247 / 249
最終章 幼女(ロリ)賢者は、青年と静かに暮らしたいのに
十四話 青年と馬渕、二人の結末は……
しおりを挟む
幾度となく鍔迫り合う音が響く。馬渕の持つ刀は、アカツキが纏った“食らうもの”の力により何度も削り取られていくが、この度に馬渕同様再生させてみせる。
『キリがねぇぞ! アカツキ!!』
今まで黙って見守りを決めていた聖霊王であったが、崩れない拮抗に苛立ち始める。ガロンは、アカツキを乗せたまま馬渕の両腕に注視しながら左右へのフットワークを欠かさない。
聖霊王の苛立ちは、アカツキにも良く分かっていた。このままで、馬渕を押し切れないと。それ故、馬渕を倒す手段はあるものの隙がなく、攻めて攻めて攻めまくることで、その隙を伺っていた。
「ちっ!!」
馬渕は羽を激しく動かし浮上する。離れられると空間固定の格好の的になってしまう。攻めの手を休めないのは、距離を取られるのをアカツキ達が嫌ったのもあった。
「食らえ!!」
馬渕が空いた左手をアカツキに向けると同時に、アカツキの背中から地面へと伸びたエイルの蔦の伸びる勢いとガロンの増した脚力が合わさりその跳躍力は今までとは比較にならない速度で、馬渕の側にまで迫る。
「ちっ!!」
舌打ちしながらアカツキの剣を刀では受け止めずに馬渕は、空いている左腕で受け止めた。当然、左腕は斬られ顔をめるもすぐに刀を薙ぎ払い、アカツキか避けたことで少しだけ空いた距離を利用して、再生したばかりの左腕をアカツキへと向けた。
「今度こそ、捉えた!!」
ニヤリと笑みを見せた馬渕が空間固定を放つ瞬間、アカツキの姿がその場から消える。
「何っ!?」
「私の勝ちです!!」
突如として背後に現れたアカツキを見た時には、間に合わなかった。アカツキは赤黒く染まった剣をこれでもかと振り続けた。
馬渕を細切れにして更にはその一片すらも食らうもので消し飛ばす。全てを無にするために。ほんの僅かでも残せば、馬渕は再生してしまう。その再生速度もルメールを取り入れたからか、ルスカが食らうもので消してしまう速度よりも速い。
「ガロン! 全部消しますよ!!」
『オウッ!!』
ガロンも前足でアカツキが見逃しかねない小さな破片全てを掻き消していく。
「はぁ……はぁ」
『ハァハァ……』
地面へと降り立った頃には馬渕の肉片は一片たりとも残されていなかった。
『勝った……のか?』
『アア、我々ノ勝チダ!』
「……残念ですがまだのようです」
アカツキの見据える先には、心労の色を見せている馬渕が地面に立っていた。
『何故ダ!? 全テ消シタハズ!!』
『いや、そうか。左腕だ! さっきの左腕から再生したのか!?』
「そのようですね。これは方法を変えるしか無さそうです。まとめて一度に消す方法しか……」
「ごちゃごちゃ、誰と相談してやがる! しかし、正直今のは焦ったぞ。左腕が無かったらヤバかった」
一呼吸した馬渕は、焦りの色を失わせ再び鋭い眼光へと戻る。
『そんな方法が!? いや、しかし、それには……』
「はい……それには誰かが……」
『我シカ居ナイダロ、ドウ考エテモ。ココニハ。マァ、良イ。アレハ生カシテオク訳ニハイカナイカラナ』
「……すいません。こんな手しか思い浮かばず」
『フッ……チョットノ間ダケダッタガ、オ前トノ旅、ナカナカ楽シカッタゾ!!』
アカツキを降ろしたガロンは何を思ったのか、一人馬渕へと突撃する。
「私もですよ……ガロン。準備に取りかかります! 聖霊王、補佐の方お願いします!!」
『任せろ!! 特大なのをお見舞いしてやろうぜ!』
最早手は一つしか残されていない。それは“トライアングルイーター”。ルスカが馬渕を黒い三角錐に閉じ込めた魔法である。
本来、魔法を扱えないアカツキにとって、いくらルスカの力を受け継いだとはいえ、不確かなものであることは間違いない。その為に、魔法の源である聖霊の王である聖霊王が補助を買って出た。
問題は時間と馬渕の動きであった。
どうしても詠唱が必要な為に、時間は必要であるし、何より馬渕の動きを止めなくてはならない。以前、アカツキはそれを自らが買って出たのだが、今の馬渕は以前と比べ物にならないくらいに素早い。捕らえられても、その一瞬にしかチャンスはない。それはすなわち、それを買って出たガロンもろとも……ということになってしまう。
ガロンは、左右に飛び跳ねながら馬渕へ迫る。常に腕を注視し、正面に立たないように。ガロンから距離を取ろうと馬渕が舞い上がるのを見て、させまいと体当たりを食らわせ、飛ばせないよう地面に叩きつける。
「ちっ!! 邪魔な犬コロがあ!!」
左腕を向けてきた馬渕の動きを読み、ガロンは横へ大きく飛び跳ねた。
「勘が当たったあ!! もらった!」
どちらに避けるか分からない馬渕であったが、悪運というか、己の勘を頼りに左腕をその場で左側へと動かした。初めからどちらかへ動かすつもりだったのだ。
ガロンは左前足が固定される。しかしガロンにとってそんなことはお構い無しで、力一杯引っ張りながら、残った右前足の爪で切り落とすと、残った足で馬渕へ迫る。
普段の馬渕なら、冷静にここで空へと逃げただろう。しかし、ずっと目を離すことの無かったアカツキの姿が消えたことに一瞬躊躇して、ガロンを固定した事が災いする。
その隙にガロンは馬渕の肩目掛けて、右前足の爪を突き立てることに成功していた。ガロンが固定されたことで、馬渕はすぐには爪から抜け出せなくなってしまう。逃がさない、ガロンの強い意志はちぎれた左前足を動かし、馬渕を抑え更に首もと目掛けて噛みついた。
「ガロン……ありがとうございます」
背後からアカツキの声が聞こえ、馬渕はギョッと目を剥いた。背後に現れたアカツキの周囲には多くの聖霊が我先にと聖霊王の名の元集まっていた。
そして、詠唱が始まる。
“全てを飲み込む常闇よ 汝の力を持って彼かの者の力を喰らい尽くす血気を奪う角錐と成せ”
「これで本当に最後です!! “トライアングルイーター!!”」
アカツキの放った闇の玉は、そこに一緒にいたガロンごと一気に飲み干す。
「田代おおおおおおっ!!!! 貴様ああああああああっ!!!!」
馬渕の断末魔が闇の玉へ飲み込まれすぐに消えてしまう。玉だったものは、三角錐の形を成して、その場に留まる。
今、中の馬渕は、再生と崩壊が続く。流石に速度の上がった再生力をもってしても、一瞬で崩壊してしまっては元も子もない。
『これ、どうするのだ?』
「この地に埋めてしまいましょう」
アカツキは辺りをグルリと伺うが、最早この地に生きている者は、アカツキくらいなもの。
「もう、誰も訪れることはないでしょうから」
エイルの蔦で大地を深く掘り進めると、そこに三角錐を落とし、土をかけて埋め始めた。
「ルスカ……終わりましたよ」
確かに自分の中にルスカを感じ取ることは出来る。しかし、二度とあの笑顔が見れないとなると、寂しさで心が潰されそうになってしまう。
『ちょっといいか?』
「人がセンチになっているときに……なんですか?」
『俺達、ここからどうやって帰るんだ?』
「…………あ」
街も人もなく、ポツンと大地に立つアカツキに、ぴゅーっと冷たい風が吹いた。
『キリがねぇぞ! アカツキ!!』
今まで黙って見守りを決めていた聖霊王であったが、崩れない拮抗に苛立ち始める。ガロンは、アカツキを乗せたまま馬渕の両腕に注視しながら左右へのフットワークを欠かさない。
聖霊王の苛立ちは、アカツキにも良く分かっていた。このままで、馬渕を押し切れないと。それ故、馬渕を倒す手段はあるものの隙がなく、攻めて攻めて攻めまくることで、その隙を伺っていた。
「ちっ!!」
馬渕は羽を激しく動かし浮上する。離れられると空間固定の格好の的になってしまう。攻めの手を休めないのは、距離を取られるのをアカツキ達が嫌ったのもあった。
「食らえ!!」
馬渕が空いた左手をアカツキに向けると同時に、アカツキの背中から地面へと伸びたエイルの蔦の伸びる勢いとガロンの増した脚力が合わさりその跳躍力は今までとは比較にならない速度で、馬渕の側にまで迫る。
「ちっ!!」
舌打ちしながらアカツキの剣を刀では受け止めずに馬渕は、空いている左腕で受け止めた。当然、左腕は斬られ顔をめるもすぐに刀を薙ぎ払い、アカツキか避けたことで少しだけ空いた距離を利用して、再生したばかりの左腕をアカツキへと向けた。
「今度こそ、捉えた!!」
ニヤリと笑みを見せた馬渕が空間固定を放つ瞬間、アカツキの姿がその場から消える。
「何っ!?」
「私の勝ちです!!」
突如として背後に現れたアカツキを見た時には、間に合わなかった。アカツキは赤黒く染まった剣をこれでもかと振り続けた。
馬渕を細切れにして更にはその一片すらも食らうもので消し飛ばす。全てを無にするために。ほんの僅かでも残せば、馬渕は再生してしまう。その再生速度もルメールを取り入れたからか、ルスカが食らうもので消してしまう速度よりも速い。
「ガロン! 全部消しますよ!!」
『オウッ!!』
ガロンも前足でアカツキが見逃しかねない小さな破片全てを掻き消していく。
「はぁ……はぁ」
『ハァハァ……』
地面へと降り立った頃には馬渕の肉片は一片たりとも残されていなかった。
『勝った……のか?』
『アア、我々ノ勝チダ!』
「……残念ですがまだのようです」
アカツキの見据える先には、心労の色を見せている馬渕が地面に立っていた。
『何故ダ!? 全テ消シタハズ!!』
『いや、そうか。左腕だ! さっきの左腕から再生したのか!?』
「そのようですね。これは方法を変えるしか無さそうです。まとめて一度に消す方法しか……」
「ごちゃごちゃ、誰と相談してやがる! しかし、正直今のは焦ったぞ。左腕が無かったらヤバかった」
一呼吸した馬渕は、焦りの色を失わせ再び鋭い眼光へと戻る。
『そんな方法が!? いや、しかし、それには……』
「はい……それには誰かが……」
『我シカ居ナイダロ、ドウ考エテモ。ココニハ。マァ、良イ。アレハ生カシテオク訳ニハイカナイカラナ』
「……すいません。こんな手しか思い浮かばず」
『フッ……チョットノ間ダケダッタガ、オ前トノ旅、ナカナカ楽シカッタゾ!!』
アカツキを降ろしたガロンは何を思ったのか、一人馬渕へと突撃する。
「私もですよ……ガロン。準備に取りかかります! 聖霊王、補佐の方お願いします!!」
『任せろ!! 特大なのをお見舞いしてやろうぜ!』
最早手は一つしか残されていない。それは“トライアングルイーター”。ルスカが馬渕を黒い三角錐に閉じ込めた魔法である。
本来、魔法を扱えないアカツキにとって、いくらルスカの力を受け継いだとはいえ、不確かなものであることは間違いない。その為に、魔法の源である聖霊の王である聖霊王が補助を買って出た。
問題は時間と馬渕の動きであった。
どうしても詠唱が必要な為に、時間は必要であるし、何より馬渕の動きを止めなくてはならない。以前、アカツキはそれを自らが買って出たのだが、今の馬渕は以前と比べ物にならないくらいに素早い。捕らえられても、その一瞬にしかチャンスはない。それはすなわち、それを買って出たガロンもろとも……ということになってしまう。
ガロンは、左右に飛び跳ねながら馬渕へ迫る。常に腕を注視し、正面に立たないように。ガロンから距離を取ろうと馬渕が舞い上がるのを見て、させまいと体当たりを食らわせ、飛ばせないよう地面に叩きつける。
「ちっ!! 邪魔な犬コロがあ!!」
左腕を向けてきた馬渕の動きを読み、ガロンは横へ大きく飛び跳ねた。
「勘が当たったあ!! もらった!」
どちらに避けるか分からない馬渕であったが、悪運というか、己の勘を頼りに左腕をその場で左側へと動かした。初めからどちらかへ動かすつもりだったのだ。
ガロンは左前足が固定される。しかしガロンにとってそんなことはお構い無しで、力一杯引っ張りながら、残った右前足の爪で切り落とすと、残った足で馬渕へ迫る。
普段の馬渕なら、冷静にここで空へと逃げただろう。しかし、ずっと目を離すことの無かったアカツキの姿が消えたことに一瞬躊躇して、ガロンを固定した事が災いする。
その隙にガロンは馬渕の肩目掛けて、右前足の爪を突き立てることに成功していた。ガロンが固定されたことで、馬渕はすぐには爪から抜け出せなくなってしまう。逃がさない、ガロンの強い意志はちぎれた左前足を動かし、馬渕を抑え更に首もと目掛けて噛みついた。
「ガロン……ありがとうございます」
背後からアカツキの声が聞こえ、馬渕はギョッと目を剥いた。背後に現れたアカツキの周囲には多くの聖霊が我先にと聖霊王の名の元集まっていた。
そして、詠唱が始まる。
“全てを飲み込む常闇よ 汝の力を持って彼かの者の力を喰らい尽くす血気を奪う角錐と成せ”
「これで本当に最後です!! “トライアングルイーター!!”」
アカツキの放った闇の玉は、そこに一緒にいたガロンごと一気に飲み干す。
「田代おおおおおおっ!!!! 貴様ああああああああっ!!!!」
馬渕の断末魔が闇の玉へ飲み込まれすぐに消えてしまう。玉だったものは、三角錐の形を成して、その場に留まる。
今、中の馬渕は、再生と崩壊が続く。流石に速度の上がった再生力をもってしても、一瞬で崩壊してしまっては元も子もない。
『これ、どうするのだ?』
「この地に埋めてしまいましょう」
アカツキは辺りをグルリと伺うが、最早この地に生きている者は、アカツキくらいなもの。
「もう、誰も訪れることはないでしょうから」
エイルの蔦で大地を深く掘り進めると、そこに三角錐を落とし、土をかけて埋め始めた。
「ルスカ……終わりましたよ」
確かに自分の中にルスカを感じ取ることは出来る。しかし、二度とあの笑顔が見れないとなると、寂しさで心が潰されそうになってしまう。
『ちょっといいか?』
「人がセンチになっているときに……なんですか?」
『俺達、ここからどうやって帰るんだ?』
「…………あ」
街も人もなく、ポツンと大地に立つアカツキに、ぴゅーっと冷たい風が吹いた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
捨てられた聖女、自棄になって誘拐されてみたら、なぜか皇太子に溺愛されています
h.h
恋愛
「偽物の聖女であるお前に用はない!」婚約者である王子は、隣に新しい聖女だという女を侍らせてリゼットを睨みつけた。呆然として何も言えず、着の身着のまま放り出されたリゼットは、その夜、謎の男に誘拐される。
自棄なって自ら誘拐犯の青年についていくことを決めたリゼットだったが。連れて行かれたのは、隣国の帝国だった。
しかもなぜか誘拐犯はやけに慕われていて、そのまま皇帝の元へ連れて行かれ━━?
「おかえりなさいませ、皇太子殿下」
「は? 皇太子? 誰が?」
「俺と婚約してほしいんだが」
「はい?」
なぜか皇太子に溺愛されることなったリゼットの運命は……。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
勇者パーティーを追放された俺は辺境の地で魔王に拾われて後継者として育てられる~魔王から教わった美学でメロメロにしてスローライフを満喫する~
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
主人公は、勇者パーティーを追放されて辺境の地へと追放される。
そこで出会った魔族の少女と仲良くなり、彼女と共にスローライフを送ることになる。
しかし、ある日突然現れた魔王によって、俺は後継者として育てられることになる。
そして、俺の元には次々と美少女達が集まってくるのだった……。
ゴミスキル【生態鑑定】で追放された俺、実は動物や神獣の心が分かる最強能力だったので、もふもふ達と辺境で幸せなスローライフを送る
黒崎隼人
ファンタジー
勇者パーティの一員だったカイは、魔物の名前しか分からない【生態鑑定】スキルが原因で「役立たず」の烙印を押され、仲間から追放されてしまう。全てを失い、絶望の中でたどり着いた辺境の森。そこで彼は、自身のスキルが動物や魔物の「心」と意思疎通できる、唯一無二の能力であることに気づく。
森ウサギに衣食住を学び、神獣フェンリルやエンシェントドラゴンと友となり、もふもふな仲間たちに囲まれて、カイの穏やかなスローライフが始まった。彼が作る料理は魔物さえも惹きつけ、何気なく作った道具は「聖者の遺物」として王都を揺るがす。
一方、カイを失った勇者パーティは凋落の一途をたどっていた。自分たちの過ちに気づき、カイを連れ戻そうとする彼ら。しかし、カイの居場所は、もはやそこにはなかった。
これは、一人の心優しき青年が、大切な仲間たちと穏やかな日常を守るため、やがて伝説の「森の聖者」となる、心温まるスローライフファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる