Lost World ～消えゆく人々～

１話 日常の変化

僕の名前は平野タク。21歳の警察官だ。訳あって仕事には行っていなかったが、最近はいつものように仕事に行っている。そんなある日、

上司A｢知ってるか？最近“変質事件”が起きているって。｣

上司B｢知ってるぜ。なんにしろ俺んちの家の隣の家の人も被害にあってるって。｣

と、上司が言っていた俺はあまり興味がなく、聞き流していた。

違う日の会議中、
課長｢おい平野、この変質事件のチームに入れ。お前くらいの馬鹿でもできる仕事だ。｣

平野｢ぼ、僕がですか!?｣

警官になり、まだ2年目だというのに、急に言われて頭の整理が出来なかった。


会議が終わり、まったりしていたその時。

｢課長が殺されたーっ!!!!!｣

誰かがこう叫び、僕は慌てて声のした方へ向かった。その時、声の聞こえた方から犬がどこかへ走って逃げていた。


杉田｢死んで……いるのか……｣

上司の杉田さんは絶望していた

平野｢一体誰が……｣

僕はここに来た時から何か少し“違和感”を感じていた。すると同僚が

同僚｢これは……犬の糞？｣

それを聞いたほとんどの人が逃げた。後から来た上司の浜宮さんが、

浜宮｢変質事件……なのか？｣

その言葉を聞いた瞬間、ドクっドクっと、心臓の音が聞こえるくらい焦った。この日から僕の本当の警察官生活が始まったのだ……