どうぶつ村(淡水魚・海水魚含む)の住人たち〜今日も何かが起こっている〜

黒梟

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卒業式の練習のはずが・・・

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♪~
ピーマン(ピーマン)わかめー味のポッ〇ー
(ポッ〇ー)
食しよう~(恐れずに~) 口にふくも~
弾む(弾む) あごの 力(力)信じて~
このうまい~(このうまい~) 
このうまい~ (このうまい~) かい~そうに~
~♪

 桜の花が咲き始める今日この頃。
 卒業式の歌の練習をしているのかと思いきや、よく分からない歌詞が聴こえてきた。

 どうやったらそんな歌詞が作れるのだろう?考えた人、ある意味天才じゃない?
 ていうか、お腹空いてるの?まさかこの歌詞卒業式で歌うの?

 歌の先導をしているのは・・・・・やっぱりお前かノミー!!
 どっから仕入れてきたんだそんな歌詞!
 それに同調してるのは、ナマケモノのナミ。それに子牛のヤト。めちゃくちゃ楽しそうだな、おい!
 その他、楽しい事が好きな面々勢揃いじゃないか!!


 呆れを感じつつ、散歩再開。
 気持ちの良い今日この頃、もう春はそこまで来てるんだな~と思いながら、飛んでいると、さくらんぼの木を見つけた。
 普通の桜と違ってもう満開だ。綺麗だな~と見惚れていたら。

「早く実がつかないかなー、お腹空いちゃった」

 驚いて振り返れば、そのにはノミーが!
 また食べ物の話か!!
 いい加減これからの事とか考えて欲しいものだ。

 まあまだ遊びに夢中になっていてもいいか、大きくなったら嫌でも責任ってものがもれなく付いてくるから。

 それでも、ヨダレを垂らしながらさくらんぼの花を見てるノミーには参った。
 しかも、私の方も見てくるし・・・・、悪いね、大阪のおばちゃんじゃないんだから、あめちゃんなんて持ってないよ。
 でも何かあるかもと、ゴソゴソしてたらお菓子が出てきた。
 目を輝かせて迫ってくるノミー。怖いし迫力あるなー。

「ほら、あげるからちゃんと歌の練習するんだよ?」

「やったー!ありがとう!うん、ちゃんと練習するよ!
♪~ピーマンピーマン「違う!」てへへ間違えちゃった。」

 モグモグむしゃむしゃごーくんっ。

「んー美味しい!フーちゃんいいもの持ってるね。もう無いの?」

「無い!そして年上をちゃん付けで呼ぶな!」

 まったく、人懐っこいのはいいんだが、もうちょっと考えてくれんとな。
はあ、とため息をつけば、

「そうそう聞いて聞いて。うちのクラスね、歌では低い音担当なんだけどね、高い音のクラスよりも声が大きいって言われたの!それでねノミーの声大きいって褒めてもらえたんだよ!凄いでしょ!」

「へー、凄いね。ソプラノよりアルトの方が声大きいなんて。周りに引っ張られないんだね」

「そう、友達にも言われたの!良かったら今度の卒業式見に来てね!ばいばーい」

 胸びれを振られ、はいはいと片羽を広げてため息混じりに見送った。


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