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第4章 モンスター襲来
第23話「ベルンハルトと皇帝の弱点」
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「さっさと答えんかニンゲン! おぬしは何ゆえわしの名を知っておるのじゃ」
猫ちゃんの肉球がぺちぺちとオレの頬を叩いてくる。ご褒美……。
……いやあのね、オレ。何回も言うけどそんな場合じゃないよ。
どう言うことだ? スピカは……ヒロインたちは、オレの創った物語の中にしか存在しないはずじゃなかったのか……??
「うーん……」
わからん。そもそもスピカ以外にも、『追放皇帝』と類似した部分は多いわけだし、考えても無駄か。
とりあえず今は、スピカにオレが無害な存在であるとアピールしなければ。
彼女は魔王の手下。
下手したらこの場で殺されかねない――いや、グレンがバリア張ってくれてるから大丈夫だと思うけど、一応ね。
「えーっと……その、あれ。夢で見たことがあって」
「夢?」
猫ちゃん、もといスピカは怪訝な目でオレを見上げてきた。
「そうそう……夢で女神様が神託を授けてくださったんだ」
ね~あるあるですよねぇ~と言う顔でサラッと告げてみる。
「ほう……では、あの妙な独り言もその女神とやらの指示か?」
あー……あー……どれのこと言ってる? え、はじき計算の辺りからじゃないよね??
「……そう。め、女神様は仰りました。――“雨の降りそうな日に水辺で独話をせよ。さすれば魔王の眷属がそなたのもとへ舞い降りるだろう“と」
「ほーん……」
どうにか納得してくれ……!! 頼む……!!!
「ま、いいじゃろ。わしが魔王様の眷属なことも知っていてその態度……敵ではなさそうじゃしな」
よし、通った……!!
「そうそう。ね、スピカちゃ……スピカさん? とりあえず屋敷の中に入らないか。濡れてるし」
「ん、おお。いいぞ。わしをもてなす権利をやろう」
スピカは高慢に言い放つ。
でも猫は可愛いので全部許されます。はー可愛い……毛が乾いたらもっとふわふわだろうな……素敵……。
◇◇◇
「ベル」
部屋に戻るとグレンもおつかいから帰ってきていたようで、にこやかに出迎えてくれた。
「あ、おかえり。ありがとう……どうだった?」
「ベル。先になにか言うことは?」
……ん? なんか“圧“をかけてきてる……??
え~~こいつの怒りポイントけっこうわかってきたつもりだったんだけどなぁ。これはわからん。
「言うこと……お、お手を煩わせて申し訳ございま」
「違います。――それは?」
それ、とグレンの長い指が示すのはスピカ。オレの腕に大人しく抱かれている美猫だ。
「それ呼ばわりはちょっと……グレン。この猫ちゃ……いや、この方は魔王の眷属だ」
「魔王の……?」
グレンはまじまじとスピカを見つめる。
スピカもじっと、彼女と同じ黄金の瞳を見つめ返した。
「モンスターの類いは貴方に触れないようにしてあるはずなんですが……これ、どこで拾ったんですか」
「これじゃなくてスピカさんな。えっと……湖の近くの、茂みの中」
「おかしい。半径五キロ以内のモンスターは消滅させておいたのに」
消滅て……。何気に怖いこと言ってるな。
「強いから死ななかったんじゃないか。とにかく、ほら……濡れてるからタオル取ってくる」
「ちょっと……!! ベル!!」
グレンに引き止められる前に、と後退り部屋から出ようと。
「待ってください」
したけど失敗しました……。
お前、縮地も使えるのか……三メートルぐらい離れてたよな?
まじで人間ばなれしてるね、グレンくん。
「タオルって……え? その獣を、貴方が手ずから拭いてあげるつもりですか??」
獣……まあ獣には違いないか。
「いやだって濡れてるし」
「俺はそんなことしてもらったことないのに?」
「お前濡れてないじゃん。それに手があるだろ……」
まじかぁ……。
信じ難いことに、グレンにとっては猫(型のもの)も嫉妬対象らしい。
「というか、ベル。貴方……もしかしてその獣を飼う気でいるんじゃないでしょうね?」
「飼うっていうかさ、さっきも言ったようにスピカさんは魔王の眷属だから……っ」
てか、スピカはなんでこんな色々言われても怒んないわけ??
彼女はオレとグレンがぎゃーぎゃーやってる間もグレンをひたすら見つめ続けているだけだ。
「ペットならもう俺がいるじゃないですか!」
「だから! スピカはペットじゃな……え、お前オレのペットだっけ」
いや、大型犬だとは思ってたけど。冗談で馬扱いしたけど。え、あれまだ継続??
「そうですが? オレは貴方の犬ですし、馬です。望むなら猫にだってなりますよ」
「なんなくていいです……あー……タオルで拭いてあげるのがダメなら、お前の魔法で乾かしてあげて」
「そんな泥棒猫、雨の中に転がしとけばよかったのに……まったく貴方は優しすぎる……」
ぶつぶつ言いながらもグレンはすぐにスピカに魔法をかけてくれる。
毛が乾いて、予想通りふわふわだ。
「わ~……ふわふわもふもふ……スピカさん、ちょっと撫でさせていただいても?」
「ベル。野良猫は汚いんですよ。あまり触るものじゃありません。ほら!」
「あっ!!」
腕の中からスピカをつまみ上げられた。
可愛いふわふわ生物をそんな乱暴に……!! いや、魔獣だから大丈夫なのか??
「はぁ……で? お前は魔王の手下なんだな? なんの目的でこの屋敷に侵入したんだ」
首の後ろをつまみ上げたまま尋問が始まる。
可哀想……いや、猫の正しい持ち方ってあれでいいんだっけ。
「おぬし……いや、貴方様は……」
ずっと黙り込んだままだったスピカが、ようやく口を開いた。
あ。これってまさか……。
「なんと強く美しい魔力……!! 貴方様こそ、我が主に相応しい!!」
スピカは短い前足を合わせて、高い声でグレンを――いや、“皇帝“を褒め称えた。
やっぱこうなるわけね……。
拾ったのオレ! 助けたのもオレなのになぁ!!
なつくのか、オレ以外の奴に……。
「は? あるじ?? お前の主人は魔王なんだろ。忠義立てしたなら最期まで通せ」
「わしもそうしたいのは山々だったんですじゃ……ですが、魔王様は亡くなられてしもうて……」
――魔王が死んでる?
「で? 主人が死んだなら、配下であるお前も死ぬべきではないのか」
「無論。ただわしは、魔王様に後を追うことを禁じられておりましてのう……」
グレンくんの過激派思想は置いといて……。やっぱり、このスピカは『追放皇帝』のスピカではないらしい。
『物語』のスピカは魔王よりも強い力を持つグレンに惹かれて魔王を裏切る。
だが、今オレの前にいる彼女は魔王を裏切るわけではなく、次の魔王を探している様子だ。
……次の魔王。我が主。
「グレン様!! いや、皇帝陛下――我を貴方様の眷属にしてくだされ!!!」
まあ、そうなるわな~……。
◇◇◇
スピカを窓の外へ放り投げようとするグレンを宥め、ソファーに腰を落ち着ける。
……オレはグレンの膝の上に座らせられてるし、スピカは床だけど。
もういいや。文句言ってたら話進まん……。
「まず、スピカさん。なんで貴女、グレンの【能力】知ってんだ」
――『物語』の中では、スピカはグレンのスキルを、彼が明かすまで知らなかったはずだ。
だがこの世界のスピカは、教えられるよりも先に彼を“皇帝陛下“と呼んだ。……オレの性癖の滲み出たあの呼び名でだ。
理由をはっきりさせておかないとな……!!
「ふふーんっ! 聞いておどろけ!! わしのスキルは【知恵】――相手の眼を見れば、その者の持つスキルは勿論、その特性の全てがわかるのじゃ!!」
へー……なんかすごいんだろうけど【皇帝】に比べたら地味……いや、比べるもんじゃないか。
「たとえば、陛下のスキル【皇帝】は……存在する全てのスキルを扱える。まあ実質万能じゃな」
そこは『物語』と一緒か。
「じゃが――弱点もある」
「え」
弱点?? チートスキルに???
「なに、弱点って」
「おぬしに教える義理があるか?」
「――ベルの問いには三秒以内に答えろ。さもなくば俺が貴様を殺す」
グレン、ステイステイ。
ややこしいからしばらくお口チャック。
◇
スピカの話をまとめるとこうだ。
【皇帝】が扱えるのは、グレンが存在を認識しているスキルのみ。
【皇帝】はグレンが心より守りたいと思う人間のために発現し、そしてその相手を守護するためにだけ用いることができる。
――【皇帝】のスキルを持つ人間は、愛する人間とのまぐわいを定期的に行わなければ、弱体化し死に至る。
「…………まあ、前半二つはいい。その、スピカさん」
「なんじゃ」
「まぐわい、と言うのは具体的には……?」
いや、薄々わかってる。
それでもオレは一縷の望みに賭けたい……!!!
そんな願いも虚しく、スピカは淡々と言い放つ。
「現代風に言えばセックスじゃ」
賭けに負けた……っ!
――ていうか、“セックスしないと死ぬ“って……!
BLの設定かよ!!!!
猫ちゃんの肉球がぺちぺちとオレの頬を叩いてくる。ご褒美……。
……いやあのね、オレ。何回も言うけどそんな場合じゃないよ。
どう言うことだ? スピカは……ヒロインたちは、オレの創った物語の中にしか存在しないはずじゃなかったのか……??
「うーん……」
わからん。そもそもスピカ以外にも、『追放皇帝』と類似した部分は多いわけだし、考えても無駄か。
とりあえず今は、スピカにオレが無害な存在であるとアピールしなければ。
彼女は魔王の手下。
下手したらこの場で殺されかねない――いや、グレンがバリア張ってくれてるから大丈夫だと思うけど、一応ね。
「えーっと……その、あれ。夢で見たことがあって」
「夢?」
猫ちゃん、もといスピカは怪訝な目でオレを見上げてきた。
「そうそう……夢で女神様が神託を授けてくださったんだ」
ね~あるあるですよねぇ~と言う顔でサラッと告げてみる。
「ほう……では、あの妙な独り言もその女神とやらの指示か?」
あー……あー……どれのこと言ってる? え、はじき計算の辺りからじゃないよね??
「……そう。め、女神様は仰りました。――“雨の降りそうな日に水辺で独話をせよ。さすれば魔王の眷属がそなたのもとへ舞い降りるだろう“と」
「ほーん……」
どうにか納得してくれ……!! 頼む……!!!
「ま、いいじゃろ。わしが魔王様の眷属なことも知っていてその態度……敵ではなさそうじゃしな」
よし、通った……!!
「そうそう。ね、スピカちゃ……スピカさん? とりあえず屋敷の中に入らないか。濡れてるし」
「ん、おお。いいぞ。わしをもてなす権利をやろう」
スピカは高慢に言い放つ。
でも猫は可愛いので全部許されます。はー可愛い……毛が乾いたらもっとふわふわだろうな……素敵……。
◇◇◇
「ベル」
部屋に戻るとグレンもおつかいから帰ってきていたようで、にこやかに出迎えてくれた。
「あ、おかえり。ありがとう……どうだった?」
「ベル。先になにか言うことは?」
……ん? なんか“圧“をかけてきてる……??
え~~こいつの怒りポイントけっこうわかってきたつもりだったんだけどなぁ。これはわからん。
「言うこと……お、お手を煩わせて申し訳ございま」
「違います。――それは?」
それ、とグレンの長い指が示すのはスピカ。オレの腕に大人しく抱かれている美猫だ。
「それ呼ばわりはちょっと……グレン。この猫ちゃ……いや、この方は魔王の眷属だ」
「魔王の……?」
グレンはまじまじとスピカを見つめる。
スピカもじっと、彼女と同じ黄金の瞳を見つめ返した。
「モンスターの類いは貴方に触れないようにしてあるはずなんですが……これ、どこで拾ったんですか」
「これじゃなくてスピカさんな。えっと……湖の近くの、茂みの中」
「おかしい。半径五キロ以内のモンスターは消滅させておいたのに」
消滅て……。何気に怖いこと言ってるな。
「強いから死ななかったんじゃないか。とにかく、ほら……濡れてるからタオル取ってくる」
「ちょっと……!! ベル!!」
グレンに引き止められる前に、と後退り部屋から出ようと。
「待ってください」
したけど失敗しました……。
お前、縮地も使えるのか……三メートルぐらい離れてたよな?
まじで人間ばなれしてるね、グレンくん。
「タオルって……え? その獣を、貴方が手ずから拭いてあげるつもりですか??」
獣……まあ獣には違いないか。
「いやだって濡れてるし」
「俺はそんなことしてもらったことないのに?」
「お前濡れてないじゃん。それに手があるだろ……」
まじかぁ……。
信じ難いことに、グレンにとっては猫(型のもの)も嫉妬対象らしい。
「というか、ベル。貴方……もしかしてその獣を飼う気でいるんじゃないでしょうね?」
「飼うっていうかさ、さっきも言ったようにスピカさんは魔王の眷属だから……っ」
てか、スピカはなんでこんな色々言われても怒んないわけ??
彼女はオレとグレンがぎゃーぎゃーやってる間もグレンをひたすら見つめ続けているだけだ。
「ペットならもう俺がいるじゃないですか!」
「だから! スピカはペットじゃな……え、お前オレのペットだっけ」
いや、大型犬だとは思ってたけど。冗談で馬扱いしたけど。え、あれまだ継続??
「そうですが? オレは貴方の犬ですし、馬です。望むなら猫にだってなりますよ」
「なんなくていいです……あー……タオルで拭いてあげるのがダメなら、お前の魔法で乾かしてあげて」
「そんな泥棒猫、雨の中に転がしとけばよかったのに……まったく貴方は優しすぎる……」
ぶつぶつ言いながらもグレンはすぐにスピカに魔法をかけてくれる。
毛が乾いて、予想通りふわふわだ。
「わ~……ふわふわもふもふ……スピカさん、ちょっと撫でさせていただいても?」
「ベル。野良猫は汚いんですよ。あまり触るものじゃありません。ほら!」
「あっ!!」
腕の中からスピカをつまみ上げられた。
可愛いふわふわ生物をそんな乱暴に……!! いや、魔獣だから大丈夫なのか??
「はぁ……で? お前は魔王の手下なんだな? なんの目的でこの屋敷に侵入したんだ」
首の後ろをつまみ上げたまま尋問が始まる。
可哀想……いや、猫の正しい持ち方ってあれでいいんだっけ。
「おぬし……いや、貴方様は……」
ずっと黙り込んだままだったスピカが、ようやく口を開いた。
あ。これってまさか……。
「なんと強く美しい魔力……!! 貴方様こそ、我が主に相応しい!!」
スピカは短い前足を合わせて、高い声でグレンを――いや、“皇帝“を褒め称えた。
やっぱこうなるわけね……。
拾ったのオレ! 助けたのもオレなのになぁ!!
なつくのか、オレ以外の奴に……。
「は? あるじ?? お前の主人は魔王なんだろ。忠義立てしたなら最期まで通せ」
「わしもそうしたいのは山々だったんですじゃ……ですが、魔王様は亡くなられてしもうて……」
――魔王が死んでる?
「で? 主人が死んだなら、配下であるお前も死ぬべきではないのか」
「無論。ただわしは、魔王様に後を追うことを禁じられておりましてのう……」
グレンくんの過激派思想は置いといて……。やっぱり、このスピカは『追放皇帝』のスピカではないらしい。
『物語』のスピカは魔王よりも強い力を持つグレンに惹かれて魔王を裏切る。
だが、今オレの前にいる彼女は魔王を裏切るわけではなく、次の魔王を探している様子だ。
……次の魔王。我が主。
「グレン様!! いや、皇帝陛下――我を貴方様の眷属にしてくだされ!!!」
まあ、そうなるわな~……。
◇◇◇
スピカを窓の外へ放り投げようとするグレンを宥め、ソファーに腰を落ち着ける。
……オレはグレンの膝の上に座らせられてるし、スピカは床だけど。
もういいや。文句言ってたら話進まん……。
「まず、スピカさん。なんで貴女、グレンの【能力】知ってんだ」
――『物語』の中では、スピカはグレンのスキルを、彼が明かすまで知らなかったはずだ。
だがこの世界のスピカは、教えられるよりも先に彼を“皇帝陛下“と呼んだ。……オレの性癖の滲み出たあの呼び名でだ。
理由をはっきりさせておかないとな……!!
「ふふーんっ! 聞いておどろけ!! わしのスキルは【知恵】――相手の眼を見れば、その者の持つスキルは勿論、その特性の全てがわかるのじゃ!!」
へー……なんかすごいんだろうけど【皇帝】に比べたら地味……いや、比べるもんじゃないか。
「たとえば、陛下のスキル【皇帝】は……存在する全てのスキルを扱える。まあ実質万能じゃな」
そこは『物語』と一緒か。
「じゃが――弱点もある」
「え」
弱点?? チートスキルに???
「なに、弱点って」
「おぬしに教える義理があるか?」
「――ベルの問いには三秒以内に答えろ。さもなくば俺が貴様を殺す」
グレン、ステイステイ。
ややこしいからしばらくお口チャック。
◇
スピカの話をまとめるとこうだ。
【皇帝】が扱えるのは、グレンが存在を認識しているスキルのみ。
【皇帝】はグレンが心より守りたいと思う人間のために発現し、そしてその相手を守護するためにだけ用いることができる。
――【皇帝】のスキルを持つ人間は、愛する人間とのまぐわいを定期的に行わなければ、弱体化し死に至る。
「…………まあ、前半二つはいい。その、スピカさん」
「なんじゃ」
「まぐわい、と言うのは具体的には……?」
いや、薄々わかってる。
それでもオレは一縷の望みに賭けたい……!!!
そんな願いも虚しく、スピカは淡々と言い放つ。
「現代風に言えばセックスじゃ」
賭けに負けた……っ!
――ていうか、“セックスしないと死ぬ“って……!
BLの設定かよ!!!!
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