186 / 249
第二章 ドラクマ編
二話 幼女と青年、ドラクマへ②
しおりを挟む
夜のザンバラ砂漠は昼と違い、むしろ冷え込む。アカツキとルスカは、砂埃から身を守るのもあり、大きな毛布を被り馬に乗って砂漠を進む。
「ペッ、ペッ……口に砂が入ったのじゃ」
「もっと口元まで覆ってください」
二人は月の無い暗い砂漠をひたすら休まずに進んでいく。人通りが増えたとはいえ、やはり砂漠を進むには危険が伴い、すれ違う人は、少ない。
それでも、たまにすれ違う人がいるのは、平和な証。
アカツキもルスカも、今回の事は杞憂に終わって欲しいと願っていた。
夜通し進むも広大な砂漠。日は徐々に真上へと昇り始めていた。
それでも毛布は砂埃を防ぐのと、直接日光を受けないように被るしかない。
日が昇ると何度か岩場で休憩を挟みながら水分を摂取する。
「あれ、確かこの辺りでしたよね。ルスカと出会ったのは」
「違うのじゃ、もっと東のはずじゃ」
「いえいえ、ほらあの岩場。出会ってすっぽんぽんだったルスカを連れて行った岩場ですよ。あの形、覚えてますよ」
「うっ……そ、それは忘れて欲しいのじゃ。いや、しかしあんな岩場だったかのぉ」
二人が出会い約二年。短くも長い時間一緒にいたことを二人は懐かしみながら旅を続けるのであった。
◇◇◇
ザンバラ砂漠を抜けた後、アカツキ達はグランツ王国へ入ると首都のグランツリーへ向かう前に、新しく出来た街へと入っていった。
まだ名前すらない、この街はグランツ王国とグルメール王国の両国の協力で完成したばかり。
砂漠を進む旅人にとって、起点となる街なのだ。
砂漠を進み疲れ果てた馬を休ませる為に、宿をとり馬に水を与える。
「初めての旅、お疲れ様なのじゃ。あと少し、よろしくなのじゃ」
砂だらけの馬体をルスカは掃除をしていく。その間、アカツキは宿の台所を借りてご飯を作っていた。
「アカツキ、終わったのじゃあ」
「着替えそこに置いてますからね」
案の定、水浸しのルスカを予想していたアカツキは、椅子の上にルスカの着替えを一式用意していた。
濡れた服を床に置き、すっぽんぽんになったルスカは新しい服へ着替える。
「アカツキ。この服は……」
熊ちゃん印のパンツを履いたルスカは、真っ白なワンピースを手にして困惑する。旅をする衣服ではないし、まだ、弥生が妊娠中にルスカに買ったお出掛け用で、ルスカ自身もすぐ汚してしまうので、あまり着たことは無いものであった。
「どのみちグランツリーに行けば、すぐにイミル女王と会うのですから、我慢してください」
「そうじゃが……」
渋々白のワンピースに袖を通すルスカだが、背中のボタンが止められない。
「アカツキ~。止めて欲しいのじゃあ」
アカツキは握っていたおにぎりを置いて布で手を拭くと、ルスカの背丈に合わせて屈み、白く透明な肌をした背中をボタンを止めて隠していく。
ついでにと、ルスカの髪をとかし、纏めた髪をアップして後頭部で髪止めで固定してやる。
「出来ましたよ」
「鏡借りてくるのじゃ」
ルスカが宿の主人のもとへと走り出すと、アカツキは濡れた服を拾いアイテムボックスへとしまうのであった。
◇◇◇
食事を摂ったあと少し休憩したアカツキ達は、宿に泊まることなく出発する。
馬も元気を取り戻し軽快に旅を続ける。
街道に入ると、行き交う人も増えてきて首都グランツリーが近いことを指し示す。
「アカツキ! 見えたのじゃ」
街道を北へと進み始めてから数時間。ようやくグランツリーにある城の先端が見えてきた。
最初に来た時は、貴族街と一般の街との境界線にあった城壁は取り除かれて、今まで無かった真っ白な外壁が首都全体を取り囲む。
魔王もおらず、時折魔物が現れるくらいではあるが、それでも万が一に備えて作られた外壁。
門の前には、街へ入る為の行列が出来ていた。
「随分と厳重ですね」
「そうじゃの。言われてみれば確かに」
一人一人丁寧に荷物検査を行っている。当たり前といえば当たり前の行動ではあるのだが。アカツキ達の番になり門番二人がアカツキへ付く。
「次! 何処から来た?」
「グルメール王国のリンドウの街からです。何かあったのですか?」
「数日前に城に泥棒がな。捕まえはしたのだが、牢から逃げられてしまってな。ところで、お前たち荷物は? まさか手ぶらで砂漠を越えたのか?」
「ええ、まぁそうです。問題でも?」
「一応聞くが、変わった紋様のメダルとかは、持っていないか?」
「メダル……ですか? いえ」
「そうか。よし、通れ」
アカツキ達は何事も無かったように門を通ると大通りから脇に逸れて小道へと
入る。
「ルスカ。もしかして……」
「うむ。リンドウの街と状況が似ておるのじゃ。泥棒、牢から居なくなる、紋様の入ったメダル……急いで城に行ったほうがよいのじゃ」
アカツキ達は馬を返して大通りに戻り一路城を目指す。
王国の首都でありその中心である城。もちろん、ここにも警戒する門番が多数いた。
「止まれ! 何のようだ!」
「私はアカツキ・タシロ。この子はルスカです。急ぎイミル女王に二人が来たと伝えてください」
「女王様にだぁ……」
門番は、ジロジロとアカツキやルスカを見定める。粘着するような不快な視線。
「アカツキ」
アカツキを見上げるルスカの顔には「ぶっ飛ばしていいか」と書かれており、アカツキは黙って首を横に振る。
「ダメだ、ダメだ。お前らみたいな奴に、会わせる訳にはいかない。帰った、帰った!」
「そうですか。急いでいるって言ったんですがね」
アカツキの背中から五本の翠色の植物の蔦が伸び、門番を弾き飛ばし城門の閂を地面を通り外すと門を押し開けて入っていく。
「お主がやるのじゃな……」
専売特許を取られルスカは何処か寂しそうである。
騒ぎを聞き付け、警備の兵士が集まり出す。
「アカツキさんに、ルスカちゃん! どうして此処に。あっ、兵士の皆さん引いてください。この方々はイミル女王様の友人ですから!」
殺気立つ兵士がアカツキ達を取り囲むも、兵士に紛れて現れたのは、元勇者パーティーの一人、現在実家のあるここグランツリーでシスターとして教会を一手に任されたチェスターである。
「お久しぶりですね、チェスターさん」
「そうですね……って、何で騒ぎの原因が貴方なんですか、アカツキさん!」
「なんじゃ、もしかしてワシかと思ったのか?」
「いえいえ、滅相もない!!」
チェスターは慌てて取り繕い誤魔化すと、兵士に二人が安全だと伝え、自ら城の中へと案内してくれた。
王の間から新たに女王の間らしく、内装には花などが飾られて女性らしい雰囲気へと変わっていた。
「お久しぶりです、イミル女王陛下」
「ああ、頭を上げてください。それよりも話は兵士から聞きました。もう少し普通に入ってこられないのですか」
「はは。申し訳ない、まぁ、ルスカに城を壊されるよりマシでしょう」
「イミル女王陛下。兵士にもう少しお二人の事を熟知してもらった方がいいかもしれません」
女王として最低限に着飾ったイミルの隣には、元側近であったアデルが立ち進言してきた。アデルは現在女王の配偶者、王配となっていた。
「アデルさん。いや本当に申し訳ない」
アカツキは、少しやり過ぎたかと反省する。
「それで、今日はどうされたのですか」
イミル女王が早速本題へと移ると、アカツキは、リンドウの街の一連を説明するのであった。
「ペッ、ペッ……口に砂が入ったのじゃ」
「もっと口元まで覆ってください」
二人は月の無い暗い砂漠をひたすら休まずに進んでいく。人通りが増えたとはいえ、やはり砂漠を進むには危険が伴い、すれ違う人は、少ない。
それでも、たまにすれ違う人がいるのは、平和な証。
アカツキもルスカも、今回の事は杞憂に終わって欲しいと願っていた。
夜通し進むも広大な砂漠。日は徐々に真上へと昇り始めていた。
それでも毛布は砂埃を防ぐのと、直接日光を受けないように被るしかない。
日が昇ると何度か岩場で休憩を挟みながら水分を摂取する。
「あれ、確かこの辺りでしたよね。ルスカと出会ったのは」
「違うのじゃ、もっと東のはずじゃ」
「いえいえ、ほらあの岩場。出会ってすっぽんぽんだったルスカを連れて行った岩場ですよ。あの形、覚えてますよ」
「うっ……そ、それは忘れて欲しいのじゃ。いや、しかしあんな岩場だったかのぉ」
二人が出会い約二年。短くも長い時間一緒にいたことを二人は懐かしみながら旅を続けるのであった。
◇◇◇
ザンバラ砂漠を抜けた後、アカツキ達はグランツ王国へ入ると首都のグランツリーへ向かう前に、新しく出来た街へと入っていった。
まだ名前すらない、この街はグランツ王国とグルメール王国の両国の協力で完成したばかり。
砂漠を進む旅人にとって、起点となる街なのだ。
砂漠を進み疲れ果てた馬を休ませる為に、宿をとり馬に水を与える。
「初めての旅、お疲れ様なのじゃ。あと少し、よろしくなのじゃ」
砂だらけの馬体をルスカは掃除をしていく。その間、アカツキは宿の台所を借りてご飯を作っていた。
「アカツキ、終わったのじゃあ」
「着替えそこに置いてますからね」
案の定、水浸しのルスカを予想していたアカツキは、椅子の上にルスカの着替えを一式用意していた。
濡れた服を床に置き、すっぽんぽんになったルスカは新しい服へ着替える。
「アカツキ。この服は……」
熊ちゃん印のパンツを履いたルスカは、真っ白なワンピースを手にして困惑する。旅をする衣服ではないし、まだ、弥生が妊娠中にルスカに買ったお出掛け用で、ルスカ自身もすぐ汚してしまうので、あまり着たことは無いものであった。
「どのみちグランツリーに行けば、すぐにイミル女王と会うのですから、我慢してください」
「そうじゃが……」
渋々白のワンピースに袖を通すルスカだが、背中のボタンが止められない。
「アカツキ~。止めて欲しいのじゃあ」
アカツキは握っていたおにぎりを置いて布で手を拭くと、ルスカの背丈に合わせて屈み、白く透明な肌をした背中をボタンを止めて隠していく。
ついでにと、ルスカの髪をとかし、纏めた髪をアップして後頭部で髪止めで固定してやる。
「出来ましたよ」
「鏡借りてくるのじゃ」
ルスカが宿の主人のもとへと走り出すと、アカツキは濡れた服を拾いアイテムボックスへとしまうのであった。
◇◇◇
食事を摂ったあと少し休憩したアカツキ達は、宿に泊まることなく出発する。
馬も元気を取り戻し軽快に旅を続ける。
街道に入ると、行き交う人も増えてきて首都グランツリーが近いことを指し示す。
「アカツキ! 見えたのじゃ」
街道を北へと進み始めてから数時間。ようやくグランツリーにある城の先端が見えてきた。
最初に来た時は、貴族街と一般の街との境界線にあった城壁は取り除かれて、今まで無かった真っ白な外壁が首都全体を取り囲む。
魔王もおらず、時折魔物が現れるくらいではあるが、それでも万が一に備えて作られた外壁。
門の前には、街へ入る為の行列が出来ていた。
「随分と厳重ですね」
「そうじゃの。言われてみれば確かに」
一人一人丁寧に荷物検査を行っている。当たり前といえば当たり前の行動ではあるのだが。アカツキ達の番になり門番二人がアカツキへ付く。
「次! 何処から来た?」
「グルメール王国のリンドウの街からです。何かあったのですか?」
「数日前に城に泥棒がな。捕まえはしたのだが、牢から逃げられてしまってな。ところで、お前たち荷物は? まさか手ぶらで砂漠を越えたのか?」
「ええ、まぁそうです。問題でも?」
「一応聞くが、変わった紋様のメダルとかは、持っていないか?」
「メダル……ですか? いえ」
「そうか。よし、通れ」
アカツキ達は何事も無かったように門を通ると大通りから脇に逸れて小道へと
入る。
「ルスカ。もしかして……」
「うむ。リンドウの街と状況が似ておるのじゃ。泥棒、牢から居なくなる、紋様の入ったメダル……急いで城に行ったほうがよいのじゃ」
アカツキ達は馬を返して大通りに戻り一路城を目指す。
王国の首都でありその中心である城。もちろん、ここにも警戒する門番が多数いた。
「止まれ! 何のようだ!」
「私はアカツキ・タシロ。この子はルスカです。急ぎイミル女王に二人が来たと伝えてください」
「女王様にだぁ……」
門番は、ジロジロとアカツキやルスカを見定める。粘着するような不快な視線。
「アカツキ」
アカツキを見上げるルスカの顔には「ぶっ飛ばしていいか」と書かれており、アカツキは黙って首を横に振る。
「ダメだ、ダメだ。お前らみたいな奴に、会わせる訳にはいかない。帰った、帰った!」
「そうですか。急いでいるって言ったんですがね」
アカツキの背中から五本の翠色の植物の蔦が伸び、門番を弾き飛ばし城門の閂を地面を通り外すと門を押し開けて入っていく。
「お主がやるのじゃな……」
専売特許を取られルスカは何処か寂しそうである。
騒ぎを聞き付け、警備の兵士が集まり出す。
「アカツキさんに、ルスカちゃん! どうして此処に。あっ、兵士の皆さん引いてください。この方々はイミル女王様の友人ですから!」
殺気立つ兵士がアカツキ達を取り囲むも、兵士に紛れて現れたのは、元勇者パーティーの一人、現在実家のあるここグランツリーでシスターとして教会を一手に任されたチェスターである。
「お久しぶりですね、チェスターさん」
「そうですね……って、何で騒ぎの原因が貴方なんですか、アカツキさん!」
「なんじゃ、もしかしてワシかと思ったのか?」
「いえいえ、滅相もない!!」
チェスターは慌てて取り繕い誤魔化すと、兵士に二人が安全だと伝え、自ら城の中へと案内してくれた。
王の間から新たに女王の間らしく、内装には花などが飾られて女性らしい雰囲気へと変わっていた。
「お久しぶりです、イミル女王陛下」
「ああ、頭を上げてください。それよりも話は兵士から聞きました。もう少し普通に入ってこられないのですか」
「はは。申し訳ない、まぁ、ルスカに城を壊されるよりマシでしょう」
「イミル女王陛下。兵士にもう少しお二人の事を熟知してもらった方がいいかもしれません」
女王として最低限に着飾ったイミルの隣には、元側近であったアデルが立ち進言してきた。アデルは現在女王の配偶者、王配となっていた。
「アデルさん。いや本当に申し訳ない」
アカツキは、少しやり過ぎたかと反省する。
「それで、今日はどうされたのですか」
イミル女王が早速本題へと移ると、アカツキは、リンドウの街の一連を説明するのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
捨てられた聖女、自棄になって誘拐されてみたら、なぜか皇太子に溺愛されています
h.h
恋愛
「偽物の聖女であるお前に用はない!」婚約者である王子は、隣に新しい聖女だという女を侍らせてリゼットを睨みつけた。呆然として何も言えず、着の身着のまま放り出されたリゼットは、その夜、謎の男に誘拐される。
自棄なって自ら誘拐犯の青年についていくことを決めたリゼットだったが。連れて行かれたのは、隣国の帝国だった。
しかもなぜか誘拐犯はやけに慕われていて、そのまま皇帝の元へ連れて行かれ━━?
「おかえりなさいませ、皇太子殿下」
「は? 皇太子? 誰が?」
「俺と婚約してほしいんだが」
「はい?」
なぜか皇太子に溺愛されることなったリゼットの運命は……。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
勇者パーティーを追放された俺は辺境の地で魔王に拾われて後継者として育てられる~魔王から教わった美学でメロメロにしてスローライフを満喫する~
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
主人公は、勇者パーティーを追放されて辺境の地へと追放される。
そこで出会った魔族の少女と仲良くなり、彼女と共にスローライフを送ることになる。
しかし、ある日突然現れた魔王によって、俺は後継者として育てられることになる。
そして、俺の元には次々と美少女達が集まってくるのだった……。
ゴミスキル【生態鑑定】で追放された俺、実は動物や神獣の心が分かる最強能力だったので、もふもふ達と辺境で幸せなスローライフを送る
黒崎隼人
ファンタジー
勇者パーティの一員だったカイは、魔物の名前しか分からない【生態鑑定】スキルが原因で「役立たず」の烙印を押され、仲間から追放されてしまう。全てを失い、絶望の中でたどり着いた辺境の森。そこで彼は、自身のスキルが動物や魔物の「心」と意思疎通できる、唯一無二の能力であることに気づく。
森ウサギに衣食住を学び、神獣フェンリルやエンシェントドラゴンと友となり、もふもふな仲間たちに囲まれて、カイの穏やかなスローライフが始まった。彼が作る料理は魔物さえも惹きつけ、何気なく作った道具は「聖者の遺物」として王都を揺るがす。
一方、カイを失った勇者パーティは凋落の一途をたどっていた。自分たちの過ちに気づき、カイを連れ戻そうとする彼ら。しかし、カイの居場所は、もはやそこにはなかった。
これは、一人の心優しき青年が、大切な仲間たちと穏やかな日常を守るため、やがて伝説の「森の聖者」となる、心温まるスローライフファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる