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第一章 アルバ大森林での修行編
第1話 プロローグ
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俺は新堂 あさひ、高校3年生18才。
体型は標準、元々勉強と運動は得意で、活発な少年だったし友達もたくさんいた。
しかし、そんな平穏な日々も突然終わりを迎える。
半年前に幼馴染で恋人だったあかりが突然、交通事故で死んだ。
泣いた。涙が枯れるほど泣いた。しばらく塞ぎ込んだ。あの明るくて、笑顔がとても可愛くて、子供の頃からいつも隣にいて、いつだって俺に笑顔を向けてくれたあかりが死んだ。
それから数ヶ月、俺は塞ぎ込んだ。
あかりのことを忘れることは一生出来ない。でもずっとこのままではいけない。俺が引き篭もっていてもあかりは喜ばない。少しはそう思える様になり、もうすぐ卒業ではあるが学校にも行きだした。
そんな矢先の出来事、その日の帰りもぼーっとあかりの事を考えていた。
信号が赤になっているのも気付かず、道路に出てしまっていた。
「プーーー、プププーーーッ」
トラックのクラクションが鳴る。
目の前にはトラックがいた。
「あっ、俺死んだ」
そう思った。
意識が真っ白になる。
どれくらい時間が経ったのだろうか。
全く分からない。
それから、気付いた時には森の奥深くにいた。
足元には魔法陣のような物が光っている。
「な、なんだ。一体何が起きたんだ?俺は確か……トラックに轢かれて死んだはず」
「こ、ここは一体どこなんだ」
パニクって頭の整理が追いつかない俺にさらに追い打ちをかけるように
『なっ、なにこれ!?これが異世界転移ってやつ!?』
いきなり女性の声が聞こえてきた。
「えっ、誰?なんで頭の中から声が聞こえるんだ?」
『え、私の声が聞こえるの?うそ!信じられない!』
『えっと、あたしは日本に居た時からずっとあなたの中にいたんだけど、誰だろ?あなたの先祖の守護霊かな?私にもわかんないや。あははっ』
最早全く訳がわからない。夢じゃないことはなんとなくわかる。
本当に小説やゲームにある異世界転移なのかもしれないと思った。
「えっ、日本にいた時から、俺の中にいたって?いつから?」
『うん、あさひが生まれた時から。ずっとあさひを見ていたよ』
『ええええっ!?』
『あれ、あさひ!声出さなくても話できるみたいよ。不思議ねえ……』
『いやいやいや、ちょっと待って。それよりも俺の中にずっとあなたがいて、見ていた?そっちの方がずっと不思議だわっっ』
『んー、確かに。私も最初はそう思ってたんだけど、何でかわかんないし、慣れちゃってた。18年もあなたを見ていればね』
『そ、そうなのか。それにしてもその声。とても綺麗な声ですね』
『そう?可愛い声でしょ。エヘンっ』
なぜか誇らしげな女性の声がする。
とりあえずこの変な声の主は一旦置いておくとしよう。
それにしても一体ここはどこなんだ?
森の中のようだが。
辺りを見回してみると、向こうに大きな木造平家の家が一軒だけ見える。
俺はそこに向かって歩き出した。
『ちょい待ち、変な声の主って。あさひ君。聞こえてるんですけどっ!』
『ええええええっ、頭の中で考えてることもわかっちゃうのか?』
『うふふっ、そうよ♪あさひが美味しい物を食べたら、私も美味しいって感じるし、嬉しいことがあれば嬉しいって感じる。辛いことも同じ。何だろう、感覚を共有しているって感じかな。ちなみにエッチなこととかもね………』
最後の方ボソボソと小声で言う謎の女性。
『ま、まじか。俺のプライバシーはいったいどこに………』
などと謎の変な声の主と話をしながら歩いていると、いつの間にかその家の前に着いていた。
突然、ガチャリと家の方から音がして、扉が開いた。
扉の音を聞きドキッとするあさひ。恐る恐る、扉の方を見てみると。
そこにはその家の住人であろう、銀色の長い髪をした見た目には20代前半ぐらいに見える絶世の美女が警戒した様子で家から出てきた。
【ステラ視点】
私の名前はステラ。このアルバ大森林に一人で住んでいる。
突然、見知らぬ気配を感じた私は警戒しながら外の様子を見ることにした。
そこには、この世界では珍しい黒い眼、そして黒い髪をした少年が立っていた。もちろん私はその少年と面識は無い。
その少年は驚いているようだ。
しかし、敵か味方かまだわからない。
私は剣をかまえて様子を見て尋ねる。
「お前は誰だ。なぜここにいる。どこからきたのだ」
私は尋ねた。
少年はすぐには答えない。
しかし、少年をよく見ると両眼がうっすらと金色に光っている。なぜかわからないが、その両眼がとても神々しく感じた。
「俺の名前は新堂あさひです。それ以外の記憶が無いんです。なぜ、ここにいるのか、どこから来たのか、自分でもわかりません。本当です」
「ここはいったいどこなんでしょうか?俺、い、いや僕も気づいたらここにいました」
私は警戒を続けるが、不思議とその少年に悪意を全く感じなかった。
なぜ、こんな森の奥に人が?ここはこんな力の無さそうな少年が一人で来られるような場所ではない。
ここに近づくまで全く気配も無く突然現れた。不思議なことだらけだ。
しかし、その少年は敵対する意思は全く無いようだ。
私はしばらく考えた。
少年は手を挙げたまま固まっている。
そして、私は自分の感性に従った。この少年は危険ではない。まずは事情を聞こう。
「わかりました。とりあえず中に入ってください」
私はかまえを解いて剣を鞘に入れた。
【あさひ視点】
銀色の長い髪をした絶世の美女は警戒を解いてくれたようだ。
あまりにも訳のわからない現状。
突如現れた、頭の中の謎の女性の声。そしてこの家の住人であろう、銀色の長い髪をした絶世の美女。
自分が転移してきたであろうことは咄嗟に隠した。
敵か味方か分からない。全てが分からなすぎる。
とにかく、異世界転移の可能性を隠して、正直に名前以外は全て分からないことを告げた。
美女に連れられて、家の中に入っていく。
「そちらに座ってください」
銀髪の美女は俺にテーブルの方を指して促す。
俺は黙ってそれに従う。
辺りをキョロキョロ見ると、かなりの量の書物が壁面の本棚に所狭しと並んでいる。どの書物も古そうだ。
銀髪の美女は飲み物を二人分用意して、正面の椅子に座った。
「私はステラと申します。この家のご主人様の従者をしている者です。今は留守にしているご主人様に替わり、私がこの家を管理しています。あなたの事情を聞かせてください」
銀髪の美女、ステラさんはそう説明してくれた。
『ほうほう、ステラさん、綺麗で礼儀正しい人ね。ふむふむ。見た感じ20代前半かな。スタイル抜群。あさひ好みね。良かったわね。あさひ♪』
『ごめん、あなたが誰かは分からないが、ちょっと待っててくれ』
頭の中の声はひとまず放置して、目の前のステラさんに集中する。
「改めまして僕は新堂あさひ、と言います。高校三年、いや、18歳です。突然お邪魔して申し訳ありません。
先程も言いましたが、その他の事は何もわからないんです。自分がなぜここにいるのかも。
ここは一体どこなんでしょうか?近くに町や村はありますか?」
俺はとにかくまずは安全な場所に行かなければいけないと思った。
「ここはアルバ大森林と呼ばれている、広大な森林です。一番近くの町でもここからはかなり遠いです。徒歩で森を抜けるのに30日、そこから街道に出るまで5日、街道に出てからさらに20日ほど歩けば町に行けるでしょう。ただし、森には魔物もいますし、ここは迷いの森とも言われています、街道にも森ほどではありませんが、魔物も出ますし、盗賊等もいるでしょう」
そうステラさんは教えてくれる。
町まで步いて約2ヶ月。土地勘も無い。かなり厳しい状況だと俺は感じた。まずいな。どうしたらいいんだろう。不安が押し寄せる。
「もう一つ聞かせてください。あさひ様、あなた様の両眼がうっすらと金色に光っているように見えましたが、何か力があるのでしょうか?もしよろしければ教えていただけますでしょうか?」
「えっ、俺の目。光ってたんですか?そ、それも分かりません。何も分からなくてすいません」
『金色に光ってた?ふむふむ。これはあれね。異世界転移、チートね。あさひ、この世界で「俺強えー」できるわね』
『ぐっ、本当に黙ってくれ。今大事なところなんだ。あとでゆっくり話そう』
『むむっ。それもそうね。はーい。少し黙ってるね』
なんとも軽い感じで返事する謎の声。
ステラさんは何か考えているようだ。そして口を開く。
「あさひ様、申し訳ありませんが、鑑定水晶であなたを見させていただいてもよろしいでしょうか?」
ステラさんは真直ぐにこちらを見て言った。
【次世代ファンタジーカップ】参加しています。大健闘中。信じられません。
応援、よろしくお願いします。
体型は標準、元々勉強と運動は得意で、活発な少年だったし友達もたくさんいた。
しかし、そんな平穏な日々も突然終わりを迎える。
半年前に幼馴染で恋人だったあかりが突然、交通事故で死んだ。
泣いた。涙が枯れるほど泣いた。しばらく塞ぎ込んだ。あの明るくて、笑顔がとても可愛くて、子供の頃からいつも隣にいて、いつだって俺に笑顔を向けてくれたあかりが死んだ。
それから数ヶ月、俺は塞ぎ込んだ。
あかりのことを忘れることは一生出来ない。でもずっとこのままではいけない。俺が引き篭もっていてもあかりは喜ばない。少しはそう思える様になり、もうすぐ卒業ではあるが学校にも行きだした。
そんな矢先の出来事、その日の帰りもぼーっとあかりの事を考えていた。
信号が赤になっているのも気付かず、道路に出てしまっていた。
「プーーー、プププーーーッ」
トラックのクラクションが鳴る。
目の前にはトラックがいた。
「あっ、俺死んだ」
そう思った。
意識が真っ白になる。
どれくらい時間が経ったのだろうか。
全く分からない。
それから、気付いた時には森の奥深くにいた。
足元には魔法陣のような物が光っている。
「な、なんだ。一体何が起きたんだ?俺は確か……トラックに轢かれて死んだはず」
「こ、ここは一体どこなんだ」
パニクって頭の整理が追いつかない俺にさらに追い打ちをかけるように
『なっ、なにこれ!?これが異世界転移ってやつ!?』
いきなり女性の声が聞こえてきた。
「えっ、誰?なんで頭の中から声が聞こえるんだ?」
『え、私の声が聞こえるの?うそ!信じられない!』
『えっと、あたしは日本に居た時からずっとあなたの中にいたんだけど、誰だろ?あなたの先祖の守護霊かな?私にもわかんないや。あははっ』
最早全く訳がわからない。夢じゃないことはなんとなくわかる。
本当に小説やゲームにある異世界転移なのかもしれないと思った。
「えっ、日本にいた時から、俺の中にいたって?いつから?」
『うん、あさひが生まれた時から。ずっとあさひを見ていたよ』
『ええええっ!?』
『あれ、あさひ!声出さなくても話できるみたいよ。不思議ねえ……』
『いやいやいや、ちょっと待って。それよりも俺の中にずっとあなたがいて、見ていた?そっちの方がずっと不思議だわっっ』
『んー、確かに。私も最初はそう思ってたんだけど、何でかわかんないし、慣れちゃってた。18年もあなたを見ていればね』
『そ、そうなのか。それにしてもその声。とても綺麗な声ですね』
『そう?可愛い声でしょ。エヘンっ』
なぜか誇らしげな女性の声がする。
とりあえずこの変な声の主は一旦置いておくとしよう。
それにしても一体ここはどこなんだ?
森の中のようだが。
辺りを見回してみると、向こうに大きな木造平家の家が一軒だけ見える。
俺はそこに向かって歩き出した。
『ちょい待ち、変な声の主って。あさひ君。聞こえてるんですけどっ!』
『ええええええっ、頭の中で考えてることもわかっちゃうのか?』
『うふふっ、そうよ♪あさひが美味しい物を食べたら、私も美味しいって感じるし、嬉しいことがあれば嬉しいって感じる。辛いことも同じ。何だろう、感覚を共有しているって感じかな。ちなみにエッチなこととかもね………』
最後の方ボソボソと小声で言う謎の女性。
『ま、まじか。俺のプライバシーはいったいどこに………』
などと謎の変な声の主と話をしながら歩いていると、いつの間にかその家の前に着いていた。
突然、ガチャリと家の方から音がして、扉が開いた。
扉の音を聞きドキッとするあさひ。恐る恐る、扉の方を見てみると。
そこにはその家の住人であろう、銀色の長い髪をした見た目には20代前半ぐらいに見える絶世の美女が警戒した様子で家から出てきた。
【ステラ視点】
私の名前はステラ。このアルバ大森林に一人で住んでいる。
突然、見知らぬ気配を感じた私は警戒しながら外の様子を見ることにした。
そこには、この世界では珍しい黒い眼、そして黒い髪をした少年が立っていた。もちろん私はその少年と面識は無い。
その少年は驚いているようだ。
しかし、敵か味方かまだわからない。
私は剣をかまえて様子を見て尋ねる。
「お前は誰だ。なぜここにいる。どこからきたのだ」
私は尋ねた。
少年はすぐには答えない。
しかし、少年をよく見ると両眼がうっすらと金色に光っている。なぜかわからないが、その両眼がとても神々しく感じた。
「俺の名前は新堂あさひです。それ以外の記憶が無いんです。なぜ、ここにいるのか、どこから来たのか、自分でもわかりません。本当です」
「ここはいったいどこなんでしょうか?俺、い、いや僕も気づいたらここにいました」
私は警戒を続けるが、不思議とその少年に悪意を全く感じなかった。
なぜ、こんな森の奥に人が?ここはこんな力の無さそうな少年が一人で来られるような場所ではない。
ここに近づくまで全く気配も無く突然現れた。不思議なことだらけだ。
しかし、その少年は敵対する意思は全く無いようだ。
私はしばらく考えた。
少年は手を挙げたまま固まっている。
そして、私は自分の感性に従った。この少年は危険ではない。まずは事情を聞こう。
「わかりました。とりあえず中に入ってください」
私はかまえを解いて剣を鞘に入れた。
【あさひ視点】
銀色の長い髪をした絶世の美女は警戒を解いてくれたようだ。
あまりにも訳のわからない現状。
突如現れた、頭の中の謎の女性の声。そしてこの家の住人であろう、銀色の長い髪をした絶世の美女。
自分が転移してきたであろうことは咄嗟に隠した。
敵か味方か分からない。全てが分からなすぎる。
とにかく、異世界転移の可能性を隠して、正直に名前以外は全て分からないことを告げた。
美女に連れられて、家の中に入っていく。
「そちらに座ってください」
銀髪の美女は俺にテーブルの方を指して促す。
俺は黙ってそれに従う。
辺りをキョロキョロ見ると、かなりの量の書物が壁面の本棚に所狭しと並んでいる。どの書物も古そうだ。
銀髪の美女は飲み物を二人分用意して、正面の椅子に座った。
「私はステラと申します。この家のご主人様の従者をしている者です。今は留守にしているご主人様に替わり、私がこの家を管理しています。あなたの事情を聞かせてください」
銀髪の美女、ステラさんはそう説明してくれた。
『ほうほう、ステラさん、綺麗で礼儀正しい人ね。ふむふむ。見た感じ20代前半かな。スタイル抜群。あさひ好みね。良かったわね。あさひ♪』
『ごめん、あなたが誰かは分からないが、ちょっと待っててくれ』
頭の中の声はひとまず放置して、目の前のステラさんに集中する。
「改めまして僕は新堂あさひ、と言います。高校三年、いや、18歳です。突然お邪魔して申し訳ありません。
先程も言いましたが、その他の事は何もわからないんです。自分がなぜここにいるのかも。
ここは一体どこなんでしょうか?近くに町や村はありますか?」
俺はとにかくまずは安全な場所に行かなければいけないと思った。
「ここはアルバ大森林と呼ばれている、広大な森林です。一番近くの町でもここからはかなり遠いです。徒歩で森を抜けるのに30日、そこから街道に出るまで5日、街道に出てからさらに20日ほど歩けば町に行けるでしょう。ただし、森には魔物もいますし、ここは迷いの森とも言われています、街道にも森ほどではありませんが、魔物も出ますし、盗賊等もいるでしょう」
そうステラさんは教えてくれる。
町まで步いて約2ヶ月。土地勘も無い。かなり厳しい状況だと俺は感じた。まずいな。どうしたらいいんだろう。不安が押し寄せる。
「もう一つ聞かせてください。あさひ様、あなた様の両眼がうっすらと金色に光っているように見えましたが、何か力があるのでしょうか?もしよろしければ教えていただけますでしょうか?」
「えっ、俺の目。光ってたんですか?そ、それも分かりません。何も分からなくてすいません」
『金色に光ってた?ふむふむ。これはあれね。異世界転移、チートね。あさひ、この世界で「俺強えー」できるわね』
『ぐっ、本当に黙ってくれ。今大事なところなんだ。あとでゆっくり話そう』
『むむっ。それもそうね。はーい。少し黙ってるね』
なんとも軽い感じで返事する謎の声。
ステラさんは何か考えているようだ。そして口を開く。
「あさひ様、申し訳ありませんが、鑑定水晶であなたを見させていただいてもよろしいでしょうか?」
ステラさんは真直ぐにこちらを見て言った。
【次世代ファンタジーカップ】参加しています。大健闘中。信じられません。
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