸さん 我が声に応えしは。”
効果 聖霊王の力を借りるのではなく、聖霊王の従者を借り召喚する。因みに使用時にルスカが前もって唱えていたのは、この魔法の副魔法にあたる。副魔法は所謂下準備。周囲の聖霊とルスカの全体の三分の一ほどの魔力を犠牲にした。
◇◇◇
「あれ? アイシャさんの使う幻影魔法やビクリバコがありませんね」
「うむ 幻影魔法は複合魔法になるな、闇と光じゃ。ビクリバコは、ワシのオリジナルなのじゃが。アカツキ、右手出すのじゃ」
「? どうぞ」
何気なくアカツキは右手を差し出す。
「うむ。そんな感じじゃ。ワシが聖霊王の従者に今と同じ事をしただけじゃ。ぶっきらぼうに手を差し出したじゃろ? あれがビクリバコじゃ」
「なるほど。それで、いつ私に魔法を?」
アカツキは今か今かと、子供の様に目を輝かせる。
「魔法を使うには三つ条件があるのじゃ。一つは聖霊の加護じゃ。これは増やす事は可能なのじゃ。二つは魔力。これも増やす事は可能じゃが、人によって器は決まっておる。最後に魔力を操作する力。これは操作とは言ったが、扱う才能みたいなものじゃ。それでのぉ……」
ルスカは言い吃る。
「まず、転移者であるアカツキは、聖霊の加護がないのじゃ」
「そうなのですか!? あ、でも増やせるのですよね?」
「ま、まぁそうなのじゃが。二つ目の魔力もアカツキにはないのじゃ」
「ええ!? でも、これも増やせるのですよね?」
「最後の魔力の操作なのじゃが、これもアカツキには無いのじゃ」
つまりは魔法を使えないと言われて、ショックを受けるアカツキ。
だが、何かしらの方法があるはずだと、アカツキは食い下がる。
「でも、流星やカホさんは使えています。だったら私でも!」
「転移者でも使えるのは、一つ目の聖霊の加護は後で増やせるのじゃ。
問題は二つ目と三つ目じゃ。
魔力の代わり転移者にはスキルという力があるのじゃが……魔力の代用として出来るスキルと出来ないスキルがあるのじゃ。
それは、スキルに似た魔法があるかどうかじゃ。流星の“擬態”や弥生の“障壁”などが最たるものじゃ」
「それでは、私の“材料調達”などは……」
「残念ながら無いのじゃ」
ガックリと肩を落とし意気消沈のアカツキ。しかし、アカツキは一つの光明を見出だす。
「そうだ! 私、アイテムボックスが使えるじゃないですか! 魔法にもアイテムボックスはあるはずです」
「アカツキのアイテムボックスは“スキル”ではなく、“スキルに付随”しているものじゃ。残念ながらな……」
折角の光明がどんどん遠退いていき、暗闇に消えていく。
そんな気分になりながら、テーブルに顔を伏せ落ち込むアカツキだった。
「ルスカ! 私に魔法を教えて下さい!!」
「い、いきなり何なのじゃ!? アカツキ」
「私も魔法覚えたいのです!」
平身低頭でお願いするアカツキだが、ルスカは今それどころではない。
「わ、わかったのじゃ! 後で説明するからトイレの前から退いて欲しいのじゃ!」
扉前にいるアカツキのせいでトイレに行けず、お股を押さえて、その場で足踏みしながら耐えていた。
魔法を教えてもらえると聞いたアカツキが、ようやく扉前から退くと、ルスカは急いでトイレに駆け込むのだった。
◇◇◇
「ふぅ~、危なかったのじゃ」
スッキリした顔でトイレから出てきたルスカの目に飛び込んできたのは、今か今かと椅子に座って待っているアカツキ。
ルスカは困った表情をする。ルスカも最初アカツキに魔法を教える事を思い付くが、ルスカが知る限り、アカツキには無理なのだと思い直した事がある。
なるべく傷付けない様に回りくどく話さなければと、ルスカは考えていた。
◇◇◇
「じゃあ、まず基本からなのじゃ」
魔法は、善悪を持たない“聖霊”によって成り立つ。
人は何かしらの聖霊の加護を受けて生まれる。
聖霊は体内にある魔力を餌として魔法を貸すという形になっておるのじゃ。
“聖霊”には六種類あり、それぞれ風、大地、火、水、光、闇になるのじゃ。
ひとまず、ワシが今まで使った魔法の一覧じゃ。
風
名称 ウィンドフォール
詠唱 “風の聖霊よ 暴威の嵐気よ 我が眼前に寄るもの全てを叩き落とせ”
効果 上空から叩き落とす勢いの下降気流を発生させる。威力により人の動きを押さえつける事も可能。
大地
名称 ストーンバレット
詠唱 “大地の聖霊よ あらゆる物の礎よ 我が弾となりて”
効果 石礫を発生させる。回転により貫通力が高く、大きさと数は使う魔力の量に比例するが、大きさは掌で掴めるサイズで止まる。
名称 グレートウォール
詠唱 “大地の聖霊よ 我と汝の力をもって 大いなる城を築かん”
効果 地面を盛り上げ土壁を作る。威力により高さ、幅が変わる。堅いがすぐに魔法が切れる。すぐに切れるのは、魔法で土壁を作る訳ではなく、地面を魔法で持ち上げて支えるから。
名称 グラスバインド
詠唱 “大地の聖霊よ 我が命により 我が前の者を拘束せよ”
効果 草木を伸ばし、相手を束縛する。威力により操る数が増える。草木によっては、たまに花が咲く。
火
名称 バーストブラスト
詠唱 “火の聖霊よ 我が指示せしもの 爆裂せよ”
効果 光を飛ばした場所を爆発させる。威力により範囲、爆発力が変わる。
名称 フィジカルブースト
詠唱 “火の聖霊よ その瞬きをもって 我に力を与えん”
効果 身体的能力のアップ。効果は一瞬。威力を上げても効果時間は伸びない。体に負担はかかる。
名称 セルフウェイト
詠唱 “火の聖霊よ 成長を促す聖霊よ 我に力を与えん”
効果 自分に重さの負担をかける。本来は鍛練用として使用。
水
名称 ウォータードロップ
詠唱 “水の聖霊よ 汝の癒しよ 我に与えよ”
効果 主に洗濯専用魔法。水を発生させるが、魔法が切れると水も消える。その周りの水分も消える。汚れも消える。
名称 キュアヒール
詠唱 “水の聖霊よ 汝の癒しの加護よ 生命の水とせん”
効果 傷を癒す。光のキュアファインと混同しがちだが、向こうは精神的、こちらは肉体的な癒しを与える。欠損までは無理だが、骨折までは回復できる。
光
名称 シャインバースト
詠唱 “光の聖霊よ 闇を食らいし魂よ 我と汝らの力をもって 大いなる道を築かん 全てを噛み砕く愚かな牙を”
効果 あらゆる物体を消滅させる。影をも飲み込む事で消滅させる為、暗闇だと威力が落ちる。
名称 スターダスト・スノー
詠唱 “光の聖霊よ 舞い落ちる雪の結晶よ 我の道を阻みし愚者に降り注げ”
効果 ルスカオリジナル。光の結晶を降らし、触れると破裂する。威力で降る範囲が変化する。元は大地系の岩を落とす魔法をルスカが改良した。
名称 キュアファイン
詠唱 “光の聖霊よ 癒しの花よ 失われし彼の者の術に癒しを与えよ”
効果 疲労を癒す。ただし、かけすぎると後が怖い。体調が万全でないと却って負担になる。イメージとしてはゴムのパチンコ。体調不良の方は傷んでいると切れてしまうゴムのようなもの。
闇
名称 エンシャドーダブル
詠唱 “闇の聖霊よ あまねく外界を蠢く影よ 我が形となれ 我が声となれ”
効果 自分の命令に従う影を二体作れる。これにより高威力の魔法を同時に三体撃てる。
複合魔法 二つ以上の聖霊の力を借りる。
複合
名称 テンペストボルト
詠唱 “風の聖霊よ 光の聖霊よ 汝の輝く豪雷を振り落とせ その刹那の煌めきを”
効果 雷を落とす。が、威力自体は高くない。威力を上げると範囲が広がる。主に拘束用。
名称 ナイトオブホーリースピリット
詠唱 “この世を統べし聖霊王よ 我が力を餌とし我に力を貸さん 我が声に応えしは。”
効果 聖霊王の力を借りるのではなく、聖霊王の従者を借り召喚する。因みに使用時にルスカが前もって唱えていたのは、この魔法の副魔法にあたる。副魔法は所謂下準備。周囲の聖霊とルスカの全体の三分の一ほどの魔力を犠牲にした。
◇◇◇
「あれ? アイシャさんの使う幻影魔法やビクリバコがありませんね」
「うむ 幻影魔法は複合魔法になるな、闇と光じゃ。ビクリバコは、ワシのオリジナルなのじゃが。アカツキ、右手出すのじゃ」
「? どうぞ」
何気なくアカツキは右手を差し出す。
「うむ。そんな感じじゃ。ワシが聖霊王の従者に今と同じ事をしただけじゃ。ぶっきらぼうに手を差し出したじゃろ? あれがビクリバコじゃ」
「なるほど。それで、いつ私に魔法を?」
アカツキは今か今かと、子供の様に目を輝かせる。
「魔法を使うには三つ条件があるのじゃ。一つは聖霊の加護じゃ。これは増やす事は可能なのじゃ。二つは魔力。これも増やす事は可能じゃが、人によって器は決まっておる。最後に魔力を操作する力。これは操作とは言ったが、扱う才能みたいなものじゃ。それでのぉ……」
ルスカは言い吃る。
「まず、転移者であるアカツキは、聖霊の加護がないのじゃ」
「そうなのですか!? あ、でも増やせるのですよね?」
「ま、まぁそうなのじゃが。二つ目の魔力もアカツキにはないのじゃ」
「ええ!? でも、これも増やせるのですよね?」
「最後の魔力の操作なのじゃが、これもアカツキには無いのじゃ」
つまりは魔法を使えないと言われて、ショックを受けるアカツキ。
だが、何かしらの方法があるはずだと、アカツキは食い下がる。
「でも、流星やカホさんは使えています。だったら私でも!」
「転移者でも使えるのは、一つ目の聖霊の加護は後で増やせるのじゃ。
問題は二つ目と三つ目じゃ。
魔力の代わり転移者にはスキルという力があるのじゃが……魔力の代用として出来るスキルと出来ないスキルがあるのじゃ。
それは、スキルに似た魔法があるかどうかじゃ。流星の“擬態”や弥生の“障壁”などが最たるものじゃ」
「それでは、私の“材料調達”などは……」
「残念ながら無いのじゃ」
ガックリと肩を落とし意気消沈のアカツキ。しかし、アカツキは一つの光明を見出だす。
「そうだ! 私、アイテムボックスが使えるじゃないですか! 魔法にもアイテムボックスはあるはずです」
「アカツキのアイテムボックスは“スキル”ではなく、“スキルに付随”しているものじゃ。残念ながらな……」
折角の光明がどんどん遠退いていき、暗闇に消えていく。
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