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第四章ー未来へー
オードリック=モンテルアーノ
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リュカとダレル殿の笑顔のやり取りを目の当たりにして怖くなったのか、ナディアが俺の服の裾をギュッと握っている。
ー可愛いー
きっと、本人は無意識だろう。
“魔道士ナディア”
平民でスフィール領の役所勤めの、ただの女魔道士だった彼女を見付けたのは、オスニエルだった。
もともと、そこには“褐色の魔道士”ダレル殿が居る為、魔道士入門試験にかこつけて、オスニエルがそこに試験官として行く予定だった。新年度から城付きになるリゼット=ディシリスと会う為もあったが……。
ダレル殿は、魔道士としては国一番の魔道士だ。2年毎に行われる魔道士入門試験の時に、「城付きに戻らないか?」と、打診し続けてはいるが、ダレル殿は決して首を縦に振る事はなかった。
「リゼット=ディシリス嬢は、私の理想とする女性だった!」
と、嬉しそうにスフィール領から帰って来たオスニエル。
「それと、面白い子も見付けたよ。」
“面白い子”
それが、ナディアだった。
なんでも、魔力量が多いが、大きな魔法は使えない。使えないけど持続が半端なく、魔力の使い方に無駄がない。魔法を展開、発動するタイミングが完璧らしい。その上、褐色の魔道士であるダレル殿が、目をかけていると言う。
そんな彼女に初めて会ったのは、王城の図書館だった。リュカの悪戯めいた思いつきで、図書館に来ていると言う彼女に突撃する事になったのだ。
確かに、ナディアは面白い子だった。
容姿は至って普通。茶色い髪に浅葱色の瞳。
自他ともに認めるイケメンのオスニエルに対してニコリともせず、寧ろ敵意?のようなものを向けていた。その上、王太子のリュカを目にした時の、あの嫌そうな顔は何とも面白いものだった。勿論、その後に挨拶をした俺の事も、拒否感満載だった事は、いっその事清々しかった。
それからも、時々城内で見掛けるナディアを、ついつい目で追ってしまっていた。彼女は本に集中し過ぎて全く気付いてはいなかったが、図書館に居る令息や騎士達が、彼女に好意の目を向けていた。それが、何となく気に食わなかった。
それから、アルビーやオスニエルのトラブルでナディアとの接点が増えた事で、彼女を近くで見ているうちに、“面白い”から“可愛い”が増えていった。
俺が何をしても言っても拒否感を表し、何かと逃げようとする。逃げられると追いたくなるもので……ある意味、ナディアは自分で自分の首を締めていた。
“貴族相手には断れません”なんて、しょっちゅう顔に出ていた。そんな顔でさえ、可愛く見えてしまうのだから、俺はかなりナディアの事を好ましく思っているのだろう。
ナディアの様なタイプは、ゆっくり攻めて行く方が良いだろう。ナディア本人は、後からゆっくり攻めていくとして……
「問題は、俺の周りに来る令嬢と、ナディアを見ている令息達か──」
と、俺は、やるべき事の優先順位を決めてから行動に移した。
外堀は完璧。後はナディアだけとなった。
その頃には、ナディアも“ツン”だけではなく、たまに、極々たまに“デレ”があり、それがまた更に可愛い。
不安になった時に俺に視線を向けるナディア。
“大丈夫だ”と視線を返せば、ホッとしたように表情を緩めるナディアを、ついつい抱き寄せたくなるのを我慢する。
まさか、昨日は、ナディアが俺の腕の中に身を寄せて来るなんて……全く思ってもみなかった。冗談のつもりで広げた両手だった。
30にもなって、20の娘にしてやられるとは…それでも、ナディアにやられるなら……
ーやぶさかではないー
ナディアになら、いつでもやられても構わない。もっと甘えて欲しいし、甘やかせたい───のに、ナディアは甘える事はしない。
俺の次の目標は……ナディアを甘やかせて……溺愛?する事…だろうか?
『え?溺愛なんて要りませんよ?』
なんて言われるだろうけど。
その前に───
ナディアを、スフィール領に帰らせないようにするには、どうすれば良いか─だ。
今年度中は、学園での助手の契約があるから、それが修了すれば、王都に居る必要が無くなってしまう。それは、ダレル殿も同じだ。2人がスフィール領に帰ってしまったら……二度と戻って来ない気がする。
未だに俺の服の裾を握って、リュカとダレル殿のやり取りをビクビクしながら見ているナディア。普段の威嚇するようなナディアも可愛いが、震えているナディアもまた、それはそれで可愛い。
ー逃がすつもりはないが、逃げたとしても…追い掛ければ良いか?ー
そんな風に思うのも、きっとナディアにだけだろう。
それに、もう殆ど俺に落ちている─筈だ。
俺の服を握っているナディアの手を握ると、ナディアが初めて、俺の服を握ってしまっていた事に気付いたようで、自分で自分に驚いたように目を見開いた後、「すみません!」と言いながら、顔を真っ赤にしながら俺を見上げて来た。
「───破壊力が…半端なさ過ぎやしないか?」
「破壊…力!?すみません!服がシワシワになっちゃいましたか!?」
何とも見当違いな解釈だ。そこがまた……可愛いところだが──
さて、このツンデレな可愛いナディアを、どうやって俺の中に閉じ込めるか───
「楽しみ…だな?」
と、ニッコリ微笑めば、眉間に皺を寄せて睨まれた。
❋エールを頂き、ありがとうございます❋
✧♪•*¨*•.¸¸♫(。˃ ᵕ ˂ *)♫•*¨*•.¸¸♪✧
ー可愛いー
きっと、本人は無意識だろう。
“魔道士ナディア”
平民でスフィール領の役所勤めの、ただの女魔道士だった彼女を見付けたのは、オスニエルだった。
もともと、そこには“褐色の魔道士”ダレル殿が居る為、魔道士入門試験にかこつけて、オスニエルがそこに試験官として行く予定だった。新年度から城付きになるリゼット=ディシリスと会う為もあったが……。
ダレル殿は、魔道士としては国一番の魔道士だ。2年毎に行われる魔道士入門試験の時に、「城付きに戻らないか?」と、打診し続けてはいるが、ダレル殿は決して首を縦に振る事はなかった。
「リゼット=ディシリス嬢は、私の理想とする女性だった!」
と、嬉しそうにスフィール領から帰って来たオスニエル。
「それと、面白い子も見付けたよ。」
“面白い子”
それが、ナディアだった。
なんでも、魔力量が多いが、大きな魔法は使えない。使えないけど持続が半端なく、魔力の使い方に無駄がない。魔法を展開、発動するタイミングが完璧らしい。その上、褐色の魔道士であるダレル殿が、目をかけていると言う。
そんな彼女に初めて会ったのは、王城の図書館だった。リュカの悪戯めいた思いつきで、図書館に来ていると言う彼女に突撃する事になったのだ。
確かに、ナディアは面白い子だった。
容姿は至って普通。茶色い髪に浅葱色の瞳。
自他ともに認めるイケメンのオスニエルに対してニコリともせず、寧ろ敵意?のようなものを向けていた。その上、王太子のリュカを目にした時の、あの嫌そうな顔は何とも面白いものだった。勿論、その後に挨拶をした俺の事も、拒否感満載だった事は、いっその事清々しかった。
それからも、時々城内で見掛けるナディアを、ついつい目で追ってしまっていた。彼女は本に集中し過ぎて全く気付いてはいなかったが、図書館に居る令息や騎士達が、彼女に好意の目を向けていた。それが、何となく気に食わなかった。
それから、アルビーやオスニエルのトラブルでナディアとの接点が増えた事で、彼女を近くで見ているうちに、“面白い”から“可愛い”が増えていった。
俺が何をしても言っても拒否感を表し、何かと逃げようとする。逃げられると追いたくなるもので……ある意味、ナディアは自分で自分の首を締めていた。
“貴族相手には断れません”なんて、しょっちゅう顔に出ていた。そんな顔でさえ、可愛く見えてしまうのだから、俺はかなりナディアの事を好ましく思っているのだろう。
ナディアの様なタイプは、ゆっくり攻めて行く方が良いだろう。ナディア本人は、後からゆっくり攻めていくとして……
「問題は、俺の周りに来る令嬢と、ナディアを見ている令息達か──」
と、俺は、やるべき事の優先順位を決めてから行動に移した。
外堀は完璧。後はナディアだけとなった。
その頃には、ナディアも“ツン”だけではなく、たまに、極々たまに“デレ”があり、それがまた更に可愛い。
不安になった時に俺に視線を向けるナディア。
“大丈夫だ”と視線を返せば、ホッとしたように表情を緩めるナディアを、ついつい抱き寄せたくなるのを我慢する。
まさか、昨日は、ナディアが俺の腕の中に身を寄せて来るなんて……全く思ってもみなかった。冗談のつもりで広げた両手だった。
30にもなって、20の娘にしてやられるとは…それでも、ナディアにやられるなら……
ーやぶさかではないー
ナディアになら、いつでもやられても構わない。もっと甘えて欲しいし、甘やかせたい───のに、ナディアは甘える事はしない。
俺の次の目標は……ナディアを甘やかせて……溺愛?する事…だろうか?
『え?溺愛なんて要りませんよ?』
なんて言われるだろうけど。
その前に───
ナディアを、スフィール領に帰らせないようにするには、どうすれば良いか─だ。
今年度中は、学園での助手の契約があるから、それが修了すれば、王都に居る必要が無くなってしまう。それは、ダレル殿も同じだ。2人がスフィール領に帰ってしまったら……二度と戻って来ない気がする。
未だに俺の服の裾を握って、リュカとダレル殿のやり取りをビクビクしながら見ているナディア。普段の威嚇するようなナディアも可愛いが、震えているナディアもまた、それはそれで可愛い。
ー逃がすつもりはないが、逃げたとしても…追い掛ければ良いか?ー
そんな風に思うのも、きっとナディアにだけだろう。
それに、もう殆ど俺に落ちている─筈だ。
俺の服を握っているナディアの手を握ると、ナディアが初めて、俺の服を握ってしまっていた事に気付いたようで、自分で自分に驚いたように目を見開いた後、「すみません!」と言いながら、顔を真っ赤にしながら俺を見上げて来た。
「───破壊力が…半端なさ過ぎやしないか?」
「破壊…力!?すみません!服がシワシワになっちゃいましたか!?」
何とも見当違いな解釈だ。そこがまた……可愛いところだが──
さて、このツンデレな可愛いナディアを、どうやって俺の中に閉じ込めるか───
「楽しみ…だな?」
と、ニッコリ微笑めば、眉間に皺を寄せて睨まれた。
❋エールを頂き、ありがとうございます❋
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◇◇◇◇
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