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ORIGIN
第1話 仲間
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紀元前1世紀
空では魔法の衝突音が響き渡る。
神が人界付近で争っているのだろう。
俺は自身が信仰している神様にお役に立てるよう敵の教会に向かっていた。
その道中で中級闇魔法「寂滅」を使い、他者から姿を見えないようにした後、まず教会付近にある森に潜伏した。
あの教会にいる奴らが大魔法を放つ魔法陣を作っているとの報告があった。
だが、それを伝えてくれた仲間はもういない。
俺の村から徴兵された兵士は大半が亡くなってしまった。
仲間のためにも奴らの魔法を食い止めなければならなかった。
潜伏していると、近くに足音が聞こえる。
魔力感知で俺の纏っている魔法の痕跡を辿って来たと思われる。
俺は魔法を解きその場を一旦退却することにした。
気づかれずに自分の仮拠点のテントまで逃げることができ、安心した。
あの魔法陣は人間の力では1週間以上かかる代物であるため、急いで襲撃する必要はない。
しかし奴らは魔力の痕跡を発見している。
魔力感知ではどの属性の魔法かは区別できないのでそう簡単に俺があそこにいたとは判別できないはずだ。
次回は前よりも用心深く偵察してから行くとするか。
明日の襲撃に備え設置したかまどで作った晩飯を食べ就寝した。
何時間か経った後、微かな足音が聞こえ、目が覚めた。
すぐさま戦闘態勢を取ったが、その必要はなかった。
「久しぶり。カイ、元気にしてたか」
そこにいたのは戦場で亡くなったはずの仲間だった。
俺は驚きを隠せず尻餅をついた。
「お前っ!生きていたのか!」
「幽霊見たみたいな顔すんじゃねぇよ」
嘘みたいだ。
俺はつい嬉しすぎて泣いてしまった。
「泣くんじゃねぇよ。まだ生き残ってる村の仲間もいるからさ」
「本当か!?」
嬉しすぎる知らせだ。
また村の仲間に出会えるなんて思っても見なかった。
「さっき教会の警備見て来たから知ってる範囲で敵の配置教えてやるよ」
「助かる」
そして仲間から情報を聞くことにした。
空では魔法の衝突音が響き渡る。
神が人界付近で争っているのだろう。
俺は自身が信仰している神様にお役に立てるよう敵の教会に向かっていた。
その道中で中級闇魔法「寂滅」を使い、他者から姿を見えないようにした後、まず教会付近にある森に潜伏した。
あの教会にいる奴らが大魔法を放つ魔法陣を作っているとの報告があった。
だが、それを伝えてくれた仲間はもういない。
俺の村から徴兵された兵士は大半が亡くなってしまった。
仲間のためにも奴らの魔法を食い止めなければならなかった。
潜伏していると、近くに足音が聞こえる。
魔力感知で俺の纏っている魔法の痕跡を辿って来たと思われる。
俺は魔法を解きその場を一旦退却することにした。
気づかれずに自分の仮拠点のテントまで逃げることができ、安心した。
あの魔法陣は人間の力では1週間以上かかる代物であるため、急いで襲撃する必要はない。
しかし奴らは魔力の痕跡を発見している。
魔力感知ではどの属性の魔法かは区別できないのでそう簡単に俺があそこにいたとは判別できないはずだ。
次回は前よりも用心深く偵察してから行くとするか。
明日の襲撃に備え設置したかまどで作った晩飯を食べ就寝した。
何時間か経った後、微かな足音が聞こえ、目が覚めた。
すぐさま戦闘態勢を取ったが、その必要はなかった。
「久しぶり。カイ、元気にしてたか」
そこにいたのは戦場で亡くなったはずの仲間だった。
俺は驚きを隠せず尻餅をついた。
「お前っ!生きていたのか!」
「幽霊見たみたいな顔すんじゃねぇよ」
嘘みたいだ。
俺はつい嬉しすぎて泣いてしまった。
「泣くんじゃねぇよ。まだ生き残ってる村の仲間もいるからさ」
「本当か!?」
嬉しすぎる知らせだ。
また村の仲間に出会えるなんて思っても見なかった。
「さっき教会の警備見て来たから知ってる範囲で敵の配置教えてやるよ」
「助かる」
そして仲間から情報を聞くことにした。
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