独身女子の妄想日記

sara

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大好きな先生 Part3

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池ちゃんの前で泣いてから
少し顔を見せづらいかなと思ったが
いつも通り接してくれた

いつも通り友達や家族の愚痴を聞いてくれて
他愛のない話を聞いてくれた
そして池ちゃんと話をして少し吹っ切れたのか
家族と行きたい進路について話が出来た
やはり母親は反対をしたのだが
兄が賛成をしてくれたのだ

「お金の関係で僕は好きなとこに行けんかったけど、今は僕も働いてるしお前は気にせんと好きなとこに行け」

そう行ってくれた
それを聞いても母は反対していたのだが
兄が説得してくれ行けることとなった

「お兄さん話してくれて良かったね」

「うん....まさかそう思ってくれてたとは思わんかった」

「だろうねw沙樹さんの話聞いてる限り反対しそうだもんね」

「そうやってよwwビックリしたww」

「で?一般入試で行くの?」

「いや推薦...勉強嫌いだし先生が推薦で行けるやろって言ってくれた」

「良かったじゃん」

これで卒業までの半年遊んで過ごせそうです

「でもだからって学校サボっちゃダメだからね?」

「え?」

「え?じゃないよwwちゃんと学校に来て授業を受けなさい」

「はぁーいww」

それから学校の間は池ちゃんと話をしたり
愚痴を聞いてもらったりして過ごした
そろそろ卒業を控えた2月頃
その頃には出席日数がヤバイ人だけが出席することになったので
私は学校に行かなくなった
でも池ちゃんとはメアドを交換していたので
バレンタインの日に学校の最寄り駅まで行きチョコを渡してきた

「わざわざゴメンね?」

「いやこちらこそww会わんでも良いのにワガママ言って」

「嬉しいよありがとう」

断ることも出来たはずなのに
池ちゃんは来てくれた
嬉しいとも言ってくれた
その日はそのまま帰りその後もメールをしていた
先生と生徒普通であればこうゆう関係はダメなはずなのに
池ちゃんはワガママを叶えてくれた
それ以上は望まない例え卒業し縁が切れても
今までのことが思い出として残っているから
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