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欲望を秘めた肉体2
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……宿の窓から差し込む朝日がベッドの上に横たわる女の顔を照らしている。
「……なんで……おれ……裸なんだ?」
ジュリアスはベッドから起き上がると、おもむろに自身の胸をさする。
「あっ、あっ痛っ!」
身体中に鋭い痛みが走り……萎んでいた胸が膨らみ始めた。
「……おおっ、また、でかくなってやがる……」
指先で滑らかな弾力ある肌を感じながら、両腕で細く美しい肩を抱く
……汗ばんだ女の身体の香りが鼻の粘膜をくすぐった。
「なんだか、頭がスッキリして、いい気分だぜ」
ジュリアスは鏡の前に立ち、手をゆっくりと下ろし、下腹部に触れる……浮かんでいた淫紋は消えていた。
「また少し背が縮んだか……おっ、おっおお……胸がパンパンに張ってるな……でかいな……我ながら、いい体じゃないか」
脱ぎ捨てられた下着を拾い上げ、胸を両手で押さえつけながら下着を装着していく。
「っく、下着が……きついな……もうちょっと小さくはならんのか?」
汗に濡れた柔らかな乳房を優しく撫でた。
「おっ、おうおう」
両手の中でジュリアスの胸が萎んでいく……。
「おっ!胸の大きさもある程度変えられるのか!こいつはいいぜ!!」
・・・・・・・・・
「……昨日の夜、夢をみたんだ、それで夢の中でサキュバスに襲われてさあ……ん、お前ら、どうしたんだ?」
「……いや、別に」
ディアスが何とも言えない様子でジュリアスの顔を見る。
「押し倒されて、生命力をガンガン吸われてさ、意識が飛びそうだったんだよ
でもよ、ガンガン絞り取られるはずなのに、不思議と体の底からどんどん力が湧き出てくるんだ……それで、なかなか苦しい戦いだったが、何とか奴を屈服させたんだ、最高にいい女の相手ができて、久しぶりに気持ちよかったぜ、いやぁ、凄かった」
「……」
「良くも悪くも、女の身体のことがよくわかるようになったからな
体の奥にまだ余韻が残ってて、前よりも力がみなぎってくる
身体中が熱くて、今すぐ服を脱ぎすてたい気分だ」
ジュリアスはどこか得意げに自身の胸を押さえる。
「……お前ら、どうした?
おれが寝た後、何かあったのか?」
「……アンタ、覚えてないのか?」
「???」
「まあ、よかったんじゃないか、負けたら、精神と肉体を支配されてたかもな」
とアンリ
……三人が村はずれの道を歩いていると、大型の前装式ライフルを背負っていたオーガの女がアンリ達に声をかけてきた。
「ねえ、アンタら魔獣討伐に来たの?」
「ああ、そうだ」
彼女の持つライフルは帝国の技術者ホルスト兄弟が開発したホルスト銃と呼ばれているもので、銃剣での白兵戦に重き置いた堅牢な造りをしており、人間の女性や小柄な男性には重量があるため扱いにくいが、魔術障壁への貫通力が高いため、オーガ達には重宝されている。
「この辺にオーガの集落があるのか?」
「ああ、そうだよ、この辺は昔からオーガが住んでんだよ」
「へえ、そうなのか」
「しかし、人手がない時期にこんな魔獣騒ぎなんて困るよね」
「人手がない?」
「いま、集落の男は出稼ぎに行ってほとんどいないね
腕に自信のある連中は帝国やラディナへ傭兵の仕事に行ったんだ
あたしの弟も帝国北部でエティーレ兵相手に武功をあげるぞって、息まいてたよ」
「……なんで……おれ……裸なんだ?」
ジュリアスはベッドから起き上がると、おもむろに自身の胸をさする。
「あっ、あっ痛っ!」
身体中に鋭い痛みが走り……萎んでいた胸が膨らみ始めた。
「……おおっ、また、でかくなってやがる……」
指先で滑らかな弾力ある肌を感じながら、両腕で細く美しい肩を抱く
……汗ばんだ女の身体の香りが鼻の粘膜をくすぐった。
「なんだか、頭がスッキリして、いい気分だぜ」
ジュリアスは鏡の前に立ち、手をゆっくりと下ろし、下腹部に触れる……浮かんでいた淫紋は消えていた。
「また少し背が縮んだか……おっ、おっおお……胸がパンパンに張ってるな……でかいな……我ながら、いい体じゃないか」
脱ぎ捨てられた下着を拾い上げ、胸を両手で押さえつけながら下着を装着していく。
「っく、下着が……きついな……もうちょっと小さくはならんのか?」
汗に濡れた柔らかな乳房を優しく撫でた。
「おっ、おうおう」
両手の中でジュリアスの胸が萎んでいく……。
「おっ!胸の大きさもある程度変えられるのか!こいつはいいぜ!!」
・・・・・・・・・
「……昨日の夜、夢をみたんだ、それで夢の中でサキュバスに襲われてさあ……ん、お前ら、どうしたんだ?」
「……いや、別に」
ディアスが何とも言えない様子でジュリアスの顔を見る。
「押し倒されて、生命力をガンガン吸われてさ、意識が飛びそうだったんだよ
でもよ、ガンガン絞り取られるはずなのに、不思議と体の底からどんどん力が湧き出てくるんだ……それで、なかなか苦しい戦いだったが、何とか奴を屈服させたんだ、最高にいい女の相手ができて、久しぶりに気持ちよかったぜ、いやぁ、凄かった」
「……」
「良くも悪くも、女の身体のことがよくわかるようになったからな
体の奥にまだ余韻が残ってて、前よりも力がみなぎってくる
身体中が熱くて、今すぐ服を脱ぎすてたい気分だ」
ジュリアスはどこか得意げに自身の胸を押さえる。
「……お前ら、どうした?
おれが寝た後、何かあったのか?」
「……アンタ、覚えてないのか?」
「???」
「まあ、よかったんじゃないか、負けたら、精神と肉体を支配されてたかもな」
とアンリ
……三人が村はずれの道を歩いていると、大型の前装式ライフルを背負っていたオーガの女がアンリ達に声をかけてきた。
「ねえ、アンタら魔獣討伐に来たの?」
「ああ、そうだ」
彼女の持つライフルは帝国の技術者ホルスト兄弟が開発したホルスト銃と呼ばれているもので、銃剣での白兵戦に重き置いた堅牢な造りをしており、人間の女性や小柄な男性には重量があるため扱いにくいが、魔術障壁への貫通力が高いため、オーガ達には重宝されている。
「この辺にオーガの集落があるのか?」
「ああ、そうだよ、この辺は昔からオーガが住んでんだよ」
「へえ、そうなのか」
「しかし、人手がない時期にこんな魔獣騒ぎなんて困るよね」
「人手がない?」
「いま、集落の男は出稼ぎに行ってほとんどいないね
腕に自信のある連中は帝国やラディナへ傭兵の仕事に行ったんだ
あたしの弟も帝国北部でエティーレ兵相手に武功をあげるぞって、息まいてたよ」
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