3 / 26
序章
第2話 次元跳躍
しおりを挟む
ノアがアースノアに乗車することが決まった後、俺はノアを連れて六両目の倉庫車に辿り着いた。
「さてと、そのバイクはどうする?」
「一応、ここまで愛用してきたから…あまり捨てたくないかな…」
「了解」
ノアのここまで乗ってきたバイクを捨てたくないという意思を確認した後、俺は倉庫車の扉を開けた。
「サターン、居るか~?」
「ここに居ますよー」
列車の武装が搭載されている武装車から、サンより少し大きいギアノイドが姿を現す。
「このバイクを頼む」
「了解ー」
サターンは軽々とバイクを持ち上げ、倉庫車の中にある機械にぶち込んだ。
「ちょっ!何してるの!」
バイクが機械にぶち込まれる様子を見て、ノアは止めようする。
「まぁまぁ、見とけって」
俺はノアを落ち着かせ、事の顛末を見届けるように促した。
機械にバイクを入れてから数十秒後、コンパクトなサイズで透明な長方形の箱に入ったバイクが出てきた。
「…えっ、なにこれ…?」
小さくなったバイクを見つめながら呟くノアに、俺は説明を始める。
「あれは空間圧縮装置と言ってな…空間…いや空気ごと物体を圧縮させ、小さくさせることが出来る便利な装置だ…あっ、大きさが小さくなっているだけで、重さは変わらないから、そこだけ気をつけてくれ」
バイクを小さくさせた装置、空間圧縮装置について、ノアに説明する。
「…元に戻せるよね?」
バイクを見つめていたノアは、俺のことを疑いの眼差しで見つめる。
「勿論だ。あちらこちらに圧縮解凍装置が置かれている…それを使えば、元のサイズに戻るさ」
「それならいいけど…」
元に戻せると聞いても、ノアはまだ疑っているようだ。
まぁ、いつかそれを証明すれば良いだろう…
「これはどう致しますー?」
サターンは小さくなったバイクを持ち上げて、バイクの置き場所を尋ねてきた。
「第二倉庫車に運んでくれ」
「はいー」
指示を受け、サターンはバイクを持って最後尾にある第二の倉庫車に向かって行った。
「バイクも収納できたし、食堂車に行こうか」
「うん」
バイクの問題が片付いたことで、俺はノアを連れて四両目の食堂車に向かうことにした。
〇
食堂車に入ると、マリナ姐さんが珈琲を洋菓子と共に呑んで寛いでいた。
「あら、新入りさん?」
「は、はい!ノア・アルファルトです!」
俺達に気づいたマリナ姐さんに、ノアは自己紹介を行った。
「ふふ、マリナよ。よろしくねノアちゃん」
「はい!」
マリナ姐さんはノアことを気に入ったようで、笑みを浮かべながら挨拶をした。
「さてと…龍ちゃん?作業の様子はどうだった…?」
「冷却は完了、今は点検中とのことです」
「そう。それなら良かった」
作業の状況を聞きいたマリナ姐さんは、嬉しそうに笑みを浮かべた。
「取り敢えず、ノアちゃんを部屋に案内してあげて」
「はーい。ノア、着いてきてくれ」
「うん」
マリナ姐さんにも言われたため、俺はノアを空いている部屋に案内することにした。
ノアを連れて、三両目と四両目を繋ぐ扉を開け、先に進む。
「ここが浴室と手洗いな…風呂には入りたかったら、いつでも入っていいからな」
「お風呂…」
ノアを連れて食堂車から出た後、俺は浴室と手洗い場がある三両目の浴室車について紹介を行う。
「で、次の車両が…」
列車の扉を開け、二両目の個人部屋がある客車に案内する。
「基本的に全部空き部屋だから、好きな部屋を選んでくれ」
「どれにしよう…」
空き部屋が多くあるため、ノアはどの部屋にするか頭を抱える。
「……この部屋にした!」
ノアは004と書かれた札が扉にかかっている部屋を選んだ。
「綺麗…」
「定期的に掃除しているからな」
部屋に入ったノアは、部屋の綺麗さに見とれる。
「ノアの好みに装飾していいよ」
「ホント!?」
部屋の装飾していいと伝えると、ノアは目を輝かせて喜んだ。
何だこの可愛い生き物…
そんなことを思いつつ俺は、
「じゃあ、後はご自由に」
一言かけて部屋をノアに残して出て行った。
〇
「作業の進捗はどうだ…?」
ノアを置いて、俺は外で機関車の点検を行っている作業班に声をかける。
「現在の作業進捗率89%デス」
俺の質問に工具を持っているギアノイドのマーズが答える。
「内部点検完了!」
そんなことを言いながら手のひらサイズのギアノイド、マーキュリーが機関車の下から姿を現した。
「冷却並びに点検完了いたしました」
「お疲れさん」
作業班長のギアノイドユラナスから終わったと聞き、皆に労いの言葉をかけながら腕時計で、今の時間を確認した。
「…じゃあ、戻ってマリナ姐さん達に、今から出発するのと、その十分後に次元跳躍を行うと伝えといてくれ」
「「「了解!」」」
時間を確認した俺は、作業班に出発時間の伝言を任せた。
伝言を任せられた作業班は、返事を返した後工具などを手早く片付け、客車に向かって行った。
「さてと…サン、ルナ!準備を始めるぞ!」
「「はい!」」
出発時間が決まったことで俺は、機関室に居たサンと休憩させていたギアノイドのルナを呼び、出発の準備を始める。
「機関始動!」
機関室にあるレバーを俺が倒すのと同時に、点検のため停止していたアースノアの機関が音を立てて動き始める。
「室圧上昇…120%フライホイール接続します」
サンは手馴れた手つきで、フライホイールを接続させる。すると、黒焦げた大地に、アースノアの機関の音が鳴り響き始める。
「超高次元障壁の展開を確認」
機関が動き始めた後、炭水車のような見た目をしている制御室でルナがモニターを見ながら伝える。
「前方ようし、後方ようし…アースノア!出発進行!!」
前後の確認を取った俺は、アースノア出発の合図を出す。
アースノアは汽笛を鳴らし、進み始める。
動き出したアースノアは止まることなく、様々な星が無限に広がっている宇宙に向けて進み続ける。
「現在、超高次元障壁正常値」
「了解。機関出力最大!」
ルナから次元障壁に問題がないと聞き、アースノアの速度を最大まで上げ始める。
「あーあー…これより、次元跳躍を開始する。くれぐれも馬鹿な真似はしないように」
無線機を手に取った俺は、アースノア全体に注意喚起を行った後、次元跳躍のタイミングを見定める。
「機関出力最大です」
アースノアは、光を超える速さで宇宙空間を突き進む。
「次元跳躍!」
タイミングを見定め、俺は機関室にあるレバーを勢いよく倒した。
レバーを倒すと、アースノアの目の前の空間に穴が開き、アースノアはその中へと入って行った。
アースノアが通過した後、穴は何事も無かったかのように閉まった。
「さてと、そのバイクはどうする?」
「一応、ここまで愛用してきたから…あまり捨てたくないかな…」
「了解」
ノアのここまで乗ってきたバイクを捨てたくないという意思を確認した後、俺は倉庫車の扉を開けた。
「サターン、居るか~?」
「ここに居ますよー」
列車の武装が搭載されている武装車から、サンより少し大きいギアノイドが姿を現す。
「このバイクを頼む」
「了解ー」
サターンは軽々とバイクを持ち上げ、倉庫車の中にある機械にぶち込んだ。
「ちょっ!何してるの!」
バイクが機械にぶち込まれる様子を見て、ノアは止めようする。
「まぁまぁ、見とけって」
俺はノアを落ち着かせ、事の顛末を見届けるように促した。
機械にバイクを入れてから数十秒後、コンパクトなサイズで透明な長方形の箱に入ったバイクが出てきた。
「…えっ、なにこれ…?」
小さくなったバイクを見つめながら呟くノアに、俺は説明を始める。
「あれは空間圧縮装置と言ってな…空間…いや空気ごと物体を圧縮させ、小さくさせることが出来る便利な装置だ…あっ、大きさが小さくなっているだけで、重さは変わらないから、そこだけ気をつけてくれ」
バイクを小さくさせた装置、空間圧縮装置について、ノアに説明する。
「…元に戻せるよね?」
バイクを見つめていたノアは、俺のことを疑いの眼差しで見つめる。
「勿論だ。あちらこちらに圧縮解凍装置が置かれている…それを使えば、元のサイズに戻るさ」
「それならいいけど…」
元に戻せると聞いても、ノアはまだ疑っているようだ。
まぁ、いつかそれを証明すれば良いだろう…
「これはどう致しますー?」
サターンは小さくなったバイクを持ち上げて、バイクの置き場所を尋ねてきた。
「第二倉庫車に運んでくれ」
「はいー」
指示を受け、サターンはバイクを持って最後尾にある第二の倉庫車に向かって行った。
「バイクも収納できたし、食堂車に行こうか」
「うん」
バイクの問題が片付いたことで、俺はノアを連れて四両目の食堂車に向かうことにした。
〇
食堂車に入ると、マリナ姐さんが珈琲を洋菓子と共に呑んで寛いでいた。
「あら、新入りさん?」
「は、はい!ノア・アルファルトです!」
俺達に気づいたマリナ姐さんに、ノアは自己紹介を行った。
「ふふ、マリナよ。よろしくねノアちゃん」
「はい!」
マリナ姐さんはノアことを気に入ったようで、笑みを浮かべながら挨拶をした。
「さてと…龍ちゃん?作業の様子はどうだった…?」
「冷却は完了、今は点検中とのことです」
「そう。それなら良かった」
作業の状況を聞きいたマリナ姐さんは、嬉しそうに笑みを浮かべた。
「取り敢えず、ノアちゃんを部屋に案内してあげて」
「はーい。ノア、着いてきてくれ」
「うん」
マリナ姐さんにも言われたため、俺はノアを空いている部屋に案内することにした。
ノアを連れて、三両目と四両目を繋ぐ扉を開け、先に進む。
「ここが浴室と手洗いな…風呂には入りたかったら、いつでも入っていいからな」
「お風呂…」
ノアを連れて食堂車から出た後、俺は浴室と手洗い場がある三両目の浴室車について紹介を行う。
「で、次の車両が…」
列車の扉を開け、二両目の個人部屋がある客車に案内する。
「基本的に全部空き部屋だから、好きな部屋を選んでくれ」
「どれにしよう…」
空き部屋が多くあるため、ノアはどの部屋にするか頭を抱える。
「……この部屋にした!」
ノアは004と書かれた札が扉にかかっている部屋を選んだ。
「綺麗…」
「定期的に掃除しているからな」
部屋に入ったノアは、部屋の綺麗さに見とれる。
「ノアの好みに装飾していいよ」
「ホント!?」
部屋の装飾していいと伝えると、ノアは目を輝かせて喜んだ。
何だこの可愛い生き物…
そんなことを思いつつ俺は、
「じゃあ、後はご自由に」
一言かけて部屋をノアに残して出て行った。
〇
「作業の進捗はどうだ…?」
ノアを置いて、俺は外で機関車の点検を行っている作業班に声をかける。
「現在の作業進捗率89%デス」
俺の質問に工具を持っているギアノイドのマーズが答える。
「内部点検完了!」
そんなことを言いながら手のひらサイズのギアノイド、マーキュリーが機関車の下から姿を現した。
「冷却並びに点検完了いたしました」
「お疲れさん」
作業班長のギアノイドユラナスから終わったと聞き、皆に労いの言葉をかけながら腕時計で、今の時間を確認した。
「…じゃあ、戻ってマリナ姐さん達に、今から出発するのと、その十分後に次元跳躍を行うと伝えといてくれ」
「「「了解!」」」
時間を確認した俺は、作業班に出発時間の伝言を任せた。
伝言を任せられた作業班は、返事を返した後工具などを手早く片付け、客車に向かって行った。
「さてと…サン、ルナ!準備を始めるぞ!」
「「はい!」」
出発時間が決まったことで俺は、機関室に居たサンと休憩させていたギアノイドのルナを呼び、出発の準備を始める。
「機関始動!」
機関室にあるレバーを俺が倒すのと同時に、点検のため停止していたアースノアの機関が音を立てて動き始める。
「室圧上昇…120%フライホイール接続します」
サンは手馴れた手つきで、フライホイールを接続させる。すると、黒焦げた大地に、アースノアの機関の音が鳴り響き始める。
「超高次元障壁の展開を確認」
機関が動き始めた後、炭水車のような見た目をしている制御室でルナがモニターを見ながら伝える。
「前方ようし、後方ようし…アースノア!出発進行!!」
前後の確認を取った俺は、アースノア出発の合図を出す。
アースノアは汽笛を鳴らし、進み始める。
動き出したアースノアは止まることなく、様々な星が無限に広がっている宇宙に向けて進み続ける。
「現在、超高次元障壁正常値」
「了解。機関出力最大!」
ルナから次元障壁に問題がないと聞き、アースノアの速度を最大まで上げ始める。
「あーあー…これより、次元跳躍を開始する。くれぐれも馬鹿な真似はしないように」
無線機を手に取った俺は、アースノア全体に注意喚起を行った後、次元跳躍のタイミングを見定める。
「機関出力最大です」
アースノアは、光を超える速さで宇宙空間を突き進む。
「次元跳躍!」
タイミングを見定め、俺は機関室にあるレバーを勢いよく倒した。
レバーを倒すと、アースノアの目の前の空間に穴が開き、アースノアはその中へと入って行った。
アースノアが通過した後、穴は何事も無かったかのように閉まった。
10
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる