香水

じゃこ

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街中で不意に匂ってきた匂い。あの匂い。君が好きな匂い。いつも君は、つけてたよね。忘れたくても体が覚えてるんだよ。あの独特な匂い。
今君は、何をしてるんだろう。僕じゃあない人といるのか?君とは、喧嘩別れしてしまった。今君に、ごめんって言っても、君は僕のもとには帰らない。また、今日も安い酒を流し込んで、眠りにつくんだよ。今日は、月が、きれいなんだよ。
僕は、月を見て、手を伸ばす。君も見てるだろうか。こんなにきれいなんだ。きっと見てるよね今。君といたいなんて、贅沢すぎるよね。
だから香水は、嫌いなんだ。匂いは、するし、高いし、君を思い出してしまう。だから、だから、香水は、大好きなんだ。
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