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オークリー&カルム
5.中抜き、賄賂にピンハネ
「失礼しました。私はリディア・ポー・・唯のリディア。こっちがセオで彼女はマーサ」
「んで、何でこんなとこに? ここはお嬢が遊びに来るようなとこじゃねえ。道にでも迷ったか?」
リディアが話をしようとするとセオが慌てて話し始める。
「大した理由はなくて、ちょっと港町を覗いてみ「新しい関税について教えて頂けません?」」
ガックリと肩を落とし頭を抱えたセオを横目で見ながら、
「この港に船を着けられるかなって思って、調査に来ましたの。
そうしたら、偶々関税の事で揉めている最中だってお聞きしたものですから」
「いいかお嬢様、こいつは若い貴族のお嬢様には関係ない事だ。
お遊びに付き合ってる暇はねえ。
物見遊山の船なら次期に港を使えるようになる」
レオが冷たく言い放つ。
「商売の船ですの。
だから何に課税するつもりなのかとても気になりますでしょう?」
「お嬢が商売? おままごとの道具でも売るつもりかい」
「まだ何も言えませんの。
この港が商用利用出来るのか、どの位の収容能力があるのか知りたくて」
レオとニールは不審げな顔で暫くリディアを見ていた。
腕を組んだレオが口を開いた。
「そこのにいちゃん、セオっつったっけか。
この惚けたお嬢さんの言う事は本当か?」
「・・本当です。港が落ち着いてから出直すつもりでしたが、残念な事に足止めを食ってしまったので」
ニールが頭をガシガシとかきながら、
「そいつはすまなかったなぁ。
かなり気が立ってたから、金持ちの馬車を見た途端頭に血がのぼっちまって」
レオが席を立って、男達と出て行った。
「取り敢えず食ってくれ。食いながら説明するよ」
「では、遠慮なく。やっぱりお魚料理が多いのですね」
「ああ、魚は苦手かい?」
「好き嫌いはないので大丈夫ですわ。これは鰻ですわね」
「ああ、そっちは虹鱒でこれがブリーク。鯉の仲間だな」
「では、積荷に課税を?」
「ああ、今までは通行と港の使用が課税されてたが今度は積荷に従量制の課税をすると言い出しやがった。そんな事になったら商売にならねえ」
「それは問題だわ。どうしてそんな事を言い出したのかしら」
「この辺りには商人ギルドも職人ギルドもねえからな。
役人がやりたい放題やってる」
「領主様は何も仰いませんの?」
「あのおっさんが役人に全権を任せてるからいけねえんだ。
ちょっと前から随分と忙しくなったらしくてな、港の事は管理局に丸投げしやがった。
んで、奴らはやりたい放題で贅沢しまくってる」
「中抜きですの?」
「賄賂にピンハネ、何でもありだな。
新しい関税だって、領主に報告するかどうか分からんな」
「でも、武力行使は良くありませんわ」
「まぁな、ありゃ唯の威嚇よ。よっぽどじゃなきゃ戦うつも「大変だ! ニール、奴らが港と街道を封鎖しやがった」」
「んで、何でこんなとこに? ここはお嬢が遊びに来るようなとこじゃねえ。道にでも迷ったか?」
リディアが話をしようとするとセオが慌てて話し始める。
「大した理由はなくて、ちょっと港町を覗いてみ「新しい関税について教えて頂けません?」」
ガックリと肩を落とし頭を抱えたセオを横目で見ながら、
「この港に船を着けられるかなって思って、調査に来ましたの。
そうしたら、偶々関税の事で揉めている最中だってお聞きしたものですから」
「いいかお嬢様、こいつは若い貴族のお嬢様には関係ない事だ。
お遊びに付き合ってる暇はねえ。
物見遊山の船なら次期に港を使えるようになる」
レオが冷たく言い放つ。
「商売の船ですの。
だから何に課税するつもりなのかとても気になりますでしょう?」
「お嬢が商売? おままごとの道具でも売るつもりかい」
「まだ何も言えませんの。
この港が商用利用出来るのか、どの位の収容能力があるのか知りたくて」
レオとニールは不審げな顔で暫くリディアを見ていた。
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この惚けたお嬢さんの言う事は本当か?」
「・・本当です。港が落ち着いてから出直すつもりでしたが、残念な事に足止めを食ってしまったので」
ニールが頭をガシガシとかきながら、
「そいつはすまなかったなぁ。
かなり気が立ってたから、金持ちの馬車を見た途端頭に血がのぼっちまって」
レオが席を立って、男達と出て行った。
「取り敢えず食ってくれ。食いながら説明するよ」
「では、遠慮なく。やっぱりお魚料理が多いのですね」
「ああ、魚は苦手かい?」
「好き嫌いはないので大丈夫ですわ。これは鰻ですわね」
「ああ、そっちは虹鱒でこれがブリーク。鯉の仲間だな」
「では、積荷に課税を?」
「ああ、今までは通行と港の使用が課税されてたが今度は積荷に従量制の課税をすると言い出しやがった。そんな事になったら商売にならねえ」
「それは問題だわ。どうしてそんな事を言い出したのかしら」
「この辺りには商人ギルドも職人ギルドもねえからな。
役人がやりたい放題やってる」
「領主様は何も仰いませんの?」
「あのおっさんが役人に全権を任せてるからいけねえんだ。
ちょっと前から随分と忙しくなったらしくてな、港の事は管理局に丸投げしやがった。
んで、奴らはやりたい放題で贅沢しまくってる」
「中抜きですの?」
「賄賂にピンハネ、何でもありだな。
新しい関税だって、領主に報告するかどうか分からんな」
「でも、武力行使は良くありませんわ」
「まぁな、ありゃ唯の威嚇よ。よっぽどじゃなきゃ戦うつも「大変だ! ニール、奴らが港と街道を封鎖しやがった」」
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