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第三章 地下迷宮挑戦編
第103-2話 世界最強と呼ばれた竜騎士オスカー5
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◆◇◆
随分懐かしいことを思い出してしまった。
「ゴホッ、ゴホッ、ガハッ、はあはあはあ」
ルナは出会った時は盲目だった。幸い、ソフィアが治すことができた。
アレクとの出会いは最悪だった。奴とは出会った日から殴り合ったな。
あの野郎、ちょこまかちょこまか動きやがって、瞬間移動だと。反則にも程がある。俺様の拳がちっとも当たりやしねえ。俺様の体力と奴の魔力が尽きるまで殴り合ったな……懐かしい。
ステラの剣術の技術、あまりの美しさには驚いた。ステラばかり見てたらアメリアによく叱られたな。
ルナの成長は凄まじかった。これが勇者かと思いしらされたもんだ。無口で皆に素直な癖に、やたら俺様だけには生意気な娘だったな。アレクに懐いていたな……ふふふ。
アレクよ。またお前と酒が飲みたかった。お前と飲む酒は最高だった。
そういえば、よく一緒に女性陣の風呂覗きに行ったな。あの野郎、バレそうになるといつも一人でテレポートで逃げやがって。
バレて半殺しにされるのはいつも俺様だけだ。
覗きは結局一回も成功しなかった。こんなに早く死ぬなら気合い入れて全員の裸見とくべきだったな。アメリアもソフィアもステラもエマもみんな良い女だ。くくくっ、後悔しても遅いか。
孤児だった俺が一国の王様か。ミックさんとジーナさんは元気にしているだろうか。俺の人生が素晴らしいものになったのはあの二人のおかげだ。感謝しかない。
バハナーガは三年前に竜王の元に行ったな。しばらくは竜王の側にいる為、離れられないと言っていた。あいつにも感謝だ。
思えば、俺は素晴らしい出会いに恵まれた。
………
悪くない。悪くない人生だった………
ただ、悔いが残る事はある。
アメリア、ソフィア、ルイス、ルーシー。すまない。お前達を守り続けることができなかった。
それだけが心残りだ…………
アレク、ルナ、ステラ。アメリア達を任せだぞ。お前達ならきっと…………
ふふ……最も信頼できる勇者と魔王に後を任せられるんだ。これ以上安心できることなんてないな…………
……………………
……………………
(オスカー、あさひがあなたの病気に気付いたわ)
アメリアから念話がきた。
(な、なぜだ、どうやって!?)
(あさひはアレクよ。特別よ。隠し通せるわけがない。これからあなたを治しに行くと言ってるわ)
(無理だ。いくらあさひとユヅキでも治す事は不可能だ。ゴホッ、ゴホッ)
(私は二人を信じるわ。あなたは治る。アレクは、あさひは『奇跡の子』よ。とにかく行くから、準備してて)
(ああ、わかった)
ちっ、せっかく懐かしい思い出に浸って良い気分だったのに。まぁ、いい。
これがあいつらに会える最後かもしれん。
俺は重い体を起こす。体中に激しい痛みが生じる。ぐっ。
こんな顔は奴らには見せられん。
俺は着替えてあさひ達が来るのを待った。
随分懐かしいことを思い出してしまった。
「ゴホッ、ゴホッ、ガハッ、はあはあはあ」
ルナは出会った時は盲目だった。幸い、ソフィアが治すことができた。
アレクとの出会いは最悪だった。奴とは出会った日から殴り合ったな。
あの野郎、ちょこまかちょこまか動きやがって、瞬間移動だと。反則にも程がある。俺様の拳がちっとも当たりやしねえ。俺様の体力と奴の魔力が尽きるまで殴り合ったな……懐かしい。
ステラの剣術の技術、あまりの美しさには驚いた。ステラばかり見てたらアメリアによく叱られたな。
ルナの成長は凄まじかった。これが勇者かと思いしらされたもんだ。無口で皆に素直な癖に、やたら俺様だけには生意気な娘だったな。アレクに懐いていたな……ふふふ。
アレクよ。またお前と酒が飲みたかった。お前と飲む酒は最高だった。
そういえば、よく一緒に女性陣の風呂覗きに行ったな。あの野郎、バレそうになるといつも一人でテレポートで逃げやがって。
バレて半殺しにされるのはいつも俺様だけだ。
覗きは結局一回も成功しなかった。こんなに早く死ぬなら気合い入れて全員の裸見とくべきだったな。アメリアもソフィアもステラもエマもみんな良い女だ。くくくっ、後悔しても遅いか。
孤児だった俺が一国の王様か。ミックさんとジーナさんは元気にしているだろうか。俺の人生が素晴らしいものになったのはあの二人のおかげだ。感謝しかない。
バハナーガは三年前に竜王の元に行ったな。しばらくは竜王の側にいる為、離れられないと言っていた。あいつにも感謝だ。
思えば、俺は素晴らしい出会いに恵まれた。
………
悪くない。悪くない人生だった………
ただ、悔いが残る事はある。
アメリア、ソフィア、ルイス、ルーシー。すまない。お前達を守り続けることができなかった。
それだけが心残りだ…………
アレク、ルナ、ステラ。アメリア達を任せだぞ。お前達ならきっと…………
ふふ……最も信頼できる勇者と魔王に後を任せられるんだ。これ以上安心できることなんてないな…………
……………………
……………………
(オスカー、あさひがあなたの病気に気付いたわ)
アメリアから念話がきた。
(な、なぜだ、どうやって!?)
(あさひはアレクよ。特別よ。隠し通せるわけがない。これからあなたを治しに行くと言ってるわ)
(無理だ。いくらあさひとユヅキでも治す事は不可能だ。ゴホッ、ゴホッ)
(私は二人を信じるわ。あなたは治る。アレクは、あさひは『奇跡の子』よ。とにかく行くから、準備してて)
(ああ、わかった)
ちっ、せっかく懐かしい思い出に浸って良い気分だったのに。まぁ、いい。
これがあいつらに会える最後かもしれん。
俺は重い体を起こす。体中に激しい痛みが生じる。ぐっ。
こんな顔は奴らには見せられん。
俺は着替えてあさひ達が来るのを待った。
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