エデンゲーム

ゾーン

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次なる世代

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リメイク拠点
空からなにやら凄いスピードで降って来た、いや飛んできたのは最強のギルドゾーンズがリーダー ゾーンキング
「いらっしゃいませゾーンキング様此方へ」
何回か来てるけど毎回このメイドさんだな対応してくれるの
「どうぞ此方へ お茶とお菓子もどうぞ 失礼します」
テキパキとしたその仕事振りには目を見張るのもがある
客間に座っていたのは、エデン調整管理秘密組織
【リメイク】そのリーダーレンジ
「いらっしゃい今日はどうした?」
まあこの頃の魔物による活性化かそこらの話だろうな
「朗報だ 円卓が見つかった」
まさかの今回の出現地点一層かよ
「わざわざ知らしてくれたってことは俺らに座れって言いたいのか?」 
「そんなこと言ってねぇだろ?」
ギルド管理者としては下手なギルドが持ってバランスが崩れるのが嫌なんだろうよそれでギルド抗争になっても嫌だしな
「お前らが管理すれば良いんじゃ?」
「それも考えたんだけど無理だったんだよ」
?無理?なんでだ?
「近付いただけで弾かれた柵を建てたら壊された ありゃシヴァの力を感じた恐らく取り込んだ時に染み付いちまったんだろそれで俺らを拒絶してくる」
なるほど、なら俺らも管理できないだろうしなマスタールールならいけるか?
「まあ放置で良いだろそれで天狗になるようなギルドはどうせすぐ死ぬだろ」
「それもそうだな まあ持ち主が現れたらまた来るから」
消えてしまった 瞬間移動…いや高速移動だなゾーンを自分中心に展開し自分を高速で引っ張るそうするとゾーンも一緒に動くそのため高速で移動できる名前とスキル名一緒なのややこしいな
あーつかれた
「ガキは帰んな!」「大人しくママのおっぱいでも吸ってろ笑」「子供の来るとこじゃねぇんだよ」
ガコギーギー スイングドアを押し通り酒場へ入る
「おいお前ら~新人いびってんじゃねぇよなっさけねぇ」
「あ、ゾーンさん、」「やべ」
チィ俺が来た瞬間だんまり決め込みやがって
「少年君は冒険者登録に来たのか?」
年齢は…十二、三歳ぐらいに見えるがホントに十六越えてんのか?
「はい!昔からの夢で今日十六になりました」
おお!今日誕生日か
「そうかなら俺が直々に登録してやるよ」
背中を押しカウンターまで運ぶ
「ここに生年月日 名前 所属ギルドはまだいいか」
カキカキ カキカキ
「書けたな次は適正を見るこの水晶に手をおいてみろ」
《体力》43《知力》52《防御力》35《攻撃》71《魔力》88《魔法防御》76《魔法攻撃》79《動体視力》54《筋力》52《素早さ》67
属性 風 雷 火 水
「おお!平均65と言ったところかじゃあここの欄に記入して間違えるとめんどくさいから気よつけろよ」
「できました!」
うんちゃんと出来てる にしても第一層の魔法使いにしては相当強いそれよりも土属性以外全属性に適正があるとはまあ土は物理に多いから仕方ないがな
「じゃあこの後簡単なテストと実習するから」
「それじゃあ簡単なテストっていっても面接みたいなもんだよ」
選ぶならは?
Q心が読める能力か未来が見れる能力
Q時間にルーズな人かお金にルーズな人
Q笑いのセンスかファッションセンス
Q失敗を消せる消ゴムか失敗を笑い話に出来る性格
Qドタキャンばっかする友達か嫉妬深い友達
Q歌唱力か学習力
Q出生か結婚
Q恋愛運か金運
Q憧れの人との一夏の恋か理想の女性に出会う夏
Q明日エデンがなくなるなら家族と過ごすか恋人と過ごすか
「なるほど 貴方は魔導戦士に適正があるようですねこれで面接を終わります聞きたいこなどありますか?」
「貴方の近くの優秀な人の共通点を教えてください!」
「圧倒的な強さですかね それでは終わります。お疲れさんじゃあ武器でも買って実践いこうぜ」
武器屋
「おお!ゾーンさん今日は?」
「この子に武器を杖の槍なんかある?」
「魔石を嵌め込んだ槍ならあるぞ細かい調整するからまってろ」
数分後
「出来たぞ」
身の丈ほどの棒の先端に輝く槍先その中心の穴に魔石が埋め込まれている
「おお!こりゃいいね 実践いくか」
「おい代金」
机の上に金貨が一袋分置かれていた
「こんなにもらっちまったらしばらくサービスしねぇとな」
第一層迷宮
立ち塞がったのは二匹のゴブリン
「火よ我が前の敵を燃やせ ファイアーボール」
やった!倒したとでも言いたそうにガッツポーズをする少年しかしゾーンはため息をこぼす
「おい少年無詠唱でやれ」
「え? はい ファイアーボール!」
出たは出たがすぐ落ちてしまった
「出力 操作 飛距離この三つを意識しろ」
出力操作飛距離 詠唱にはそれを自動的に調節するようにできているなら 体内でそれを再現する!
「ファイアーボール!!」
操作に寄りがちだがそれはしっかりとしたファイアーボールであった
「いいね 次は物理戦闘の実習だ ピゅ~」
口笛 魔術でもないしかし洞窟内では響きやすい音当然魔物はよってくる
「ギャー!多いですよ!」
「魔術と実践まあ傷付いたら回復魔法 全部試すためにはいいタイミングだ」
槍で突き 魔術で倒し 魔術で回復を繰り返す 癖はゾーンがその都度指導そんなことを数十分
「はぁ魔力からからゾーンさんは大丈夫なんですか?」
「嗚呼もちろん魔力を超速回転させてるだけだからスキルでも魔法でもない 終わったら魔力を体内に戻すだけ とってもエコ」
本来使った魔力を体内に戻す行為はものすごい危険な行為命に関わりかねない死ななくても体が拒否反応を起こす
「危ないからお前はやるなよ」
やりたくても普通はできないけどね
少し進んだところで出会ったギルド【炭水化物軍】が最後のボス部屋を探していた
「おうおう!やってるね!」
リーダーに挨拶に行くゾーンと頭を下げるメンバー やはりそれ程までの大物なんだと実感する
そしてそれと同時に自分なんかの実習に付き合っていていいのだろうか、と言う考えが頭をよぎる
「それで?ボス部屋あった?」
「いやぁ、それが…」
言い渋っている 何年も見つかっていないのだからそんな恥ずかしがるような事でもないような
「はぁ!迷ってる?!上位ギルドも形無しだな!そんなんだから【エデンの騎手団】に下に見られるんだよ!」(他の全てのボス部屋を攻略したのはエデンの騎士団)
しょんぼりしているリーダーにしどろもどろしているメンバー達、かわいそうに見えてくる、
「しょうがねぇ俺がボス部屋まで案内してやる ついてこい!終わったら戦利品普段の倍はぶんどってやるからな ここ右」
右に行くと壁が行き止まりか?
「下がっていろ 衝掌」
壁を突き破った本来壊せない壊せてもすぐ直るダンジョンの壁をこうもやすやすとそれに再生も遅くなっている、なんて技術、
「塞がる前に通れ!いそげ!」
全員が駆け足まあは走りで通り抜け目と前に出てきたのは巨大な門 華やかに黄金と宝石で飾られた入口この奥にはボスが
「よしいくか」
全員まだボスに挑む覚悟と準備が出来てない
「しゃあねな、簡易ワープマーカー【女神の脚】」
ゾーンの試作品街や別層の階段付近にあるワープマーカーの仕組みを読み解き作ったものだ現在使用できるのはゾーンと他30名以内であるそして使い捨て(一つ作るのに52000円)
「ならさっそく街に戻ってボス攻略のメンバー集めだ」
街へワープ
《クエスト 第一層のボス部屋発見先着三十名》
掲示板に貼るとどんどん人が集まってあっと言う間に定員オーバー集まったのは【炭水化物軍】上位八名【エデンの騎士団】八名【リメイク】十名【盟六式】から三名そして少年…リメイクって前線に出て良いのか?
マジックアイテム【女神の耳】テレフォン…レンジ
『?おい、なあ?リメイクって隠密なんだろ?』
『ん?嗚呼、俺らの隊から希望者をそっちに回したから頼むよ ゾーン』
『説明になってねぇ、まあ任せろよ』
さて俺も準備するか、武器は流石に古代遺物(アーティファクト)を使うのはみんなの成長のためにならないよな、まあいいや、どうせ箱で持っていくし
「準備できました!」
ワープマーカー【女神の脚】起動!
黄金と宝石の扉の前に瞬間移動これより最初のボス攻略を始める!!
「行くぞ!」
大きな扉を押し開こうとするしかしボス部屋の扉は基本外開きだあと宝石がボタンになっている
ポチ、ギギギギ「なんや!外開きやないか」
そこにいたのはボスゴブリンではなく【焔食の大蛇】マスタールールめ、階層ボスを何倍にも強化してやがる
「お前ら頑張れよー」
「やっぱり手伝ってくれないよな、ゾーンキングさん」
十分手伝ってるだろ俺がいなきゃもう数年後だったぞ!ボス部屋見つかるの図太い奴らめ
「おい!蛇の前に立つなよ!」
「スキル アサシンスピア」
「ファイアーボール!」
おお!ちゃんと無詠唱でやってるじゃないか少年!しかしバカだろ焔食って名前だ炎は効き目悪いだろ、
「ダメか、やっぱ水を!ウォーターボール!」
「すごいな!少年!これが終わったらうちに来ないか?」
エデンの騎士団 四番隊副隊長 トウヤ炎熱系魔剣士うねった剣を使ってる真の陽キャ 
「え!自分ですか?」
「そうそう!この年で無詠唱出来るなんて相当の才能だよ」
リチウム・赤の剣
「これはさっきゾーンさんに教えてもらって」
ゾーンさんって、ゾーンキングか!
「あの人のお眼鏡にかかれるなんて!やっぱりすごいね!」
「トウヤ!喋るな!黙れ!黙って剣を振るえ!」
あの人はエデンの騎士団 四番隊 隊長カエデさん
「済まないうちの副団長が迷惑をかけたな」
「い、いえそんなこと、副団長さんは自分をエデンの騎士団に来ないかって誘ってくれただけで、」
いきなり腹を抱かれ飛び上がる
「回りへの警戒を怠っていた、失態だ」
あの団長、どこかで見た記憶があるようなないような
「おーい口だ口!弱点は口だー!」
ゾーンさんわざわざ弱点押してくれるぐらいなら手伝ってくれていいのに
「ゾーンさん?!そんなとこで威張ってほんとはそんな強くないんじゃねぇの?」
「おいてめぇ確か【盟六式】の所の奴だな 試してやるよ」仮面に手を駆け外すその瞬間全員が膝から崩れ落ちる魔法でもスキルでもないただ圧倒的なゾーンキングの魔力量胆力が足りないものに至ってはその場で失神するものまで階層ボスも後退りし目を反らそうとしない
「攻撃はこれで十分だ、」指を卸すそれだけで階層ボスは消し飛びついでに嘗めた口聞いた雑魚は消し飛んだ
《ステージクリア 第一層すべてのボスを攻略しましたそのため第二層に行けるようになります》
ギギギギ
第二層に人!?いやこれはモンスターいや違うシヴァ達の融合体!
「姿を変えろ 変動黒姫」
!?な、おかしいさっき殺したガキ?こんなガキに再構築が出来るはずもないそれに一人での復活何て、
「どうした?幽霊でも見たような顔して」
何でもいいもう一回殺してやるよ!糞生意気な糞ガキが!
「攻術の二十一 斬新灯」
「所?私を斬るの?」
んな、母さん そんなはずはない母さんがこの世界にいるわけ
「動揺してるな 実の母は斬れないでしょ?」
何れだけあっていなかろうとやはり分かるものだな、
「お前は母さんじゃない」
「いかれてやがる だがこれなら?」
さっきとは違い完璧にさっきのガキだ
「俺はスワンプマン原子レベルで同じ人間を作り出し本物と偽物が混ざる混沌の時代を作り出す」
溶けやがったにしてもそっくりな人間か 中身も一緒なのかな?それにしても死んだ人間とそっくりな人間を作り出し何事もなかったように偽物が生きて溶け込むとりまガキは殺す
「あ、ゾーンさんなめた口聞いてすみませんでしたあそこまで圧倒的な魔力量 お見それしまし…」
死んでおけお前のような偽物は 手刀それだけで十分だったのだ 偽物への手向けは
「回術の十三 復生液」
誰が最初に起きるかな、て少年は起きていたのかほんとすごいなこの子
「あの人はなんだったんですか?」
プルプルの脚を使って立ち上がるまるで生まれたての小鹿の如く
「あ?あのガキか、殺した社会の厳しさってやつだ人だからって人に殺されないと思ったのだろうだがな この世界は弱肉強食常に狩るか狩られるか何だよ」
「いやそれはどうでも良いです 死んだ人が生き返ったような風に見えたんですが、」
え、この子人の死に無頓着すぎる、まあ教えてあげるか
「さっきのは【スワンプマン】学者の仮説の存在だったはず 例をあげると雷を受けて死んだ瞬間に原子レベルのそっくり人間が生まれたらそのそっくりが死んだ人と同一人物か別人かってやつだな」
うん 俺話すの下手くそだな
「ドッペルゲンガーとは違うんですね 流石長生きしてるだけありますね」
「ウッセ!ほら戻って登録を終わらせるぞ あとちょっと寄り道するからな」
そうして円卓の場所
「なあ?少年君なら触れることも近くことも出来ない危険物をどう対処する?」
「誰も近付けないなら対処しなくても良いんじゃないですか?」
なるほど 逆説的に考えているのか、てか席が光ってるな
「少年あれに座ることは出来るか?」
少年は円卓に近付き席に手を掛ける
ほう本来適正がないものは座る意思を見せたとたん弾かれるんだかな
「座れましたよ」あれ?なんか意識が
まあ、シヴァの気配がすごいな
「よう、ゾーンキング!」
「新解名【卑弥呼】攻術の八十六 白炎夜叉」
構えをとった瞬間シヴァのオーラが体内に収まっていく
《俺だちょっと全員に声掛けとけ》
こいつはブラットにでも任すかな
リメイク基地
「ゾーンズさ…」
こんな時にもちゃんと対応してくれるのか、流石メイドさん あと忘れる前に
ゴトッ手から落とされた球体は地面に術式を刻んだ
「今日は案内もお菓子もダイジョブ部屋に人が入らないように全職員に伝えてくれ」
タッタッタッタッば!
「全員揃っているな、」
釈迦にヨハネ リメイクもムイ以外は揃っているな
「円卓に座った少年だ それと同時にシヴァの器に選ばれた」
「「!!!!」」
「シヴァの器か、確かに魔力を感じるな」
「だがな、流石に弱すぎる」
確かに本来の3%程度の力しか感じない
「恐らくだが弾けとんだ力の一片が円卓に入っていて彼に乗り移ったと考えるのが必然だろう」
ふーむ難しいな
「ちょっと関係ないがいいか?」
マスタールールか
リモコンを操作し画面を写し出す
「ここ最近ダンジョンによる死亡数が例年に比べ少なくなっている それと同じタイミングでモンスターが知能を持つようになってきている恐らくだが円卓に入っていたシヴァの力が大地に流れ出していた影響だと」
ふむモンスターの影響はそうだろうな、だが
「死亡数に関しては俺と対峙した【スワンプマン】と言うやつだろうよ そいつはボス攻略中(自分が殺したとは言わない)に死んだ奴を自称原子レベルで同じ人間を作り出したらしい」
おいおい、それはつまり!!
「既にこのエデンには偽物が溢れてるって言うのか?」
「恐らくだがな、」
「モンスターノ知能上昇ニハココロアタリガ」
おお!ゴースト中々流暢に喋るように
「オソラクオレ(ゴースト)ト言ウルールガ強クナリスギテ輪廻ニ影響ヲ及ぼしたセイカト」
纏めると偽物が世界に溢れ死んでしまった本物は他のモンスターの魂と結びつきより強いモンスターとして生まれてしまうそれと同じことが少年にも起きたと。
輪廻に関してはともかく少年のほうはどんな確率だよ
「まあわかったら色々押してくれこれ置いとくから」【女神の耳】
毎度毎度よく古代遺物(アーティファクト)を作り出せるよな まあ今回はライザンじゃなかったジャックも手伝ってるらしいけど
「そんじゃ少年の処遇といっても彼は何も悪いことはしてないしこっちで保護するよ」
今回帰りに使ったのは半永久型の【女神の脚】ライザンによって周囲の魔力を利用する術式を組み込んだ完成品これを来た時に入り口に設置行き来が楽になる
「俺らも登録しとこ、」
皆も去り際に登録していく、一銭も出さずに
「ブラット少年の保護ありがとな」
少年がスゴい汗だくだ 何をしたら…まさか少年は青年になったのか!?
「凍血」
ガチガチに固めた血液をものすごい速さで飛ばしてきた 失礼なこと考えたのばれた?
「ゾーンさん、この人弓なのに近接も強いんですけど、」
まあ血を使うんだもんな本来なら近中寄りな所を古代遺物(アーティファクト)で補ってるんだもんな
「よし少年仇はとってやる」
「おいゾーン日頃の恨みだ」
「わかったよ、」
初手近接かよこいつコロコロ形変えるからやりにくいんだけど!
言っている間に脚をあらぬ方向に曲げ蹴りをかますそれを受け止めへし折る 折れた骨を即座に新たな骨で打ち出し顔を狙う
「今のも避けるのかよどんな反射神経してやがる」
「骨を打ち出すとかきしょすぎ」
横腹を狙った蹴りしかしブラットは腰から上を切り離し上を通過したした瞬間体を再生脚を捉えた
「斬刀骨」
骨を刃物が如く尖らせ脚を切断その瞬間魔力を脚に集め骨を砕くそのまま刺さった脚を軸に首に回し蹴りそのまま脚で絞め落とす
「ギブだ、」
「おしいな、ブラットの奴俺なら首を切り離し分身として二体一の状況にする」
「変化、お前も付き合ってけ」
変化も交わり対戦再開するやいなや小石をナイフに変え投擲からの地面に触れ土流による生き埋め
ブラットが上から血液を流し込み固定化
「あの?お二人のスキルって似てますね」
「嗚呼、よく言われるが違うんだよブラットは血肉の操作増えてる部分は魔力補完まあ肉体の延長線上のスキル
俺のは魔力を通してその物体を操ってるって所かな?」
モゾゾゾ地面からゾーンが生えてきた
「攻術の八十五 土葬旋回」
巨大な魔力の渦当たれば風穴が空く
「攻術の七十四 猛火鳴撃」
本来の3文の1なのにこの火力だからこそ!そこに付け入る隙がある
この憤激の合間に入り込んで
ゾーンとは空間の完全支配だがその本質は空間内の完全知覚ゾーン内のミジンコに至るまでの情報を一瞬で収集整理する近接戦闘は本来最高の舞台なんだよね
「攻術の十四 巴投げ!!」
ドッゴゴン音が人を投げたものではなく電車が脱線した音、それ程までの衝撃が走った
「負けたね」
「あの、攻術のって言ってますけど全部覚えてるんですか?」
そうださっきだってただの巴投げを適当に技にしたような雑さ
「覚えてないがその動きをすると自動で出てくるように仮面にプログラムしてある」
つまり動きから仮面が何の技かを読み解き自動で名前を出してくれる優れもの最近追加した機能で魔力調整もしてくれるぞ
「そんな古代遺物(アーティファクト)が」
「うんそれに古代遺物(アーティファクト)にも種類があるのだよ上から【勇者】【英傑】【賢者】【愚者】【近衛】【戦士】【兵士】の六段階作った俺のはこの分類ではないちなみに俺のは【賢者】と【英傑】のを主に使って作ったからステータスだけなら【勇者】以上だ」
だけなら?その他に追加効果があるのだろうか?
「【勇者】はその装備者に選ばれると試練が始まりそれをクリアすることで真の勇者になれるのだ そしてここに勇者の古代遺物(アーティファクト)縮めて勇者の遺物が」ゾーンの【蔵】に手を突っ込み引っ張り出す
…彼に反応を示している、あれか、シヴァの力か、そりゃそうだよなこれ【ハデス】の時の話でディミオルゴが消し飛んだ真下に落ちてたし
「よし これをやろうその代わり生きて試練を突破してこい」
ぽわんぽわんぽわん、
異空間、何もないわけではないかといって何かあるわけでもない、正しくは何かが要るのだそれを明確に知覚したとき少年は勇者の遺物と魔石の槍を二本両手に構える
「誰だ!答えろ!答えないようなら、攻撃を開始する!!」
魔力の槍を正面に構えいつでも攻撃できるように構える
『誰?何をいっている俺はお前だ、そしてお前は船だ』
船だと、?何を馬鹿なことを?
「それは未知に遭遇し右往左往しているとでも言うのか?」
『中々博識だなまあこのエデンを広大な海として考えるならそうかもな』
「真面目に答えろ!【大地たる森に呪われし者】(ウィザードウィッチ)」
!なんだこの術は俺はこんなのが使えたのか?俺はただ今は奴を捉えた無力化しようとしただけなのに
『これ程までの才能だがここは精神世界私が上だ』
ならこの槍で
「十字に晒せ ロンギヌス」
左足を貫き地面に突き刺さった
『精度が悪いが聖槍か邪な者にはすこぶる効くな』
邪な自覚あったのな、


「おはよう君の試練から10日が過ぎたよ」
10日、お母さんも心配してるだろうな
「おめでとう君は見事聖槍【ロンギヌス】に選ばれたその時に魔力の方の槍は取り込まれてしまったこれも勇者の遺物の特性なのかな」
うんシヴァの気配がより強くなっているそれにそれだけではないアルマゲドンやアポカリプスの気配も やはり円卓に魔力が
「模擬戦といこうか少年」
いきなりですか!
「有り難うごさいます!それでは遠慮無く!
十字に晒せ ロンギヌス」
これ程までの魔力奴らの影響を除いても恐ろしいいつかエデンにも届くかもしれない
ちっと実験がてらやるか「変身!!」
黒姫を空へ投げ大きな布に変わるその時に蔵が開き落ちてきた黒姫とゾーンを内に入れ締まりすぐに開いた
その見た目は全体的にがっしりとした鎧に身を包んでいるそんな見た目
「どうなってんですか?それ、」
「なにも変動黒姫を鎧に添付しただけだが?」
全ての弱点を突く矛が鎧になれば全ての攻撃を無効化する盾になる
「名付けて 変動黒姫 鎧之装」
「ヨロイノヨソオイ、」
蔵が何かちっさくなってるな、
「蔵がちっさくなってるのはこの鎧の一部を蔵(一応仮面も)で作ってるからだ衝撃緩和材てきな?
一応最低限の武器として日本刀(黒姫)と鞘(蔵)があるぜ」
鎧武者かな?強そうだ
「攻術の四十九 確抜刀」
抜刀!!何て速さだ三十メートルは離れてたぞそれを瞬きするまに積めて切り付けてくるなんて!
まじか、この一発で終わらせるつもりだったのにさすが勇者、ステータスも上がってるのか
「やるな少年!攻術の三十七斬り斬り舞い」
縦横無尽の十四連斬鎧で重さが掛かって受けてばかりだと…
二三発は致命の攻撃(クリティカル)の手応えあったんだがなびくともしてない シヴァの力だけでなく本来のセンスも素晴らしいとは、
「奏之槍!」
「防術の四十三 流糸手」
指揮棒のようなリズムを刻みながら放たれた槍は目にも見えないような細い糸によって止められた
「俺の勝ちだ」
横腹に峰打ちを叩き込む同時にゾーンの左腕がぶっ飛んだ 
「やりやがったな!憑依月読 天照 新装秘術月之御霊 天之御霊 連結!」
両方の前腕にはめて使うガントレットの片方を上腕にはめた形態を【皆既日食】とゆう!
鎧としていた蔵はガントレットを取り出しもとの箱の形に黒姫は腕の切断面同士を繋げ再生させる
「変身 宇宙(スペース)回術の四十四 生命離融」
さすがにすぐには治らないか
「攻術の九十五 白鯨」
エデン戦で見せたゾーンの本気、それ程までの力を目の前にして少年は精神に異常をきたしてしまったそこをシヴァに漬け込まれた【乗っ取り】だ、
「一時的な完全顕現俺は死なねぇぞゾーンキング」
以前月で見たときよりずっと強くなってやがるなシヴァの野郎 まあ、少年には糞程重い十字架をせよって生きてもらうぜ
「封術の九十四 園竜波状封」
生き物を物質に閉じ込める術人間に閉じ込めるのははじめてだがうまく行けよ!!
「丸くなったな、と…」何か言おうとしていたしかしそれを聞くにはまだ早い 
「少年には【邪神の子】の悪名が常に付いて回るだろう 許せとは追わない」
その地獄の先で君は何者になるのか
「ゾーン、何をどうしたら神の力を使う羽目になるんだよ、異空間越しに伝わってきた…ぞ…、?」
「そうか すまない少し出掛けてくる」
何を持っているんだよゾーン、お前は、!
円卓 ここならモンスターも来ないだろう さよならだ少年君は【◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️】その物だったのだな、




「?あれ?俺何して、ゾーンさんと二層に行ってその帰りに、ここで寝ちゃってたのか」
?あれ?なんかゾーンさんと勝負してた気が、いや夢だな俺なんかがゾーンさんと勝負になるわけがないな うん
もう朝かギルドによってクエスト受けるか

「すみません、クエストありますか? あ!ゾーンさん!」
声をかけた 振り返ったその顔(仮面だけど)は化け物を見るような、
「どうした?クエストならそこの掲示板だ昨日やったろ」
冷たい昨日の態度とは全然違う 何かしてしまっただろうか
「おいあいつ昨日ゾーンさんと一層攻略したって」「なのにあんな態度とられるって何したんだよ」「馬鹿か?あんな心優しいゾーンさんだぞ?ちょとやそっとの事で怒らねぇよ」「ならなおさらだろ?」
え、ちが 僕はなにもして、いや記憶が
影響力のある一人が何かすればそれはすぐに広まる 良くも悪くも
その回りの視線に堪えられず僕は逃げたしてしまった そして僕は二層に足を運んだ
あれは、【エデンの騎士団】遠征かな?
「ん!おお!少年!昨日は世話になったな?そうだ!良かったら一緒にどうだ?ギルドに入るならこうゆう体験もした方がいいだろう」
また、あんな目で見られると思うと足が動かない 怖い
「おいトウヤ!困っているだろう絡んでやるな」
「そうか、あ、いいこと教えてやるよ 実はここの階層にはドワーフの集落があるらしくそこでいい武器を作って貰える…何か凄い槍持ってるな、」
え、ただの槍のはず…なんだこの槍 魔石もない
は!そうだ!ゾーンさんにこの槍をもらって勝負して、俺の中の破壊衝動みたいなのな暴走して、
「おい!誰か回復薬を 少年が急に」
「混乱を正せ ヒール」
あ、頭が楽になってく、そうだ全て思い出した
「どうした?」
「自分のなかにもう一人別人格があるっていったら引きますか?」
「…ちょっと、」
ちょっとってそこは嘘でもnoっていってほしかったな
「シヴァって知ってますか?」
そういったとたん皆の視線が変わった 詳しくゆうと【恐怖】が相応しいだろう
「だがあれは英雄の冒険譚の中の話だろう?」
英雄の冒険譚それは世界を旅した偉人の記録今から見せるのはその始まりの話
【第一章 もっとも強き者

その者は自らの力で一族を滅ぼしその一族を救うため力なき仲間に力を与え新たなる世界へと旅立ったしかしその一族はまたも滅んだ 邪神シヴァの手によってこの時その者は自分がすべき事は一族を救うことではなく一族を背負い生きていくとゆうことそうして何度も世界を旅しその一族の血肉で己の武具を作り出した その名はゾーンキング

第二章 その体を操りし者
その者は邪神の宗教に心酔していた両親からの虐待で心身がぼろぼろだった所をゾーンキングに救われぼろぼろの体に立ち直る力を吹き込んでくれたその力は自身の体を細胞一つ一つまでも操る、己が血肉で主を守るため時には自身の肉を広げあるいは心身の血を固めあるいは自身の髪を研ぎあるいは自身の骨を飛ばすその全ては仲間を守るため例え自身が傷付こうと その名もブラット

第三章 空に舞う対色の双子
その者達は空の広さに憧れた、二人ならいつか空を飛べるとそう日記に残しただがその夢は邪神の手によって壊されるただいたずらに人を殺める邪神の怒りを二人は叫んだ本来なら声も出せない息をするのすら辛いだろう重症を負いながら二人は叫んだ神の怒り 自分達二人の夢その叫びを聞き付けやって来た仮面の男ゾーンキングの手により二人は一命を取り留めたそしてゾーンキングは二人に尋ねた「空を飛びたいのか?」その質問に二人は互いの顔を見合い「飛びたい」と答えた手術のあと二人の背中には髪色と同じ白と黒の翼がはえたその翼で二人は空を舞い初めて誠の空の広さを知ったその二人の名は白天狗と黒天狗

第四章 実験により生まれし者
その者は人口古代遺物(アーティファクト)変動黒姫製作途中に生まれし生命その生き物は恐らく多くの古代遺物(アーティファクト)と血肉と魂が交ざり合い出来てしまっただがこの生き物の物質の形を変化させる術、物質同士を混ぜて物質の性質を変化させる術その術は人口古代遺物(アーティファクト)の製作に大きな影響を与えたその影響は変動黒姫の形状変形機能だけに止まらず能力の摘出、融合にも利用されこの製作方法は後に発見される錬金術に酷似しているらしい そうして失敗から生まれたその者の名を変化とゾーンキングに名付けられた

第五章 魔法を支配する者
その者は領家に生まれ幼い頃から魔導書を読み漁りその影響か年齢を重ねる程魔力が鰻登りに上がったしかしその肉体はとても非力で少し歩いただけで息が上がってしまいベッドから出る事すら難しかったしかし魔力で身を包み体内を強化することで走ったりする事が出来るようにそして十三になる頃には体も良くなり運動程度なら出来るようにもなり初めての冒険に出たそこで初めて魔法を使う。誰よりも魔法を勉強しただがそこには自分の想像を越えるものが存在した放った時の反動 魔力が減る感覚 放ったことによる風圧と爆音初めて使ったのは初級の火球だったがこの時の威力は上級クラスの魔法等々だった初めての魔法に悦に浸りながら帰宅すると家は邪神に壊されていたしかし家族は全員避難することが出来ていた家を見ると五人の人が邪神と戦っていたのが見え彼は居ても立っても入れずその戦場に飛び込み邪神を追い込むことに成功した邪神は苦し紛れに二体に分裂し逃げてしまった戦っていた仮面の男曰く「天界から堕ちてきて本来の三割程度の強さしかなくやるなら今と思った」とのことあそこまでの強さで三割なら本来はどれだけ強いのか好奇心がそそられ家族を助けてくれた礼をしたいとゆう建前で共に旅をすることになった者の名は 彗崋】

確かにあれは英雄の冒険譚の中の話だが俺の中には確実に邪神【シヴァ】が存在する
「まあ、そうゆう事もあるよな エデンだし」
さすが究極の夢の世界【エデン】何でもありだな
「まあそれはそうと少年が邪神シヴァだとゆうならこのエデンを守るため俺らは君を討たなければならない」
!そんな、信じてくれたと思ったのに!!
「想定 人形魔獣 囲め!」
タンク アタッカーで前衛を固め後方からデバフをかける むやみに攻めずじりじりと攻めるやり方!
それにちょくちょく射し込んでくる弓矢がめんどくさい
「アグレッシブビート!」
よし抜けた!のに何でそこにいる!?カエデさん!
「抜けた出し抜いてやった、そう思ったのだろうけど私の瞳は全てを見通す千里眼…」
彼女の千里眼が写し出したのは少年の浅はかな考えでなくここにとてつもない速さで向かってくる三組の強者
「全員退避!巻き込まれるぞ」
降り立ったのは謎の六人と冒険譚に出てきたゾーン達とそのライバル七人の魔王(ズィーベン)
「お前の用件じゃないだろ?ズィーベン もしかしてただの神の器に選ばれたこいつを進化した人類とでも思ったのか?」
「そんなことはどうでもいい我々の目的はこの少年自体にある」
「だまれ 弟は俺らパラドックスが頂くぞ」
例のスワンプラン!それに回りの奴等からもシヴァの魔力が感じられる
「今さらなんだよ!ゾーンさん!」
「はあ?俺がお前を捨てた?なんでまたそんなこと?」
心読まれた、それにあんな態度とって円卓に僕を放置したじゃないか、
「少年よ、態度の話ならあの後の書類作業で徹夜した影響だ、勘違いさせてしまったようならうちの馬鹿がしっかり謝る」
ブラットさん、そんな、自分の勘違いで、
「そうだったか、すまないな 後君の体に宿っていたシヴァだが俺が一応抑えはしたがふとしたときに出るかもしれぬ気を付けろ」
そこにはあのときと変わらない優しいゾーンさんが いや自分の思い過ごしで勝手になのになにも言わずその上謝って、自分が惨めになる
「てかパラドックスとかゆう奴らはなに用で来やがった!」
あ、まだいたのか
「家族の回収ですよ彼もまた我々の弟ですから」
なんだ?猫が…八頭身で紳士服着てモノクロ付けてる?キャラ濃いな
「攻術の七十五命情鳳式」
!手応えがない!この一直線の生命をまるごと抉るレベルの技だぞ!
「シュレーディンガーの猫、これが私の名前にして力 相手から観測されない限り当たる当たらないを自身で選択することができる」
シュレーディンガーの猫、確認するまでどちらともありえるその現象の選択他者に能力を付与するイメージがしにくいな 
「おい!ズィーベン!こいつら追い払ったらこの少年をやらんこともない!」
「言質とったり!やるぞ貴様ら!」
七人の魔王 ズーベン
この世に蔓延るモンスターが進化し人と交ざりあった魔物の王 
あるものは魚と交ざり 海を統べた
あるものは蛇と交ざり 地下を統べた
あるものは竜と交ざり 空を統べた
あるものはゴーレムと交ざり 文明を統べた
あるものは獣と交ざり 地上を統べた
あるものは亡者となりても生き続け 人を統べた
あるものは武器と交ざり 武力を統べた
この世を自身の手下で埋め尽くした
その王こそこの七人 ズィーベン
そして彼らが仲間を統べ攻めてくることを襲撃イベントと言う
「これ終わったら今の拠点の場所も教えてね?」
絶対攻めてくるじゃん 嫌だよ、
「よっしゃ素材ザクザク 何作ろっかな!」
「ゾーン、逆だ 」
心の声と建前が入れ替わってしまっている 欲望に真っ直ぐだ
「迷宮から南東方面に向かえばあるぜ来るなら来な」
「え、それ…」
喋ろうとすると口を封じられた 酷い
「とりま 片を付けよう」
「魔剣 蛇腹刀 重蛇(ベビースネイク)」
クネクネとした剣、刃と間接部位が交互になってるのか、不規則な蛇らしいな、簡単には弾かれたけど
「触れたな?糞猫」
弾いた左腕が腫れ初めそこから全身に広がっていく
「こちとら蛇だぞ 毒に決まってるだろ」
「アホが 下がっていろ、」
「もう一致ョ!」
蛇腹刀の不規則な動きを全て避け蛇を殴り飛ばしその先にあるトラップに引っ掻けた
「なんて賢い奴だ」
「我はラプラスの悪魔 この世界の過去と今をしり完全なる未来予知を行う」
「さて、向こうは六人 こちらも六人 あれは七匹」
パラドックスの連中は 少女一人 猫一匹シュテリンガーの猫 泥一体スワンプラン 角一体ラプラスの悪魔 蝶の羽が一体バタフライエフェクトだな 脳みそが水槽に入った白衣の男が一人 水槽の脳のパラドックスだろな  分かってないのは少女だけか
「時は満ちた!」
突如として叫んだ竜に一同動揺を隠せずその隙をつかれるように階層の破れ目から金色の竜が舞い降りた
「!そうか!下から上は破れ目を通るのは難しいが上からなら…いや無理だろ!」
「金竜!英雄の冒険譚に出てきた!」
「英雄の冒険譚!なにそれかっこよ!」
カエデの【冒険譚】と言う単語に興味を示すゴーレム、と言うには少々華奢だな、見た目だけなら上質な少女と遜色無い
「冒険譚と言うのは、過去の英雄達の生きざまを書した童話です」
「童話じゃねぇ実話だ、それ書いたのゾーンだし」
「ゾーンw童話ってw 似合わねぇw」
俺がリメイクの孤児たちのために話し方を工夫し約三ヶ月かけて完成させた英雄譚をそんな風に言うなら!!
「チィ 攻術の九十一 名名白白」
片羽を掠めただけでもぎ取る威力、本来の百層クラスのモンスターより強いんだがな、魔王って それに
「毎度毎度、攻防回走をしっかりやりやがって、普通やるとしても4つ多くて十だろ、」
攻防回走?なんだ、初めて聞く技術だ、
「それは一体?」
「攻防回走 それぞれ自身で単発のスキルや魔法を作る事だ 基本は自分が普段使いしてるのが勝手にスキルになってる事がほとんどだが自分の弱点を補うために作ることもある ゾーンなんかはほとんどそれでやってるが前半の奴使ってるとこみたこと無い」
ふむ、自身で作る、 
「大いなる大地に呪われし木々を咲かせろ!
【大地たる森に呪われし者】(ウィザードウィッチ)」
できた!自分のイメージ!
「ほう、呪いの拘束、この状態で攻撃されては面倒だ、では少し去らせてもらいましょう」
煙幕か!シュテリンガーの猫 観測されなければそこにいなかったと同義とでも言いたいのか糞猫が!
時は立ち 一週間 迷宮は俺たちが暴れた影響で壁が砕けその奥にあったボス部屋にそのまま直行 その勢いで瞬殺 そうして三層に ゾーンズやリメイクは全ての階層に拠点を置いてあるため不十分はない ちなみに教えた基地はリメイクのである そろそろ、お!やっぱり
《緊急クエスト 襲撃イベント発生 7月24日》
張ったとこで人は来ない だって階層ボスクラスがゴロゴロ出てくるんだもん 俺たちはいくけど 少年は…その時ズィーベンに引き渡すか
「なぁ?ゾーン、襲撃イベントどうする?」
「ひよってんの?やるだろ?」
「そうか、なら俺らだけで旅行いくから頑張れよ」
旅行?何いってんだ?そんなのより
「襲撃イベントの方が大事だろ!」
「いや、三ヶ月前から予約してるからちなみにヨハネも七つの大罪もリメイクも行くから、一人だぞ、頑張れよ」
あ、お疲れ会で行くって言ってたな、
「あ!確か、三泊4日だよな?途中で合流するは!」
「22日にいって25日に帰ってくるんだけど?」
まあ、最終的にズィーベンにいって予定早めてもらい終わってから行くことに 
何で最初にその案がでなかったのかって?そりゃ敵に「その日予定あるから別の日にして」って言うの嫌だろ、
そして 始まった襲撃イベント、
「開戦の合図は俺がぶん投げた少年をお前らの誰かがキャッチしたタイミングな!」
あっちは七人全員 こっちはリメイクとその部下たちに約六万八千 七つの大罪(釈迦)ヨハネ黙示録 ゾーンズ 邪霧 ファン 途中でムイは来るらしいがほんとかな?
「ほら!受けとれ!!!」
「ゾーンさ~~~~ん」
ななめ45°ジャストの角度で投げられた少年は 空で黄龍に確保された そして戦いの火蓋は切られるそして少年はあまりの速度で投げられ体に火が付いていた
「喰らえ!攻術の五十八 津波」
巨大な荒波が敵に襲いかかる だがその程度の攻撃でやられるほど敵軍も柔ではない 波を凪払い前に進む!
「俺らも続け!さっさとしねぇとゾーンに手柄取られちまうぞ!」
ゾーンキングの攻撃を気にこちらも押し寄せる波が如く攻める
「【盗みの鞭(スティプ)】」 
鞭の先で内蔵を盗み取る早業 しかし内蔵を取られようと動く魔物達
「その程度で死ぬほどうちの子供は弱くないんだけど?教祖様」
「悪いが邪神は俺の対象外だ ごめんね?【妬みの槌(ネガラス)】」
金槌?うちの体に釘でも打つ気か?あいつサイコかよ
「伸展!」
伸びた!?面白い武器だ!重さも充分!
「收缩!」
今度は縮んだ、しかし決定だにかける…
うちポケットから出した藁人形にさっきの打撃でついた邪神の鱗をセット、
「やっぱ嫉妬と言えば藁人形での呪いでしょ」
カァァン! 釘が鈍い音をたて藁人形に打ち込まれた
「呪詛の類いか、まあ、だからなんだと言う話」
口から両手を出し皮を破り捨て呪詛を破った
「脱皮、さすが蛇」
「ありがとう、で良いのかしら?」
キャラが変わった?いや、大人っぽくなったのか、脱皮をすると年を取るのか
「【怒りの鉈(フントウ)】」
鉈、特別な何かがあるわけではない様だが
「こいつは切った部分に体内中の血液を集め大量出血を起こす血が止まれば中で膨らみ破裂する、まあその前に逆流による症状もあるんだがな」
説明しながら押し寄せる雑魚で実践して見せる
「それを言う必要は?」
「釈迦だからな!正々堂々生きたいのさそれにばれたところで問題ない能力出しな」
「かっこいいね 惚れちまいそうだ」
結構可愛いしそれもありかな…ないな
「表面は良くても中身がな、」
「最低、蛇の毒牙」
噛みつき、いや毒を固形物のように固めているのかそれで牙の上に新たな牙を
体を捻って口から体を待ったに切り裂いた
しかしまたしても復活、いや若返った
「もうなんとなくきずいてるかもだけど私は脱皮すると年を取り殺されると死体から新たに再生する【永劫回帰】のウロボロス ちなみに死体も一定時間なら動くから」
本来なら黙って死体おいて逃げるんだろうな、
場面は移る
「攻術の八十七 亡霊之歌」
聴いた者を無差別に殺す(歌が下手だからとかじゃなく呪いとかのほう ちなみに作詞作曲は厨二病時代の変化)
「gaaaaaaaaaaaa!!」
「うっさ、攻術の九十三 グングニ…いやこれだな 名付けて【世乃姿】」
箱から出されたのはと言うかどうやって出したんだって言うサイズの巨大ロボット
「デッカ,」
「エデンを参考にしたらこうなった 燃料はエデンのエネルギーとゴチョゴチョ」
「え?なんだって?」
「特殊な燃料……とか」
あ、ふれたら駄目だこれ 世界の闇だ てかエデンを参考ってなんだ?
「エェイ!気にするな!喰らえ!聖砲エデン」
圧縮された巨大な魔力の大砲 仕組みとしては虚空と同じだが組み込まれた人口古代遺跡(アーティファクト)の力で数倍にも威力が上がっている
「軽く彗星並みの威力だ」
「まだまだ!聖剣エデン!」
手に魔力を込めた一撃 当然のごとく魔力は圧縮されておりそれを手の周りに止める技術人口古代遺跡(アーティファクト)をもってしても難しい
「まだまだ!これでもエデンの五分の一だぞ~」
あれ?蔵に入ってたってことはコピー可能ってことじゃ?
「ほら死ね~」
「くそが!竜呀突!」
ゴーン そう鳴っただけだった
カッッッタ何あれ、え、硬表面にも圧縮魔力を纏ってる?これ毎秒どれだけ魔力使ってる?少なくともこれ数分起動するのに魔力だけだと世界中からかき集めても足りないぞ
「エデンの地底に眠るエネルギー これをGと呼ぶ4000M(魔力)と1Gは同等1Mは自然界だと雷が一番近い そしてこの世乃姿を動かすのに必要なG(だけなら)毎秒26,000G!つまり1秒間に雷が10,400,000回落ちていると同等そしてそこに操作のためにまた別にM(魔力)が必要 その量毎秒420,252Mつまり雷が1秒間に420,252回落ちると同等!そして表面を覆っているAM(圧縮魔力)はGとMを1対2の比率で混ぜることで成りなっているその量毎秒128,856Gと257,713,200M毎度恒例一秒間で773,139,600回雷が落ちているちなみに現在宇宙(スペース)を蔵で五体に増やして空気中の魔力を集めやっと動いている戦闘力は今の俺の三乗」
三乗分…かーエデンってやつゾーンの五文の三乗レベルで強いのか
「ちなみに、蔵で増やせば最高何体?」
「特殊燃料を使わないなら六かな?それ以上ならエデンに負荷が掛かり過ぎる」
「せっかくだしもっとも効率の良い燃料タンクもあるしそれがこれ500Lで139,175,948,252M分つまり三分フル活用の燃料を25000L分地下に埋めてある」
話しながら数多くの巨大ロボットを蔵から生み出す まるで巨人の地ならしかの如く
「その数どう操作するんだよ」
「この仮面で操作するんだよ」
つまり仮面を奪えばこっちのもんだってことだな…いっ 誰だ?
「大深海!」
「スコッチ!」
リップとファンか飛んできたのは獣か、?獣!?五倍くらい体格差あるぞ!
「獣!どうした相性が悪いなら変わってやるよ」
頭を起こしこちらを見る。
「私は【乱暴狼藉】のクレィードて名前があるのにゃ…が…」
その反応は驚愕の一言だ、そりゃそうだ目の前に巨大ロボットが十体いるんだもん
「おいおい!ゾーン!これかっこ良すぎるだろ」
「そうか?機能全振で見た目はそんな、」
むか!そんな言うならその身で味わえ【世乃姿】の力
あ、これ死んだは


その頃他のメンバーは
「久しぶりだな【活殺自在】アモンス」
「ソウダナ 死神、」
「新解名【死の神(デッルグド)】
【死亡遊戯】かくれんぼ」
いきなり新解名 楽しむってもんを知らねぇのか
亡者は死の宿敵長年のライバルだからな手加減は無しか
【1】
カウントダウン、ルール的に十秒たってから見つけられたら問答無用で殺されるんだろうな
【2】
いまの間に攻撃して行動を中止させることはできるのか?
【3】
「亡者の戯れ」
【4】
攻撃はできないか お互いの硬直状態を強制しているのか 厄介だ
【5】
ここは離れるのが先かなそれともかくれんぼだから隠れるべきかな
【6】
ここに隠れれば良いでしょ
【7】
にしてもいつぶりだ?かくれんぼなんて人間時代にやったのが最後かな
【8】
念のため 「死者への弔い」
【9】
これだけやっておけば来たらすぐわかる
【10】
「もーいいーかーい?」
反応はしない 居場所がばれては隠れた意味がない
「馬鹿だな、もう良いよと言わないのはルール違反だ みぃーつけた」
くそ!そんなトラップを!
「とっておきだ!【死者への弔いの日(ハロウィン)】!」
身体強化いや第二形態とかの部類だろうな関係無いが
「ギルティ!デスペナルティ」
その瞬間巨大な魔力の存在を確認した
「アモンス!お前の部下を待避させろ」
「なんで!決着は未だ」
「阿呆が!こんなでかい魔力、いや魔力以外の力も感じるこんな馬鹿なことするのはうちの馬鹿だ!俺らで留めにいくぞ」
「リメイク、ハデスの器とその仲間達 八人か多いな」
本来はあと三人いるけどな一人死んで一人旅でて一人彼女と別の敵倒してるだけで
「卑怯と言うならタイマンでどうだ?他の仲間には手を出さないで貰うよ」
「おお!余裕だねいいよそれで【鱗の鎧(スケイルアーマー)】」
「変身ゴースト 憑依ハデス  神器解放 バイデント新解名アフロディーテ」
二段式の変化 その奇妙さその物珍しさ始めての相手に興奮を隠せずにいた
「なあ?ちょっとした興味なんだが植物系と交ざった人はいないの?」
「お前はどうやって植物とS●Xするんだよ交ざるってそう言う意味だぞやった後に食われて母体の栄養を全部使って産まれてくるんだよそれが俺ら進化した人類」
「変態の集まり、まあ趣味は人ぞれぞれだもんな」
「ちょっと引いてんじゃねぇか俺なんてまだましだろ一応人魚とやっただけだからな」
「モンスターとやってる時点でまともじゃねぇな」
「てめえだってゴーストと交わってんだろ?」
興味本意で聞いたらこんなことに成るとは。まずなぜ俺がゴーストとやったと思われているのかそこが一番の謎である
「人のことキモいと思ってるくせに自分だって交ざってんじゃねぇか」
「これは瀕死になったゴーストが俺の体に入り込みこうなったんだよ やっちゃいないぞ」
「なんだ手順が違うが同類…いや人と融合体を行き来できてる所を見ると神の器の方が近いな」
「てか話し長いは!もう良いだろ始めても」
「そうだな」
武器を構え臨戦態勢に入った刹那の瞬間レンジは行った
「精霊のお祭り(ピクシーフェスティバル)」
細かな精霊をたくさん呼び出し1体1体が別の幻覚を見せる術数が多ければ多い程幻覚は複雑に絡み合い解くのが不可能になるこの技の欠点は恐らく無い
「舐めるなよ!鱗弾(スケイルショット)」
幻覚に飲み込まれ当たりすらしていない これは端から見れば一人で暴れてる中毒者にしか見えない確実に幻覚に入ったか確認するため手始めに火で炙り三分待つ確認を終えたら仕留めに掛かる「冥府の番犬」肉体を噛み切ろうとしたのと同時に巨大な魔力の存在を確認したいや魔力だけでないこれは直接戦ったからわかるがエデンの力だこの魔力で幻覚も解けてしまった
「全員!何故か分からないがエデンが復活しているシヴァの影響だろう全職員は直ちに待避幹部達は魔力の発生源に向かう」
「俺も向かう」
「良いのか?自分を殺そうとした奴と共に行くなんてえっと…」
「【戢鱗潜翼】のフリッシュよろしく」
「嗚呼 よろしくな」
それはそうとしていったい全体何が起きてるんだこんな時に
駆けつけるとそこは十体のロボットがリップとファンそして獣と竜を殺そうと攻撃を始めていた
「聖双剣 エデン」
「神器アイギス 天幕の衣」
突如として現れたのは邪霧ではなく普段ゾーンを出迎えていたメイドさんだった
「!メイドさんなんでここに」
「自分から懇願したんです邪霧師範に」
そうか、邪霧は人体錬成で出来た体から新たな器を見つけたのか
「私は師範の神拳法の免許を皆伝したたった一人の門下生でしたので許されたのです」
「長く話している猶予は無さそうだな」
布が包み込んで防いだ攻撃はもって後3秒、あ破られた、
「冥府の獄蝶」
一体何が起きてんだ全く
「恐らくエデンのエネルギーを取り込みすぎた事によるゾーンさんの暴走」
ゾーンが暴走+強強ロボット×10嘘やん
「蔵によってはもっと増えるから正しくはゾーンが暴走×n+強強ロボット×10+nが正しいな」
「思考盗聴してくんなや」
ライトこんにゃろ久々の出番だからってでしゃばっちゃって
実際みんなが黙示録と戦ってたとき何してたんだこいつ
「リップ回復させてたんだが?」
「そうか、ごめん」
そう言う気まずくなるの後にしろよ たく
「海戦神乙女(ヴァルキリー)カジキマグロ!」
空から現れたのはリメイク三人目の神の器ムイ
「何ですかあいつは!?堅すぎません?私いま高度四千メートルから突き刺したんですよそれも関節を」
それに耐えられる体がすげぇよ
「イナズマから貰ったスキルあっただろ?使えよ」
「イヤ!あればいつか彼に返すと決めたのです…イナズマの気配を感じます」
そう言うと走り出し基地に入ったそして少年を連れてきた なあ?ゴースト?本当にイナズマいる?
(イナイト言エバウソニナルナ アノ子供ハ色々混ザッテイルカラナ)
ソウルコラボってことか、
「彼なんかすごくボロボロなんですけど」
「ゾーンが投げたせいだな」
「そうですか 所で他のゾーンズのかたは?」
そう言えば見てないな
「呼んだか?」
地面から生えてきたゾーンズ恐らく回避のためだろうけど、
「まあ、あれ倒さないとだよな、」
「行けるだろ!ここにいるのは七人の魔王(ズィーベン)ヨハネ黙示録 七つの大罪 リメイク+少年 ゾーンズだ!」
それでも34人、割り当てはゾーンは俺 リップ ファン メイドさんだな 他は各自かな
「やるぜ!覚悟しろゾーン!」
「死ね くゾーン!」
「殺すぞお前!姿を変えよ変動黒姫」
大鎌 殺意高いな!だがこれで良いメイドさん曰く仮面を取ればなんとかなるってだから俺がヘイトを稼ぐその好きに!
「飲み明かせ 盃」
ファンの古代遺物(アーティファクト)はとてもでかい盃であった 性格通り酒に関連するものか しかし盃は酒を生み出すだけの古代遺物(アーティファクト)であるどう戦闘にいかすつもりだ?
「知ってる?アルコールは魔力の通りが良いんだよ?」
酒に魔力を通し弾丸のように飛ばす
「防術の七十八 防壁水爆」
弾いた!名前から推察するに耐水の術か
「こんな技術を知ってるか?ウォーターカッターっていってなすごく圧縮された水ってのはなとっても速くて何でも貫くんだヨ?酒乱圧水」
放たれた水はまるで宇宙の彗星のように突き進みゾーンの頭に直撃した そして後ろに仰け反り落ち世乃姿の上に着地した
「攻術の九十五 白鯨」
現れた巨大な鯨その大きさはロボットが全て乗っても大丈夫な程に 
「全員 呑み込まれてしまえ!」
鯨が大口をあけ息をすうその圧倒的吸引力により全員が呑み込まれてしまった しかし次の瞬間には鯨は消えていた 呑み込まれたみんなは気絶しているだけで外傷は見当たらない 一瞬しか見えなかったがヨハネが身を挺して皆を衝撃から守ってくれたのだろう
「久しぶりだなゾーン がっかりだここまで落ちぶれているとは」
この声は、エデン!
「にしてもこのロボ 私の応用か?道理で僕がまたしても現れることが出来たわけだ」
「しかし次の目的は迷宮の破壊ではなく君を止めることのようだ」
ほんと良く喋るなこいつ
「久しいなエデン 貴様のおかげで素晴らしいものが出来たところだ」
「素晴らしい?こんな偽物が?聖槍 エデン」
この攻撃によりゾーンキングの足元の世乃姿が貫かれたしかし再生このロボに組み込まれている古代遺物(アーティファクト)は魔力によって再生と強化を繰り返す性質を持ち合わせる
「聖剣エデン」
今度は全てを一度に刻む しかし再生
「魔力切れは期待できなそうだなそれにしても素体に使われている金属はオリハルコンにヒヒイロカネそれにミスリルどれも希少な金属だそれに圧縮された魔力が表面全体を覆っているすさましい高度だそれにそれぞれに学習と共有の機能がついている倒すのは不可能だ」
十体のロボットが回りなど気にせずエデンに攻撃を繰り返すしかし全てを最低限の動きで避ける
「だがこれはあくまでロボットの話し仮面を取れば…止まる」
攻撃してきたロボットの腕を蹴りその勢いで仮面をもぎ取っていった
「返せ!ぐ、あ!あ!!ああああああああ!」
ロボットは機能を止めその場に直立不動で動かなくなった しかしゾーンは仮面を取られたことによる自己制御能力の欠如により暴走を始めた
「ゾーンが暴れだしやがった!」
あのオーラ、おれが黙示録と戦ったときの邪神に似てる
「恐らく天照と月読だ 二体同時に邪神になってしまっているからどうなるか開幕検討もつかん」
ゾーン一人が敵に回るだけでも最悪なのに邪神×2とか地獄かよ は!俺らも神を宿してるじゃないか!
(ハデス!邪神の力を貸してくれ)
(わかったが、厄介なのが来てるぞ)
厄介な奴?誰だ?
「こんにちは、ゾーンキング」 
パラドックス!こんな時に!
「今こそ迷宮を破壊する テセウスの船よ」
テセウスの船その呼び声に少年は答えた
少年こそが七人目のパラドックス【テセウスの船】
「僕は、僕は、そんなお前らみたいな化け物じゃ無い!」
「分からないか?ならなぜお前は肉体の破損を他の物質で賄えるのだ?」
思い出すゾーンと迷宮に潜りしごかれたとき自分の体を死体の血肉で補っていたことそれを回復魔法と思っていたことロンギヌスの試練の中自身が船だと言われたこと 
「おれは、お前らと同じ化け物なのか、?」
「そうだ 認めたくないかもだが事実だ」
「そうか、なら俺は何をすれば良い」
まだ幼い少年の自我は消え始めテセウスとしての人格が出始めたその声色は試練に現れた何かに酷似していた
「出迎えよう 今は奴に任せれば良い奴が暴れれば我らには良い点しかない」
去り行く彼の姿は自分を育て優しくしてくれた人達への罪悪感と親もおらず生まれた時から一人だった自分の真の家族を見つけることの出来た安堵の感情が回っていた
「少年!」
「まて!今はあれが先だ」
「仮面と邪神を抑えるのを同時にすれば収まるだろう」
とは言え大半のメンバーは白鯨によって戦えない
「あの!」
声をかけたのは自我の戻った少年だった
「みんなに頼んだんです 共闘を」
「可愛い弟の頼みだ断る道理は無い」
ありがたい!今いるのは竜と獣とゾーンズは残っているなあとは神の器ヨハネは瀕死か 回復ができないのが残念だ 釈迦は気絶か
「まて、これを、」
彼らは最後の力を振り絞り腕を引きちぎり病気を呼び出した
「ありがとう、」
呼び出された病気はそう一言だけ残して前を向く 託された想いを忘れぬために
「安心しろゾーンキングよ、力に溺れた貴様を恨みはするがそのような愚か者を私は憎みはしない新病研作【封神鎮薬】これを打ち込め」
受け取った注射器の中には薄黄色の液体が三分の二ほど入っていた これがこの状況を打開する鍵になるのか
竜とレンジそしてシュテリンガーの猫」
「シュレーディンガーの猫だ まあ猫でいい」
全貌はこうだ 竜で突撃攻撃は猫の確率操作で防ぐたどり着いたら防御の高いハデスの器であるレンジが薬を刺す ある程度は皆が防ぐ手筈、
「組分けは」
竜 猫 レンジ 病気 ムイ メイドさん 少年
獣 ブラット 彗華 リップ ファン 
変化  カルマ天狗(白黒融合体) バタフライエフェクト
スワンプマンはコピーを作り錯乱 ラプラスは指示出し 水槽とメアリーはこの戦いにおいて無力なので負傷者の避難
「「標的ゾーンキング!最悪殺してでも止めろ!殺しても生き返るから気にするな」」
総勢144の戦士が空へ飛び立つそれにきずいたゾーンキングも攻撃を始めた しかし全て当たらない完璧な計算と圧倒的回避能力このチートっぷり気持ちが良い
「後30m!」
『攻術の百 空間の絶対王(ゾーンキング)』
突如自分達にのし掛かる重力が重たく
(唱えろレンジ【魔王の解放】)
「【魔王の解放】!」
重力が軽くなった!そうえば初登場の時も重力魔法使ってたな
「残り10m!」
近くに行けば行くほどヒリヒリと感じるこの圧倒的魔力量ゾーンはこの中心にいるのだな
「憑依邪神タルタロス!」
この魔力の塊!相当な硬度だが!タルタロスなら!
「ラグナログ 冥府の処刑台(アイアンメイデン)」
全ての針の中に注射器をはめ込み挟まったら薬が注入される仕組みだ
ガガガガバギィン ギーー 中から出てきたのは穴だらけのゾーンキングとボロボロの外層
「悪いな!仮面持ち去ったままだったは」
落ちていくゾーンキングに仮面を付け消え去る
「伝言だ 三年前の方が強かったんじゃ無いか?ってさ」
「お安いだ」
しかしゾーンが起きたのはここからやく五年後であったそのは間に迷宮は三十階まで攻略された
「こなたび と言うか先年のは誠にすみませんでした」
深々と頭を下げ謝罪をするゾーンキング
「気にするな我らヨハネ黙示録は例えその身滅びようと心は一つ まあ恨みはするが憎みはない それよりは色々あったぞこの五年間」
今までなら表にでないとしていたがこのことを気に文明の発展に協力したのだ
「驚くのはまだ早い少年はもう21だそして」
後ろを振り返る その先には双子の子供とリップファンが
「子供か!おめでとう見た感じ三、四歳か」
「あのね!あのね!ゾーンおじちゃん!おはよ!!」
ドキュン!そうしてゾーンはまたしても眠りについた
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