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「なにこれ………、なによこれ………」
「謝るのは私の方じゃない!!」
「なんでユキエが謝るのよ!!」
「責めてよ!!私の事を怒ってよ!!」
「イチカなんて大嫌いって言ってよ!!!」
「あれ?イチカちゃんなんでこんな所にいるの?」
そこにいたのは結城ユキエだった
「急にトキノさんに呼ばれたから来たんだけど、なんでイチカちゃんがいるの?」
「え?ユキエ?」
「イチカちゃんまだ若いのにこんな所来ちゃダメだよ」
「ユ、ユキエ、……あんただってまだ若いのに死んじゃったくせに……」
「ハハハハハ、私だって死にたくて死んだわけじゃありませんよ」
「ユキエ、ゴメンね」
「私こそゴメンね」
「ねぇユキエ」
「なぁに?」
「私の親友でいてくれる?」
「もちろん、イチカちゃんは私の親友だよ」
「ねぇ、ユキエ小学生の頃の約束覚えてる?」
「なになに?」
「えーーー、覚えてないのーー?」
「何のことよ?」
「私達、死んでも友達でいようねって約束したんだよ」
「ハハハハハ、まさか叶っちゃうとはね」
「ハハハハハ」
「ハハハハハ」
2つの魂は空へ駆け昇って行った。
「謝るのは私の方じゃない!!」
「なんでユキエが謝るのよ!!」
「責めてよ!!私の事を怒ってよ!!」
「イチカなんて大嫌いって言ってよ!!!」
「あれ?イチカちゃんなんでこんな所にいるの?」
そこにいたのは結城ユキエだった
「急にトキノさんに呼ばれたから来たんだけど、なんでイチカちゃんがいるの?」
「え?ユキエ?」
「イチカちゃんまだ若いのにこんな所来ちゃダメだよ」
「ユ、ユキエ、……あんただってまだ若いのに死んじゃったくせに……」
「ハハハハハ、私だって死にたくて死んだわけじゃありませんよ」
「ユキエ、ゴメンね」
「私こそゴメンね」
「ねぇユキエ」
「なぁに?」
「私の親友でいてくれる?」
「もちろん、イチカちゃんは私の親友だよ」
「ねぇ、ユキエ小学生の頃の約束覚えてる?」
「なになに?」
「えーーー、覚えてないのーー?」
「何のことよ?」
「私達、死んでも友達でいようねって約束したんだよ」
「ハハハハハ、まさか叶っちゃうとはね」
「ハハハハハ」
「ハハハハハ」
2つの魂は空へ駆け昇って行った。
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