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7歳の冬
なんならもっと適当にしてた
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「アーサー、ちょっといい?」
《ん?どうした?》
リビングかフォレスの部屋か。
どっちだろうねと話しながらとりあえずリビングに行けば、ウィルとマチルダ、そしていつから来ていたのかクィル神官と一緒に楽しそうに談笑していた。
大人な雰囲気………!
ちょっとだけ、ニールはドキドキとした。
「ニールが起きたら何か持ってたんだけど、少し見てほしい。」
《私が?ウィルじゃなくて?まあ、良いが………》
抱っこされたままのが恥ずかしいなと思いながらも、ニールはセドリックに促されるまま掌を開いた。
ずっと握りしめていたからか、ほんのりあたたかい。
その玉を見た瞬間、アーサーは小さく息を呑んだ。
《コレは………どうしたんだ………?》
「ゆめでもらった。」
《誰に?》
そう言われると、あれは誰だったんだろう?
どんな人だったんだろう?
女の人だったということは覚えているんだけれど。
曖昧な記憶しかなかったので、どうにも答えることが出来なかった。
「えっと………おんなのひと………」
《そうか。その人は、何か言ってたか?》
ニールに視線を合わせるように中腰になりながら、アーサーはそう聞いた。
寝癖が付いたままの髪を撫でながら、優しい声で。
寝起きでうまく頭が働かないし、聞かれたことをうまく答えられないことで少しだけ混乱していたニールだったが、そんなアーサーの言動にホッと息を吐いた。
「えっと、ごめんって言ってって………もう近寄れない?からって。」
《そう、か………伝言ありがとう、ニール。》
少し寂しそうな声で、アーサーはそう言った。
どうやらアーサーと夢に出てきた女の人は知り合いらしい。
ニールの夢なのに?と首を傾げてみるも、知り合いならば、そうなのだろう。
「神様は難儀だな。」
ぽつりと、ウィルが言った。
何で神様なのか分からなかったけど、セドリックがグッと眉間を寄せながらニールを抱き締める腕に少しだけ力を込めたから、何も聞かなかった。
きっと聞かない方が良いんだろうと思ったから。
《セドリック、大丈夫だ。》
「ニールがそれを持っていても、あの方はニールを連れて行ったりはしない。」
「………ん。」
アーサーとクィル神官が宥めるようにそう言ったけれど、セドリックは不満そうだ。
どうしたんだろう。
なんだか夢を見てから、ソワソワしっぱなしだ。
良い意味でも、悪い意味でも。
「ニール、おいで。」
ちょっと不安を覚えたニールを、ウィルが腕を広げて呼んだ。
セドリックの様子が気になるけれど、ウィルが呼んでるから行かなきゃだ。
そう思ってセドリックの服を少し引っ張れば、察してくれたのかウィルの膝の上にニールを乗せてくれた。
ハームンドみたいで、なんだかちょっぴり不満。
「あの女神サマは半端モンは嫌いだけどな。」
ウィルはそう言って、普段首にかけている守り袋を外して封を解いて中身を取り出した。
中にはウィルの爪の欠片が入っている。
半獣人の臭いというだけで、忌避するモンスターが居るからだ。
そう思うとこの真珠の効果が半減しそうな不安はあったが、紛失していざという時に使えないよりはマシだ。
「これは創造の神の涙だ。お前が怖い目に遭った時、きっと一度だけ創造の神が守ってくれる。絶対に失くすなよ。」
創造の神………つまり、夢で会ったのは女神様だったのか!
真珠が入った袋をジッと見つめる。
なんだかすっごく、失礼なことをしたような気がする。
話しを聞き流したり、お菓子をもりもり食べていたような。
そんな気がする。
《ん?どうした?》
リビングかフォレスの部屋か。
どっちだろうねと話しながらとりあえずリビングに行けば、ウィルとマチルダ、そしていつから来ていたのかクィル神官と一緒に楽しそうに談笑していた。
大人な雰囲気………!
ちょっとだけ、ニールはドキドキとした。
「ニールが起きたら何か持ってたんだけど、少し見てほしい。」
《私が?ウィルじゃなくて?まあ、良いが………》
抱っこされたままのが恥ずかしいなと思いながらも、ニールはセドリックに促されるまま掌を開いた。
ずっと握りしめていたからか、ほんのりあたたかい。
その玉を見た瞬間、アーサーは小さく息を呑んだ。
《コレは………どうしたんだ………?》
「ゆめでもらった。」
《誰に?》
そう言われると、あれは誰だったんだろう?
どんな人だったんだろう?
女の人だったということは覚えているんだけれど。
曖昧な記憶しかなかったので、どうにも答えることが出来なかった。
「えっと………おんなのひと………」
《そうか。その人は、何か言ってたか?》
ニールに視線を合わせるように中腰になりながら、アーサーはそう聞いた。
寝癖が付いたままの髪を撫でながら、優しい声で。
寝起きでうまく頭が働かないし、聞かれたことをうまく答えられないことで少しだけ混乱していたニールだったが、そんなアーサーの言動にホッと息を吐いた。
「えっと、ごめんって言ってって………もう近寄れない?からって。」
《そう、か………伝言ありがとう、ニール。》
少し寂しそうな声で、アーサーはそう言った。
どうやらアーサーと夢に出てきた女の人は知り合いらしい。
ニールの夢なのに?と首を傾げてみるも、知り合いならば、そうなのだろう。
「神様は難儀だな。」
ぽつりと、ウィルが言った。
何で神様なのか分からなかったけど、セドリックがグッと眉間を寄せながらニールを抱き締める腕に少しだけ力を込めたから、何も聞かなかった。
きっと聞かない方が良いんだろうと思ったから。
《セドリック、大丈夫だ。》
「ニールがそれを持っていても、あの方はニールを連れて行ったりはしない。」
「………ん。」
アーサーとクィル神官が宥めるようにそう言ったけれど、セドリックは不満そうだ。
どうしたんだろう。
なんだか夢を見てから、ソワソワしっぱなしだ。
良い意味でも、悪い意味でも。
「ニール、おいで。」
ちょっと不安を覚えたニールを、ウィルが腕を広げて呼んだ。
セドリックの様子が気になるけれど、ウィルが呼んでるから行かなきゃだ。
そう思ってセドリックの服を少し引っ張れば、察してくれたのかウィルの膝の上にニールを乗せてくれた。
ハームンドみたいで、なんだかちょっぴり不満。
「あの女神サマは半端モンは嫌いだけどな。」
ウィルはそう言って、普段首にかけている守り袋を外して封を解いて中身を取り出した。
中にはウィルの爪の欠片が入っている。
半獣人の臭いというだけで、忌避するモンスターが居るからだ。
そう思うとこの真珠の効果が半減しそうな不安はあったが、紛失していざという時に使えないよりはマシだ。
「これは創造の神の涙だ。お前が怖い目に遭った時、きっと一度だけ創造の神が守ってくれる。絶対に失くすなよ。」
創造の神………つまり、夢で会ったのは女神様だったのか!
真珠が入った袋をジッと見つめる。
なんだかすっごく、失礼なことをしたような気がする。
話しを聞き流したり、お菓子をもりもり食べていたような。
そんな気がする。
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