独身女子の妄想日記

sara

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年下君とのお話 Part5

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彼とご飯に行ってから
しばらく経ったある遅番の日

「寿司食いたいよなぁ.....」

「あぁーー良いっすね寿司」

「でももう合う時間ないもんなぁ」

「......行けんことないんすよ」

「はい?」

「10日に大阪にフェス行くんすけど11日に帰ってくるんで夜行けるんすよ」

「君行けても私何よww」

「沙樹さんたしか早遅出っすよね」

「なんで知ってんねんww」

「適当っすww」

「適当かい!!ww」

そんなことを言いながら勤務表を見ると

「夜勤の明けじゃねーかww」

「だから知らないですってww」

「てめー適当にもほどがあるぞww」

「てか11日明けなら余裕で行けますよねww」

「おまえwwww」

「寿司行きますー?ww」

「じゃあ行くか!!!!」

「わぁーーいwwww」

そんな話から1周間
明後日には食べに行く日になる
この日は彼が明日のフェスに行くために頑張って早番をしており
私は遅番をしており食事準備中に彼が流し台の前に座り見守りをしていた

彼は明日大阪のフェスに行くために
始発の高速バスに乗りに1時間半かけて少し都会まで出るという

「明日さぁ.....大阪までバスで行くんやろ?」

「そうです」

「バス停まで車で行くんやんな?」

「はい」

「車何処停めるん?」

「駅裏の大きな駐車場です」

「あぁ......そうか......」

「はいww」

「明後日寿司行くじゃん?」

「はい」

「んで明日と明後日のバス停って食べに行くところの近くじゃん?」

「....?...はい?」

「いやさぁ.....車停めるところお金かかるんやったら送る迎えしようかって思ってんな?」

「マジっすか!!!!!」

「まさかの食い付いたww」

「え?マジっすか!!!!」

「うるせーーwww」

そこまで言うとコールがなり
彼とはちゃんと話ができないまま
時間になり彼はそそくさと帰っていった

........また後でLINEでもいれて話するか
と思っていたら18時頃

[ほんとうですか(唐突)]

[ウケるwwホンマ唐突やなww良いですよー送り迎えいたしますよーーww]

[ばりいい人ですね!!!]

[なにそれww夜勤の日は夜中起きてて午前中に寝るから全然余裕やからいいよwwバスの時間って何時?]

[6時50分発です]

[んじゃあ5時頃にでたら余裕かな?]

[了解しました!!]

[てか起きれるん?]

[寝ません!!!!]

[ウケるわww]

[寝たら起きれへんので寝ません!!!!]

[なるほどねww]

そんなことをLINEしながら
時間を過ごしていた
4時に出て迎えに行く
夜勤だけど彼に会えるならと
少しどころか大分下心がある....

彼との会える時間が今後なくなる
そう思うと少しでもいい
彼との時間が欲しい
そう思う私はやはり彼が好きなのだろうか?
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