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12月25日 ディナー
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ディナー券は、アミューズメントパークに付属しているホテルのレストラン利用券だった。豪華な西洋風のロビーを歩き、レストランへと向かう。薄暗いオレンジの照明に、夜景が見える席に案内された。バイキングスタイルで、少し遠いところにステーキやスパゲッティ、焼き魚に寿司など和洋問わず所狭しと並べられている。
「夕音が先に行ってきて。僕はここで荷物番してる」
「え」
「僕は食べるものだいたい決まっちゃってるし、夕音はいっぱい悩むでしょ?ゆっくり好きなもの取っておいで」
「…わかった。ありがとう」
羅樹に促され、私が先に取りに行くことになった。トレーに皿を乗せ、洋風のものを中心に取っていく。好きなものばかりを取っていると栄養が偏りそうなので適度に野菜も盛り付け、自分専用のディナーを完成させていく。バイキングはなかなかに広くて、進むほどに美味しそうなものが現れる。ちょっと取りすぎてしまった気がするが、まぁ歩き回って疲れた分の体力回復ということで。デザートは後で取ろうと、飲み物にメロンソーダを取って席に戻る。ぼんやりと夜景を眺めている羅樹がいた。
「取ってきたよ。行ってらっしゃい」
「あ、本当?美味しそうだね。それじゃあ僕も取ってくるよ」
羅樹が立ち上がるのと同時に私もトレーを置き、席に着く。夜景が背中側なのが少し残念だ。
「あ、先食べててね。冷めちゃうともったいないから」
「え、うん。わかった」
さっきから私の考えが読まれている気がする。私が気を遣わないように気を遣ってくれているというか、ややこしいが単純に言うと、私が楽しめるよう配慮してくれているようだった。羅樹の背中を見送り、プチトマトを口に含む。
そんな優しくされたら、ドキドキして目を合わせられないよ。
私の気持ちは届かない。きっと優しさで言ってくれているだけ。私と長い付き合いだから行動が予測出来るが故の言葉。それだけの筈なのに、どうしてこんなに嬉しくて、胸が高鳴るのだろう。
冷めやすいものから手を付け、取った量の少ないものが数種類なくなったときに羅樹は帰ってきた。私が言われた通り食べ始めていたのを見て、にこにこと笑顔を浮かべる。
「いただきます」
そう言って食べ始める。羅樹が取ってきたものは肉類が多く、やはり疲れが溜まっているのだろうの感じた。楽しくても、1日中歩いて遊んでいれば疲労は蓄積するものだ。
これは帰りの電車で寝ちゃうかもな。
無意識に羅樹の行動を予測しながら、食事を楽しむ。私の方が先に食べ終えたのでデザートをいくつか取りに行った。全てがキラキラと光っていて美味しそうだったので、取れるだけ多くの種類を取ってきた。その量に羅樹は目を丸くしていたが、気にしないふりをしてプチケーキやアイスを頬張る。羅樹もチョコフォンデュを子供に混じって楽しみ、マシュマロやシュークリームを味わっていた。
そろそろ、帰る時間だ。
「夕音が先に行ってきて。僕はここで荷物番してる」
「え」
「僕は食べるものだいたい決まっちゃってるし、夕音はいっぱい悩むでしょ?ゆっくり好きなもの取っておいで」
「…わかった。ありがとう」
羅樹に促され、私が先に取りに行くことになった。トレーに皿を乗せ、洋風のものを中心に取っていく。好きなものばかりを取っていると栄養が偏りそうなので適度に野菜も盛り付け、自分専用のディナーを完成させていく。バイキングはなかなかに広くて、進むほどに美味しそうなものが現れる。ちょっと取りすぎてしまった気がするが、まぁ歩き回って疲れた分の体力回復ということで。デザートは後で取ろうと、飲み物にメロンソーダを取って席に戻る。ぼんやりと夜景を眺めている羅樹がいた。
「取ってきたよ。行ってらっしゃい」
「あ、本当?美味しそうだね。それじゃあ僕も取ってくるよ」
羅樹が立ち上がるのと同時に私もトレーを置き、席に着く。夜景が背中側なのが少し残念だ。
「あ、先食べててね。冷めちゃうともったいないから」
「え、うん。わかった」
さっきから私の考えが読まれている気がする。私が気を遣わないように気を遣ってくれているというか、ややこしいが単純に言うと、私が楽しめるよう配慮してくれているようだった。羅樹の背中を見送り、プチトマトを口に含む。
そんな優しくされたら、ドキドキして目を合わせられないよ。
私の気持ちは届かない。きっと優しさで言ってくれているだけ。私と長い付き合いだから行動が予測出来るが故の言葉。それだけの筈なのに、どうしてこんなに嬉しくて、胸が高鳴るのだろう。
冷めやすいものから手を付け、取った量の少ないものが数種類なくなったときに羅樹は帰ってきた。私が言われた通り食べ始めていたのを見て、にこにこと笑顔を浮かべる。
「いただきます」
そう言って食べ始める。羅樹が取ってきたものは肉類が多く、やはり疲れが溜まっているのだろうの感じた。楽しくても、1日中歩いて遊んでいれば疲労は蓄積するものだ。
これは帰りの電車で寝ちゃうかもな。
無意識に羅樹の行動を予測しながら、食事を楽しむ。私の方が先に食べ終えたのでデザートをいくつか取りに行った。全てがキラキラと光っていて美味しそうだったので、取れるだけ多くの種類を取ってきた。その量に羅樹は目を丸くしていたが、気にしないふりをしてプチケーキやアイスを頬張る。羅樹もチョコフォンデュを子供に混じって楽しみ、マシュマロやシュークリームを味わっていた。
そろそろ、帰る時間だ。
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