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修業編
第53話 オペ
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「おい!大食い糞野郎。何度言えばお前は理解できるのだ。ルシスお姉様のことを呼び捨てにするな」
「1号ちゃん、私は呼び捨てでも良いのです」
1号はトールの怒りの炎に油を注ぐ。それを私は全力で阻止する必要がある。
「私に生命を与えてくださり、妹のように育てくれたルシスお姉様に対する無礼を許すことなどできません」
「ほほう。やっぱりルシスの教育の賜物ってことやな」
「そんなことないのです」
私は恐ろしくてトールの方を見ることができない。
「トール、あなたは大人なんだから、1号ちゃんの言動にいちいち怒らないで。それに今は強くなることが先決よ」
「……そやな。ルシス、この話はまた今度するわ」
「……はい」
ロキの仲裁で私の命は救われた。
「ロキさん、ご案内するのです。あ!大食い糞野郎は反省の色が見られないのでご帰宅をお願いします」
「……」
「トール親分、私が案内するのです」
最初から自分で案内すればよかったと反省する。
「ほんまにアイツは口が悪すぎやろ」
「申し訳ないのです。後できつくお説教をするのです」
私は1号と少し間をあけてお菓子の家へ向かう。
「この荘厳な建物が、偉大なるルシスお姉様がお作りになったお菓子の家なのです」
10分ほどチョコレートの森を歩くと、大きなイチゴのホールケーキが姿を見せる。
「本当にすごい家ね」
「もちろんなのです。壁は生クリームで出来ていますので、お腹が空いたらいつでも食べても良いのです」
お菓子の家は全て食べることができる。1号と2号はゴーレムなので食事を必要としないので食べることはない。
「ロキさん、おひさかたおぶりなのです」
「2号ちゃん、こんにちは」
2号はロキに笑顔で挨拶をする。
「2号、ルシスお姉様がおみえになっています。大食い糞野郎もいるので取り扱いに注意するのです」
「おわかりました」
1号のが先に作られたので先輩風を吹かす。
「2号ちゃん、お部屋を借りるのです」
「ルシスお姉様、お帰りなさいませ。このお家はルシスお姉様のおものなのでおご自由にお使いください」
「ロキお姉ちゃん、トール親分、ゼリーのベットで横になってくださいなのです」
お菓子の家は家具もすべてお菓子で作られている。ベットはオレンジゼリーとコーヒーゼリーの2台を用意してある。2人は私の指示に従ってベットで横になる。
「ひんやりして心地よいわ」
「プルンプルンで気持ちええやん」
さっきまで怒り顔のトールが笑みを浮かべて喜んでいる。その姿を見て私はホッとした。
「準備をするのです」
私は白衣に着替えて青色の手袋をする。もちろん、1号と2号にも白衣を着せる。
「それではオペを始めるのです」
「ルシスちゃん、本当に大丈夫なの」
「ホンマやで。俺たちはこれからどうなるねん」
私が唐突にオペを始めようとしたので2人は混乱している。
「私に任せるのです。お2人は仰向けになってくださいなのです。痛くはありませんので安心するのです」
「……わかったわ」
「好きにせいや」
2人は観念したようだ。
「2号ちゃん、2人のカルテを見せるのです」
「おどうぞなのです」
2号は落書き帳と書かれたノートを私に渡す。
「今から魔石を2分割して、2色の2属性の魔石へ改造するのです。カルテではロキお姉ちゃんは赤色の魔石なのです。ロキお姉ちゃんは炎の魔法を得意としているようなので、赤色と青色の2属性の魔石に改造して、炎と水という相反する力を使えるようにするのです。一方トール親分は緑色の魔石で身体強化を得意としているのです。それなのでトール親分の魔石は緑色と黄色の2属性の魔石に改造しようと思うのです」
私は1色の魔石を4色にする技術を持っている。しかし、いきなり4色にするのは良くない。4色ということは4属性全てに特化した魔法を使うことができるが、魔石と身体への負担は大きい。なので最初は2色の2属性に改造するのが望ましい。それも2人の戦闘スタイルにあった魔石を追加するのが望ましい。私はロキとトールの戦闘を見たことがないので、2号の落書き帳に記された内容から判断した。
「ロキ、ホンマに大丈夫なんか?」
「ルシスちゃんを信じるしかないわね」
2人はベットでお互いの顔を見て不安げな顔をしている。
「2号ちゃん、メス」
「おどうぞ」
2号は私に果物ナイフを渡す。
「それでは今から魔石の魔改造を行うのです」
私は右手に果物ナイフを持って目を輝かせる。
「2号ちゃん、汗」
「はいなのです」
2号は私の額をハンカチで拭く。
「ルシスちゃん、まだなのかしら」
「いつオペをするねん」
なかなかオペをせずにオペのまねごとをしていると感じた2人は不安感が募る。
「お2人ともお静かにしてください。ルシスお姉様のお気がお散るのです」
2号は2人に注意をする。
2人には私が何もしていないように見える。しかし、私は何もしていないわけではなく、オペは順調に行われているのであった。
もうすぐオペは終わるのです。
「1号ちゃん、私は呼び捨てでも良いのです」
1号はトールの怒りの炎に油を注ぐ。それを私は全力で阻止する必要がある。
「私に生命を与えてくださり、妹のように育てくれたルシスお姉様に対する無礼を許すことなどできません」
「ほほう。やっぱりルシスの教育の賜物ってことやな」
「そんなことないのです」
私は恐ろしくてトールの方を見ることができない。
「トール、あなたは大人なんだから、1号ちゃんの言動にいちいち怒らないで。それに今は強くなることが先決よ」
「……そやな。ルシス、この話はまた今度するわ」
「……はい」
ロキの仲裁で私の命は救われた。
「ロキさん、ご案内するのです。あ!大食い糞野郎は反省の色が見られないのでご帰宅をお願いします」
「……」
「トール親分、私が案内するのです」
最初から自分で案内すればよかったと反省する。
「ほんまにアイツは口が悪すぎやろ」
「申し訳ないのです。後できつくお説教をするのです」
私は1号と少し間をあけてお菓子の家へ向かう。
「この荘厳な建物が、偉大なるルシスお姉様がお作りになったお菓子の家なのです」
10分ほどチョコレートの森を歩くと、大きなイチゴのホールケーキが姿を見せる。
「本当にすごい家ね」
「もちろんなのです。壁は生クリームで出来ていますので、お腹が空いたらいつでも食べても良いのです」
お菓子の家は全て食べることができる。1号と2号はゴーレムなので食事を必要としないので食べることはない。
「ロキさん、おひさかたおぶりなのです」
「2号ちゃん、こんにちは」
2号はロキに笑顔で挨拶をする。
「2号、ルシスお姉様がおみえになっています。大食い糞野郎もいるので取り扱いに注意するのです」
「おわかりました」
1号のが先に作られたので先輩風を吹かす。
「2号ちゃん、お部屋を借りるのです」
「ルシスお姉様、お帰りなさいませ。このお家はルシスお姉様のおものなのでおご自由にお使いください」
「ロキお姉ちゃん、トール親分、ゼリーのベットで横になってくださいなのです」
お菓子の家は家具もすべてお菓子で作られている。ベットはオレンジゼリーとコーヒーゼリーの2台を用意してある。2人は私の指示に従ってベットで横になる。
「ひんやりして心地よいわ」
「プルンプルンで気持ちええやん」
さっきまで怒り顔のトールが笑みを浮かべて喜んでいる。その姿を見て私はホッとした。
「準備をするのです」
私は白衣に着替えて青色の手袋をする。もちろん、1号と2号にも白衣を着せる。
「それではオペを始めるのです」
「ルシスちゃん、本当に大丈夫なの」
「ホンマやで。俺たちはこれからどうなるねん」
私が唐突にオペを始めようとしたので2人は混乱している。
「私に任せるのです。お2人は仰向けになってくださいなのです。痛くはありませんので安心するのです」
「……わかったわ」
「好きにせいや」
2人は観念したようだ。
「2号ちゃん、2人のカルテを見せるのです」
「おどうぞなのです」
2号は落書き帳と書かれたノートを私に渡す。
「今から魔石を2分割して、2色の2属性の魔石へ改造するのです。カルテではロキお姉ちゃんは赤色の魔石なのです。ロキお姉ちゃんは炎の魔法を得意としているようなので、赤色と青色の2属性の魔石に改造して、炎と水という相反する力を使えるようにするのです。一方トール親分は緑色の魔石で身体強化を得意としているのです。それなのでトール親分の魔石は緑色と黄色の2属性の魔石に改造しようと思うのです」
私は1色の魔石を4色にする技術を持っている。しかし、いきなり4色にするのは良くない。4色ということは4属性全てに特化した魔法を使うことができるが、魔石と身体への負担は大きい。なので最初は2色の2属性に改造するのが望ましい。それも2人の戦闘スタイルにあった魔石を追加するのが望ましい。私はロキとトールの戦闘を見たことがないので、2号の落書き帳に記された内容から判断した。
「ロキ、ホンマに大丈夫なんか?」
「ルシスちゃんを信じるしかないわね」
2人はベットでお互いの顔を見て不安げな顔をしている。
「2号ちゃん、メス」
「おどうぞ」
2号は私に果物ナイフを渡す。
「それでは今から魔石の魔改造を行うのです」
私は右手に果物ナイフを持って目を輝かせる。
「2号ちゃん、汗」
「はいなのです」
2号は私の額をハンカチで拭く。
「ルシスちゃん、まだなのかしら」
「いつオペをするねん」
なかなかオペをせずにオペのまねごとをしていると感じた2人は不安感が募る。
「お2人ともお静かにしてください。ルシスお姉様のお気がお散るのです」
2号は2人に注意をする。
2人には私が何もしていないように見える。しかし、私は何もしていないわけではなく、オペは順調に行われているのであった。
もうすぐオペは終わるのです。
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